ツイノベまとめ

希咲さき

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オリジナル

⑰不良No.2×ビビり(美形×平凡)

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 ヤンキー高校に入学した平凡(真)。そこで出来た平凡友達が、どうしたことか学校の番長に呼び出された!
 自分と同じくビビりな友達。
「ついてきてお願い死んじゃうからぁ!」
 と縋りつかれ、仕方なく呼び出しについて行くことに。
 屋上に行けば、そこにはイケメンが2人。

 友達を呼び出した番長と、No.2と呼ばれる男(彰司)。
 自分たちより大きくて顔のいい2人にビビり散らかして、友達とガクブルしながらくっついていれば、番長に睨みつけられ、彰司に友達から引き離された。

「キミはこっちね~」
「ひぇえ!」

 ゆるふわな喋り方と雰囲気の彰司。
 だけど力は強くて全然ゆるふわじゃない。
 逃げられないことに泣きそうになりつつ、なんでか彰司と2人物陰から友達と番長を見守ることに。

 友人たちは想像通り、告白劇を繰り広げてる。
 自分達はといえば、なぜか自分に覆い被さるような形で彰司が2人を見てニヤニヤしてる。

 え?なん?ちっか!!なんかいい匂いするし!!

 距離の近さとか体勢にワタワタしてる真。

「えーアイツらおもろ。嵐(番長)はあの子のどこが良いんだろうね~」

 とか話しかけられるけど、上手く答えられない。

「あ?無視~?いい度胸じゃーん?」
「うぇ……」

 パニクりすぎて、終いにはとうとう泣き出しちゃう。

「え~マジ?泣いちゃうの~??」

 ちょっとびっくりしたような声だったけど、段々楽しそうに変わってきて、彰司は何を思ったかくるっと真を振り向かせて、正面から抱きしめてくる。

「そんな不細工な顔で泣かれても困んだけど~。オレが泣かしたみたいじゃーん」

 とか口では何気に酷いことを言うけど、背中を撫でてくれる手は優しい。
 なんだかそのギャップとか、非日常の現実についていけなくて、いつの間にか涙は止まってた。
 それでも鼻をぐすぐす鳴らしてれば、後ろから声をかけられる。

「何やってんだお前ら」
「真……?」

 いつの間に話し終わってたのか、番長と友達が立っていた。
 友達は泣きそうな顔をしていたが、番長の顔を見るにどうにかなったらしい。

「へぇ~?上手くいったんだ。良かったじゃん」
「おう。明日から毎日一緒に昼飯食うことになったから」

 番長達がそんな話をしてて、真は驚く。

 え、じゃあ明日から俺は誰と食べれば?ぼっち飯??

 なんて思っていれば

「なん、そんな話になったん?ならオレはこの子と食うわ~」

 って彰司に言われる。
 それからなんか知らんけど、4人で屋上でご飯を食べることに。
 ただ、番長達とは離れたところで2人で食べてる。

 なんでこんなことに?と思いつつ、なんだかんだ毎日のお昼が楽しい。彰司は噂に聞くほど怖くなくて、遠いところから番長たちを見て笑ってたり、昨日見たテレビの話なんかをしてくれたりと優しかった。
 彰司も楽しいと思ってくれているのか、よく笑顔を見せてくれるし、ほっぺたをつついたり肩を組んだりしてくる。

 友人のほうも上手くいっているようで、悪くない毎日だと思っていた矢先のこと。

 友人共々、番長たちと敵対するチームに拉致されてしまう。

 それから、番長呼び出して、チーム同士で殴り合いして、結果番長達が勝つ。無事に助け出された2人。だけど、元来のビビりがここに来て復活。
 怪我してる番長たちを見てビクッ!としちゃう。
 真も友達も、番長や彰司に殴られると思った訳ではなくて、喧嘩してた姿を思い出したのと、自分たちを拉致った相手が怖かったのを思い出しただけなんだけど、番長達はそれが自分たちに対するものだと思って、それから距離ができる。

 お昼の集まりも無くなったし、学校でも姿を見なくなった。
 真と友達はモヤモヤ。友達の方はちゃんと「お付き合い」をしてたから、なんで会ってくれないの……って落ち込んでるんだけど、真の方は「この気持ちってなんだろう」ってところで悩んでる。
 最初は怖かったけど、今は全然そんなことなくて。優しくてかっこよくて、いい匂いがして、話も面白いし、何より会えないのがすごく悲しい。
 そう考えた時、自分はいつの間にか彰司のこと好きになってたんだなって、ようやく気づく。

 それからこのビビり2人。
 学校にいる番長のチームのやつに彼らの家を聞き出し、アポ無し突撃。

 開かれたドアから現れた彰司は、ポカンとしていた。

「っ先輩に言いたいことがあってきました!」
「は?え?なんでウチの場所……」
「先輩が好きです!」

 困惑してる彰司を気にもせず、真は告白。抱きついて泣いて。
 そうしたら彰司は家の中に真を引き込んで。

 ーーあとは彰司の気持ちを、体をもって伝えられましたとさ。

 ゆるふわヤンキー(先輩)×ビビり平凡(後輩)

 (補足的ななにか↓↓)

 彰司は、真の泣き顔に惹かれた。「不細工~」と言いつつも、ハートを掴まれてて、それからどんどん真が可愛く見えてる。番長達と離れたところでご飯食べてたのも、2人の空間作りたかったから。

 番長達もちゃんと結ばれてる。

 彰司も番長も愛重めだから、2人は逃げられないぜ!(逃げる気もない)



CP名:不破彰司ふわしょうじ×生天目真なばためまこと
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