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02 闇に潜む
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支配階級には、【闇】【影】【暗部】などと呼ばれる配下が存在する。
情報収集や暗殺、侵入や略奪などの非合法行為を秘密裏に行う配下だ。
近年の現実世界ではアメリカのNSAや旧ソ連のKGB、イギリスのMI6等が有名だろうか?
昔の日本なら、武家に仕えた御庭番が該当する。
御庭番と混同されやすい【忍者】は【傭兵団】に分類されるので、似ているが少し違うらしい。
この世界にも、その様な存在があった。
それ等は近年のスパイ達とは違い、支配階級とは縁が無い訳はなく、元々は支配階級や血族であった。
不祥事などを起こした者で分家にも位堕ちさせれず、死刑にはされなかったが、然りとて立場や保有情報の為に放免にも出来ない者達と、その子孫なのだ。
【生かされているが、家や一族の為に奉仕を義務付けられている者】な訳だ。
当然、表舞台に出る事は未来永劫有り得ない。
その呼ばれ方も扱いも、家によって様々だったりする。
比較的、非合法な活躍をする彼等だが、パーティや式典でも重要な役割を持っている。
特別な場所での装いは、男性の場合は正装規格が決まっているのだが、女性の場合は流行を意識したものとなる。
そうしないと『常識や情報に疎い者』として爪弾きされるからだ。
流行の情報を入手できても、上位の者より目立っては立場を失う。
その場に参加する最上位の女性がする装いを次席の配下が調べ、次席の下位の者が次席の装いに合わせて衣装を決めていくという、ドミノ倒しやトップダウンの様な同調をしなくてはならない。
上位者の取引業者や、調査対象の配下の者を情報源とした【諜報活動】にも、彼等は活躍をするのである。
ノウル家でも、普段は使用人として家内で働いている中に混じって、【影】と呼ばれている者が存在していた。
その在り方を主人と【影】以外に知られる事無く。
彼等彼女等は、ある時は使用人の姿で。また、あるときは通風孔などの中から居ない存在として、主の役にたっていた。
『旦那様、奥方セリナ様の交遊関係で、少し問題が』
使用人姿の【影】が、小声でフェラルドに報告してきた。
「【男】か?その件は捨て置け。マリアナが隠蔽するだろうし、孕みでもしたら実家に送り返せば良いだけだ。それよりエリーシアに気を回せ」
『御意』
杖を突き、片足を引き摺りながら廊下を歩くフェラルドは、そっけなく対応する。
妻を処分するのは簡単だが、幼い娘に母親が居ないのは可哀相だし、昼間は母としての勤めも果たしている。
名前が出た、不祥事を隠蔽している【マリアナ】とは、妻セリナの乳母であり、嫁入りの時に同行してきたメイド長だ。
今は娘エリーシアの身の回りもやっている。
落馬事故以後、フェラルドは片足が動かず、性的にも不能になってしまった。
医者が言うには、落馬の時に腰の脊髄に損傷と変形があり、神経と血流の滞りが起きているとの話だった。
無理な治療は命にかかわる可能性があると言われ、仕事に差し障りがない【現状】を維持している。
それ故か、フェラルドは妻に関心を持てず、唯一の後継者となった娘【エリーシア】に注心していた。
そもそもの原因は、フェラルドの焦りであり、25歳の女盛りで夫に相手してもらえない妻には同情すらある。
だが、貴族などの婚姻は親が権力の為に結ぶ【契約】が主なので、不祥事を起こさなければ、かなりドライな関係だったりする。
愛人など、権力社会では男も女も日常茶飯だ。
ちゃんと、正統な後継者を残した後ならば、尚更だ。
メイドに手をつける主人に、庭師と物陰で抱き合う夫人などは全ての権力者のアルアルでしかない。
エリーシア誕生から五年。
流行り病に係った娘の為にと、住み込みになった専属医の息子と妻の逢瀬は始まったらしい。
その後も胸の不調を訴える娘の為に居続けた二十歳の独身医者に、三十歳の妻セリナが言い寄ったのだろう。
権力者に逆らう事は、事実上不可能だからだ。
何はともあれ、不祥事さえ起こさなければ、噂にはなっても不問にするのが、この手の世界なのだから。
だが、それでも上位の存在から指摘されれば、罪を問う事はできる。
流行り病の為に側仕えの減った病気中の夜中に、側仕えが居眠りしていたからと、一人でトイレに立ったエリーシアは、母親の寝室から下着姿で出てくる若医者オーベルの姿を目撃し、オーベルも目撃された事を自覚した。
エリーシアが口を閉じている事で不問にされているが、弱点を握られている事を、若医者オーベルも、母親のセリナも認識している。
いや、『子供だから理解できてないのかも?』と楽観視している面もある。
『御嬢様、セリナ様は、このままで宜しいのですか?』
稽古や勉強で疲れ、ベッドで横になって本を読んでいるエリーシアにメイドが囁く。
「ええ。御忙しく優しい御父様と違って、暇な【あの二人】を抑えて利用するには、このままの方が都合良いでしょ?」
この家での実質的地位は、トップが一人娘で後継者のエリーシア。
次が本家家長であるフェラルドで、三番目が後継者の母であり家長の妻ではあるが本家の血を継いでいないセリナだ。
当たり前だが【影】達も、その序列を理解している。
【病弱】と言われているエリーシアが、実は色々と怠けている健常者である事は、父親フェラルドにも伏せてある。
医者のオーベルも彼女の状態を知っているが、母親との事をネタに口裏を合わせさせている。
エリーシアの言葉一つで、【影】の首も【医者】の首も、物理的に簡単に切り落とせるのだから。
この関係を続けて五年。
十歳となったエリーシアは、既に貴族として必要な能力を持っていた。
母親とは違い、流行り病の最中も頻繁に見舞いに来てくれ、回復後も勉強などに付き合ってくれた、愛すべき父親の為に、彼女なりに努力した結果だった。
平民からは、かなり歪んだ成長に見えるが、権力者の世界で生き抜くには、こうでなくてはならないのだ。
二十五歳になったオーベルは、既にセリナに飽きられ、三十五歳のセリナはオーベルの助手に手をだしていた。
オーベルとしては、貴族御抱えでエリーシアの専属医としての地位を守りたいし、結婚しなければ世間体の悪い年齢でもあるので、別に気にしていない。
もともと、セリナ夫人に恋愛感情を持っていた訳でもないのだから。
「私が開業医になったら、この御抱え医師の立場は御前のものだ」
「本当ですか?叔父さん」
助手である甥も、割り切りができているようだった。
成人したてで中年女性の相手は辛そうだったが、目の前に餌がぶら下がれば話は変わる。
「早く、医師免許を取得しろよ」
「そっちも、頑張ります」
オーベルとしては、ババアの相手に疲れてきたところでもあったのだから。
「どこで育て方を間違えたのかしら?」
セリナの乳母であり、メイド長であるマリアナは、そんな夫人の行動に頭を抱えていた。
既に五十四歳の高齢であるマリアナは、自分の生涯を振り返る。
だだ、夫人の不祥事が表沙汰になって実家に返されれば、自分も同行しなくてはならず、一切の立場を失って厄介者扱いされるのは分かっていた。
「全ては御嬢様の気持ち一つで変わるわ」
本来の主であるセリナを見限り、エリーシアに忠誠を誓うマリアナを責める事は、誰にもできない。
いや、元々居た分家の血筋に仕えると言う意味では、エリーシアに仕える事こそが【正統】と言える。
権力者も言わずもがなだが、それに関わる者達も、闇に潜む。いや、心に闇を潜ませている者ばかりだと言わざるをえなかった。
情報収集や暗殺、侵入や略奪などの非合法行為を秘密裏に行う配下だ。
近年の現実世界ではアメリカのNSAや旧ソ連のKGB、イギリスのMI6等が有名だろうか?
昔の日本なら、武家に仕えた御庭番が該当する。
御庭番と混同されやすい【忍者】は【傭兵団】に分類されるので、似ているが少し違うらしい。
この世界にも、その様な存在があった。
それ等は近年のスパイ達とは違い、支配階級とは縁が無い訳はなく、元々は支配階級や血族であった。
不祥事などを起こした者で分家にも位堕ちさせれず、死刑にはされなかったが、然りとて立場や保有情報の為に放免にも出来ない者達と、その子孫なのだ。
【生かされているが、家や一族の為に奉仕を義務付けられている者】な訳だ。
当然、表舞台に出る事は未来永劫有り得ない。
その呼ばれ方も扱いも、家によって様々だったりする。
比較的、非合法な活躍をする彼等だが、パーティや式典でも重要な役割を持っている。
特別な場所での装いは、男性の場合は正装規格が決まっているのだが、女性の場合は流行を意識したものとなる。
そうしないと『常識や情報に疎い者』として爪弾きされるからだ。
流行の情報を入手できても、上位の者より目立っては立場を失う。
その場に参加する最上位の女性がする装いを次席の配下が調べ、次席の下位の者が次席の装いに合わせて衣装を決めていくという、ドミノ倒しやトップダウンの様な同調をしなくてはならない。
上位者の取引業者や、調査対象の配下の者を情報源とした【諜報活動】にも、彼等は活躍をするのである。
ノウル家でも、普段は使用人として家内で働いている中に混じって、【影】と呼ばれている者が存在していた。
その在り方を主人と【影】以外に知られる事無く。
彼等彼女等は、ある時は使用人の姿で。また、あるときは通風孔などの中から居ない存在として、主の役にたっていた。
『旦那様、奥方セリナ様の交遊関係で、少し問題が』
使用人姿の【影】が、小声でフェラルドに報告してきた。
「【男】か?その件は捨て置け。マリアナが隠蔽するだろうし、孕みでもしたら実家に送り返せば良いだけだ。それよりエリーシアに気を回せ」
『御意』
杖を突き、片足を引き摺りながら廊下を歩くフェラルドは、そっけなく対応する。
妻を処分するのは簡単だが、幼い娘に母親が居ないのは可哀相だし、昼間は母としての勤めも果たしている。
名前が出た、不祥事を隠蔽している【マリアナ】とは、妻セリナの乳母であり、嫁入りの時に同行してきたメイド長だ。
今は娘エリーシアの身の回りもやっている。
落馬事故以後、フェラルドは片足が動かず、性的にも不能になってしまった。
医者が言うには、落馬の時に腰の脊髄に損傷と変形があり、神経と血流の滞りが起きているとの話だった。
無理な治療は命にかかわる可能性があると言われ、仕事に差し障りがない【現状】を維持している。
それ故か、フェラルドは妻に関心を持てず、唯一の後継者となった娘【エリーシア】に注心していた。
そもそもの原因は、フェラルドの焦りであり、25歳の女盛りで夫に相手してもらえない妻には同情すらある。
だが、貴族などの婚姻は親が権力の為に結ぶ【契約】が主なので、不祥事を起こさなければ、かなりドライな関係だったりする。
愛人など、権力社会では男も女も日常茶飯だ。
ちゃんと、正統な後継者を残した後ならば、尚更だ。
メイドに手をつける主人に、庭師と物陰で抱き合う夫人などは全ての権力者のアルアルでしかない。
エリーシア誕生から五年。
流行り病に係った娘の為にと、住み込みになった専属医の息子と妻の逢瀬は始まったらしい。
その後も胸の不調を訴える娘の為に居続けた二十歳の独身医者に、三十歳の妻セリナが言い寄ったのだろう。
権力者に逆らう事は、事実上不可能だからだ。
何はともあれ、不祥事さえ起こさなければ、噂にはなっても不問にするのが、この手の世界なのだから。
だが、それでも上位の存在から指摘されれば、罪を問う事はできる。
流行り病の為に側仕えの減った病気中の夜中に、側仕えが居眠りしていたからと、一人でトイレに立ったエリーシアは、母親の寝室から下着姿で出てくる若医者オーベルの姿を目撃し、オーベルも目撃された事を自覚した。
エリーシアが口を閉じている事で不問にされているが、弱点を握られている事を、若医者オーベルも、母親のセリナも認識している。
いや、『子供だから理解できてないのかも?』と楽観視している面もある。
『御嬢様、セリナ様は、このままで宜しいのですか?』
稽古や勉強で疲れ、ベッドで横になって本を読んでいるエリーシアにメイドが囁く。
「ええ。御忙しく優しい御父様と違って、暇な【あの二人】を抑えて利用するには、このままの方が都合良いでしょ?」
この家での実質的地位は、トップが一人娘で後継者のエリーシア。
次が本家家長であるフェラルドで、三番目が後継者の母であり家長の妻ではあるが本家の血を継いでいないセリナだ。
当たり前だが【影】達も、その序列を理解している。
【病弱】と言われているエリーシアが、実は色々と怠けている健常者である事は、父親フェラルドにも伏せてある。
医者のオーベルも彼女の状態を知っているが、母親との事をネタに口裏を合わせさせている。
エリーシアの言葉一つで、【影】の首も【医者】の首も、物理的に簡単に切り落とせるのだから。
この関係を続けて五年。
十歳となったエリーシアは、既に貴族として必要な能力を持っていた。
母親とは違い、流行り病の最中も頻繁に見舞いに来てくれ、回復後も勉強などに付き合ってくれた、愛すべき父親の為に、彼女なりに努力した結果だった。
平民からは、かなり歪んだ成長に見えるが、権力者の世界で生き抜くには、こうでなくてはならないのだ。
二十五歳になったオーベルは、既にセリナに飽きられ、三十五歳のセリナはオーベルの助手に手をだしていた。
オーベルとしては、貴族御抱えでエリーシアの専属医としての地位を守りたいし、結婚しなければ世間体の悪い年齢でもあるので、別に気にしていない。
もともと、セリナ夫人に恋愛感情を持っていた訳でもないのだから。
「私が開業医になったら、この御抱え医師の立場は御前のものだ」
「本当ですか?叔父さん」
助手である甥も、割り切りができているようだった。
成人したてで中年女性の相手は辛そうだったが、目の前に餌がぶら下がれば話は変わる。
「早く、医師免許を取得しろよ」
「そっちも、頑張ります」
オーベルとしては、ババアの相手に疲れてきたところでもあったのだから。
「どこで育て方を間違えたのかしら?」
セリナの乳母であり、メイド長であるマリアナは、そんな夫人の行動に頭を抱えていた。
既に五十四歳の高齢であるマリアナは、自分の生涯を振り返る。
だだ、夫人の不祥事が表沙汰になって実家に返されれば、自分も同行しなくてはならず、一切の立場を失って厄介者扱いされるのは分かっていた。
「全ては御嬢様の気持ち一つで変わるわ」
本来の主であるセリナを見限り、エリーシアに忠誠を誓うマリアナを責める事は、誰にもできない。
いや、元々居た分家の血筋に仕えると言う意味では、エリーシアに仕える事こそが【正統】と言える。
権力者も言わずもがなだが、それに関わる者達も、闇に潜む。いや、心に闇を潜ませている者ばかりだと言わざるをえなかった。
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