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オリジナル
⑯クール風泣き虫×包容力(美形×平凡)
しおりを挟む背が高くて切れ長の目が特徴的なイケメン(響)。見た目通りクールで、近寄り難い雰囲気を醸し出している。そんな彼の傍には、彼より幾分背が低い、ほわほわした雰囲気の幼なじみ(平凡(朋希))が。
響に話しかけても睨まれるので、クラスメイト達は朋希に声をかけ、何かある時は伝言してもらう。
そんな感じで二人はいつも一緒。
女子たちは「なんであんな平凡が……」と思うものの、朋希が傍にいる時といない時では、響の近寄り難さが段違いなので何も言えない。
「ひーくん、ちゃんと自分で会話しなきゃ」
「…………いいだろ別に」
「も~。ゴメンねー。ひーくん、人見知りだから~」
朋希はあはは~と朗らかに笑ってる。その横で響は周りを睨むようにしてるんだけど、周囲の人たちはみんな「なんであの平凡はアイツのそばにいれるんだ?」って不思議がってる。
周囲から見た二人はそんなだけど、実際はというと。
「うっ、うっ……また怖がらせちゃった」
「もー泣かないの」
「だって、みんな僕と話してくれないっ」
「それは自分から話しかけないのも悪いでしょ~?」
場所は響の部屋のベッドの上。
壁に背中をつけて座る朋希の腹に、顔を埋めて響が泣いていた。
「だって緊張して声出ないんだもん!!ともちゃん居なきゃ、顔見ることも出来ないし!」
「そんなこと言われてもね~。どうしたもんかー」
ぐりぐりお腹に頭を押し付ける響。朋希はよしよしと、その形のいい頭を撫でる。
「もーやだぁ。友達出来なくてもいい~!ともちゃんがいればいい~!」
「すぐそういうこと言う~。どうするの大学離れたら」
「一緒のとこ行くもん!」
「大学卒業後は?」
「ずっと一緒!」
「そうはいかないでしょ~」
「一緒だからっっ!!」
びゃっ!とまた泣く響。
あーもー。と溜息をつきつつも小さく笑って、
「ほらおいで」
「ゔー。ともちゃん……」
優しく声を掛けると、のそりと体を起こす響。それからぎゅうっと抱きつかれる。朋希もその背に腕を回して、頭や背中を撫で、頬や瞼に優しくキスを落とす。
「ほら泣き止んで。かっこいい顔が台無しだよ?」
「うう……不細工な僕、キライ?」
「そんなわけないでしょ」
「ともちゃん好きぃ」
「はいはい。僕も好きだよ~」
ってな感じの
クール風泣き虫ヘタレイケメン×包容力平凡のお話。
ちなみにこの2人は響の発言通りずっと一緒。離れたら響がしんじゃう。
CP名:霧島響×木谷朋希
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