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遥救出編
青い鳥は幸せを呼ぶ鳥
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ハウルカは、剣術の早朝練習を欠かしたことが無い。その稽古にマリアも必ず同席しているけど、今日は、サザン王国に出している。マリアには、かの魔法使いシラサギ・ユウを見に行ってもらっている。ユウは、冒険者学校を退学になった。しかし、まだ、ムーマ大陸には出発しておらず、準備をしているところだそうだ。急な退学。そして、島流しの様な処分。魔王との戦いが控えているとはいえ、優秀な人材に対してあまりの処分。そうなる前に、マリアを送って自分の居場所を手紙で知らせようと思った。
ユウ当て手紙は、表向きイスタル王国王女ハウルカ姫を時期が来たら助けよという手紙だが、名前を自筆で入れている。そこに落書き。漢字で遥と入れた。これだけで、私だと分かるはずだ。
王城の最奥の庭とはいえ、一人で練習するのは初めて。今まで、必ず誰かが付いていた。
「うーん、開放感。うぅん!青い鳥、初めて見た」
背伸びしていると、木立に青い鳥。あれは、絶対捕まえて飼いたい。
でも、こう言う時に限って一人なのね。ハウルカは、剣術の練習そっちのけで青い鳥を見つめた。そんなに高い枝にとまっていない。チャンスだわ。
じりじり近づこうとしたら、相当離れているのに、飛び立って、今度は、庭の良くお茶するテーブルにとまった。
またじりじり近づく。
― そう笑いながら、捕食者の目で睨まれてものう。話しづらい。今回は、確認だけにしようと思ったが、そう魔力を高められては、見まごうはずもなしか
「えっ?鳥さん、話せるの?」
― 我は、ユウの使いだ。青い鳥になっていくと、遥がいい反応をするというから、わざわざ、青い粉をはたいてきたのだが、我を捕食しようとしているではないか。
「捕食じゃないわ。捕まえて飼おうと思っているだけよ」
― 同じだ。籠に入れて、自由を奪う気だろう
「ごめんなさい」
― まあ良い。遥よ、ここに来て、少し話をせぬか
「うん、今日は誰もいないし。ユウの使いなんでしょ」
― 聖獣の我を使いにするとは、罰当たりな奴よ。まず問おう。勇者とはなんだ
「魔王を倒す人でしょう」
― ムーマ大陸の住人は、人族の勇者こそ魔王だと言っているぞ
「ええっ、なんで?」
― それはそうだろう。自分たちの生活を脅かすからではないか。人族は、2大陸の半分も独占しておるのだぞ。おかしいと思ったことはないのか
「でも、神様が、魔王を倒せって言ったわ」
― 神とは、ロトのことか。あれは、わしの同族だぞ。この間、我とユウで、ボコってやったわ。人の子供に憑依していたが、退散しおったぞ。おかげで、ユウは、冒険者学校をイスタル王国の外圧で、退学になったがな
「私の国が退学にしたの?」
― 姫のくせに何も知らんのだな。おぬしこそ籠の鳥ではないか
「だって私は、みんなに大事にされて」
― それで、ユウに会えない。おかしいと思わなかったのか。外国が、冒険者学校の一生徒を退学させて、大陸からも追い出すなど、聞いたことが無い
「それは、使い魔のリリーが、妖精だから」
― 妖精の使い魔など、いくらでもいる。イスタル王国にもな
「でも、だって・・」
― さて、ユウからの伝言だ。『近いうちに迎えに行く。ついて来い。お世話になった人たちのために、ムーマ大陸に行くことになると思う』だ、そうだ。遥が行かぬのなら、リリーと二人で、ムーマ大陸に行くことになるだろうのう
「いつ?」
― 準備に3日は、掛かるだろう。また我が、連絡役だろうの。面倒なことだ。一言いうてやろう。何が、自分の幸せか考えろ。ではな
そう言って、青い鳥は、飛び立った。遥は、青い鳥をいつまでも見送った。
ユウが私を呼んでる。でも、お父様とお母さまと、みんなが・・・私、どうしたら。ユウが私の所に来てくれるとばかり思っていたから。考えたことなかった。
遥は、途方にくれた。ユウについて行くかどうか決める時間は、3日しかない。
ハウルカが、青い鳥と庭で話しているのを二階の窓から見ている影。彼は、黙って、この場から立ち去った。
上位軍団長天使、12宮天使のジェミニが、このことをロトに伝えたのは、言うまでもないことだった。
ユウ当て手紙は、表向きイスタル王国王女ハウルカ姫を時期が来たら助けよという手紙だが、名前を自筆で入れている。そこに落書き。漢字で遥と入れた。これだけで、私だと分かるはずだ。
王城の最奥の庭とはいえ、一人で練習するのは初めて。今まで、必ず誰かが付いていた。
「うーん、開放感。うぅん!青い鳥、初めて見た」
背伸びしていると、木立に青い鳥。あれは、絶対捕まえて飼いたい。
でも、こう言う時に限って一人なのね。ハウルカは、剣術の練習そっちのけで青い鳥を見つめた。そんなに高い枝にとまっていない。チャンスだわ。
じりじり近づこうとしたら、相当離れているのに、飛び立って、今度は、庭の良くお茶するテーブルにとまった。
またじりじり近づく。
― そう笑いながら、捕食者の目で睨まれてものう。話しづらい。今回は、確認だけにしようと思ったが、そう魔力を高められては、見まごうはずもなしか
「えっ?鳥さん、話せるの?」
― 我は、ユウの使いだ。青い鳥になっていくと、遥がいい反応をするというから、わざわざ、青い粉をはたいてきたのだが、我を捕食しようとしているではないか。
「捕食じゃないわ。捕まえて飼おうと思っているだけよ」
― 同じだ。籠に入れて、自由を奪う気だろう
「ごめんなさい」
― まあ良い。遥よ、ここに来て、少し話をせぬか
「うん、今日は誰もいないし。ユウの使いなんでしょ」
― 聖獣の我を使いにするとは、罰当たりな奴よ。まず問おう。勇者とはなんだ
「魔王を倒す人でしょう」
― ムーマ大陸の住人は、人族の勇者こそ魔王だと言っているぞ
「ええっ、なんで?」
― それはそうだろう。自分たちの生活を脅かすからではないか。人族は、2大陸の半分も独占しておるのだぞ。おかしいと思ったことはないのか
「でも、神様が、魔王を倒せって言ったわ」
― 神とは、ロトのことか。あれは、わしの同族だぞ。この間、我とユウで、ボコってやったわ。人の子供に憑依していたが、退散しおったぞ。おかげで、ユウは、冒険者学校をイスタル王国の外圧で、退学になったがな
「私の国が退学にしたの?」
― 姫のくせに何も知らんのだな。おぬしこそ籠の鳥ではないか
「だって私は、みんなに大事にされて」
― それで、ユウに会えない。おかしいと思わなかったのか。外国が、冒険者学校の一生徒を退学させて、大陸からも追い出すなど、聞いたことが無い
「それは、使い魔のリリーが、妖精だから」
― 妖精の使い魔など、いくらでもいる。イスタル王国にもな
「でも、だって・・」
― さて、ユウからの伝言だ。『近いうちに迎えに行く。ついて来い。お世話になった人たちのために、ムーマ大陸に行くことになると思う』だ、そうだ。遥が行かぬのなら、リリーと二人で、ムーマ大陸に行くことになるだろうのう
「いつ?」
― 準備に3日は、掛かるだろう。また我が、連絡役だろうの。面倒なことだ。一言いうてやろう。何が、自分の幸せか考えろ。ではな
そう言って、青い鳥は、飛び立った。遥は、青い鳥をいつまでも見送った。
ユウが私を呼んでる。でも、お父様とお母さまと、みんなが・・・私、どうしたら。ユウが私の所に来てくれるとばかり思っていたから。考えたことなかった。
遥は、途方にくれた。ユウについて行くかどうか決める時間は、3日しかない。
ハウルカが、青い鳥と庭で話しているのを二階の窓から見ている影。彼は、黙って、この場から立ち去った。
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