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1 彼は騎士である。傍らには騏驥がいる(1)
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「なあ、もう突っ込んじまおうぜ」
面倒だし、とぼやくような声が傍から聞こえ、リィは形のいい眉を寄せた。
いつもいつも、どうしてこいつはこう頭が悪いのだろう、と思うと溜息も出ない。
口の悪さもだ。
いつまで経っても治らないなと思いつつ、反応して顔を向けてやるのも無駄だと思い、無視することにして、静かに偵察の任務を続ける。
この任務を任されたのが夕方。そして今はもう、星明かりの降る深夜になっている。
満天の星は息を呑むほどの美しさだが、遠眼鏡越しの景色は代わり映えしない。
川向こうの森。怪しい動きは今のところない。
しかし夜だ。
こちらは崖の上という地の利はあるにせよ、対岸から見つからないように、と光石の使用は極限まで控えているから、しっかり集中していないと変化を見落とす可能性がある。
だから本当なら、より視力が良く夜目が効くこの男に——今し方ふざけたことを言った男にさせるべき仕事ではあるのだが、こうした地味な仕事をおとなしくするような奴ではないことを、リィはもうよくよく知っている。
静かに、とか、じっとして、とか。
そういう行動がとにかく苦手なのだ、この男は。
(あのときもあのときもあのときも……)
思い出すと、それだけで眉間の皺が深くなるようだ。
寄せられる柳眉。そんな眉の下にあるのは長い睫毛と意思の強さが窺える黒い瞳だ。
そして小ぶりで形のいい鼻に、果実のような唇。それらが艶のある長く黒い髪と引き立て合い、普段から「月の女神も隠れるほどに美しい」と称される、凛とした冴え渡るような美貌のリィだが、今は些かその冷たさが際立っている、という状況だ。
(と言っても、断っておくがリィ自身は決してその呼ばれ方を好んでいない。仮にも成人している男である自分が女性に喩えられるのはどうかと思うためだ。言っている方に悪気はないとしても、逞しさに憧れがあるので女性に喩えられるのはあまり……というのが正直なところだ)
なにしろ、
——『今回は大丈夫だって』
その言葉を信じて、何度馬鹿を見た事か。
尻拭いは全部騎士である自分の仕事で、この男は、
『おかしーなー』
『変だなー』
『ちゃんとやれると思ったんだけどなー』
と、繰り返すばかりだったのだ。
今回またもそんな事態になるくらいなら、なにもしなくていい。
この男が得意なことは、煩いほど派手に暴れ、周囲を蹴散らし、破壊することだけなのだから。
しかしそんなリィの願い虚しく、男は「よいせ」と身を起こす。
騒ぐくらいなら寝ててくれたほうがマシなのだが、と思いながら今度はリィがちらりと見れば、荒れた地面に直接寝転がっていたせいで、彼の全身には砂埃や枯れた草の切れっぽしやらがついている。
髪にもだ。
人を食ったような態度がそのまま面差しに出ている——とはいえ、元の見た目は悪くない男なのだから、だらしない態度はやめろと言いたいし、戦地とはいえ——戦地だからこそリィが誂えてやった服をきちんと着ておけと言いたいが、彼は気にしていないらしい。
(そういうところが馬なんだ)
胸の中で呟くリィの傍ら、男は無造作に髪をかきあげると、「なあ、行っちまおうぜ」と対岸に向けて顎をしゃくる。
(お前は本当に「待て」ができないな)
リィはため息をつくと、無言で偵察の仕事に戻った。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
成望国は天に選ばれし国である。
その証が他ならぬ騏驥である。
それを祝詞のように掲げ、成望国が国土の拡張に乗り出したのは、もう史書でも「古の時代」と言われる頃のことだ。
それまで大陸の中の一国に過ぎなかった目立たぬ存在の国が、ともすれば、周囲の国々に逆に踏み潰されかねないそんな賭けに打って出た理由——勝てると踏んだ理由は三つ。
かの国にはもとより豊富な財があったこと。
そして、かの国も含め、いくつかの国のみが知る魔術を操る魔術師の存在。
そしてかの国だけが得た異形の宝、『騏驥』故だった。
騏驥。
それは、人であり馬であり兵器であった。
いかなる経緯でどのようにして生まれたかは不明のまま。
一説では、とある魔術師が戯れに創ったものが自由を求めて逃げ出したに違いないと言われていたが、なるほど、その説明が最も納得のいく、それほどまでに奇異な生き物であった。
常は人の姿でありながら、その姿を自在に馬に変えられる。
しかも馬の姿となった折の、その馬体の雄大さ、脚力の強力さ、反応の俊敏さは普通の馬の比ではなく、さらには人の知性を有しているため、それはみるみる最高の兵器と為されていった。
人に従わせるため魔術によって行動と思考を統制し、自在に操るために優れた身体能力を持つ騎士を乗せ、次々と遠征を繰り返し、戦地に——周囲の国々へ向かわせた。
そしてそのたび、騏驥は期待以上の成果を上げ、鋼にも似た蹄で馬を蹴散らし、人を踏み散らし、地を血で洗った。
当初は対応の手もあろうと考えていた周囲の国々も、その力を目の当たりにして
慄き、恐れ——やがて理解したのだ。
この怪物に対抗する術はない。
それはすなわち成望国との戦いに勝ち目はなく、ならば早々に降るほうが正しいのだ、と。
もちろん抵抗を続けた国もあった。
だがその国々も、やがては民を、土地を失うこととなった。成望国に従う形で、もしくは、全てに疲弊し「無」となる形で。
それが、もう随分と昔の古の時代のこと。
その後も騏驥は、人であり、馬であり、兵器であり続けている。
彼らを御す唯一の存在である、騎士と共に。
面倒だし、とぼやくような声が傍から聞こえ、リィは形のいい眉を寄せた。
いつもいつも、どうしてこいつはこう頭が悪いのだろう、と思うと溜息も出ない。
口の悪さもだ。
いつまで経っても治らないなと思いつつ、反応して顔を向けてやるのも無駄だと思い、無視することにして、静かに偵察の任務を続ける。
この任務を任されたのが夕方。そして今はもう、星明かりの降る深夜になっている。
満天の星は息を呑むほどの美しさだが、遠眼鏡越しの景色は代わり映えしない。
川向こうの森。怪しい動きは今のところない。
しかし夜だ。
こちらは崖の上という地の利はあるにせよ、対岸から見つからないように、と光石の使用は極限まで控えているから、しっかり集中していないと変化を見落とす可能性がある。
だから本当なら、より視力が良く夜目が効くこの男に——今し方ふざけたことを言った男にさせるべき仕事ではあるのだが、こうした地味な仕事をおとなしくするような奴ではないことを、リィはもうよくよく知っている。
静かに、とか、じっとして、とか。
そういう行動がとにかく苦手なのだ、この男は。
(あのときもあのときもあのときも……)
思い出すと、それだけで眉間の皺が深くなるようだ。
寄せられる柳眉。そんな眉の下にあるのは長い睫毛と意思の強さが窺える黒い瞳だ。
そして小ぶりで形のいい鼻に、果実のような唇。それらが艶のある長く黒い髪と引き立て合い、普段から「月の女神も隠れるほどに美しい」と称される、凛とした冴え渡るような美貌のリィだが、今は些かその冷たさが際立っている、という状況だ。
(と言っても、断っておくがリィ自身は決してその呼ばれ方を好んでいない。仮にも成人している男である自分が女性に喩えられるのはどうかと思うためだ。言っている方に悪気はないとしても、逞しさに憧れがあるので女性に喩えられるのはあまり……というのが正直なところだ)
なにしろ、
——『今回は大丈夫だって』
その言葉を信じて、何度馬鹿を見た事か。
尻拭いは全部騎士である自分の仕事で、この男は、
『おかしーなー』
『変だなー』
『ちゃんとやれると思ったんだけどなー』
と、繰り返すばかりだったのだ。
今回またもそんな事態になるくらいなら、なにもしなくていい。
この男が得意なことは、煩いほど派手に暴れ、周囲を蹴散らし、破壊することだけなのだから。
しかしそんなリィの願い虚しく、男は「よいせ」と身を起こす。
騒ぐくらいなら寝ててくれたほうがマシなのだが、と思いながら今度はリィがちらりと見れば、荒れた地面に直接寝転がっていたせいで、彼の全身には砂埃や枯れた草の切れっぽしやらがついている。
髪にもだ。
人を食ったような態度がそのまま面差しに出ている——とはいえ、元の見た目は悪くない男なのだから、だらしない態度はやめろと言いたいし、戦地とはいえ——戦地だからこそリィが誂えてやった服をきちんと着ておけと言いたいが、彼は気にしていないらしい。
(そういうところが馬なんだ)
胸の中で呟くリィの傍ら、男は無造作に髪をかきあげると、「なあ、行っちまおうぜ」と対岸に向けて顎をしゃくる。
(お前は本当に「待て」ができないな)
リィはため息をつくと、無言で偵察の仕事に戻った。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
成望国は天に選ばれし国である。
その証が他ならぬ騏驥である。
それを祝詞のように掲げ、成望国が国土の拡張に乗り出したのは、もう史書でも「古の時代」と言われる頃のことだ。
それまで大陸の中の一国に過ぎなかった目立たぬ存在の国が、ともすれば、周囲の国々に逆に踏み潰されかねないそんな賭けに打って出た理由——勝てると踏んだ理由は三つ。
かの国にはもとより豊富な財があったこと。
そして、かの国も含め、いくつかの国のみが知る魔術を操る魔術師の存在。
そしてかの国だけが得た異形の宝、『騏驥』故だった。
騏驥。
それは、人であり馬であり兵器であった。
いかなる経緯でどのようにして生まれたかは不明のまま。
一説では、とある魔術師が戯れに創ったものが自由を求めて逃げ出したに違いないと言われていたが、なるほど、その説明が最も納得のいく、それほどまでに奇異な生き物であった。
常は人の姿でありながら、その姿を自在に馬に変えられる。
しかも馬の姿となった折の、その馬体の雄大さ、脚力の強力さ、反応の俊敏さは普通の馬の比ではなく、さらには人の知性を有しているため、それはみるみる最高の兵器と為されていった。
人に従わせるため魔術によって行動と思考を統制し、自在に操るために優れた身体能力を持つ騎士を乗せ、次々と遠征を繰り返し、戦地に——周囲の国々へ向かわせた。
そしてそのたび、騏驥は期待以上の成果を上げ、鋼にも似た蹄で馬を蹴散らし、人を踏み散らし、地を血で洗った。
当初は対応の手もあろうと考えていた周囲の国々も、その力を目の当たりにして
慄き、恐れ——やがて理解したのだ。
この怪物に対抗する術はない。
それはすなわち成望国との戦いに勝ち目はなく、ならば早々に降るほうが正しいのだ、と。
もちろん抵抗を続けた国もあった。
だがその国々も、やがては民を、土地を失うこととなった。成望国に従う形で、もしくは、全てに疲弊し「無」となる形で。
それが、もう随分と昔の古の時代のこと。
その後も騏驥は、人であり、馬であり、兵器であり続けている。
彼らを御す唯一の存在である、騎士と共に。
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