74 / 89
てんてこ舞いみたいです
しおりを挟む
「お帰りなさいませ、お嬢様。
こちらの席へどうぞ~」
可愛らしくスカートを翻し一礼し、空席へと案内するコタチちゃん。
澱みないその動きは洗練されておりますが、
メニュー表を抱え何回も間違いがないかこっそり確認する姿はとてもキュートで、案内される女性冒険者も顔を綻ばしてます。
「お会計は165セタルになります。
はい、丁度を頂きます。
ご来店ありがとうございました、御主人様。
気をつけて行ってらっしゃいませ!」
ハキハキとした物言いでテキパキと会計手続きを行うクーノちゃん。
可憐なメイド服と凛々しい彼女の顔立ちとのギャップに、
会計に立つ男性冒険者はだらしなくニマニマしてます。
普段はお澄まし顔のクーノちゃんの笑顔は特別です。
弾むような足取りで退店されていきました。
ああ、また一人堕ちましたね。
あの好意度ですと明日も来てくれる事でしょう。
「こ、こちらご注文の品になります!」
「ねーねー」
「は、はい!」
「君、お名前は?」
「あ、あの。
オレ……いや、ボクは……」
「可愛い~~!!」
オーダーの品をお届けしたワキヤ君はお姉様達のおもちゃにされてます。
純粋に可愛らしいのもありますが、
着慣れない執事服を着て一生懸命に接客する姿は何と言うかこう……
いぢめたく感じです。
嗜虐心を刺激するのです。無意識に。
きっといらしたお姉様達に意見を窺ったら大いに賛同してくれるでしょう。
しかし……開店から3時間が経過したというのに賑わいは変化しません。
むしろ混雑ぶりが徐々に増してる気がします。
嬉しい誤算というより予想外な事として、
女性冒険者達の口コミネットワークが想定以上だったということがあります。
「何だか面白そうな事やるよ~」
ぐらいのレベルが、
「すごくいいから、今からおいでよ!」
に認識が変化したのです。
携帯電話に似た力を持つ運命石や、
果ては冒険者組合にある結構お高めの転移サービスまで使い広報してくれてるみたいですね。
結果、フェイムだけでなく他の都市からもいらしたお客様により集客が倍増。
想像以上の上方修正となった次第でした。
でも問題はスタッフの対応能力です。
現に今もそれとなく不備が見られてきてます。
私は横目で皆の様子を確認し、それとなくフォローに回りながら、
店内を目まぐるしく、されど優雅さを失わずに空いた食器を回収。
厨房にいる子達に声を掛けます。
「紅茶(だんまく)薄いですよ!
何やってるんです!?」
「それがユナ……」
「ここではメイド長と呼びなさい」
「じゃあメイド長。
次から次に来るから蒸らしてる時間がなくて……
それにパンケーキを焼く時間が足りなくて」
「ええい! 組合の冒険者は大喰(バケモノ)らいばかりですか!
貸しなさい、私が出ます!」
「メイド長自らが……」
パンケーキ専門の子と居場所を代わり、
ボールにいれた粉をホイッパーでよく混ぜ合わせます。
あらかじめ泡立てていた卵と牛乳を少しずつ投入。
この時ダマにならないように注意しなければなりません。
携帯コンロで充分に熱したフライパンを確認。
濡れふきんを用意し、生地を流す前に、一度ふきんの上にフライパンを置くのがコツです。
お玉で掬った生地を優しく投入。
フライパン上をゆっくり広がっていきます。
ふっくら焼くポイントは、強めの火で一気に焼く事です。
気泡が完全に収まらない内に引っ繰り返し、裏側も焼きます。
面倒ですが、一枚焼くごとにフライパンをふきんで冷ますのが美味しくする秘訣です。
その間に私は手順の最初に戻り、ルーチンワーク。
ケーキ係の子達や紅茶など飲み物専門の子達と力を合わせ奮起します。
けど……
(マンパワーが足りませんね……)
いくら指導したとはいえ、やはり場慣れしてない子達では回転率が捗りません。
こうしてる間も順番待ちの行列は伸びていきます。
くっ……このままでは……
彼我の戦力差に観念仕掛けたその時、
「随分な賑わいだな。大したものだ」
「開店おめでとう、ユナ。
今日は師匠と遊びに来たよ」
戸口を見れば手作りのお菓子を携えたネムレスと、花束を抱えたシャス兄様。
救(え)いの手(もの)が現れました(ニヤリ)。
私は邪悪に嗤うと、ダッシュで二人に駆け寄ります。
そしてお土産をありがたく受け取ると、
恭しくその手を握り締め、目を潤ませて(演技です)懇願します。
「ネムレス様!」
「さ、様?」
「確か執事スキルを所持されてましたわよね?」
「ああ……ま、嗜み程度だが……」
「(嗜みでファル姉様とタメ張ってるじゃないですか。チッ)その、実は……」
「ん。言わずとも事情は理解した」
「え? さすがネムレス様!」
「つまり、脱げばいいんだな?」
「何でそうなるんですか!
ああ、もう!
猫の手も借りたい状況なんです!
いいからマイスター商店に用意してある執事服に速攻着替えた後、
お店を手伝って下さい!!」
「じょ、冗談だというのに。
……了解した。
君には借りがある。
こんな事で返せる訳ではないが、俺も共に闘おう」
「ありがとうございます!」
「ああ、それとユナ。
一つ確認しておきたいのだが」
「何ですか?」
「別に、全てオモテナシしてしまっても構わんのだろう?」
「(それって死亡フラグでは?)――ええ、遠慮はいりません。
がつんと極上の接客をして差し上げて下さい」
「そうか。
ならば、期待に応えるとしよう」
颯爽と駆け出す頼もしいその背中を見送りながら、私は兄様を見ます。
成り行きに苦笑して頬を掻くシャス兄様。
束ねられたポニーテールがピコピコ揺れ動きます。
まだ自らに待ち受ける運命を知らないのですね(クス)。
「それじゃ僕も手伝うよ。
いつもユナには世話になってるし、何でもするよ。
何をすればいいかな?」
「シャス兄様にしていただくこと?
そんなの……決まってるじゃないですか(フフ)」
私は後ろ手に、こんな事もあろうかと用意したものを兄様に差し出します。
それを見た兄様の顔が露骨に強張ります。
「ゆ、ユナ……それはまさか……」
「あら、何に見えます?」
「じょ、冗談……だよね?」
「私が冗談を言う子に見えますか?」
「いや、しかし……」
「先程兄様は何でもするとおっしゃいました。
ノルン家の男子たる者に二言はない筈では?」
「うっ……けど、それは……」
「だいじょ~ぶ。
私が優しく手解きして差し上げますわ。
シャス……『姉』様~(うふふ)」
私は予備のエプロンドレスを手に、
逃げ場のない憐れな子狼に迫るのでした。
こちらの席へどうぞ~」
可愛らしくスカートを翻し一礼し、空席へと案内するコタチちゃん。
澱みないその動きは洗練されておりますが、
メニュー表を抱え何回も間違いがないかこっそり確認する姿はとてもキュートで、案内される女性冒険者も顔を綻ばしてます。
「お会計は165セタルになります。
はい、丁度を頂きます。
ご来店ありがとうございました、御主人様。
気をつけて行ってらっしゃいませ!」
ハキハキとした物言いでテキパキと会計手続きを行うクーノちゃん。
可憐なメイド服と凛々しい彼女の顔立ちとのギャップに、
会計に立つ男性冒険者はだらしなくニマニマしてます。
普段はお澄まし顔のクーノちゃんの笑顔は特別です。
弾むような足取りで退店されていきました。
ああ、また一人堕ちましたね。
あの好意度ですと明日も来てくれる事でしょう。
「こ、こちらご注文の品になります!」
「ねーねー」
「は、はい!」
「君、お名前は?」
「あ、あの。
オレ……いや、ボクは……」
「可愛い~~!!」
オーダーの品をお届けしたワキヤ君はお姉様達のおもちゃにされてます。
純粋に可愛らしいのもありますが、
着慣れない執事服を着て一生懸命に接客する姿は何と言うかこう……
いぢめたく感じです。
嗜虐心を刺激するのです。無意識に。
きっといらしたお姉様達に意見を窺ったら大いに賛同してくれるでしょう。
しかし……開店から3時間が経過したというのに賑わいは変化しません。
むしろ混雑ぶりが徐々に増してる気がします。
嬉しい誤算というより予想外な事として、
女性冒険者達の口コミネットワークが想定以上だったということがあります。
「何だか面白そうな事やるよ~」
ぐらいのレベルが、
「すごくいいから、今からおいでよ!」
に認識が変化したのです。
携帯電話に似た力を持つ運命石や、
果ては冒険者組合にある結構お高めの転移サービスまで使い広報してくれてるみたいですね。
結果、フェイムだけでなく他の都市からもいらしたお客様により集客が倍増。
想像以上の上方修正となった次第でした。
でも問題はスタッフの対応能力です。
現に今もそれとなく不備が見られてきてます。
私は横目で皆の様子を確認し、それとなくフォローに回りながら、
店内を目まぐるしく、されど優雅さを失わずに空いた食器を回収。
厨房にいる子達に声を掛けます。
「紅茶(だんまく)薄いですよ!
何やってるんです!?」
「それがユナ……」
「ここではメイド長と呼びなさい」
「じゃあメイド長。
次から次に来るから蒸らしてる時間がなくて……
それにパンケーキを焼く時間が足りなくて」
「ええい! 組合の冒険者は大喰(バケモノ)らいばかりですか!
貸しなさい、私が出ます!」
「メイド長自らが……」
パンケーキ専門の子と居場所を代わり、
ボールにいれた粉をホイッパーでよく混ぜ合わせます。
あらかじめ泡立てていた卵と牛乳を少しずつ投入。
この時ダマにならないように注意しなければなりません。
携帯コンロで充分に熱したフライパンを確認。
濡れふきんを用意し、生地を流す前に、一度ふきんの上にフライパンを置くのがコツです。
お玉で掬った生地を優しく投入。
フライパン上をゆっくり広がっていきます。
ふっくら焼くポイントは、強めの火で一気に焼く事です。
気泡が完全に収まらない内に引っ繰り返し、裏側も焼きます。
面倒ですが、一枚焼くごとにフライパンをふきんで冷ますのが美味しくする秘訣です。
その間に私は手順の最初に戻り、ルーチンワーク。
ケーキ係の子達や紅茶など飲み物専門の子達と力を合わせ奮起します。
けど……
(マンパワーが足りませんね……)
いくら指導したとはいえ、やはり場慣れしてない子達では回転率が捗りません。
こうしてる間も順番待ちの行列は伸びていきます。
くっ……このままでは……
彼我の戦力差に観念仕掛けたその時、
「随分な賑わいだな。大したものだ」
「開店おめでとう、ユナ。
今日は師匠と遊びに来たよ」
戸口を見れば手作りのお菓子を携えたネムレスと、花束を抱えたシャス兄様。
救(え)いの手(もの)が現れました(ニヤリ)。
私は邪悪に嗤うと、ダッシュで二人に駆け寄ります。
そしてお土産をありがたく受け取ると、
恭しくその手を握り締め、目を潤ませて(演技です)懇願します。
「ネムレス様!」
「さ、様?」
「確か執事スキルを所持されてましたわよね?」
「ああ……ま、嗜み程度だが……」
「(嗜みでファル姉様とタメ張ってるじゃないですか。チッ)その、実は……」
「ん。言わずとも事情は理解した」
「え? さすがネムレス様!」
「つまり、脱げばいいんだな?」
「何でそうなるんですか!
ああ、もう!
猫の手も借りたい状況なんです!
いいからマイスター商店に用意してある執事服に速攻着替えた後、
お店を手伝って下さい!!」
「じょ、冗談だというのに。
……了解した。
君には借りがある。
こんな事で返せる訳ではないが、俺も共に闘おう」
「ありがとうございます!」
「ああ、それとユナ。
一つ確認しておきたいのだが」
「何ですか?」
「別に、全てオモテナシしてしまっても構わんのだろう?」
「(それって死亡フラグでは?)――ええ、遠慮はいりません。
がつんと極上の接客をして差し上げて下さい」
「そうか。
ならば、期待に応えるとしよう」
颯爽と駆け出す頼もしいその背中を見送りながら、私は兄様を見ます。
成り行きに苦笑して頬を掻くシャス兄様。
束ねられたポニーテールがピコピコ揺れ動きます。
まだ自らに待ち受ける運命を知らないのですね(クス)。
「それじゃ僕も手伝うよ。
いつもユナには世話になってるし、何でもするよ。
何をすればいいかな?」
「シャス兄様にしていただくこと?
そんなの……決まってるじゃないですか(フフ)」
私は後ろ手に、こんな事もあろうかと用意したものを兄様に差し出します。
それを見た兄様の顔が露骨に強張ります。
「ゆ、ユナ……それはまさか……」
「あら、何に見えます?」
「じょ、冗談……だよね?」
「私が冗談を言う子に見えますか?」
「いや、しかし……」
「先程兄様は何でもするとおっしゃいました。
ノルン家の男子たる者に二言はない筈では?」
「うっ……けど、それは……」
「だいじょ~ぶ。
私が優しく手解きして差し上げますわ。
シャス……『姉』様~(うふふ)」
私は予備のエプロンドレスを手に、
逃げ場のない憐れな子狼に迫るのでした。
0
あなたにおすすめの小説
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
冷徹宰相様の嫁探し
菱沼あゆ
ファンタジー
あまり裕福でない公爵家の次女、マレーヌは、ある日突然、第一王子エヴァンの正妃となるよう、申し渡される。
その知らせを持って来たのは、若き宰相アルベルトだったが。
マレーヌは思う。
いやいやいやっ。
私が好きなのは、王子様じゃなくてあなたの方なんですけど~っ!?
実家が無害そう、という理由で王子の妃に選ばれたマレーヌと、冷徹宰相の恋物語。
(「小説家になろう」でも公開しています)
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
安全第一異世界生活
朋
ファンタジー
異世界に転移させられた 麻生 要(幼児になった3人の孫を持つ婆ちゃん)
新たな世界で新たな家族を得て、出会った優しい人・癖の強い人・腹黒と色々な人に気にかけられて婆ちゃん節を炸裂させながら安全重視の異世界冒険生活目指します!!
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
好きすぎます!※殿下ではなく、殿下の騎獣が
和島逆
恋愛
「ずっと……お慕い申し上げておりました」
エヴェリーナは伯爵令嬢でありながら、飛空騎士団の騎獣世話係を目指す。たとえ思いが叶わずとも、大好きな相手の側にいるために。
けれど騎士団長であり王弟でもあるジェラルドは、自他ともに認める女嫌い。エヴェリーナの告白を冷たく切り捨てる。
「エヴェリーナ嬢。あいにくだが」
「心よりお慕いしております。大好きなのです。殿下の騎獣──……ライオネル様のことが!」
──エヴェリーナのお目当ては、ジェラルドではなく獅子の騎獣ライオネルだったのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる