不幸つき異世界生活

長岡伸馬

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「おい、兄ちゃん、ちょっと面貸しな」

 散髪を終えた俺は、風呂屋に寄ってさっぱりしてから、ブルータスを迎えに行く為に冒険者ギルドに向かっていた。
 そうして、道中、人気の無い路地に入ったところで複数の冒険者に呼び止められた。
 勿論、彼らには見覚えがある。散髪屋に行く前に俺のことを取り囲んでいた者たちだ。
 いずれ絡まれるとは思っていたけど、このタイミングだとは思わなかった。
 まあ、俺が冒険者ギルドにブルータスを迎えに行くことがはっきりしていたから待ち伏せしていたんだろう。
 風呂屋も散髪屋と同じ方向だったのがついてなかったな。

「構いませんけど、手短にお願いします」

 ブルータスを迎えに行った後は宿に戻るだけなので、多少時間を取られても問題は無い。
 だからといって、あからさまに憎悪を向けてくる人たちと長時間過ごしたいとは思わなかった。

「ああ、いいぜ。手短に済ませてやるよ」

 俺を呼び止めた男がそう言って顎をしゃくる。
 すると、横から一人が叫びながら飛び出してきた。

「ちょっと顔がいいからって調子に乗り過ぎなんだよ!」

 うわー、問答無用で殴り掛かってきたよ。

 手短にしてほしいとは言ったけど、いきなり殴り掛かってくるのはどうかと思う。
 まあ、こうなることも想定の範囲内だけどさ。

 それにしても、この殴り掛かってくる男どうしよう?
 避けようと思えば避けられるんだよな。
 早く終わらせる為にもここはおとなしく殴られておいた方がいいのだろうか?
 取り敢えず、普通に殴られたらどれくらいダメージを受けるのか知る為にも一回殴られておこうかな。
 ムカつけば殴り返せばいいし。

 バチ。

 派手な音をたてながら男の拳が俺の顔にヒットした。
 こうして、男の拳を避けずに殴られてみたのだけど、感覚としては指で突かれた程度。
 当然ながらダメージなんて受けないよ。
 音だけは派手だったけどね。

「この程度か」

 これで普通に殴られるとどんな感じになるのかよく分かった。
 予想でもダメージは低く見積もっていたけど、それ以下だ。こんなの幾ら受けたってダメージなんか無いな。

「・・・この程度だと。てめえ、マジでぶちのめす!」
「・・・あ」

 あ、やべ。声に出てた。
 俺を殴ってきた男が青筋立ててマジでキレてる。

 キレた男はすぐにまた殴り掛かってきた。
 俺はこれも避けずに受けることにする。
 不用意な一言を漏らした反省として。

 バキ。ボグ。ドカ。

 先程と違い、今度は一発じゃなかった。立て続けに三発。その後も止まることなく連打が振るわれる。
 殴られるのも顔だけじゃなく、腹なども標的になった。
 だけど、やはりダメージは無い。
 これでは、殴られているというより、マッサージでもされている気分だ。
 俺は一切反撃することなく、この後も男に殴られ続けた。

「はあ、はあ、はあ・・・」
「・・・あの、気は済みました?」
「はあ、はあ、・・・そんなわけ・・・あるか・・・」
「そうですか」

 男は殴り疲れて息切れしているのにまだ殴り足りないらしい。
 俺が途中まで数えていただけでも四十発は殴っているのに。

「代われ。次は俺だ」
「はあ」

 こうして、殴り疲れた男に代わり別の男が殴り始めるけど、ダメージが無いのは変わりなかった。

「ぜえ、ぜえ、ぜえ・・・」
「代われ」

 二人目も殴り疲れて三人目。

「はあ、はあ、はあ・・・」

 はい、終了。

「・・・」

 四人目、終了。

「何やってんだお前ら。どけ」

 五人目は最初に俺に声を掛けてきた男だった。

「オラッ!」
「!」

 この男は殴るのではなく蹴ってきた。
 いきなりハイキック。
 取り敢えず、これも受けてみようかな。

 バキッ!

 うーん、ちょっと強めに突かれてるってところか。
 殴られるよりかは効くけど、ダメージが無いのは変わりない。
 やはりこれもマッサージにしか感じないな。
 この後、ローキック、ミドルキックと繰り出されたけど、マッサージの域は出なかった。

「ぜえ、ぜえ、くそっ、おらぁ」
「!」

 ボキン!

「ぎゃあああ」

 骨が折れる音が響いた後、男の悲鳴がこだました。
 男が金的を狙ってきたから咄嗟に膝で防御してしまい、男の足が折れたのだ。
 だって金的だよ。チートボディーだからダメージは無いだろうとか考える前に反射的に防御しちゃうって。

「あの、誰か治癒魔法が使える方はいませんか?」

 俺は絡んできた男たちに治癒魔法が使える者がいるか聞いてみたけどいないようだ。

「仕方ない。俺がやるか。ちょっとじっとしててくださいね」

 俺はこの男たちに襲撃された身で治してやる義理は無いんだけど、骨折したまま放置するのは流石にダメだろう。
 この男も俺に治療されるのは嫌だろうけどさ。

 俺はのたうち回る男の側にしゃがむと魔力を練り始めた。
 折れた骨を正常な位置に戻し、それから傷付いた部分を元通りに治癒していくイメージで魔法を発動する。
 すると、骨折していた箇所はあっという間に治った。

 うん。治癒魔法も問題無く使えるな。

 全ての属性の魔法を使えると言われていたけど、実際にやってみないと実感が湧かないからね。
 これで今度から自信を持って治癒魔法を使えるよ。
 憎悪を向けてくる男たちに待ち伏せされていた時にはげんなりしたけど、こうして治癒魔法の練習が出来たことだけはよかったかな。
 何しろ、俺のチートボディーじゃ治癒魔法を使う機会なんて無いからね。

「てめえ、よくもやりやがったな!」

 俺が治癒魔法を使えたことの感慨に浸っていたら、骨折を治療された男の怒鳴り声が邪魔をした。

「いや、やってきたのはそっちで、俺は防御しただけですけど」

 俺は大事な玉に蹴りが当たらないように膝を動かしただけ。攻撃していった訳じゃない。
 そもそも、そっちが蹴ってこなければこんな事態になどならなかったのだから、八つ当たりもいいところだ。

「うるせえ!マジでぶちのめす!!!」

 男は叫びながら俺の顔を蹴り上げてきた。

 はあー。こんなことなら骨折を治すんじゃなかった。

 感謝されることは期待してなかったけど、治療した相手をいきなり蹴ってくるのは人としてどうなのよ?
 いや、まあ、そもそも多数で一人をリンチしようとしている時点でアウトな人たちなんだけどさ。

「てめえにはもう手加減なんてしねえ!全力でぶっ潰す!!!」

 男はそう言うと、短剣を抜いて構えた。
 それに続くように他の男たちもそれぞれの武器を手にしていく。

 そっちがその気なら、俺も遠慮なく手を出させてもらうよ。

 武器を構えた男たちに対して、俺も反撃していくつもりで盾を構えて拳を握り締めた。
 流石に武器は使わない。使うと誤って殺してしまう可能性があるから。
 普通に殴るだけでも骨折させるくらいは出来るし。
 防御力のようなチートさは無いけど、攻撃力だって低くはないんだから。

 お互いが臨戦態勢に入って睨み合う。
 俺を囲む男たちは仕掛ける為に俺の隙をうかがい、俺は俺でカウンターを狙って神経を尖らせる。
 まさに一触即発。
 張り詰めた空気が辺りに充満した。

「おい、そこで何やってる!」

 緊迫した状況に甲高い声が掛けられる。
 一触即発だった俺たちの間に、一人の女性が割って入ろうとしてきたのである。

「一人を多数で囲んで何をしようとしてんの?しかも武器を抜いてなんて穏やかじゃないよね。そこの人は飛び切りの凶悪犯だとでも言うのかな?」
「「「・・・」」」

 女性の言葉に俺を囲んでいた男たちが黙り込む。
 まあ、理由なんて言えないよね。俺が女性たちにちやほやされているのがムカつくからなんて。

 それにしても、こんな殺気立った状況に一人で割り込んでくるなんて度胸のある人だよな。一体誰なんだろう?
 そう思って建物の陰から出てきたその人の顔を見ると、よく知る人物だった。

「え、イリーナさん?」
「ん?あ、レイジ、お前だったのか」

 俺と男たちの間に割って入ってきたのはイリーナさんだった。
 イリーナさんはこれからを期待されている冒険者の一人と聞いていたけど、今みたいな状況を見過ごさずに割って入ろうとする気質も含むのだろう。
 こういったことはなかなか出来ることじゃないからね。多くの人から好かれているのがよく分かるよ。
 俺も改めてイリーナさんが素敵な人だと思った。

 それはともかくとして、イリーナさんには言わないといけないことがあった。

「今日帰ってきたんですね。お帰りなさい」

 依頼で暫く街を離れていたイリーナさんが帰ってきたのだ。無事を喜ぶ意味でもちゃんと『お帰りなさい』と言わないと。
 さっきまで取り囲む男たちを相手にしていたので顔が厳しいものになっていないか少し心配だったけど、それも杞憂だろう。
 何しろ、イリーナさんは宿で過ごす朝夕の時間の目の保養なのだ。
 暫く見られなかったその顔が見られて物凄く嬉しい。自然と笑みが浮かんでくるよ。

「あ、お、おう。・・・ただいま」

 イリーナさんはそうして短い返事を返すと、ぷいっと顔を逸らしてしまった。
 俺を取り囲んでいる男たちに視線を向けるでもなく、ただ俺から顔を逸らすのだ。

 もしかして、無意識にエッチな格好を期待しているのが顔に出ていたのか?

 俺はイリーナさんに露骨に顔を逸らされたことに少なからずショックを受けた。
 何か俺に問題があったのだろうか?
 そう思ってイリーナさんの様子を観察してみるけど、イリーナさんは俺から顔を逸らした後、こちらの様子をチラチラと窺うようにしているし、耳が少し赤くなっているようにも見える。

 あれ、ひょっとして、照れてる?イリーナさんは俺のこと意識してくれたのかな?だったら嬉しいんだけど。

「あ、あの、イリーナさん・・・」

 これは少しは脈があるんじゃないか?デートに誘ってみればOKを貰えるかも・・・。
 俺はそんな期待を込めてイリーナさんに声を掛けようとした。

「てめえ、ギルドの女の子だけでなく、イリーナちゃんにまで手を出そうってか!!!マジで許せねえ!!!」
「おう。許せるもんじゃねえ!!!」
「ぶっ潰す!!!」

 俺が意を決してイリーナさんをデートに誘おうと思った矢先、取り囲んでいた男たちから怒鳴り声が飛んでくる。

 許せないのはこっちだよ。人が一大決心をしてイリーナさんをデートに誘おうとしていたのに!

 俺を取り囲む男たちが再び武器を構えてこちらを睨んでくる。
 俺も拳を握りなおして男たちを睨んだ。
 再び形成される一触即発の空気。
 それは、イリーナさんが割り込んできた時よりも殺気立っていた。

「やめろやめろ!こんな所で騒ぎを起こそうとするんじゃねえ!」
「止めてくれるなイリーナちゃん。こいつはいっぺんぶちのめさないとダメなんだよ!!!」
「おうよ。そいつに我らの鉄槌を!!!」
「イケメン死すべし!!!」

 イリーナさんの制止の声もこの場にいる者たちにはもう届かない。
 最早、嫉妬で俺をぼこりたいのを隠すつもりが無くなったようだ。

 俺ももうこいつらをのさばらせる気は一切無い。
 人の恋路を邪魔する奴はぶちのめされて当然なのだから!

「イリーナさんは危ないから下がってて」

 流石に俺たちの闘争にイリーナさんは巻き込めない。
 俺も、俺を囲む男たちも、そこは共通した意識を持っているのか、お互いの隙を窺いながら少しずつイリーナさんから離れていく。

 すると、イリーナさんはその場から動くことなく口を開いた。

「はあー。いいのか?こんな所で始めたら全員牢屋行きだぞ。住民たちはここでの騒ぎに気付いて衛兵に知らせに行っているんだからな」

 イリーナさんが呆れるように言ったその言葉に、俺も、俺を取り囲んでいる男たちも、動きを止めた。
 ここは人気の無い路地とはいえ、結構長い時間この場で殴る蹴るをやっていたのだ。誰かが気付いて衛兵に通報していても不思議はない。
 お互いをぶちのめしたいのは山々だが、そのことで牢屋に入る覚悟まではしていなかった俺たちが動きを止めるのは当然だろう。

「ギルドの仲裁を受けろ。お互いに戦うことを望んでいるなら、ギルドが戦う場所と怪我した時の治療の手配をしてくれる。そこで思う存分にやればいいだろ」

 イリーナさんが提案したのは冒険者ギルドの仲裁を受けて戦う場所を移すことだった。

「分かりました。俺はそれでいいですよ」

 俺としては取り囲んでいる男たちをぶちのめせるなら場所なんて何処でもいいのだ。
 イリーナさんの提案を拒む理由なんて一切無い。

「俺たちはイリーナちゃんの提案を受けるよ」

 俺を取り囲んでいる男たちもイリーナさんの提案を受け入れる。
 これで対峙していた双方がギルドの仲裁を受けることになった。
 殺気立った空気はそのままに、武器だけは仕舞われていく。これなら衛兵が来ても牢屋に入れられるようなことにはならないだろう。

「じゃあ、ギルドに行こうか」

 そうして、イリーナさんを先頭に俺たちは冒険者ギルドに向かった。
 お互いに睨み合ったままね。



 俺たちが冒険者ギルドに着くとちょっとした騒ぎになった。
 まあ、殺気立った集団が現れたのだから当然ではあるけれど。

「それで、あなたたちはどんな用件でギルドに来たのですか?」

 俺たちをカウンターで対応したのはヨハンだった。
 どうやら、俺たちが入ってきてすぐに受け付けの人が呼んできたようだ。

「ギルドにこの者たちの仲裁をお願いしたい」

 ヨハンの問いにイリーナさんが用件を手短に伝えた。

「仲裁ですか。殴り合いの場所を提供するのは仲裁とは言わないのですけどね」
「・・・」
「・・・」
「「「・・・」」」

 ヨハンが鋭い視線を向けながら発した言葉に俺たちは黙り込む。
 俺たちが話し合いを望んでなどいないことはバレバレのようだ。
 まあ、これだけ殺気立っていたら当然だけど。

「まあいいでしょう。あなた方冒険者には言葉を尽くすより、思う存分やり合ってもらった方が話が早いですから。無関係な方に被害も出ませんし」

 ヨハンはそう言うと、椅子に座って羊皮紙と羽ペンを用意した。

「えー、では、ギルドは戦う場所と、立会人と、治療が出来る者の手配を致しましょう。他に必要なものはありますか?」
「無いです」
「ねえな」
「結構」

 俺としてはヨハンが提示したもので十分だ。
 特に、治療出来る人を手配してくれるのは本当にありがたい。
 俺は絡んでくるこの男たちをボコる気はあっても、治療をする気なんてもう無いから。

「それでは、戦う際のルールですが、気絶や重傷を負うなど、戦闘不能状態となった者へ攻撃を行わないこと。負けを認めた者へ攻撃を行わないこと。これだけは絶対に守ってもらいます。いいですね」
「はい」
「ああ」
「守れない者は牢屋行きですからね」

 ヨハンの『牢屋行き』という言葉に不満そうな顔をしている者が何人かいるけど、あんたたちには関係ない話だよ。
 あんたたちじゃ俺を戦闘不能になんて出来っこないから。
 俺は気を付けないと牢屋行きだけどさ。

「武器や魔法の使用についてはどうします?制限しますか?」
「そんなのいらねえよ」
「しなくていいです」
「そうですか。治療が出来る者を揃えるとはいえ、死亡する確率や、後遺症が残ってしまう確率が上がりますけど構わないのですね?」
「構わねえよ」
「問題無いです」

 俺のチートボディーなら武器や魔法を使われたところで問題無い。傷付くことさえ無いだろうし。
 あとは俺が攻撃する場所に気を付けていれば重大な事故は起こらないだろう。

「そうですか。武器や魔法の使用制限が無いので、禁止事項は『戦闘不能となった者への攻撃』『負けを認めた者への攻撃』以上になります。戦闘不能となった者や、負けを認めた者へ攻撃を行った者は罪を問われますが、それ以外は例え相手を死に至らしめたとしても罪には問われません」
「はい」
「ああ」

 格闘技の試合で相手を死に至らしめてしまっても罪に問われないのと一緒か。
 死亡する可能性があると分かった上で同意して戦うのだから。
 死亡率が上がると分かっていても武器や魔法の使用を制限してもいないしね。

「ルールについてあと一つ確認しておきたいのですが、戦う人数はどうなっているのでしょうか?見たところ、レイジ君一人対こちらの複数というハンディキャップ戦のようですけど」
「はい。俺は一人でこの人たちと戦います」
「まあ、そういうことだ」

 ヨハンが確認してきたように、今回は一対多数のハンディキャップ戦だ。
 好き放題殴らせてもダメージを与えられない者たちなのだから多数と同時に戦っても何も問題は無い。
 態々、こいつらを一人一人相手にしていく方が面倒だ。

「お互いに納得済みですか。で、結局何人で戦われるのですか?」

 ヨハンは戦う人数が気になったようだ。
 俺も数えてはいないので正確な数は知らない。
 パッと見、十人は超えていたと思うけど。

「おい、こいつをぶちのめしたい奴は集まれ!」

 リーダー格の男がそう声を掛けると、次々と男たちが集まってくる。
 十数人だと思っていた俺の予想を軽く上回りながら。

「・・・」
「・・・」

 えーと、・・・多くね。

 集まるは集まるは滅茶苦茶集まる。
 この場にいた者だけじゃなく、建物の外からも次々に合流してくるのだ。
 その数は、十数人だと思っていた俺の予想よりも遥かに多く、四十三人にもなった。

「取り敢えず、こんなとこだな。そいつをぶちのめしたいのは」

 集まった四十三人の男たち。
 彼らはみな一様に俺を睨んでくる。

「ははは、実に見事に嫌われたものですね」
「・・・」

 いや、笑い事じゃないから。
 四十三人もの憎悪を向けられると精神的にくるから。

「高みに至る冒険者は嫉妬されるものです。胸を張りなさい。そして、彼らをぶちのめして実力を示すといいでしょう。あなたなら出来ますよね」
「・・・ええ、まあ」

 ヨハンは俺にだけ聞こえるように囁いた。
 ヨハンは俺がブルータスに首に噛み付かれても無傷な体だと知っているから、本気で俺が四十三人の男たちをぶちのめせると思っているようだ。
 でも、何か煽られてる感じがしないでもないんだよな。
 まあ、こいつらはぶちのめすけどさ。
 これ以上、纏わり付かれたくないからね。
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