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第1章
1 - 8 掘って潜入!そして殲滅!
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「雷斗様、アンジュとデートですか?楽しそうですね。」
ゴゴゴゴゴゴ────
そう、俺とアンジュはレナートの店で散々いちゃこらしたらレナートの怒りを買い、慌てて逃げるように出てきたのだが──
「アンジュ…ちと走って疲れたから、そこの喫茶店で休憩してかないか?」デートの続きだと思ってさ!と誘い喫茶店へ連れ込む
《連れ込むのが喫茶店ってのがね~視聴者の期待裏切ってるよ!もっと!もっと熱くなれよ!!》(うるさいですよ修造女神)
喫茶店へ入った俺達はケーキと紅茶を楽しんでいた───
だというのに……どうしてこうなった!!
どうやら買い物の途中で手を繋ぎ走る俺達を見つけ尾行してきたとはミレーヌ談だ。
そしてどうやら仕事中のミレーヌをほったらかして?デートしていたことにご立腹らしい。
「ああ、前回のアンナ救出のお礼も兼ねてアンジュにドレスとかを少々……」俺の説明にミレーヌの顔は眉根が寄り眉間にシワができ……「流石は雷斗様、沢山の女性にモテて素晴らしいですね」
「あー……ミレーヌさん?……」俺はもう戦々恐々ガクブルだ。
《まあ、雷斗さんが中途半端に手を出すのがいけないんですよね。さっさと全員手込めにすればいいんですよこのチキン。》
(ねえ、今サラッと凄いこと言ったよね?ねえ?)
「雷斗様!後日私とデートして頂けるのなら許してあげます。」
という有難いお言葉に俺は──「よろこんで!」是非も無し──
なんとかミレーヌから解放された俺はアンジュを送った後──
(そういえば、女神さま…この世界の人間って商人と農夫ってのはわかるんですけど、他の人間ってのはなにをして生活してるんですか?)とここ数日過ごした感想も込めて聞いてみた。
《そうですね…鍛治師、冒険者、貴族の3つが一般的ですね、あとはまあ、雷斗さんの世界にもあるような職ですね。俗に言う手に職というやつです。》
(冒険者ってのはあれですか?ラノベとかでよくあるアレですか?)《まぁそうですね。この街は魔物なんて物は居ないですが、地方に行けば普通に居ますし。》
(そのうち俺も冒険者してみてもいいな。)
《ふふっそうですね。》
そこで俺の頭に一筋の光が走った!
(あの御者の死体……あれ魔物に噛まれたんじゃないか?)
《……そうかもしれません!》どうして気がつかなかったんでしょう……と考え込んでしまう女神さまだが──(そもそも女神さまに洞察力とか期待してないんで、大丈夫です)
《ムキッ!》(ムキッ!って筋肉でも鍛えてるんですか?)
《ムキー!》「ぶほっ」(はははっ!やっべ声出ちった!)
《もう!あんまり女神さまをいじめると久々に天罰を──》
(ごめんごめん、んで、女神さま──《魔物を探知する魔法ですね?》(おお!以心伝心!これが愛の力ってやつか!)
《あああ!あい!?》(あいあい?おサルさん?)
《ああ!もう!とにかく、探知なら【サーチ・モンスター】で地図にマーカーが出ます!もう知らない!》(そう怒んなよ。)
「【サーチ・モンスター】」───
おっ!脳内の地図に───っと色が……なんだろ
《青が人へ付けたエンチャントサーチの表示です、そして──》
(赤が魔物ってことか。)《そうなります。》
赤い点が一つ……二つ……全て同じ建物に反応がある。
つまりここに住んでる奴が限りなく黒ってことだな。
《やっちゃいますか!》(気がはやいっ!まずは確認!)
ということで、「【シャドウハイド】【レビテーション】【フライ】!」と立て続けに呪文を念じて俺は高速で飛行を始めた!
しばらく飛ぶと───(着いた……随分と大きな屋敷だな……)
《この街は広いですからね。なんせ一つの領地全てが街ですから…雷斗さんの感覚で言えば──都内一つ分ってとこです。》
(それは確かに街っていうには広すぎる)
と会話しつつ屋敷の窓から中を覗く───が(魔物が居ない!)
確かに反応はここにある、だか窓から部屋を覗く限り魔物の姿は見えない。《恐らく地下室ではないかと。》(なるほど……じゃあ──《穴を掘って侵入ですね、ドリラーが穴を掘り進むイメージで【ディグダ】と念じてくれれば手を向けた方向の土が約2M四方で削れます。》
(なるほど……俺は今日から穴堀り雷斗だ!)「【ディグダ】」
ボコッ
手を斜め下へ向け念じると音を立て地面に穴が空いた。
ふむ、「【ディグダ】【ディグダ】【ディグダ】───」
俺は穴へ飛び込み呪文を連打してマーカー目掛けて掘り進む!
(ふははは!俺のドリルは!天を突くドリルだぁぁぁぁ!)
ボコッボコッボコッボコッボコッ
(おっ、壁が出てきた──ということは地下室ってことだな。)
「【サンドストーム】」
安定の砂化魔法で壁を音もなく砂へと変えて───
さぁて、仕事の時間だ!
俺は意気込み屋敷へと潜入した──
「さて……とりあえず【シャドウハイド】」
穴掘るのに一度解いてたシャドウハイドを再度展開!
これで魔物と遭遇しても先制されることは無い。
俺は地下室を魔物のマーカー目掛けて進み──
マーカー通りならば、目の前の部屋に魔物が居る!
俺は【インべントリ】から名刀正清を取りだし扉を開けた!
が───(なんか拍子抜けですね……)《う~ん……》
檻に入れられた魔物は厳重に鎖に繋がれ身動きが取れない。
(女神さま、この狼みたいなのはなんて名前ですか?)
《この魔物はハンターウルフと言って嗅覚が鋭く、一度嗅いだ獲物の匂いは忘れず、その牙は鉄をも噛み砕く……と言われてます》
(あ~まあ、面倒な奴ってことですね。)《ですね。》
(でも、檻に鎖じゃなんにも出来ないだろうし、放置して飼い主探しに行きますか!)と魔物の部屋を軽快にスルーする。
《殺しておいた方が後々面倒がなさそうではありますが──》
(ま、ここには俺だけだし、その気になれば何時でもやれるさ)
と、俺はサクサク地上への階段を探し──
(あったあった!)サクサクっと地上へと出る──が───
「なぜ扉がひとりでに開いたんだ……」やべ!見張りだ!
階段を上がった先の扉を開けば部屋の中には見張りが4人!
「お前、魔物の部屋を調べてこい!」と一人の男…恐らくリーダー格の奴が指示を出すと、開いた扉から一人降りていく。
チッ!あの先は俺が開けた穴がまんま残ってるっていうのに!
仕方ない─「おうおうおうおう!テメー達!何処を見てやる!」
「何処だ!」「姿が見えないぞ!」「隠れてないで出てこい!」
慌てふためく男達!俺は脳内で【エフェクト・サクラ】【エンチャント】同時発動!
「魔物達を飼い慣らし」シャドウハイドを解きスッと姿を見せ
「巷では誘拐の手引き」俺はシャツを両手で破り
「例えお天道様が許しても」右腕を破ったシャツから抜き取る!
「この桜吹雪がテメー達の悪事を許しちゃおかねえ!」
俺の胸から右腕にかけて、立派な桜吹雪が舞っていた!
《滅茶苦茶カッコいいーーーー!英樹がいいわ!英樹にして!》(おばあちゃんあんまり興奮すると血圧上がるよ……)
「なんだテメー!イカれた格好しやがって!」
「お前ら!構うこたーねえ!やっちまえ!」「「おおー!」」
かくして戦闘が始まった!
俺はモブAの剣撃を正清で受け流し、破いたシャツでひっぱたく!
さらにモブBの突進を殴って弾き返す!
今だ!とばかりに背後から奇襲してくるモブCの攻撃を半回転して避け、その速度を殺さず裏拳を叩き込む!
「チッ!一体テメーは何者だ!!」
「遊び人の雷斗さんでぃ!」と最後に残ったリーダー格の男を正清の峰で額を叩き昏倒させる。
「ふぅ……一丁あがり!──しかし……」
(女神さまへのサービスの為だけにシャツを1枚無駄にしました)
《はぁはぁ……最高でした!またやってくださいね!!》
(ま、気が向けばね……)だめだこの女神さま。
そんなやり取りの中、バタバタ──と複数の足音。
《あれだけ騒げば異変に気が付きますよね。》(ですね)
俺は足音のする方へと飛び出し殲滅を開始する!
「おらあ!」正面から迫る男へ全力パンチ!ゴキャッ!という音を立て首が吹き飛び短い一生を終える。
「ぜい!」左手に握った正清で首筋を一閃!頸動脈を絶ち切られた男は倒れ、噴き出す液体は噴水の様。
「相手は一人だ!怯むな!囲めば殺れる!」と何処からかの声で更に増援がやってくる!
俺は舌なめずりをして手招き1つ「死にたい奴から前へ出ろ!」
俺の挑発に一斉に飛び掛かる男達を斬る!
「はははっ!まるでアクションゲームだなっ!」
正清を秋月の構えに持ち…通路から涌き出てくる男達をひたすらに突き、払い、突き、払いとしている内に何人かの男達は──
「俺は逃げるぞぉぉぉ!こいつは化け物だあああ!」
と折角殺してやると言っているのになぜ逃げるのか?
「逃がさねーよ!【サンドストーム】【トルネイド】!」
本来射程の短いサンドストームの死を呼ぶ砂がトルネイドによって俺の正面へと勢いよく舞い散った!
「あああああ!体があああ!崩れ……くず……いひひ」
逃げ出そうとした男達は足が、腕が、砂に侵食され崩れ落ちていく…その異様な光景に男達は気が狂い発狂しながら全身を砂へと変えた。
また、残された男達もその光景を見て戦意を喪失し膝を着き命乞いをする者。泡を吹いて気絶している者など。
その場に戦う意思を持つ者は、もう誰一人として居なかった──
俺以外は──
俺は命乞いする男の首を跳ね、泡を吹いて気絶している男の心臓を抉り、涙を流し発狂している者を「煩い」と口を貫く。
そうして屋敷内部の“洗浄”を終え正清を仕舞う。
残ったのは転がる肉片から漂う、濃い錆びた鉄のような異臭と赤い水溜まりだけとなった。
(偉そうな奴は居なかったですね……)
《そうですね。最も途中から見境なく平等に皆殺しだったので、どれが偉いとかなかったですよね?》(ぬぅ……失敗だったか。)
《とりあえず、魔物の部屋のリーダーは生きているからいいんじゃないですか?》
(そうですね、戻って拷問しましょう。)《レッツゴー!》
(ところで女神さま……)《はい?》
(拷問と聞いてテンション上がるってもう女神っていうより邪神なんじゃ?)と思わず感想を漏らす
《私は善行の女神ポメリーです、使徒の癖に信仰が足らないように見えるのでお仕置きが必要ですね。》ゴゴゴゴって頭の中に直接響く!あぁ!ゴゴゴゴゴゴ煩い!なんという嫌がらせ!
《ふふっ、私を邪神扱いするからです!プンプンガオー!ですよ?》(ははっ!ちょっと和んだわ、ありがとう女神さま)
俺達は談笑しながら魔物の部屋へと戻り───地獄が始まる。
ゴゴゴゴゴゴ────
そう、俺とアンジュはレナートの店で散々いちゃこらしたらレナートの怒りを買い、慌てて逃げるように出てきたのだが──
「アンジュ…ちと走って疲れたから、そこの喫茶店で休憩してかないか?」デートの続きだと思ってさ!と誘い喫茶店へ連れ込む
《連れ込むのが喫茶店ってのがね~視聴者の期待裏切ってるよ!もっと!もっと熱くなれよ!!》(うるさいですよ修造女神)
喫茶店へ入った俺達はケーキと紅茶を楽しんでいた───
だというのに……どうしてこうなった!!
どうやら買い物の途中で手を繋ぎ走る俺達を見つけ尾行してきたとはミレーヌ談だ。
そしてどうやら仕事中のミレーヌをほったらかして?デートしていたことにご立腹らしい。
「ああ、前回のアンナ救出のお礼も兼ねてアンジュにドレスとかを少々……」俺の説明にミレーヌの顔は眉根が寄り眉間にシワができ……「流石は雷斗様、沢山の女性にモテて素晴らしいですね」
「あー……ミレーヌさん?……」俺はもう戦々恐々ガクブルだ。
《まあ、雷斗さんが中途半端に手を出すのがいけないんですよね。さっさと全員手込めにすればいいんですよこのチキン。》
(ねえ、今サラッと凄いこと言ったよね?ねえ?)
「雷斗様!後日私とデートして頂けるのなら許してあげます。」
という有難いお言葉に俺は──「よろこんで!」是非も無し──
なんとかミレーヌから解放された俺はアンジュを送った後──
(そういえば、女神さま…この世界の人間って商人と農夫ってのはわかるんですけど、他の人間ってのはなにをして生活してるんですか?)とここ数日過ごした感想も込めて聞いてみた。
《そうですね…鍛治師、冒険者、貴族の3つが一般的ですね、あとはまあ、雷斗さんの世界にもあるような職ですね。俗に言う手に職というやつです。》
(冒険者ってのはあれですか?ラノベとかでよくあるアレですか?)《まぁそうですね。この街は魔物なんて物は居ないですが、地方に行けば普通に居ますし。》
(そのうち俺も冒険者してみてもいいな。)
《ふふっそうですね。》
そこで俺の頭に一筋の光が走った!
(あの御者の死体……あれ魔物に噛まれたんじゃないか?)
《……そうかもしれません!》どうして気がつかなかったんでしょう……と考え込んでしまう女神さまだが──(そもそも女神さまに洞察力とか期待してないんで、大丈夫です)
《ムキッ!》(ムキッ!って筋肉でも鍛えてるんですか?)
《ムキー!》「ぶほっ」(はははっ!やっべ声出ちった!)
《もう!あんまり女神さまをいじめると久々に天罰を──》
(ごめんごめん、んで、女神さま──《魔物を探知する魔法ですね?》(おお!以心伝心!これが愛の力ってやつか!)
《あああ!あい!?》(あいあい?おサルさん?)
《ああ!もう!とにかく、探知なら【サーチ・モンスター】で地図にマーカーが出ます!もう知らない!》(そう怒んなよ。)
「【サーチ・モンスター】」───
おっ!脳内の地図に───っと色が……なんだろ
《青が人へ付けたエンチャントサーチの表示です、そして──》
(赤が魔物ってことか。)《そうなります。》
赤い点が一つ……二つ……全て同じ建物に反応がある。
つまりここに住んでる奴が限りなく黒ってことだな。
《やっちゃいますか!》(気がはやいっ!まずは確認!)
ということで、「【シャドウハイド】【レビテーション】【フライ】!」と立て続けに呪文を念じて俺は高速で飛行を始めた!
しばらく飛ぶと───(着いた……随分と大きな屋敷だな……)
《この街は広いですからね。なんせ一つの領地全てが街ですから…雷斗さんの感覚で言えば──都内一つ分ってとこです。》
(それは確かに街っていうには広すぎる)
と会話しつつ屋敷の窓から中を覗く───が(魔物が居ない!)
確かに反応はここにある、だか窓から部屋を覗く限り魔物の姿は見えない。《恐らく地下室ではないかと。》(なるほど……じゃあ──《穴を掘って侵入ですね、ドリラーが穴を掘り進むイメージで【ディグダ】と念じてくれれば手を向けた方向の土が約2M四方で削れます。》
(なるほど……俺は今日から穴堀り雷斗だ!)「【ディグダ】」
ボコッ
手を斜め下へ向け念じると音を立て地面に穴が空いた。
ふむ、「【ディグダ】【ディグダ】【ディグダ】───」
俺は穴へ飛び込み呪文を連打してマーカー目掛けて掘り進む!
(ふははは!俺のドリルは!天を突くドリルだぁぁぁぁ!)
ボコッボコッボコッボコッボコッ
(おっ、壁が出てきた──ということは地下室ってことだな。)
「【サンドストーム】」
安定の砂化魔法で壁を音もなく砂へと変えて───
さぁて、仕事の時間だ!
俺は意気込み屋敷へと潜入した──
「さて……とりあえず【シャドウハイド】」
穴掘るのに一度解いてたシャドウハイドを再度展開!
これで魔物と遭遇しても先制されることは無い。
俺は地下室を魔物のマーカー目掛けて進み──
マーカー通りならば、目の前の部屋に魔物が居る!
俺は【インべントリ】から名刀正清を取りだし扉を開けた!
が───(なんか拍子抜けですね……)《う~ん……》
檻に入れられた魔物は厳重に鎖に繋がれ身動きが取れない。
(女神さま、この狼みたいなのはなんて名前ですか?)
《この魔物はハンターウルフと言って嗅覚が鋭く、一度嗅いだ獲物の匂いは忘れず、その牙は鉄をも噛み砕く……と言われてます》
(あ~まあ、面倒な奴ってことですね。)《ですね。》
(でも、檻に鎖じゃなんにも出来ないだろうし、放置して飼い主探しに行きますか!)と魔物の部屋を軽快にスルーする。
《殺しておいた方が後々面倒がなさそうではありますが──》
(ま、ここには俺だけだし、その気になれば何時でもやれるさ)
と、俺はサクサク地上への階段を探し──
(あったあった!)サクサクっと地上へと出る──が───
「なぜ扉がひとりでに開いたんだ……」やべ!見張りだ!
階段を上がった先の扉を開けば部屋の中には見張りが4人!
「お前、魔物の部屋を調べてこい!」と一人の男…恐らくリーダー格の奴が指示を出すと、開いた扉から一人降りていく。
チッ!あの先は俺が開けた穴がまんま残ってるっていうのに!
仕方ない─「おうおうおうおう!テメー達!何処を見てやる!」
「何処だ!」「姿が見えないぞ!」「隠れてないで出てこい!」
慌てふためく男達!俺は脳内で【エフェクト・サクラ】【エンチャント】同時発動!
「魔物達を飼い慣らし」シャドウハイドを解きスッと姿を見せ
「巷では誘拐の手引き」俺はシャツを両手で破り
「例えお天道様が許しても」右腕を破ったシャツから抜き取る!
「この桜吹雪がテメー達の悪事を許しちゃおかねえ!」
俺の胸から右腕にかけて、立派な桜吹雪が舞っていた!
《滅茶苦茶カッコいいーーーー!英樹がいいわ!英樹にして!》(おばあちゃんあんまり興奮すると血圧上がるよ……)
「なんだテメー!イカれた格好しやがって!」
「お前ら!構うこたーねえ!やっちまえ!」「「おおー!」」
かくして戦闘が始まった!
俺はモブAの剣撃を正清で受け流し、破いたシャツでひっぱたく!
さらにモブBの突進を殴って弾き返す!
今だ!とばかりに背後から奇襲してくるモブCの攻撃を半回転して避け、その速度を殺さず裏拳を叩き込む!
「チッ!一体テメーは何者だ!!」
「遊び人の雷斗さんでぃ!」と最後に残ったリーダー格の男を正清の峰で額を叩き昏倒させる。
「ふぅ……一丁あがり!──しかし……」
(女神さまへのサービスの為だけにシャツを1枚無駄にしました)
《はぁはぁ……最高でした!またやってくださいね!!》
(ま、気が向けばね……)だめだこの女神さま。
そんなやり取りの中、バタバタ──と複数の足音。
《あれだけ騒げば異変に気が付きますよね。》(ですね)
俺は足音のする方へと飛び出し殲滅を開始する!
「おらあ!」正面から迫る男へ全力パンチ!ゴキャッ!という音を立て首が吹き飛び短い一生を終える。
「ぜい!」左手に握った正清で首筋を一閃!頸動脈を絶ち切られた男は倒れ、噴き出す液体は噴水の様。
「相手は一人だ!怯むな!囲めば殺れる!」と何処からかの声で更に増援がやってくる!
俺は舌なめずりをして手招き1つ「死にたい奴から前へ出ろ!」
俺の挑発に一斉に飛び掛かる男達を斬る!
「はははっ!まるでアクションゲームだなっ!」
正清を秋月の構えに持ち…通路から涌き出てくる男達をひたすらに突き、払い、突き、払いとしている内に何人かの男達は──
「俺は逃げるぞぉぉぉ!こいつは化け物だあああ!」
と折角殺してやると言っているのになぜ逃げるのか?
「逃がさねーよ!【サンドストーム】【トルネイド】!」
本来射程の短いサンドストームの死を呼ぶ砂がトルネイドによって俺の正面へと勢いよく舞い散った!
「あああああ!体があああ!崩れ……くず……いひひ」
逃げ出そうとした男達は足が、腕が、砂に侵食され崩れ落ちていく…その異様な光景に男達は気が狂い発狂しながら全身を砂へと変えた。
また、残された男達もその光景を見て戦意を喪失し膝を着き命乞いをする者。泡を吹いて気絶している者など。
その場に戦う意思を持つ者は、もう誰一人として居なかった──
俺以外は──
俺は命乞いする男の首を跳ね、泡を吹いて気絶している男の心臓を抉り、涙を流し発狂している者を「煩い」と口を貫く。
そうして屋敷内部の“洗浄”を終え正清を仕舞う。
残ったのは転がる肉片から漂う、濃い錆びた鉄のような異臭と赤い水溜まりだけとなった。
(偉そうな奴は居なかったですね……)
《そうですね。最も途中から見境なく平等に皆殺しだったので、どれが偉いとかなかったですよね?》(ぬぅ……失敗だったか。)
《とりあえず、魔物の部屋のリーダーは生きているからいいんじゃないですか?》
(そうですね、戻って拷問しましょう。)《レッツゴー!》
(ところで女神さま……)《はい?》
(拷問と聞いてテンション上がるってもう女神っていうより邪神なんじゃ?)と思わず感想を漏らす
《私は善行の女神ポメリーです、使徒の癖に信仰が足らないように見えるのでお仕置きが必要ですね。》ゴゴゴゴって頭の中に直接響く!あぁ!ゴゴゴゴゴゴ煩い!なんという嫌がらせ!
《ふふっ、私を邪神扱いするからです!プンプンガオー!ですよ?》(ははっ!ちょっと和んだわ、ありがとう女神さま)
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