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オリジナル
④ツンギレ×ぽっちゃり(美形×平凡)
しおりを挟む家族からめちゃめちゃ溺愛されて育ったぽっちゃり侯爵令息(リオネル)。可愛がられてるけどこのままじゃお嫁さんに恵まれないかも……と思った両親が、支援する代わりに子爵家の美形(ウィルフレッド)との婚約話を持ってくる。
初めて会った時に人当たり良くて笑顔が素敵、おまけにとびっきりのイケメンなウィルフレッドに一目惚れしたリオネル。トントン拍子に婚約が決まった。
それからちょくちょくウィルフレッドがリオネルの家に会いに来るんだけど、親や使用人の前では優しく接してくれるのに、2人きりになると
「なんてだらしのない体なんだ」
「笑顔を見せるな」
「距離が近い。離れろ」
ってめちゃめちゃ冷たい言葉を吐いてくる。
今までずっと可愛がられて育ってきたから、こんな冷たい言葉を吐かれたことなくて悲しくて泣いちゃうリオネル。でも人がいる場所だと優しくしてくれるから、もしかしたらたまたま機嫌が悪いだけかも……。
とかって無理やり自分を納得させて、全然甘くない婚約期間を過ごしていく。
でもウィルフレッドが家に来なかったある日、街に買い物に出かけるとそこでばったり彼を発見。
優しい笑顔で細くて美人な女の子と歩いてる姿を見て、自分が全然好かれてなかったと自覚する。
「彼は優しいから、家のために仕方なく僕と婚約して、一緒にいてくれたんだ……」
って思ったリオネル。
好きな人には幸せになってもらいたい、その思いでウィルフレッドとの婚約破棄を決める。
ちょうど翌日は彼が家に来る日だったから、そこでその話をすることに。
「あの、僕と婚約破棄してくださいっ」
「…………は?」
いつも以上に怖い顔でこっちを睨んでくるウィルフレッド。
家の心配してるんだと思ったリオネルは、
「あ、安心して!ウィルのお家の支援は続けて貰えるように、お父様には話してるから!だからーー」
って慌てて言うんだけど、めちゃめちゃ強い力で腕掴まれて
「なんで勝手にそんなこと決めてるんだ」
って凄まれるし、そんなこと言い出した理由を全部吐かされる。
泣きながら自分は好かれてないし、ウィルフレッドには幸せになってもらいたいから婚約破棄するってことを伝えると、
「バカ!アホ!俺はお前のこと、嫌いだなんて言った覚え1度もないぞ!」
って怒られる。
???ってキョトンとしてるリオネルに、ウィルフレッドはキレつつ自分の気持ちを伝え始める。
いわく、ホントはパーティとかで見かけたことがあって、その時に一目惚れした事。
偶然婚約の話が舞い込んできて、一も二もなく喜んで応じたこと。
嬉しさ大爆発してたけど、それと同時に緊張もしまくってて、ついつい素っ気ない態度になってしまったこと。
「……僕のこと、嫌いじゃないの?」
「大好きだわ!!」
っていうツンギレ美形と一途純粋ぽちゃのお話。
ちなみにウィルフレッドがリオネルに言った
「なんてだらしのない体なんだ」
「笑顔を見せるな」
「距離が近い。離れろ」
っていうのは
「なんてだらしのない体なんだ(そんなお前を愛してるのは俺くらいだぞ)」
「(俺以外のやつに)笑顔を見せるな」
「距離が近い。(ドキドキしてもたないから)離れろ」
みたいなやつ。言葉がクソ足りてない。
素直に気持ち伝えたあとは
リオネルにべったりくっつきまくるウィルフレッドなのであった。
CP名:ウィルフレッド×リオネル
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