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宴の後はお片付けみたいです
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楽しい時間が過ぎるのは本当にあっという間で、
パーティもたけなわですが終了の時間となりました。
結構遅めの時間となってしまいましたが、マイスター商店の善意もあり、
皆さんを馬車で家まで送ってくれることになったので幸いです。
それでも万が一があっては大変だと、ネムレスが護衛に付いてくれる事になりました。気遣いにお礼を言うより速く、あのまま気絶してるリューンを嫌そうに土手から回収し、馬車の荷台に放り込んでます。
どうやらまだ目が覚めない様です。
少し……強くツッコミ過ぎたかもしれません。
気と魔力の収斂を使い、全力で闘気を叩き込んじゃいましたし。
けど、かなり貞操の危機を感じたのです。
うん。女性の敵は殲滅されて然るべきですね☆
自衛手段としては当然の末路だと自分を納得させます。
そんな不遜な事を考えてるとは知らず、思い思いに感想を言い合う皆さん。
帰路に着く方々に改めてお礼を述べ、御見送りをします。
去り行く皆さんの顔が喜びに満ちてたのが何よりの贈り物でした。
その後はお片付けの時間です。
10人以上が飲み食いした我が家の食堂は凄まじい惨状を晒してます。
これは腕が鳴りますね。
ファル姉様も同様なのか無言で袖を捲くってます。
シャス兄様も不敵な笑みを浮かべ指示を待ってます。
「さぁ、行きますよ! ユナ様! シャス様!」
「はい、姉様!」
「了解です!」
完全戦闘態勢に入った姉様と兄様と共に、立ち塞がる汚れモノ達を退治していきます。
皿や器の回収、
食堂の掃除、
洗い物に拭き方。
どうにか見通しが着いた時にはかなり遅い時間になってしまいました。
「あとはわたくしがやります。
御二人は先に休まれて下さい」
「でも、ファルさん。
貴女だって朝から働きづくめじゃ」
「フフ……シャス様、お気遣いありがとうございます。
でもこれがメイドのお仕事ですもの。
わたくしに務めを果たさせて下さい」
「そうですか?
ん~……分かりました」
「それにほら、ネムレス様がお帰りになられた様ですよ」
「え?」
姉様の指摘通り、星明かりの下、我が家に歩み寄るネムレスの姿が窓から見えました。今日からまた修行場に戻ると言ってたので、兄様を迎えに来たのでしょう。
「ホントだ。
じゃあ僕はこの辺で。
ファルさん……今回は妹が本当にお世話になりました。
深く感謝致します」
「何を仰るのですか、シャス様。
わたくしは当然のことをしたまで。
礼を言われる程ではございませんのよ?」
「いえ、それだけじゃなくて」
「はい?」
「……随分と意地を張ってしまいましたが……
共に過ごす家族として、これからも宜しくお願いします!」
「えっ? シャス様それは……」
「失礼します!」
顔を真っ赤に染めながら言い放つと、突風の様に立ち去るシャス兄様。
ファル姉様は束の間茫然としたものの、すぐに満面の笑みを浮かべ、
「行ってらっしゃいませ!」
と大輪の花が咲いた様に手を振り送り出します。
人がデレる瞬間を初めて目にしちゃいました。
まあ冗談はともかく、時間は掛かりましたがやっと兄様もわだかまりが抜けたのでしょう。
ファル姉様の献身的な態度もさることながら、兄様がネムレスと関わる事により大人の階段を昇り始め、精神的に成長したのも大きな要因だと思います。
家の外で合流し、何やら談笑しながら去って行く師弟の姿を見ながら、
私は心から安堵と祝福の念に身を委ねるのでした。
パーティもたけなわですが終了の時間となりました。
結構遅めの時間となってしまいましたが、マイスター商店の善意もあり、
皆さんを馬車で家まで送ってくれることになったので幸いです。
それでも万が一があっては大変だと、ネムレスが護衛に付いてくれる事になりました。気遣いにお礼を言うより速く、あのまま気絶してるリューンを嫌そうに土手から回収し、馬車の荷台に放り込んでます。
どうやらまだ目が覚めない様です。
少し……強くツッコミ過ぎたかもしれません。
気と魔力の収斂を使い、全力で闘気を叩き込んじゃいましたし。
けど、かなり貞操の危機を感じたのです。
うん。女性の敵は殲滅されて然るべきですね☆
自衛手段としては当然の末路だと自分を納得させます。
そんな不遜な事を考えてるとは知らず、思い思いに感想を言い合う皆さん。
帰路に着く方々に改めてお礼を述べ、御見送りをします。
去り行く皆さんの顔が喜びに満ちてたのが何よりの贈り物でした。
その後はお片付けの時間です。
10人以上が飲み食いした我が家の食堂は凄まじい惨状を晒してます。
これは腕が鳴りますね。
ファル姉様も同様なのか無言で袖を捲くってます。
シャス兄様も不敵な笑みを浮かべ指示を待ってます。
「さぁ、行きますよ! ユナ様! シャス様!」
「はい、姉様!」
「了解です!」
完全戦闘態勢に入った姉様と兄様と共に、立ち塞がる汚れモノ達を退治していきます。
皿や器の回収、
食堂の掃除、
洗い物に拭き方。
どうにか見通しが着いた時にはかなり遅い時間になってしまいました。
「あとはわたくしがやります。
御二人は先に休まれて下さい」
「でも、ファルさん。
貴女だって朝から働きづくめじゃ」
「フフ……シャス様、お気遣いありがとうございます。
でもこれがメイドのお仕事ですもの。
わたくしに務めを果たさせて下さい」
「そうですか?
ん~……分かりました」
「それにほら、ネムレス様がお帰りになられた様ですよ」
「え?」
姉様の指摘通り、星明かりの下、我が家に歩み寄るネムレスの姿が窓から見えました。今日からまた修行場に戻ると言ってたので、兄様を迎えに来たのでしょう。
「ホントだ。
じゃあ僕はこの辺で。
ファルさん……今回は妹が本当にお世話になりました。
深く感謝致します」
「何を仰るのですか、シャス様。
わたくしは当然のことをしたまで。
礼を言われる程ではございませんのよ?」
「いえ、それだけじゃなくて」
「はい?」
「……随分と意地を張ってしまいましたが……
共に過ごす家族として、これからも宜しくお願いします!」
「えっ? シャス様それは……」
「失礼します!」
顔を真っ赤に染めながら言い放つと、突風の様に立ち去るシャス兄様。
ファル姉様は束の間茫然としたものの、すぐに満面の笑みを浮かべ、
「行ってらっしゃいませ!」
と大輪の花が咲いた様に手を振り送り出します。
人がデレる瞬間を初めて目にしちゃいました。
まあ冗談はともかく、時間は掛かりましたがやっと兄様もわだかまりが抜けたのでしょう。
ファル姉様の献身的な態度もさることながら、兄様がネムレスと関わる事により大人の階段を昇り始め、精神的に成長したのも大きな要因だと思います。
家の外で合流し、何やら談笑しながら去って行く師弟の姿を見ながら、
私は心から安堵と祝福の念に身を委ねるのでした。
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