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43 騎士と新しい騏驥。そして、けれど
しおりを挟む『? どうした。なにか、今日の調教で気になることがあったか』
『いえ』
リィが尋ねると、ダンジァは頭を振る。
『そうではないのですが……』
そして数秒言い淀んだ後、意を決したように口を開いたのだ。
『その……自分になにか至らない点があるのか……と……』
思いがけない言葉だった。
リィは驚きのため微かに目を丸くしながら、静かに尋ね返した。
『? いや……ないが……。どうしてそんなことを?』
『…………』
彼は、まだ言い辛そうに言葉を飲む。
騏驥の立場では言いにくいことを言おうとしているのだろう。
そう察し、
『構わない。遠慮なく言ってくれ』
リィは心持ち微笑んで見せながら言った。
どちらかといえば、自分はとっつき辛いタイプだということは分かっている。
話し相手をリラックスさせることが上手くないということも。
笑みも、おそらくぎこちないものになっているだろう。それでも、彼が口を開きやすいようにしたかった。
騎士と騏驥は上意下達の関係——とはいえ、威圧的に接するばかりでは騏驥の持つ素質を活かしきることができない、というのは騎士学校でも学んだことだ。
そして、彼は間違いなく優秀で素質がある。
すると、彼はそれでも暫く迷うように視線を彷徨わせた後、
『比べると……物足りなく思われているのでは……と……』
と、小さな声で絞り出すように言った。
いつも、はきはきとしている彼のものとは思えないその声と内容に、リィはドキリとした。
戸惑いが気配に現れたのだろう。ダンジァは、ますます苦しそうに顔を歪める。
リィからの視線を避けるように——否、もしかしたらリィの顔を見たくなかったのかもしれない——斜め下を見つめたまま、とつとつと言葉を継ぐ。
『リィ様がずっと騎乗していた騏驥については、自分も少なからず噂を聞いています。会ったことはありませんが……騏驥の中でも際立って強く素晴らしいとか』
『…………』
『自分のような経験の浅い者がこんなことを申し上げるのは、身の程知らずだと思われても仕方がないのですが……その……彼に比べると自分は相当に拙いのでしょうか。リィ様から、なにも要求されていないような……気がして……』
呻くような声で言い終えると、彼は思い切ったようにリィを見つめてくる。
その双眸の真剣さは、一種の悲壮さを帯びているようにも感じられるほどだ。
(真面目なのだな……)
年はリィよりも少し上らしいが、彼はまだ騏驥になって日が浅い。そんな「若い」騏驥を微苦笑気味に見つめ返しながら、リィは思った。
調教師の話によれば、彼は、騏驥になってもさほど動じなかったという。
狼狽しなかったはずはないだろうに、それを表に出すことなく、粛々と家族や友人たちと別れて育成施設に入ったようだ。
馴致も淡々とこなし、育成中の成績も抜群で、だからまだ騏驥になって日が浅いのにこうして入厩するに至っているのだ、と。
普段もあまり動揺を見せないし、ルーランのように反抗することもないから、落ち着いていてしっかりしているように見えるが、彼の「若さ」はこの生真面目さに現れている。
そう思うと、なんとなくこの騏驥が可愛らしく感じられた。
と同時に、ああ、と気付く。
だから「違う」と感じたのだ——と。
最初は、単純にルーランとは違う騏驥だから「違う」と感じたのかと思っていた。
でもそうじゃない。
自分は、この騏驥に対してなんとなく「優しくしなければ」と思っていたのだ。
もっと強い言葉を使えば、侮っていた。侮って——いる。今も。
彼の「若さ」を。「青さ」を。「生真面目さ」を。
真面目なことはもちろん悪い事じゃない。反抗を繰り返す騏驥など、乗りづらいことこの上ない。
そんな風に自我を露わにする騏驥は——鞍上と別の意志を持ちそれを発揮しようとする手強い騏驥は、どうしたって「真面目」にはなれない。不真面目だ。
けれど、だからこそ、そんな騏驥の方が「強い」のだ。
鞍上の指示によってではなく、騏驥自身もまた意志を発揮するから。
(だが……)
そんなしたたかさを今の彼に要求するのは、まだ早いというものだろう。
騎士に「可愛らしい」と思われている時点で、彼はまだ子供だ。歳や体格はどうあれ、まだ「若い」騏驥なのだ。騎士に忠実に従うことこそが騎士のためであり最上の使命だと考える騏驥。
リィはそんな想いを感じながら、ダンジァを見つめ返す。
彼の抱く不満だってそうだ。
ルーランなら——彼ならこんな風に奥ゆかしく不満を口にはしないだろう。
こっちが黙れと言っても黙らず、もっとあからさまに、煩いぐらいに食ってかかってくるに違いない。
何度も騎乗しながら騏驥の不満を察することもできない拙い騎士のために、わざわざ教えてやっているんだと言わんばかりの態度で。
いや、事実、彼は「そう」だった。
リィが最初に跨ったときから、彼は騏驥とは思えないほどの不遜さだった。
従わせたいなら従わせてみろ——こっちが従いたくなるようにさせてみろよ——そんな態度だった。
(まあ、あれは特殊すぎるが……)
リィは思い出して苦笑する。
気性の悪さから誰にも乗ってもらえず、危うく廃用になりそうだった騏驥のとる態度じゃない。
あんなのを真似されては困るというものだ。
だが……。
(もう少し、我が儘になってくれてもいいのかもしれないな……)
自信を持って我が儘に——でも素直さという美点はそのままで。
できれば、自分がそんな風に導いて行ければいい……。
リィはダンジァに対してそんな想いを抱くと、まっすぐに彼を見つめ返して言った。
『そんな風に思わせてしまったなら悪かった。調教であまり負荷をかけていないのは、まだお前に乗り始めて日が浅いからだ。お前のことを知ってからでなければ無理はできない。それに、今のところお前は充分すぎるほど期待に応えてくれている』
『…………』
『お前の希望は、心に留めておく。今後は少しずつ厳しい調教も重ねていこう。だが無理はせずに——それでいいか?』
『はい……。申し訳ありませんでした……僭越な——』
『そんなことはない。むしろわたしの方がもう少し早くお前の気持ちに気付いてやるべきだった。余計な不安を抱かせてしまったな』
『い、いえ』
首を振るダンジァの腕を、リィは慰撫するように、ぽん、と軽く叩いた。
『お前はいい騏驥だ、ダンジァ。それは間違いない』
だから自信を持て、と笑みながら言うと、ダンジァもまたぎこちなくも笑みを返し、『はい……』と頷いたのだった。
◇
そんなやりとりを経て、今日、騎士学校に来る前に、またいつものように彼の調教をつけてみれば、やはり文句のつけようのない動きの良さだった。
試しに、それまでより少し強い調教を試してみたが、それも問題はなかった。
疲れもさほど感じられなかったし、この分なら、明日も新しいことが試せるだろう。覚えが早いところも素晴らしい。
そして、相変わらずリィを慕ってくれるところも。
「騏驥にも好かれてるみたいじゃないか」――。
ヴォエン正教官の言葉は、ダンジァのことを指しているに違いない。
リィが毎日ダンジァに乗るのが嬉しいのか、彼の調教師があちこちで「うちの若い騏驥とリィはいいコンビだ」と、吹いて回っているらしいから。
そうした調教師からの賛辞は、騎士にとっては光栄なことだ。
調教師は、入厩後の騏驥の成長具合や傾向、騎士への適応力、遠征や戦闘時における体調等、細々としたことを個別の騏驥ごとに把握し、日々の調教のメニューを考えたり医師たちと相談して、騏驥が能力を発揮するのによりよい環境を作ることを目的として仕事をしているから、そんな彼らに認められることは、騏驥に関わる騎士として、とても誇らしい。
おかげで、騎士として失いかけていた自信を取り戻せた一面もある。
そう。
ダンジァと組むことは、リィにとっていいことばかりなのだ。
乗りやすく、まだ若く生真面目過ぎるところはあるものの、向上心と忠誠心に溢れた騏驥。
ルーランと比べても……もしかしたら、先々は引けを取らない騏驥になるかもしれない。
彼を一から育てられれば、リィも、ただ「騏驥の能力に頼って手柄を上げているだけの騎士」ではないことが示せる。
このまま彼に乗り続けることは、悪い選択ではないだろう。
ルーランは優れた騏驥だが、もしかしたらまた同じような「事故」を起こす可能性だってある。
二度目が起これば、ルーランだけでなくリィも最悪の事態を免れない。
しかも、今の彼は問題を抱えている。
西の親しい調教師や医師から聞いた話では、隔離謹慎から自分の馬房での謹慎に変わったルーランは、その後も大きな問題を起こすことなく神妙に過ごしているようで、徐々にその行動範囲を広げることを許されているらしい。
他の騏驥との接触制限こそあるものの、一人でいる分にはほとんど自由に厩舎地区をうろつけているようだ。
それは良かった。
ただ。
リィが希望している騎乗調教は、未だ叶ってはいない。
それが、リィを悩ませていた。
何度も調教師に打診してはいるのだ。
ルーランが調教できるようになったなら、以前のように自分が乗って調教を付けたい、と。
だが、調教師から返ってくるのは毎日同じ答えだった。
申し訳ない。どうしてもルーランが首を縦に振らない……。
調教師は「乗ってもらってブランクを取り戻せるようにしろ」とルーランをせっついているようなのだが、彼は「知ったことか」という態度で拒否し続けているらしいのだ。
騎乗調教は、本来騏驥からは断れないものだから、リィが「乗る」と言えばそれが叶わないことはない。
しかも調教師は乗せたがっているのだ。誰かに止められることもない。
だから乗ろうと思えば乗れるし、従わせて調教することはできる。
しかしリィは、無理強いすることは躊躇われ、自分の都合で乗れなかった形にして、代わりにその時間は調教場で彼の好きにさせるようにしていた。
ルーランが断っているということになると、「騎士への反抗心あり」の疑いがかけられ、さらに謹慎が伸びる可能性があると思ったためだ。
甘いことをしていると思う。
けれど、ルシーの件で彼はまだこちらに対してわだかまりがあるのだと思うと、強制しづらかった。
しかし、長く誰も乗っていないことが知れれば、ルーランは廃用になってしまう可能性もある……。
いったいどうすればいいのか。
リィは知らず知らずのうちに眉を寄せていた。
遠征時、あの戦火の中で自分のとった行動については、あれから何度も考えた。
そして思うのだ。間違っていなかった、と。
結果、ルシーが取り返しのつかないことになったのは事実だし、悲しく悔しく思うけれど、それでも騎士の一人としてはあの場を離れられなかった、と。
だからそのことについてまだルーランが憤っているというなら、もうそれはどこまでいっても平行線なのだ。
騎士として譲歩できることと出来ないことがあって、ルーランが境目を見誤っているなら、その愚かさは、彼が、身をもって償うしかない。
けれど。
けれど———。
「とはいえ、何か悩んでる、って顔だな」
すると、そんなリィの気配を察してか、ヴォエンが気遣うように言う。
リィは答えられず、曖昧に苦笑した。
(悩んでいる、か)
そう。
そうなのだろう。
新しい騏驥はとてもいい。
現時点ではルーランに及ばないものの、素質のある素晴らしい騏驥だ。しかもリィが乗ることは、騏驥も調教師も望んでくれている。
ならば、本当ならさっさと新しい騏驥に乗り換えるのが正解なのだろう。
冷静に考えれば、再びルーランに騎乗することはとてもリスクが高い。
どれほど能力の高い騏驥であっても、だ。
なのに……。
なのに自分はまだ悩んでいる。
拘っている。
ルーランに。
再び彼に騎乗することは危険だとわかっていながら。
彼が自分に対してまだ怒りを抱えていることもわかっていながら。
(これはなんなのだろうな……)
リィは考える。
執着なのか情なのか。はたまた別のものなのか。
さくさくと割り切って新しい騏驥に気持ちを切り替えられない自分に、リィはまた溜息をつきそうになる。
こうした弱さ(?)の方が、騎士として問題なのではないだろうか。
他の騎士たちは、こういうことでは悩まないのだろうか……?
リィは溜息をつきそうになり、ヴォエンの前であることを思い出し、慌ててそれをかみ殺す。その時。
「じゃあ、そんなお前に一ついい知らせだ」
ヴォエンが言った。
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