「センパイお詫びです」って、俺の耳を弄るなよっっ

レモン・ジル

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ホテルのベッドで甘々耳責め

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「はぁ……」

 暗くなった社内で俺は一人ため息をついていた。
 
 帰りたくないな、、、

 今日はなんだか一人になりたくない。

「センパイ!!ちわ~っす!」

 ドキィッ

 俺がナーバスに黄昏ているところに松居がやたらでかい声で入ってきた。

「び、びっくりするだろ!松居!」

「すみませーん。あまりにも辛気臭かったもんで、、」

「悪かったなっ」

「へへっ」

「お前まだ残ってたのかよ」

「そりゃあセンパイが心配で」

「はぁ?」

「だってセンパイ昼間部長にこっぴどく叱られてましたよね。怒鳴り声が廊下まで響いてましたよ」

「あぁ、まぁな」

「ほーんと嫌ですよねぇ、ああいうの」

「まぁ、な。ミスした俺も悪いし、、、」

「……センパイまじで元気ないじゃないっすかっ」

「あぁ、もういいから、放っておいてくれ」

「ほんとにほっといていいんですか?」

「ん、うん……」

「うそだぁ、かまってほしそうな顔してる」

 松居がそういいながら俺の頬をつつく。
 いつもならイラつくとこだが今日はこのウザさがなんだか嫌じゃない。

「なぁ松居」

「はい」

「この後暇か?」

「え、、はい、暇ですけど」

「よかったら飯でも食いに行かないか?俺が奢るけど」

「え、、いいんですか?」



 俺と松居は安い居酒屋に行った。

「そんなことないですって」

「いや俺はダメな人間だし、容量悪いし、、それに、、」

「いやセンパイ弱気になりすぎ、、」

「だってさ、、」

「センパイは真面目すぎなんですよ。ちょっとミスしたくらいでそんなに落ち込まなくても、、って聞いてます?」

「うん」

「うまっこのから揚げ。センパイも食べてくださいよ。さっきから全然食べてないじゃないですか」

「そんなに、食欲が」

「食べないと元気出ませんって、ほら、あ~ん」

「もぐもぐ、んまい」

「、、センパイ顔真っ赤じゃないですか。照れてる?いや、違うな。飲み過ぎだわこれ」

「うー、う」

「センパイ酒弱いくせに飲むから、、つってもまだ一口だけど、弱すぎじゃないですかか、、」

「う~」

「あーセンパイ。もう、大丈夫ですか?」

 テーブルにうつ伏せになった俺の背中を松居が撫でてくれる。
 大きな手で撫でられるとほっとする。

 頭がふわふわして気持ちいい。
 
 心地良さに俺の意識は遠くなっていった。

「あれ、センパイ寝ちゃいました?もしもーし起きてくださいセンパイ。うわ完全に寝ちゃってるじゃん、、どうするよ、、、」



 ふと目が覚めたら俺はホテルのベッドの上にいた。 
 俺の顔を覗いていた松居と目が合った。
 
 なんでそんな心配そうな顔をしてるんだよ。

「センパイ、よかった。目覚まして。気分はどうですか?」

「、、わるくない」

「そっかぁ、今水持ってきますね」

「待って」

 俺は松居の手を掴んだ。

「行かないで、松居」

 松居は驚いたような顔をしている。

「こっちきて、、」

「センパイ、どうしたんです?」

「いつもみたいに、弄ってくれよ、、」

「はい?」

「この前の、、旅館の時の続き、、」

「、、どうしたんですか、急に」

「、、触って、、下、、」

「センパイ、、ダメですよ、付き合ってもないのにそんなこと」

「、、おねがい」

「、、あーもう、そんなに可愛くねだってもダメですよ。酔って弱ってるセンパイ襲うほど俺、人間終わってないです」

 なんだよ。この前の旅行の時も、その前からも散々焦らしておいて、、、

「つかセンパイ、いくら何でもチョロすぎって言うか、俺みたいな奴にそんな安売りしちゃダメっすよ。悪い奴にいいようにされたらどうするんです?、、もっとしっかりしてください」

 え、なんか俺怒られてる?
 なんで俺が怒られるんだよ、、?

「でも今日はセンパイなんかいつもより弱々なんで、仕方ないなぁ」

 松居はベッドの上に乗って俺の頭を自分の太ももにのせた。

「今夜はいっぱいよしよししてあげますね?」

「ん?」

 松居が俺の頭をそっと撫でる。

「よしよし」

「……」

 そして松居は俺の耳を軽く掴んで揉み始めた。

「もみもみ」

「ん、、」

「もみもみ」

 きもちいい、、
 なんか安心する、、、

 次に松居はどこからかボトルを取り出し、手にローションをつけた。

「え、、何するんだ、、」

「安心して、、もっと気持ちよくするんですよ」

 そう言うと松居はローションを俺の耳に塗りつけてくる。

「う、、ぬるぬる、する、、」

 なんでコイツこんなもの携帯してるんだ、、

「じゃあもっと揉んでいきますね、、」

 ぬるぬる

 もみもみ

「ん、、あ、」

 はぁ、、なんだかこれ、とろとろしてきてきもちいい、、

 ぬりゅぬりゅ

 とろとろ

 気持ちいいけど、いままでのとはなんか違う、、
 やたら手つきが優しくて、、

 あ~なんか、、ほっとする

「センパイ、気持ちいいですか?もっとよしよししましょうね」

 松居は反対の手でまた俺の頭を撫でてくる。

「よーしよし、、センパイ、いつもがんばってますからね、、」

「う、、ん、、」

「なでなで」

 、、コイツ、、ずるいな、、

 こんな時に限って、こんなに優しくするなんて、、


 、、、すきになっちゃうだろ、、、


「……あれ、、?センパイ、泣いてます?」

「う、う、、」

「やだなぁ、、俺が泣かせたみたいじゃないですか、、じゃあお詫びに、もっといっぱいよしよしなでなでしますからね、、?」

 なでなで

 もみもみ

「センパイ、、大丈夫ですよ、センパイのいいところは俺がたくさん知ってますからね」

 嬉しいのか気持ちいいのかとろとろでもうよくわからない、、

 あったかい、、

 きもち、いい、、、

「すー、すー、、」

「寝ちゃった、、?、、センパイ、お疲れ様です、、俺の可愛いセンパイ」


 



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