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Geekに恋した2人 八
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「それで、2つめのお願いって、何?」
奈美は、奏に話しかけた。
「2つ目のお願いは…、
はい、奈美にプレゼント。」
奏はそう言い、指輪を入れたケースを、奈美に渡した。
「えっ、これって、もしかして…。」
「そう、婚約指輪。今から奈美に、2つ目のお願いを言うね。
僕、これから作家として、頑張るから。もちろん、作家の道は、険しいことは分かってる。でも、自分の夢だから、諦めずに頑張っていきたい。
それと、介護士の仕事も、頑張って続けるよ。いきなり作家一本で行くのは、やっぱり大変だし、兼業で作家活動をしている人も、たくさんいるからね。
とにかく、絶対に、奈美に迷惑をかけるようなことはしない。約束する。それで、奈美を絶対に、幸せにするから。だから、
木村奈美さん。僕と結婚してください。」
少し前からうっすらと溜まっていた奈美の目の涙は、いつの間にか、奈美の頬を伝ってこぼれ落ちていた。
「ありがとうございます。こちらこそ、森田奏さん。私と結婚してください。」
気づけば奏の目にも、涙が溜まっていた。
「じゃあ、結婚式の準備、しないといけないね。ウェディングドレスの試着とか。」
「わあ、楽しそう。何か、ファッションモデルみたいだね。
あ、これで正真正銘、『モデル』だね!」
「そうだね!」
心なしか、レストランの照明は、落ちているように感じた。2人はそう言って笑いながら、また泣きながら冗談を言った。
奈美は、奏に話しかけた。
「2つ目のお願いは…、
はい、奈美にプレゼント。」
奏はそう言い、指輪を入れたケースを、奈美に渡した。
「えっ、これって、もしかして…。」
「そう、婚約指輪。今から奈美に、2つ目のお願いを言うね。
僕、これから作家として、頑張るから。もちろん、作家の道は、険しいことは分かってる。でも、自分の夢だから、諦めずに頑張っていきたい。
それと、介護士の仕事も、頑張って続けるよ。いきなり作家一本で行くのは、やっぱり大変だし、兼業で作家活動をしている人も、たくさんいるからね。
とにかく、絶対に、奈美に迷惑をかけるようなことはしない。約束する。それで、奈美を絶対に、幸せにするから。だから、
木村奈美さん。僕と結婚してください。」
少し前からうっすらと溜まっていた奈美の目の涙は、いつの間にか、奈美の頬を伝ってこぼれ落ちていた。
「ありがとうございます。こちらこそ、森田奏さん。私と結婚してください。」
気づけば奏の目にも、涙が溜まっていた。
「じゃあ、結婚式の準備、しないといけないね。ウェディングドレスの試着とか。」
「わあ、楽しそう。何か、ファッションモデルみたいだね。
あ、これで正真正銘、『モデル』だね!」
「そうだね!」
心なしか、レストランの照明は、落ちているように感じた。2人はそう言って笑いながら、また泣きながら冗談を言った。
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