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オリジナル
㊿子供嫌いα×平凡β(美形×平凡)
しおりを挟む(ファンタジー時空)
幼少期親から『子供はクソだ』『居ない方がいい』と言われて育った美形α(アエリス)。変に人格形成されて、子供嫌いに。
成長して、学校に入学して出会った平凡β(ライール)に一目惚れして猛アタック。無事付き合うことに。
本当にライール自身のことが好きではあるんだけど、心のどっかでは『俺と番になることは無いし、子供できる心配もなくていい』と思ってるアエリス。
そんな時事件が起こる。
ライールの友人とかいうヘンテコサイエンティストが、ヘンテコな薬を作ってライールを実験台に。
そして薬の作用でライールは、心身共に幼児退行してしまう。
「たはは~!まさかこんな効果があるとは!!キミの恋人なのにすまないね!じゃ、あとは任せた!!」
てへっ!と舌を出して、アエリスにライールを押し付けて、ヘンテコ野郎は消えてしまった。
「あの野郎……ッ!!」
「ふぇッ」
イラついて大声を出しそうになると、腕の中にいた子供……もといライールが泣き出した。
「あぁもう!泣くなって!!どうしろってんだよ……」
子供の扱いなんて分からないし、そもそも子供が嫌いで避けてきたのに、どうして最愛の恋人が子供なんかに……と困り果てるアエリス。
けれども放置する訳にも行かず、自宅に連れ帰る。
それからアエリスの育児(?)生活がスタート。
ご飯を食べさせたり、服を着替えさせたり、トイレの世話をしたり。
(ガキの世話って、すげー大変じゃねぇか!)
一日付きっきりで面倒を見るというのがどれだけ大変か、身をもって知ったアエリス。
更に子供嫌いが加速しそうになる。
…………だが。
「ん!これ、あげぅ!!」
ーー食事をさせていれば、ニコニコと笑いながら、自分のご飯をアエリスに分けてくれた。
寝ている時に頬をつつけば柔らかく、ふにゃりと笑う顔が愛らしかった。
開いた手のひらに指をやれば握り返してくれた。
普段のライールももちろん可愛い。でも、こんなに小さくて可愛い生き物が、全身で感情を表し、アエリスを頼りきっている姿にやられない訳がなく。
いつの間にか、子供嫌いなんて嘘では??と言うほど過保護なパパに。
とある日。
さあ今日も忙しい一日が始まる!
と、ワクワクしながら朝起きると、隣には元の姿に戻ったライールの姿が。
「ん……」
「ライール……?」
「ぅ、あ……?アエリス?おはよ……」
数日ぶりの恋人の姿に、ほっとすると同時に寂しさを覚えるアエリス。
「僕、アイツと会ったあとの記憶があやふやなんだけど、なにかあった……?」
そう尋ねるライールに、あの日何があって、その後どのような生活をしていたか説明すると、とても驚いていた。
「えっ!?そんなことになってたの?もう、あのバカ!変な薬ばっかり作って!信じらんない!……ごめんね、アエリスにいっぱい迷惑かけたよね?」
しゅんとした様子のライール。
「そんな事ない。全然迷惑じゃなかった。小さいお前は凄く可愛くて、もっとあのままでも良かったくらい……」
「へ?」
「あっ、いや!なんでもない!!その、とりあえず迷惑なんて思ってないから、気にするなよ!!」
何とかその場は誤魔化したアエリス。
ーーそれから。
あの事件以降アエリスは考えが変わる。
(ライールの子供なら絶対可愛い)
(愛せる自信がある)
(俺との子供産んで欲しい)
愛するライールにそっくりな子供が欲しいと思うようになり、それからライールをΩに変えようと画策。
自分のフェロモンをたっぷり浴びせ、何度も何度も奥を突いて中に出した。
そうして季節がひとつ変わる頃。
βだったライールは、Ωへと変化したのだった。
ーーこうして見事ライールをΩに変えたアエリスは、すぐさま項を噛み、それから子作りに励むのでした。
子供嫌いα×平凡β(のちΩ)
CP名:アエリス×ライール
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