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体育祭 2
しおりを挟む――パーンッ!
翌日、体育祭は昨日と同じ花火の音で始まった。
俺と雄樹は定められたクラス位置のうしろに立つ、木々の日陰の中であくびを連発していた。
「始まりましたねー」
「ですねー」
「仁さん、いつ来るんですかねー」
「あー、それならメールもらったー。なんかね、もうすぐ着くってー」
「え、ちょ。最後まで口調合わせてくんねーの、お前」
俺から始めた妙な口調を途中で止めやがったアホに突っ込みをいれつつ、誰も聞いてはいない校長の話を聞き流す。
教師の存在など関係ないと多くの不良たちが堂々と喫煙している校庭では、皆、妙に張り切った様子で第一種目の準備を始めている。どうした不良たち。
「ね、トラちゃん知ってる?」
「なにを?」
「なんかねー、今年は優勝すると貰えるんだって」
「あ? なにを?」
不良たちのやる気を不審に思いながら雄樹に尋ねてみれば、やつは木を背もたれにしたまま校庭を見つめ、言った。
「金一封」
わぁお。
詳しく聞いてみたところ、どうやら毎年、不参加者多数の我が高校では体育祭をやる意味などなく、それに頭を痛ませた教師たちがついに今年、腹をくくったのだという。
自分たちのポケットマネーから賞金を出そう――と。その額、噂によるところ一クラス五万円。
そりゃ不良たちのやる気も上がるわけである。
我が校の体育祭チーム分けはいたって簡単なもので、学年別にある一組から五組までを縦方式で一チームとした簡易分けだ。
よって、優勝チーム計三クラスだけがその賞金を手に入れられるということである。
「でね、残念なことに俺たち一緒なんだよ」
「なにが?」
「玲央さんと隆二さんのチーム、一緒なんだよ、俺たち」
えー……。
「おいそこのサボリども」
「あー、仁さんだー」
雄樹の発言にげんなりすること数十分後、黒の七分丈シャツにダメージジーンズ、ブーツというラフな格好をした仁さんが、本当にカメラを持って現れた。差し入れと称された飲み物をそれぞれ貰い、日陰満喫チームができあがる。
「しっかし、見事に不良ばっかだな、ここは」
「仁さんの母校じゃーん」
「俺がいたときはまだ普通だったぞ? まぁ、不良は多かったけどな」
カメラの準備をする仁さんの横で、貰った飲み物を片手に雄樹が談話している。俺はそんな二人を眺めながら、呆然と向こう側に見える校庭を観察していた。
あぁ、今日も今日とて平和なものだ。
「よし、準備完了。で? お前らの出番は?」
「まだ先ですー。って、ちょ、トラちゃーん? 魂抜けてる抜けてるー」
気の抜けた顔でもしていたのか、雄樹が笑いながら俺の頬に飲み物を当ててきた。冷たい感覚に瞬きを繰り返し、デコピンを食らわせる。
いてー! とか雄樹が大袈裟なリアクションをとっていたが、そのうしろでは微笑ましく俺たちを眺める仁さんがいた。
なんつーか、こういうの、憧れている。
友達と談話してて、それを見守ってくれる保護者が側にいて、そんな感じの普通の風景。
「雄樹、俺、夢が一つ叶った」
「え? なに、急にしみじみして。おっさんくせーよトラちゃん」
「うるせーアホが。今の俺はなぁ、幸せなんじゃー」
「どうしよー! 仁さんどうしよー! トラちゃんが変だー!?」
俺の反応がよほどウケたのか、やつはニヤついた顔のまま仁さんを呼ぶ。
だからそのまま視線を仁さんに向けると、なぜか彼は俺の頭を撫でてきた。
ポン、ポン。
柔らかな笑みを浮かべて、いつもは見せないような何かを晒しながら、彼はなんども俺の頭を撫でていた。
『借り物競争に出場する生徒は準備をはじめてください』
「よっしゃー! きたー! 俺らの勇士を見せるときが!」
「はいはい」
そうこうしているうちに競技は進み、俺たちが出場する番となる。
クラスメートたちの「一位とってこねぇとリンチだぞ!」などというよく分からない声援を受けつつ、俺と雄樹は立ち上がった。
「頑張って来いよ」
煙草を吸いながら、日陰の中から仁さんがそう言った。
雄樹は「まかせてよね!」とか言っていたが、俺は返事もできずただ見つめてしまう。
言っても、いいのだろうか。もし迷惑だったら嫌だし、つーか俺みたいなただのバイトに懐かれても、嬉しくないだろうし。
「トラ」
悶々と悩んでいれば、仁さんの優しい声。つられるように視線を向ければ、煙草を片手に微笑む姿。
「お前も撮ってやるから、格好いいとこ見せろよ」
「……」
あぁ、やっぱり分かる。雄樹が仁さんに懐く理由、分かってしまう。
ぎこちなく笑みを浮かべて、俺は頷いた。そのあとゆっくり息を吸って、吐く。
「仁さん……俺、一位とってきます。だから……だからそんときはオムライス、作ってください」
「オムライス? もっと豪華なもんでもいいんだぞ?」
急な俺の発言に動じることなく、彼は微笑んでこちらを見る。
俺は首を横に振って、ふたたび彼を見据えた。
「オムライスがいいんです。俺の夢ですから」
普通の家族ってのが俺には分からないけれど、でも小さな頃から見ていたテレビドラマみたいな家族が普通なら、俺はそれが憧れだ。
男子高生にもなって一位をとったらオムライスだなんて正直ダサイけど、でも、それでも――。
「じゃあ絶対、一位とって来い」
「……はいっ」
やはり彼は動じることなく、むしろ優しい笑みを浮かべて拳を突き出した。俺も同じように拳を突き出して、ポケットに両手を入れて待っていた雄樹の元に駆け寄っていく。
「仁さんがオムライスならー、俺はやっぱりこの愛を」
「いらねぇ」
「秒速!?」
盗み聞き、というわけではないが聞いていた雄樹がアホなことを言ってきたので丁重にお断りした。
そしたら大袈裟に肩を落とすので、そこめがけて肩パンしてやると、なぜかニヤリと笑われた。
意味、分からん。
「1-Dの生徒いますかー?」
「俺らじゃね?」
「はいはーい! ここにいまーす!」
ほどなくして人の多いスタート地点にやってくれば、係員のような教師に探されているようだった。雄樹が元気よく返事をしてくれたおかげで、俺たちはなんの問題もなくスタート地点につける。うしろのほうで待っていたクラスメートからは「おせぇ」と言われた。すまん。
「なぁ雄樹、俺さぁずっと思ってたんだけど」
「んー?」
「この学校って大体一クラス四十人じゃん? それ五万わけたらさ、一人たったの千二百五十円じゃね?」
「ばっかだなー」
競技がはじまるわずかな待ち時間で、俺はひたすら疑問に思っていたことを雄樹に愚痴ってみる。するとやつは腕組みをしながらそう言ってきたので、軽く肩パンした。
「愛のムチは嬉しいけどさー、考えてもみなよトラちゃん。ここは不良校だよ?」
「あ? そうだな」
「つまりさー、拳と拳の……ね?」
あー……そういう、こと、ね。
なぜ雄樹が「常識でしょ」みたいな態度で言ってくるのか謎ではあるが、とりあえず納得しておく。なぜならここは不良校だから。
「でもトラちゃんが欲しいのは賞金じゃないっしょ? 俺からのー、愛!」
「ではないな」
「ノリが悪い!」
「ありがとう」
あぁ、なんでこいつはいつもアホなんだろう。まぁそれがいいんだけど。
『ではこれより借り物競争を開始します』
そんなアホな雄樹を生暖かい目で見守っていれば、どうやら開始時間らしい。俺と雄樹は身長が中あたりなので五、六走者である。
ふと隆二さんも借り物に出ることを思い出して三年のほうを見てみれば、確かにダルそうな雰囲気を醸し出した彼がいた。残念なことに……兄の姿はなかったが。
「……」
「トラちゃーん? って、わ、隆二さんじゃん。なにあの人、不良のくせに真面目に参加してんだけど」
「……お前も不良じゃねーか」
どうしよう。こんなアホが友達って、俺どうしよう。
相変わらずアホ発言連続な雄樹に突っ込みをいれつつ、俺は段々と走っていく不良たちの背中を眺める。
各生徒それぞれ奮起しているようだが、同じ背格好ばかりの中ではみながみな、同じような速度でゴールのほうへ向かっていく。
まぁ、借り物で勝つには速さ云々ではなく、運一択なんだろうけど。
そうこうしているうちに、あっというまに俺の番となった。
「頑張ってー、ダーリン!」
「お前の為には頑張らないけどな、ハニー」
俺の集中力を削いでいるのか、はたまた真剣な応援なのか。恐らく後者だろうアホの声を聞いて、俺は気合をいれる。
体育会系の教師がピストルを上にあげ、ためらうことなく引き金をひいた。
乾いた音を聞いた瞬間、俺とその横に並ぶ一年不良生徒たちが一斉に駆け出す。やはり足の速度はそう変わらない。中間地点に置かれたボックスの中に手を突っ込んで紙を掴む。
急いであけて、俺の顔は今日一番の歪みを見せた。
「……」
開いた紙に書かれていたのは、たった一文字――兄。
なんでだよ! なんでこんなお約束みたいなことしてんだよ俺は! こんなん漫画や小説で起きておけよ! なんで今起きるんだよ、逆に運が良いのか悪いのか分からないっ!
勢い良く仁さんのほうに顔を向け、瞬時に「いや待て、仁さんはどっちかっていうと親父みたいな感じだ」なんて思い、次にスタート地点にいるだろう隆二さんのほうへ顔を向けた。ら、なぜか……いた。
はなからやる気などないだろう学ラン姿の兄が、なぜかいた。
「……っ」
いや、無理だって。確かにあいつは俺の兄だけど、「お兄ちゃんよろしく!」「まかせろ弟!」なんて都合よくスムーズに事が進むわけがない!
それでも隆二さんの近くにいるあいつの前で「隆二さん、来てください!」と言う勇気も正直ない。
周りの生徒が「うわ、これねーよ!」とか騒いでいるのを聞き流しながら、俺はごくりと唾を飲む。
お……オムライスが掛かってる……んだ。
「……」
そう、あの、あの素晴らしいオムライス。
なんどか賄いだと称されて食べたことはあるが、あれほど絶品なオムライスにはそうそう出会えることもないだろう。ふわりとした卵にスプーンを刺せば半熟の黄身が溢れだすように広がって、中のチキンライスもそれはそれは濃厚で絶品。
それを、そんなオムライスを、記念日なんかに食べたいとなんど思ったことか。
「……っ!」
意を決しているのかその途中なのか、俺の足は勝手に駆け出していた。そう、スタート地点にいる兄の元へ。
五十メートルもない距離を勢いよく駆け抜けて、驚いた表情をしている雄樹を横目に三年の列の横を通り過ぎる。一番うしろで隆二さんとこちらを見ていた兄の近くまで来て、急に足が止まった。
「……はっ……はぁ、……の」
たいした距離を走ったわけでもないのに息が上がっていて体が震える。きっといつも以上に情けない顔をしているだろう俺を、兄が見つめていた。
なぜか、不機嫌そうに。
正直怖い。怖い、けど。
いつも俺は我慢してた。殴られたって、蹴られたって、罵声を飛ばされようがずっと、ずっと。
だったらたまにはアンタだって我慢してくれても、いいんじゃねぇの?
「一緒、にっ、来てくださいっ!」
そんな考えが頭の中をよぎったかと思えば、口からはなんとも情けない声で馬鹿な願いが飛び出て行った。隆二さんは驚きに目を丸くし、兄も兄で、あまり微動だにしない表情筋がこのときばかりは驚きの表情を生成していた。
「え、俺? それとも玲央?」
名前を言わずに叫んだ俺に、驚いたままの隆二さんが声をかける。答えられずに視線を兄に向ければ、野獣の表情からは不機嫌さが消えていた。
今なら、いける?
「あの、一緒に……っ」
「隆二、行け」
――え?
俺から視線を逸らさずに、たった、たった一言だけ告げた。冷たくも温かくもない、なんの感情も持たない声音で。
「いや、お前指名だろ? 小虎がここまで走ってきたんだぞ?」
「だから? 俺には関係ねぇだろ。さっさとそのゴミ連れて俺の視界から消えろ」
どんな表情をしているのだろう。
無慈悲な兄の言葉を聞く俺は、一体どんな表情で、どんなことを思いながら見つめているのだろう。
俯くことも怒ることもできなくて、無性に逃げ出したくなるような――悲しみ?
あぁ、そうか、俺、悲しいのか。
そう理解した途端、なにかが急にはじけ散った。
「あのな、玲央……」
「一緒にっ! 来て、くれよ……っ!」
「……小虎?」
必死に説得しようとする隆二さんの声を遮って、俺は叫んだ。
いつもなら絶対にできない睨みを兄に向けて、我慢していたなにかが濁流のように押し寄せる。
「アンタ、俺の兄貴だろうがっ! 本当の兄貴なんだろうがっ! だったら少しくらい、頼み聞いたっていいだろう!?」
「……」
「な、んだよ、お前……マジ、意味分かんねぇ……っ! つーか、マジでっ」
そこまで言い終えて、ぐっと息を呑む。俺はなにを言っているのだろう。だけど、その言葉が止まることはなかった。
「――オムライスの為にっ、走ってくれよっ!」
「……は?」
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