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第18話~ママ……?
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ざっと携帯を見てわかったことは、この携帯でボスの部屋に電話をかけていたことだった。
「ついさっきじゃない!」
「ほんとだ………なんのためだ?」
ニコラスは男を殺したことを後悔した。
「……尋問でもすれば良かったな。どうせ殺すって決まってたし」
「早とちりなのよ。ニコラスは」
「マクシルだって、あれやるじゃんか」
「あれはいいのよ」
「はいはい、今はそんなことしてる場合じゃないわよ!」
レベッカが二人を睨む。その迫力はただものではない。
「悪い。じゃあこっからは別行動をとろう。ケガをしているレベッカは携帯について調べて。マクシルと僕はカルラの行方を追う」
「了解。何かあったら電話を」
「任せて」
この頃のカルラ
「……うう」
目が覚めると、そこはイギリスの王宮のようなとても豪華な部屋だった。
「……なんでこんなところに?ボスの部屋じゃない……」
カルラはベッドから降りて、部屋の中を見回した。
窓からは昼間の暖かい光が降り注いでいる。
「大きな窓……」
窓を開けようとするが、開くためのノブが見当たらない。
仕方なくまた部屋を見回すと、とても豪華な扉のついたクローゼットがあった。
「すご………ボスの部屋の扉みたい」
豪華な装飾が施されたノブをそっと引っ張ると、カルラにぴったりのサイズのドレスが一面にかけてあった。
「ふわぁ………な……なんだこれ……」
本に出てくるお姫様のようなものばかりで、カルラの目にはとても輝いて映った。
「お姫様……」
ふと、ボスのことを思い出す。
ボスとは二日間会っていない。
なのに何故か最近会った気がする。
きっと電話したからだろう。
また話したいな……
「………とりあえず、ここどこだろう」
確かボスの部屋で眠っていたはずだ。
しかしそれ以降の記憶がない。
寝てる間に連れてこられた?
それとも夢?
「また……拐われたのか……私…」
どうしてこうも狙われやすいのか……。
とりあえず部屋を出よう。
「ここかな……鍵ついてるし」
見る限りは内鍵だ。出られないことはないだろう。
ガチャッ………
扉を開く音が広い廊下にこだまする。
廊下の床は冷たくて、裸足のカルラはブルッと体を震わせた。
廊下は左右に別れていたが、左側から冷たい空気が流れてきている。どうやら左側に玄関があるようだ。
「アリー?そこで何をしているの?」
聞き覚えのある声にゾッとした。
身体中が危険信号を出した。
その声を聞くな。
後ろを振り向くな。
カルラの中で記憶が駆け巡る。
アリー………アリーは………
私の…名前………?
思わず振り返る。
そこには思った通りの人物がいた。
「アリー……裸足じゃあ冷えるでしょう?」
ふんわりと笑う。この笑い方は…この人は……
「マ……ママ?」
「ついさっきじゃない!」
「ほんとだ………なんのためだ?」
ニコラスは男を殺したことを後悔した。
「……尋問でもすれば良かったな。どうせ殺すって決まってたし」
「早とちりなのよ。ニコラスは」
「マクシルだって、あれやるじゃんか」
「あれはいいのよ」
「はいはい、今はそんなことしてる場合じゃないわよ!」
レベッカが二人を睨む。その迫力はただものではない。
「悪い。じゃあこっからは別行動をとろう。ケガをしているレベッカは携帯について調べて。マクシルと僕はカルラの行方を追う」
「了解。何かあったら電話を」
「任せて」
この頃のカルラ
「……うう」
目が覚めると、そこはイギリスの王宮のようなとても豪華な部屋だった。
「……なんでこんなところに?ボスの部屋じゃない……」
カルラはベッドから降りて、部屋の中を見回した。
窓からは昼間の暖かい光が降り注いでいる。
「大きな窓……」
窓を開けようとするが、開くためのノブが見当たらない。
仕方なくまた部屋を見回すと、とても豪華な扉のついたクローゼットがあった。
「すご………ボスの部屋の扉みたい」
豪華な装飾が施されたノブをそっと引っ張ると、カルラにぴったりのサイズのドレスが一面にかけてあった。
「ふわぁ………な……なんだこれ……」
本に出てくるお姫様のようなものばかりで、カルラの目にはとても輝いて映った。
「お姫様……」
ふと、ボスのことを思い出す。
ボスとは二日間会っていない。
なのに何故か最近会った気がする。
きっと電話したからだろう。
また話したいな……
「………とりあえず、ここどこだろう」
確かボスの部屋で眠っていたはずだ。
しかしそれ以降の記憶がない。
寝てる間に連れてこられた?
それとも夢?
「また……拐われたのか……私…」
どうしてこうも狙われやすいのか……。
とりあえず部屋を出よう。
「ここかな……鍵ついてるし」
見る限りは内鍵だ。出られないことはないだろう。
ガチャッ………
扉を開く音が広い廊下にこだまする。
廊下の床は冷たくて、裸足のカルラはブルッと体を震わせた。
廊下は左右に別れていたが、左側から冷たい空気が流れてきている。どうやら左側に玄関があるようだ。
「アリー?そこで何をしているの?」
聞き覚えのある声にゾッとした。
身体中が危険信号を出した。
その声を聞くな。
後ろを振り向くな。
カルラの中で記憶が駆け巡る。
アリー………アリーは………
私の…名前………?
思わず振り返る。
そこには思った通りの人物がいた。
「アリー……裸足じゃあ冷えるでしょう?」
ふんわりと笑う。この笑い方は…この人は……
「マ……ママ?」
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