18 / 96
オリジナル
⑱支配人×ドアマン(美形×平凡)
しおりを挟むとあるホテルでドアマンとして働く平凡(悠人)。
華やかさのある顔では無いが、人柄と愛想の良さでお客さんからの覚えもいい。
そんな悠人の夢は、今働いてるホテルよりかなりランクの高いある高級ホテルで働くこと。その日を夢みて日々頑張っている。
ある日めっちゃお金持ちっぽいお客様が訪れる。顔も良くて、仕草から雰囲気から、上流階級感が凄い。
粗相のないように!と思って緊張するけど、いつもと変わらず笑顔で接客。
美形なその客(柊吾)は入口を開いて待っている悠人を、何故かその場にじっと佇んで見つめてくる。
「あの、お客様?どうかなさいましたか?」
「あ、あぁ。いやなんでもない」
不思議には思ったものの、柊吾は何事も無かったように歩き出したので、それ以上は特に気にせず仕事に集中する。
それからというもの。連泊している様子の柊吾は、出かける度に悠人に声をかけてくれるように。
「今日も頑張っているね」
「気持ちのいい挨拶をありがとう」
「オススメの店を知らないかい?」
仕事中だから……とは思うが、お客様を適当にあしらうことも出来ず、毎日柊吾と会話するようになった悠人。なんだかんだそのひと時が楽しく思うように。
柊吾はかっこいいだけじゃなく博識で、おまけにユーモアにもあふれていてとても魅力的な人だった。
仕事が休みの日、彼と会話できないことが少し寂しく感じてしまうようになった頃、柊吾に告げられる。
「そろそろこのホテルをチェックアウトするんだ。しばらくは仕事が忙しくなって来ることも出来ないだろう」
「そう、ですか……」
柊吾と会えなくなるという事実に、胸がギュッと痛くなる。表情が曇ってしまいそうになるのを、どうにか我慢して、ドアマンらしく笑顔で別れを告げようとすれば。
「そこで君にお願いがあるんだ」
「……へ?」
「私のホテルで働いてくれないか?」
微笑みながら柊吾が告げる。
それから詳しく内容を話し出した。
柊吾は超有名ホテルのオーナーで、そのホテルはなんと悠人が働きたいと思っていた場所だった。
柊吾は悠人の接客態度が非常に気に入ったらしく、悠人さえよければ自分のホテルで働いて欲しいとの事。
そんなに自分のことを好意的に受け止めてくれていたのだと、嬉しくなる悠人。ホテル従業員としてのお誘いも願ったり叶ったりで、悠人は即決。
今働いてるホテルの支配人に退職の旨を伝えれば、支配人はそれより前から柊吾から「彼を引き抜きたい」と打診されていたのだとか。
柊吾の強い思いにドキドキしちゃう悠人。この頃には柊吾を好きになってる事に気づいてる。でも身分とか違うし、釣り合うわけないから、彼の近くで働けるだけで幸せだ、と思うことに。
それから念願叶って夢のホテルでドアマンとして働き出す。
忙しい人だし滅多に会えないよなぁと思っていた悠人をよそに、柊吾は毎日声をかけてくるし、なんなら食事に誘われる。
あれ??と思ってるうちには外堀埋められてて、どうしてか付き合う流れに。
周りの先輩ドアマンとか、従業員から妬まれたり意地悪されたりするけど、そんなの柊吾が全部どうにかしてくれる。そんなお話。
イケメン押せ押せホテルオーナー×流され平凡ドアマン
柊吾は完全に一目惚れ。毎日の会話で自分とこのホテルで働きたいって知って、これ幸いとばかりに行動に出る。公私混同甚だしい野郎。
悠人はよく分かってないけど、柊吾のこと好きだし、まいっか!位の感じで知らぬ間に囲われてる。
CP名:樺倉柊吾×田沼悠人
11
あなたにおすすめの小説
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる