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メリーブラッククリスマス【男声2名】
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【使用にあたって】
お好きに使ってくださいな。
作者名は「独身貴族」でお願いします。
使用報告は不要ですが、いただけると喜んで聞きに行きます。
↓Twitter↓
https://twitter.com/toya_108_clown?s=21&t=Hjc5LUJxjVEXvVQdFdd46Q
【台本について】
Aとaは同じ人が読んでもOKです。2人~3人劇に。
──俺たちのもとに、今年もブラッククリスマスがやって来た。
────────────────────
(卓上電話の音)
A「はい、もしもしー。こちら国際サンタ機構公認サンタクロース派遣会社日本支部でぇーす。……え、なになに? サンタさんへのプレゼントのお願いは、こちらの電話で受けてますかって……あー、それは電話じゃなくて、お手紙でお願いしてるんですけど? はいぃ、欲しい物をね、可愛い可愛い便箋に書いて、靴下の中に入れておいてもらえれば、それでオッケーなんで。はいぃ、え? 300万欲しいけれど、イブの間に用意できるか心配で……って、それ、お願いするところ、間違ってません? うちは、ローン会社じゃなくて、サンタクロースの事務所なんですけれど。……え? 予め事務所通しておけばなんとかなるって、あのー、サンタクロースをなんだと思ってるんですか? ええ、うちではそういうサービスは行っていないんで。子供に夢と希望を与えるのが、うちの仕事なんです。出直してもらえますか? はいぃ、では、良いクリスマスを!」
(電話を切る)
A「はああぁー。これで何軒目だよ、こういうお門違いな電話かけてくるやつは……。いくらイブイブのイブだからって、300万円はサンタにも用意できねえっつの。この間は、『別荘が欲しい』だったし? その前は『恋人が欲しい』だったし? その前の前は『新しいパパが欲しい』だったしぃ? なんなんだ、なんなんだよ、もう! ああくそ、クリスマスに深夜まで働く俺たちの身にもなれよ……」
(ノック音)
B「おい、また表に停めてあるお前のトナカイに、駐車違反切符貼られてたぞ」
A「まーたーかーよー! 雪で駐車場が埋まってるから、ちょおっと屋根の上に停めてただけだってのに、交通課の奴ら、屋根にまで登って切符切るのかよ! ご苦労なこったな!
しかも、トナカイとソリだぞ? なんで車両扱いされるんだよ!?」
B「クリスマス前に点数稼ぎしときたいんだろ。ほれ、代わってやるから行ってこい」
A「へいへい。どいつもこいつも、クリスマスだからって浮かれやがって。キリスト様の誕生日だぞ? それをプレゼントだのデートだの、きゃっきゃうふふしやがって……(ぶつぶつ言いながらはける)」
B「……あいつもかなり溜め込んでるな」
***
(電話の音)(ずーっと鳴っている)
A「はいはいはいはい!(ガチャッ)もしもーし! 国際なんたら機構サンタ派遣会社inニッポーンでっす!はい!はい! あー、サンタはねえ、今からプレゼント配りに行くので忙しいんで! そーいうのは、来年にしてもらえますぅ? はい、今こっち、ちょー忙しいんで! じゃ、切りますよ! サイコーのクリスマスを!(ガチャン!)」
B「……いくら忙しくて苛ついているとはいえ、そういう対応じゃ来年から利用してもらえなくなるぞ?」
A「は! 望むこった! こっちはゲーム機だの化粧品だのブランドの時計だの、この寒い中みんなの夢のために、無償で配ってやってんだぞ!? 減ってくれたほうが大助かりってんだ」
B「まあまあ、落ち着け。そんな頭に血が上って赤らんでると、本当にサンタクロースに見えるぞ。ヒゲもつけてやろうか?」
A「結構です。余計なお世話ですー!……お前は、ムカつかねえのかよ」
B「……まあな。もともとブラック企業だってわかって入ったし。お前と違って」
A「そりゃまー、美味しい待遇だの社会保障だのに釣られて入りましたけどぉ? 町中がリア充しているのを見ながら、重労働勤務するなんて聞いてなかったしぃ?」
B「……俺は、この仕事を気に入っている。特に不満はない。子供たちに夢と希望を与えられるのは、素晴らしいことだ」
A「……お前のそういうところ、ソンケーしますよ。子供っつったって、中にはいいお歳のご婦人とかニートとかも混ざってるようですけどー……」
B「夢を見るのに、歳なんて関係ない。夢を忘れてしまうほうが、寂しくはないか」
A「……お前、案外ロマンチストだよな」
B「そうか?」
A「んじゃ、俺は準備ができたんで、お先に。ロマンチストさん」
B「気をつけて。俺もすぐ出る」
(鈴の音)
B「リンリンリン、リンリンリン、鈴がなる……か」
B「やはり、イヴの夜は街が賑やかだな。まだ眠る様子がない。……雲間を移動するのも、困難になったもんだ」
(サイレンの音)
B「……ん? パトカーのサイレンが。……あそこか。聖なる夜に、物騒なことだな」
B「……通り道だ。少し様子を見て行こうか」
a「く、来るなっ! 一歩でもこの建物の中に入ったら、こいつの命はないぞっ! ……くそ、くそくそくそ! みんなしてリア充しやがって……!いい気になんなよぉー!」
B「ごほん。あー、お取り込み中すまない。その、今日は聖なる夜だ。物騒なことはよして、人質を離してやってはくれないだろうか」
a「な、なんだお前!? どっから入ってきたんだ!? 警察か!」
B「俺は警察ではない。サンタさん(代理)だ」
a「……あ?」
B「屋上にソリを停めて、そこの窓から入らせてもらった」
a「ソリ? サンタだあ? お前、頭いかれてんのか? サンタなんてなあ、この世にはいねえんだよ!いるんならなあ、今すぐここに金を用意しろよ!!」
B「いけない。子供の夢を壊すようなことを言ってはダメだ。俺にはサンタが実在するという夢を守る義務もある」
a「はははっ、子供の夢だの、クリスマスだの、うぜーんだよ! もしいるんなら、俺のところにも来るはずだろうがッ! 俺はなあ、サンタさんにプレゼントなんかもらったこと、一度もねえんだよ!」
B「それは……君がサンタさんを信じなかったからじゃないのか?」
a「信じてたさ! 毎年、今度こそ来ますようにってお祈りして、ボロボロの靴下にお願いを書いた鼻かみを綺麗にたたんで入れて、いい子に9時には眠っていたさ。それなのに、一回も俺は、サンタさんもプレゼントも見たことがないんだよおお!!」
B「それは、気の毒に……」
a「今も、こうやって朝から晩まで汗まみれにろくに飯も食わず働いて、借金だの、生活費だの、せっせと稼いでるっていうのに、世の中はクリスマスだなんだ言って、デートだの、ケーキだの、ご馳走だの、うはうは舞い上がりやがって! ちくしょう、腹がたつんだよお!!」
B「君の言い分はわかった。一旦落ち着こうか。ほら、喉が渇いただろう。あったかいお茶だ」(水筒を出す)
a「ああ、ちょうどカラっカラになってたんだ。お前、気がきくな(飲む)」
B「それから、暖房もつけずに寒かったろう。ここにタオルケットがある。遠慮せず使ってくれ」
a「あああ、そう、すごい寒かったんだ! ふう、ようやく生きた心地がしてきたよ。お前、いいやつだな。見直したぞぉ」
B「それは良かった。それから、もう1つ、サンタさんからのプレゼントだ。大金は用意できないが、ここにたくさんプレゼントがある。ケーキもソリに積んである。予備として多めに用意しておいたんだ。随分と遅くなったが、クリスマスをお祝いしよう。俺と、一緒に」
a「お前と、一緒に……?」
B「ああ。ずっと、一人で寂しかったんだろう? 楽しいクリスマスを望んでいたんだろう? 今夜、それをかなえてやる。そのかわり、その人質を解放してくれ。その子にも、一緒に過ごしたい家族がいるんだ。……本当は、馬鹿げたことをしているとわかっているんだろう?」
a「……わかった、この子は解放する。代わりに、一緒にクリスマスを過ごしてくれ……!」
B「ああ、もちろんだ。俺は、サンタさん(代理)だからな」
(電話の音)
A「はいはーい、こちらサンタ代理一号……って、は? 人質になったから、残りのプレゼント、運んでくれって、ふざけんな! 何やってんだよ! ……っく、言うだけ言って切りやがった。ったく、あいつらしいねぇ。残業代、出してくれるんだろうな……? はーっ、早く終わらせて、家に帰るべ。俺にもクリスマスが待ってんだよ!」
END
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【台本について】
Aとaは同じ人が読んでもOKです。2人~3人劇に。
──俺たちのもとに、今年もブラッククリスマスがやって来た。
────────────────────
(卓上電話の音)
A「はい、もしもしー。こちら国際サンタ機構公認サンタクロース派遣会社日本支部でぇーす。……え、なになに? サンタさんへのプレゼントのお願いは、こちらの電話で受けてますかって……あー、それは電話じゃなくて、お手紙でお願いしてるんですけど? はいぃ、欲しい物をね、可愛い可愛い便箋に書いて、靴下の中に入れておいてもらえれば、それでオッケーなんで。はいぃ、え? 300万欲しいけれど、イブの間に用意できるか心配で……って、それ、お願いするところ、間違ってません? うちは、ローン会社じゃなくて、サンタクロースの事務所なんですけれど。……え? 予め事務所通しておけばなんとかなるって、あのー、サンタクロースをなんだと思ってるんですか? ええ、うちではそういうサービスは行っていないんで。子供に夢と希望を与えるのが、うちの仕事なんです。出直してもらえますか? はいぃ、では、良いクリスマスを!」
(電話を切る)
A「はああぁー。これで何軒目だよ、こういうお門違いな電話かけてくるやつは……。いくらイブイブのイブだからって、300万円はサンタにも用意できねえっつの。この間は、『別荘が欲しい』だったし? その前は『恋人が欲しい』だったし? その前の前は『新しいパパが欲しい』だったしぃ? なんなんだ、なんなんだよ、もう! ああくそ、クリスマスに深夜まで働く俺たちの身にもなれよ……」
(ノック音)
B「おい、また表に停めてあるお前のトナカイに、駐車違反切符貼られてたぞ」
A「まーたーかーよー! 雪で駐車場が埋まってるから、ちょおっと屋根の上に停めてただけだってのに、交通課の奴ら、屋根にまで登って切符切るのかよ! ご苦労なこったな!
しかも、トナカイとソリだぞ? なんで車両扱いされるんだよ!?」
B「クリスマス前に点数稼ぎしときたいんだろ。ほれ、代わってやるから行ってこい」
A「へいへい。どいつもこいつも、クリスマスだからって浮かれやがって。キリスト様の誕生日だぞ? それをプレゼントだのデートだの、きゃっきゃうふふしやがって……(ぶつぶつ言いながらはける)」
B「……あいつもかなり溜め込んでるな」
***
(電話の音)(ずーっと鳴っている)
A「はいはいはいはい!(ガチャッ)もしもーし! 国際なんたら機構サンタ派遣会社inニッポーンでっす!はい!はい! あー、サンタはねえ、今からプレゼント配りに行くので忙しいんで! そーいうのは、来年にしてもらえますぅ? はい、今こっち、ちょー忙しいんで! じゃ、切りますよ! サイコーのクリスマスを!(ガチャン!)」
B「……いくら忙しくて苛ついているとはいえ、そういう対応じゃ来年から利用してもらえなくなるぞ?」
A「は! 望むこった! こっちはゲーム機だの化粧品だのブランドの時計だの、この寒い中みんなの夢のために、無償で配ってやってんだぞ!? 減ってくれたほうが大助かりってんだ」
B「まあまあ、落ち着け。そんな頭に血が上って赤らんでると、本当にサンタクロースに見えるぞ。ヒゲもつけてやろうか?」
A「結構です。余計なお世話ですー!……お前は、ムカつかねえのかよ」
B「……まあな。もともとブラック企業だってわかって入ったし。お前と違って」
A「そりゃまー、美味しい待遇だの社会保障だのに釣られて入りましたけどぉ? 町中がリア充しているのを見ながら、重労働勤務するなんて聞いてなかったしぃ?」
B「……俺は、この仕事を気に入っている。特に不満はない。子供たちに夢と希望を与えられるのは、素晴らしいことだ」
A「……お前のそういうところ、ソンケーしますよ。子供っつったって、中にはいいお歳のご婦人とかニートとかも混ざってるようですけどー……」
B「夢を見るのに、歳なんて関係ない。夢を忘れてしまうほうが、寂しくはないか」
A「……お前、案外ロマンチストだよな」
B「そうか?」
A「んじゃ、俺は準備ができたんで、お先に。ロマンチストさん」
B「気をつけて。俺もすぐ出る」
(鈴の音)
B「リンリンリン、リンリンリン、鈴がなる……か」
B「やはり、イヴの夜は街が賑やかだな。まだ眠る様子がない。……雲間を移動するのも、困難になったもんだ」
(サイレンの音)
B「……ん? パトカーのサイレンが。……あそこか。聖なる夜に、物騒なことだな」
B「……通り道だ。少し様子を見て行こうか」
a「く、来るなっ! 一歩でもこの建物の中に入ったら、こいつの命はないぞっ! ……くそ、くそくそくそ! みんなしてリア充しやがって……!いい気になんなよぉー!」
B「ごほん。あー、お取り込み中すまない。その、今日は聖なる夜だ。物騒なことはよして、人質を離してやってはくれないだろうか」
a「な、なんだお前!? どっから入ってきたんだ!? 警察か!」
B「俺は警察ではない。サンタさん(代理)だ」
a「……あ?」
B「屋上にソリを停めて、そこの窓から入らせてもらった」
a「ソリ? サンタだあ? お前、頭いかれてんのか? サンタなんてなあ、この世にはいねえんだよ!いるんならなあ、今すぐここに金を用意しろよ!!」
B「いけない。子供の夢を壊すようなことを言ってはダメだ。俺にはサンタが実在するという夢を守る義務もある」
a「はははっ、子供の夢だの、クリスマスだの、うぜーんだよ! もしいるんなら、俺のところにも来るはずだろうがッ! 俺はなあ、サンタさんにプレゼントなんかもらったこと、一度もねえんだよ!」
B「それは……君がサンタさんを信じなかったからじゃないのか?」
a「信じてたさ! 毎年、今度こそ来ますようにってお祈りして、ボロボロの靴下にお願いを書いた鼻かみを綺麗にたたんで入れて、いい子に9時には眠っていたさ。それなのに、一回も俺は、サンタさんもプレゼントも見たことがないんだよおお!!」
B「それは、気の毒に……」
a「今も、こうやって朝から晩まで汗まみれにろくに飯も食わず働いて、借金だの、生活費だの、せっせと稼いでるっていうのに、世の中はクリスマスだなんだ言って、デートだの、ケーキだの、ご馳走だの、うはうは舞い上がりやがって! ちくしょう、腹がたつんだよお!!」
B「君の言い分はわかった。一旦落ち着こうか。ほら、喉が渇いただろう。あったかいお茶だ」(水筒を出す)
a「ああ、ちょうどカラっカラになってたんだ。お前、気がきくな(飲む)」
B「それから、暖房もつけずに寒かったろう。ここにタオルケットがある。遠慮せず使ってくれ」
a「あああ、そう、すごい寒かったんだ! ふう、ようやく生きた心地がしてきたよ。お前、いいやつだな。見直したぞぉ」
B「それは良かった。それから、もう1つ、サンタさんからのプレゼントだ。大金は用意できないが、ここにたくさんプレゼントがある。ケーキもソリに積んである。予備として多めに用意しておいたんだ。随分と遅くなったが、クリスマスをお祝いしよう。俺と、一緒に」
a「お前と、一緒に……?」
B「ああ。ずっと、一人で寂しかったんだろう? 楽しいクリスマスを望んでいたんだろう? 今夜、それをかなえてやる。そのかわり、その人質を解放してくれ。その子にも、一緒に過ごしたい家族がいるんだ。……本当は、馬鹿げたことをしているとわかっているんだろう?」
a「……わかった、この子は解放する。代わりに、一緒にクリスマスを過ごしてくれ……!」
B「ああ、もちろんだ。俺は、サンタさん(代理)だからな」
(電話の音)
A「はいはーい、こちらサンタ代理一号……って、は? 人質になったから、残りのプレゼント、運んでくれって、ふざけんな! 何やってんだよ! ……っく、言うだけ言って切りやがった。ったく、あいつらしいねぇ。残業代、出してくれるんだろうな……? はーっ、早く終わらせて、家に帰るべ。俺にもクリスマスが待ってんだよ!」
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