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振り返れば、見知らぬ青年がこちらを見ている。彼は莉花の返事を待たず、ハーメルンの絵本を取って、莉花に差し出した。
「あ、ありがとうございます……」
「えーと、迷子かな? お母さんは?」
……迷子って、この人、眼球死んでる? 今日の服装は子供っぽく見せてるけど。身長も小学生とそう変わらないけど、年は大して変わらないのに。
おそらく、この男の人は二十歳前後だろう。
紺色のダッフルコートに細身のジーパン。靴は赤茶のデザイナーブーツで、カジュアルながらもお金のかかっていそうな装いだが、顔立ちが地味なのと姿勢が悪いせいで、あまり似合っていなかった。
なんていうか、自信のなさを服装で補ってる感じ? 弱そうな子供相手に、親切の押し売り? 自己満足? うざ。
「お母さん、ですかぁ」
考え事を邪魔された上、子供扱いにイラッときたが、莉花は笑顔で小首を傾げた。
「あはっ、大丈夫ですよ? 少ししたら、友達が来るので。心配してくれてありがとうございます~」
「いや、心配だよ。今この辺り物騒だからね。友達が来るまでそばにいようか? 俺はヒマだから、気にしないで」
「…………えー」
気にしないでとか、逆に恩着せがましい。というか、これナンパ? ロリコン? 犯罪者? 社会のゴミ? 息吸わないでください。
大丈夫だからねと手を振る青年を、莉花はニコニコしながら見上げる。どう追い払おうか考えていたが、ふと、青年のコートの袖口に目が留まった。
袖のボタンは、後から取り替えたのだろう。アンティークっぽい銀のスクエアボタンで、丸くなった猫が刻まれている。柔らかそうな毛並まで表現された精巧なそれは、おそらくけっこうな高級品。それをさり気なくつけているセンスは、悪くない。
曇りやすい銀の手入れもできてるし、真面目な性格? 苦労知らずそうだけど、本当に親切心で言ってくれてるっぽい……私には関係ないけど。邪魔だけど。目の前から消えてほしいけど。
親切を無下に断るのは、可愛い女の子のすることではなかった。
「あ、可愛いボタン。猫ちゃんだぁああ!」
「あ、うん。君も猫、好き? このボタンの猫って、うちで飼ってる猫と似ててさ」
「私も猫ちゃん大好きです~ 家では飼えないから、猫カフェとかによく行ってて。あの子たち、みんな気まぐれなんですけど、ふわふわですごく可愛くて」
「わかるわかるっ。猫っていいよね! 我が儘なのに、突然すり寄ってきて」
「まっすぐ見つめられると、なんでもあげたくなっちゃいます~」
笑顔で対応する莉花だが、つまらないものに割く時間ほど無駄なものはないと思っている。だから、この世で一番嫌いな彼氏に、早く来い早く来いと念じていたわけだが……
あれれ、でも~ この状況ってけっこう美味しくない、かな?
ウサギ帽子の下の小さな頭で考えを巡らせ、莉花は善良な猫好き青年を見上げた。
「あのー、私、友達を待たすのは嫌だから、先にこの本を買いたいんですけど……」
「それはもちろん」
「でも、ここからお会計って見えない、ですよね。変な人がいないか少しコワくて……」
「……そう、だね」
「あのっ。ご迷惑じゃなったら、いっしょについてきてくれませんか? 一人だと心細くて!お兄ちゃん、カッコよくて頼りになりそうだから……ダメです、か?」
肩を震わせる子ウサギ少女に、青年はでれっと脂下がった。
「ダ、ダメじゃないよ! 俺がそばにいるから安心してっ。俺が守るからっ!」
……俺が守るって、どこの勇者の台詞? 馬鹿じゃん?
とかなんとか、莉花は内心突っ込んだが、もちろん表には出さず、彼の不自然な力みは見ないふりをした。会計に向かう際のぎくしゃくとした歩き方や、視線の変化にも気付いたが、気にならなかった。彼には一欠けらの興味もない。
ただ少し、自分の欠落を感じただけで。
人間って不思議だな。なんでこんなことで浮かれられるんだろう? 誰かに期待したり、誰かを好きになったり。理解できないよ。
ハーメルンの絵本を会計しながら、莉花は一瞬、遠くを見る目になる。
ま、いいや。それより移動。
「あれ、そっちに何かある? 出入り口のそばは寒くない?」
「寒くないですよぉ。それにここなら、私のことを友達が見つけやすいから」
書店の出入り口側の壁は一面ガラス張りで、外から中がうかがえる。当然、真一郎も莉花が知らない男と一緒にいることに気づくはず。
さて、一体そのとき、彼はどんな反応をするだろう?
当て馬の青年が飼い猫の画像を見せてくれたり、莉花の連絡先を聞き出そうとするのを、莉花はにこやかに対応しながら、真一郎の訪れを楽しみに待つ。
ねえ、私の彼氏さん?
私のことが本当に好きなら、どうか、傷ついてほしいな?
傷ついて、傷ついて。
私のことを嫌いになってくれたらいいのにと、冷めた心で願いながら、外の白い世界を見た。どきりとした。
あれ……
十メートル先に、真一郎が立っていた。携帯を操作しているのだろうか。俯き加減で動かない。
その何でもない姿に、莉花はなぜか寒々しさを感じて、自分の腕をさすった。
「大丈夫? やっぱりここは寒いんじゃないの?」
「いえ……私は大丈夫、です。ちょっと、すみません」
嫌な予感に突き動かされ、書店を出る。
なんだろう、この感じ……
なぜか焦燥感を覚えたが、それを抑えて、莉花はゆっくり真一郎に近づいた。気配に敏感な真一郎は、雪を踏みしめる音が聞こえているはず。しかし、彼は顔もあげない。
これは、何かの罠? 私を試している?
彼の顔を覗き込み、莉花は目を細めた。
薄い唇がなにかを呟いている。いつも理知的で涼やかな一重の瞳は、何の感情も浮かんでいない。
彼は、また人形に戻ったのだろうか? 私と同じ? ……ううん、違う。
例えばここが電車を待つプラットフォームで、こんな目をした人がいたら、ああ、放っておけば死ぬんだろうなと莉花は思う。
そんな虚ろで冷たい闇が、真一郎の瞳にはあった。
ただ莉花としては、彼が死んだところで悲しくはない。
そもそも人形の自分にそんな感情などは持ちえない。しかし、何かに急かされるような衝動を感じ、莉花はおもむろに人差し指で真一郎の頬を突いた。
「えいっ」
見た目よりも、柔らかくて温かった。
「……り、莉花さん? なにを、しているんですか?」
「んー?」
彼の瞳から虚無感が消え去るのを待ちながら、莉花は首を傾げた。
この胸に広がる気持ちはなんだろう? 以前どこかで、これと同じものを感じた気がする。
『大丈夫……、私がいる、から……いっしょなら……』
ふとそれに思い至り、莉花は眉間に皺を寄せた。
「なーんだ、生きてるんだね。残念っ!」
「あ、ありがとうございます……」
「えーと、迷子かな? お母さんは?」
……迷子って、この人、眼球死んでる? 今日の服装は子供っぽく見せてるけど。身長も小学生とそう変わらないけど、年は大して変わらないのに。
おそらく、この男の人は二十歳前後だろう。
紺色のダッフルコートに細身のジーパン。靴は赤茶のデザイナーブーツで、カジュアルながらもお金のかかっていそうな装いだが、顔立ちが地味なのと姿勢が悪いせいで、あまり似合っていなかった。
なんていうか、自信のなさを服装で補ってる感じ? 弱そうな子供相手に、親切の押し売り? 自己満足? うざ。
「お母さん、ですかぁ」
考え事を邪魔された上、子供扱いにイラッときたが、莉花は笑顔で小首を傾げた。
「あはっ、大丈夫ですよ? 少ししたら、友達が来るので。心配してくれてありがとうございます~」
「いや、心配だよ。今この辺り物騒だからね。友達が来るまでそばにいようか? 俺はヒマだから、気にしないで」
「…………えー」
気にしないでとか、逆に恩着せがましい。というか、これナンパ? ロリコン? 犯罪者? 社会のゴミ? 息吸わないでください。
大丈夫だからねと手を振る青年を、莉花はニコニコしながら見上げる。どう追い払おうか考えていたが、ふと、青年のコートの袖口に目が留まった。
袖のボタンは、後から取り替えたのだろう。アンティークっぽい銀のスクエアボタンで、丸くなった猫が刻まれている。柔らかそうな毛並まで表現された精巧なそれは、おそらくけっこうな高級品。それをさり気なくつけているセンスは、悪くない。
曇りやすい銀の手入れもできてるし、真面目な性格? 苦労知らずそうだけど、本当に親切心で言ってくれてるっぽい……私には関係ないけど。邪魔だけど。目の前から消えてほしいけど。
親切を無下に断るのは、可愛い女の子のすることではなかった。
「あ、可愛いボタン。猫ちゃんだぁああ!」
「あ、うん。君も猫、好き? このボタンの猫って、うちで飼ってる猫と似ててさ」
「私も猫ちゃん大好きです~ 家では飼えないから、猫カフェとかによく行ってて。あの子たち、みんな気まぐれなんですけど、ふわふわですごく可愛くて」
「わかるわかるっ。猫っていいよね! 我が儘なのに、突然すり寄ってきて」
「まっすぐ見つめられると、なんでもあげたくなっちゃいます~」
笑顔で対応する莉花だが、つまらないものに割く時間ほど無駄なものはないと思っている。だから、この世で一番嫌いな彼氏に、早く来い早く来いと念じていたわけだが……
あれれ、でも~ この状況ってけっこう美味しくない、かな?
ウサギ帽子の下の小さな頭で考えを巡らせ、莉花は善良な猫好き青年を見上げた。
「あのー、私、友達を待たすのは嫌だから、先にこの本を買いたいんですけど……」
「それはもちろん」
「でも、ここからお会計って見えない、ですよね。変な人がいないか少しコワくて……」
「……そう、だね」
「あのっ。ご迷惑じゃなったら、いっしょについてきてくれませんか? 一人だと心細くて!お兄ちゃん、カッコよくて頼りになりそうだから……ダメです、か?」
肩を震わせる子ウサギ少女に、青年はでれっと脂下がった。
「ダ、ダメじゃないよ! 俺がそばにいるから安心してっ。俺が守るからっ!」
……俺が守るって、どこの勇者の台詞? 馬鹿じゃん?
とかなんとか、莉花は内心突っ込んだが、もちろん表には出さず、彼の不自然な力みは見ないふりをした。会計に向かう際のぎくしゃくとした歩き方や、視線の変化にも気付いたが、気にならなかった。彼には一欠けらの興味もない。
ただ少し、自分の欠落を感じただけで。
人間って不思議だな。なんでこんなことで浮かれられるんだろう? 誰かに期待したり、誰かを好きになったり。理解できないよ。
ハーメルンの絵本を会計しながら、莉花は一瞬、遠くを見る目になる。
ま、いいや。それより移動。
「あれ、そっちに何かある? 出入り口のそばは寒くない?」
「寒くないですよぉ。それにここなら、私のことを友達が見つけやすいから」
書店の出入り口側の壁は一面ガラス張りで、外から中がうかがえる。当然、真一郎も莉花が知らない男と一緒にいることに気づくはず。
さて、一体そのとき、彼はどんな反応をするだろう?
当て馬の青年が飼い猫の画像を見せてくれたり、莉花の連絡先を聞き出そうとするのを、莉花はにこやかに対応しながら、真一郎の訪れを楽しみに待つ。
ねえ、私の彼氏さん?
私のことが本当に好きなら、どうか、傷ついてほしいな?
傷ついて、傷ついて。
私のことを嫌いになってくれたらいいのにと、冷めた心で願いながら、外の白い世界を見た。どきりとした。
あれ……
十メートル先に、真一郎が立っていた。携帯を操作しているのだろうか。俯き加減で動かない。
その何でもない姿に、莉花はなぜか寒々しさを感じて、自分の腕をさすった。
「大丈夫? やっぱりここは寒いんじゃないの?」
「いえ……私は大丈夫、です。ちょっと、すみません」
嫌な予感に突き動かされ、書店を出る。
なんだろう、この感じ……
なぜか焦燥感を覚えたが、それを抑えて、莉花はゆっくり真一郎に近づいた。気配に敏感な真一郎は、雪を踏みしめる音が聞こえているはず。しかし、彼は顔もあげない。
これは、何かの罠? 私を試している?
彼の顔を覗き込み、莉花は目を細めた。
薄い唇がなにかを呟いている。いつも理知的で涼やかな一重の瞳は、何の感情も浮かんでいない。
彼は、また人形に戻ったのだろうか? 私と同じ? ……ううん、違う。
例えばここが電車を待つプラットフォームで、こんな目をした人がいたら、ああ、放っておけば死ぬんだろうなと莉花は思う。
そんな虚ろで冷たい闇が、真一郎の瞳にはあった。
ただ莉花としては、彼が死んだところで悲しくはない。
そもそも人形の自分にそんな感情などは持ちえない。しかし、何かに急かされるような衝動を感じ、莉花はおもむろに人差し指で真一郎の頬を突いた。
「えいっ」
見た目よりも、柔らかくて温かった。
「……り、莉花さん? なにを、しているんですか?」
「んー?」
彼の瞳から虚無感が消え去るのを待ちながら、莉花は首を傾げた。
この胸に広がる気持ちはなんだろう? 以前どこかで、これと同じものを感じた気がする。
『大丈夫……、私がいる、から……いっしょなら……』
ふとそれに思い至り、莉花は眉間に皺を寄せた。
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