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渚亭
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今日は俺の家で 夕食を真珠ちゃん珊瑚ねぇ母さんと俺で夕食を食べた
かあさんの仕事関係からかなり良い肉をもらったのですき焼きにする事にしたんだが 親父は仕事で母さんと俺だけで食べるにはお肉の量が多くて お隣である二人を誘ったってわけだ
美味しいお肉に楽しい会話を堪能した後
その後ストカー針谷くんはどう?と珊瑚ねぇに聞いたら
「う~~ん なんか私を見かけるとそそくさっと遠ざかるようになっちゃって でも共同でやってる実験は既に終わってるし快適だよ」
と珊瑚ねぇはご機嫌である
うん 針谷にとって 今珊瑚ねぇはトラウマを想起させちゃうんだろうなぁ
「まぁ 又何かあったら言ってね 道場仲間のつて辿ってそれとなく動向さぐってもらうようにはしてるけど どこで又復活するのか常人にはわからないもの」
気をつけるに越したことは無い
「何のお話??」
居間で絵本を読んでいた真珠ちゃんが聞いてくるのに具体的な答えを返さずににっこり笑いかけると 質問を忘れたかのように笑い返してくれる
「ぱぱぁ遅いねぇ」
と 少し眠たそうな真珠ちゃんに
「まぁ 夏は忙しいからねぇ」
と答えたのはうちの母さんである
「夕食の片付けはコレにやらせるから 真珠ちゃんと珊瑚ちゃんはお風呂入ってきな」
はいはい コレ事俺がやりますよ と食卓から腰を上げると台所に向かい
「はーい」
とよゐこのお返事をする真珠ちゃんに手を振る母さんに ぺこりと珊瑚ねぇが頭を下げたのだった
七海ちゃん達のお父さんである渚叔父さんは 叔母さんが亡くった後 子供達の面倒をみるために自衛官を辞めて 今は酒場のオーナーをやっている
『渚屋』
は美味しい海のツマミとびっくりする程の酒の品揃を誇る町内でも有名な酒場だ
もともとは漁師だった渚のお爺さんがやっていたんだけど 2代目として叔父さんが店を中心にお爺さんは厨房と酒の仕入れ関係を受け持っている 渚叔父さんは
「まぁ俺は料理も酒も好きだからな」
とあっけらかんと言うが 実は結構凄い人なのだ……
自衛官としてもけっこうな地位にいたのに 亡き奥さんに代わって子供達を立派に育てたいと一念発起して辞めちゃったのだから……
奥さんが亡くなってから 子供達を立派に育てながら自分の道を切り開いて行く渚叔父さんは俺には理想の男性像である
がっ 子煩悩が過ぎるところがあるので 針谷の事は言えなかった
だってあんなのの為に 叔父さんを暴走させるわけにはいかないもの
父さんはその叔父さんの元同僚で幼馴染で親友だったりする
「父さん今は何処にいるんだろうねぇ」
と呟く俺に
「海の上よ」
そう返す母さんがケラケラ笑う
そりゃ 海自の人で出航中なんだから そうなんだろうけどさ
「双子ちゃん達は?」
手際良く食器を洗い 食洗乾燥機に並べる俺に母さんがPCのキーボードをリズミカルに打ちながら聞いてくる
「渚亭でバイトちゅう 美海は テニストレーニングラケットの新しいの 七海ちゃんは天然岩絵具の岩群青系が心もとなくなったって」
「あぁ… 日本画かぁ 絵の具糞高いんだよね…」
と言いながらPC用のメガネを外して母さんが目頭を抑える
「何?目疲れてるの?」
と聞くと
「うんちょっとね」
そう笑う母さんはよしっと気合を入れるためか自身の頬をパーンと一叩きするとメガネを掛け直したたのだった
かあさんの仕事関係からかなり良い肉をもらったのですき焼きにする事にしたんだが 親父は仕事で母さんと俺だけで食べるにはお肉の量が多くて お隣である二人を誘ったってわけだ
美味しいお肉に楽しい会話を堪能した後
その後ストカー針谷くんはどう?と珊瑚ねぇに聞いたら
「う~~ん なんか私を見かけるとそそくさっと遠ざかるようになっちゃって でも共同でやってる実験は既に終わってるし快適だよ」
と珊瑚ねぇはご機嫌である
うん 針谷にとって 今珊瑚ねぇはトラウマを想起させちゃうんだろうなぁ
「まぁ 又何かあったら言ってね 道場仲間のつて辿ってそれとなく動向さぐってもらうようにはしてるけど どこで又復活するのか常人にはわからないもの」
気をつけるに越したことは無い
「何のお話??」
居間で絵本を読んでいた真珠ちゃんが聞いてくるのに具体的な答えを返さずににっこり笑いかけると 質問を忘れたかのように笑い返してくれる
「ぱぱぁ遅いねぇ」
と 少し眠たそうな真珠ちゃんに
「まぁ 夏は忙しいからねぇ」
と答えたのはうちの母さんである
「夕食の片付けはコレにやらせるから 真珠ちゃんと珊瑚ちゃんはお風呂入ってきな」
はいはい コレ事俺がやりますよ と食卓から腰を上げると台所に向かい
「はーい」
とよゐこのお返事をする真珠ちゃんに手を振る母さんに ぺこりと珊瑚ねぇが頭を下げたのだった
七海ちゃん達のお父さんである渚叔父さんは 叔母さんが亡くった後 子供達の面倒をみるために自衛官を辞めて 今は酒場のオーナーをやっている
『渚屋』
は美味しい海のツマミとびっくりする程の酒の品揃を誇る町内でも有名な酒場だ
もともとは漁師だった渚のお爺さんがやっていたんだけど 2代目として叔父さんが店を中心にお爺さんは厨房と酒の仕入れ関係を受け持っている 渚叔父さんは
「まぁ俺は料理も酒も好きだからな」
とあっけらかんと言うが 実は結構凄い人なのだ……
自衛官としてもけっこうな地位にいたのに 亡き奥さんに代わって子供達を立派に育てたいと一念発起して辞めちゃったのだから……
奥さんが亡くなってから 子供達を立派に育てながら自分の道を切り開いて行く渚叔父さんは俺には理想の男性像である
がっ 子煩悩が過ぎるところがあるので 針谷の事は言えなかった
だってあんなのの為に 叔父さんを暴走させるわけにはいかないもの
父さんはその叔父さんの元同僚で幼馴染で親友だったりする
「父さん今は何処にいるんだろうねぇ」
と呟く俺に
「海の上よ」
そう返す母さんがケラケラ笑う
そりゃ 海自の人で出航中なんだから そうなんだろうけどさ
「双子ちゃん達は?」
手際良く食器を洗い 食洗乾燥機に並べる俺に母さんがPCのキーボードをリズミカルに打ちながら聞いてくる
「渚亭でバイトちゅう 美海は テニストレーニングラケットの新しいの 七海ちゃんは天然岩絵具の岩群青系が心もとなくなったって」
「あぁ… 日本画かぁ 絵の具糞高いんだよね…」
と言いながらPC用のメガネを外して母さんが目頭を抑える
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「うんちょっとね」
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