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29 騏驥、餌付けされる
しおりを挟む「お前がちゃんと食べてからだ。それを見届けたら、わたしも食べる」
それに、わたしは少し冷めてからの方が好きだ。
シィンは少し恥ずかしそうに言うと、またひと匙差し出してくる。
ダンジァは、言われるままにそれを食んだ。
目が合うと、シィンは嬉しそうに笑う。
深い意味はないとわかっていても、誤解してしまいそうになる笑みだ。
見れば胸の奥が疼いてしまうような——そんな笑みだ。
王子の、と言うよりもシィンの、という方がふさわしいような笑み。
最初に出会った時のような——彼がまだ王子だと知らなかった時のような。そんな懐かしい頃に見た笑みだ。そんな気がする。
(気のせい……なのかもしれないけれど)
願望なのかもしれないけれど。
朝の爽やかな空気の中、ダンジァがぼんやりと考えていると、
「こうしていると、なんだか子供の頃を思い出すな……」
ふと——。ぽつりと呟くようにシィンが言う。
見れば、彼は思い出すような表情を見せていた。
「あまり大病をしたことはないが、熱を出したときにわざわざ母が来てくれたことがあった。あれは嬉しかったな」
その時のことを思い出しているのか、少し頬が綻んでいる。
彼は続ける。
「看病する側になったこともあるのだぞ。だからこうして食べさせるのは初めてではない。慣れていただろう?」
「は……はい」
ダンジァが頷くと、シィンは満足そうな顔を見せる。
だが。
次の瞬間、彼はそれまでとは違う少し暗い顔をしていた。
何を思い出したのだろう? ダンジァは内心首を傾げる。が、直後。
「お前の子供の頃はどうだった?」
直前までの何処か陰のある表情をガラリと変え、笑顔でシィンが訊いてくる。
ダンジァはシィンの様子が気になったものの、聞かれたことを放っておくわけにはいかない。昔を思い出しながら、口を開いた。
「自分は……実はあまりこうした経験がありません。父や母とは普通に仲が良かったと思うのですが、幸い子供の頃から健康で、大きな病気も怪我もしませんでしたし……」
「そうか。まあ健康なのはいいことだ。お前の家族は……」
「両親と姉が一人、です。この姿になってから会ってはいませんが、特に報せはないので、おそらく皆元気なのだろうと思います」
「ん」
「ただ……」
思い出し、ダンジァが言い淀むと、シィンが顔を覗き込んでくる。ダンジァは苦笑して頭を振った。
「いえ……。自分が騏驥になったのが、姉の結婚間近のことだったので……。影響がなければよかったのだけれど、と」
「何か言われたのか」
「いいえ、自分は特には何も……。ただ、それが原因でそれまで住んでいたところにいられなくなる者や、よく言われない家族もいると聞くので……。自分のせいで家族に迷惑がかかっていなければいいのですが」
思い出しながらダンジァは言う。
と、傍に椀を置いたシィンに、不意にぐりぐりと頭を撫でられた。
「で、殿下!?」
痛くはないが、髪がくしゃくしゃになる。ダンジァは慌てた声をあげたが、構わずシィンはそうしながら「大丈夫だ」と頷いた。
「大丈夫だ。きっとなんの影響もない。きっと姉上は幸せに暮らされているだろう。ご家族もだ」
「…………」
「それに、お前は何も悪くない。お前のせいでの迷惑など何一つないはずだ。落ち込むなら、自分が悪いことをした時だけにしろ。……そうだろう?」
シィンの言葉に、根拠はない。
けれど真摯で、だから励まされる。その声に、温かな手に。
胸が熱くなるのを感じながら、乱れた髪の隙間からダンジァが見つめると、シィンはこちらを安心させようとするかのように穏やかに微笑んでいる。
次いで「ほら」と椀を渡された。少しだけ粥が残っている。あとは自分で食べろ、ということだろう。気を紛らわせてくれるためだろうか。
匙をとり、ダンジァがそれを食べ始めると、「兄弟か……」とぽつりと呟くシィンの声がした。
彼は長椅子に腰掛けた格好で後ろ手に両手をつき、ぼんやり宙を見つめている。
その貌は、ついさっき見た表情を思い出させる。子供の頃を思い出していた彼の、どこか昏い面持ち。
「……わたしには弟がいる」
と。
呟くようにシィンは言った。
「父母とも同じ兄弟だ。父母のことは話すまでもないな。父はこの国の王だ。会ったことは?」
尋ねられ、ダンジァは首を振る。一介の騏驥が会えるわけがない。積極的に騏驥に乗ろうとする方ならまた別だが、現王は「過去の普通の王」同様に、儀式の時にしか騏驥には跨がらない。もっとも、そんな風に儀式を行うことこそが王の大切な役割であり、王が王たる所以——らしいのだが。
すると、シィンは「そうか」と頷いた。
「わたしもあまり顔を合わせることはないからな……」
続く声は、それまでの彼の声に比べて小さな小さなものだ。
思わずダンジァが見つめると、シィンはふっと苦笑した。
「父上もわたしも忙しい。同じ城に住んでいてもなかなか会えぬものだ」
そして軽く肩を竦めて続けるその様子は、悪戯っぽい茶目っ気のある様子——と言えなくもないだろう。
けれど……。
ダンジァの胸を、懸念が過ぎる。
考えすぎならいい。自分の気にしすぎならいい。だが、もしかして殿下と陛下はあまり仲がよくなかったりするのだろうか……?
親子の仲を、それも現王と次代の王である王太子との仲を気にするなんて「余計なこと」にも程があると言うものだ。それはわかっている。
けれど、それが他でもないシィンのことだから気になってしまう。
気にしすぎだと、そんなことは騏驥の考えることではないと、わかっていても。
「なんだ?」
黙りこんだダンジァを不審に思ったのか、シィンが尋ねてくる。ダンジァは「いえ」と慌てて首を振った。
気にはなるが、さすがに尋ねられない。
「なんでもありません」
そして誤魔化すように粥を食べると、シィンも一旦話を中断し、自分の椀に手を伸ばす。
食べ始めると「美味しい」と笑った。
「普段は、あまり朝は食べないのだ。調教に乗るからな。でも今朝はお前と食べたかった。お前と一緒に……。一緒のものを食べられないのは残念だが、わたしの分も粥にしてもらった。久しぶりだ。美味しいな」
あとで茶をいれてやろう。
そう言うと、シィンは微笑みのまま優雅な手つきで、また一口、匙を口に運ぶ。
ダンジァは自分の身体がギクシャクするのがわかった。緊張している。動揺している。
シィンの言葉は独り言のようであり、そうでないようでもある。
いずれにせよ、騏驥であるダンジァには聞こえる声量だ。聞こえたなら素直に相槌を打てばいい。「そうですか」でも、「自分も一緒に食べられて嬉しいです」でも、なんでも。
そのはずなのだ。それは失礼なことじゃない。
なのにどうしてかそうできない。声が出せない。うまく出せない。
シィンの一言一言が、深く胸の中で響くようで。
そうしているうち、ダンジァは自分の分を食べ終える。
シィンが嬉しそうに目を細めた。
「食べ切ったな。お代わりは——」
「いえ、もう充分です」
「そうか? 遠慮はいらぬぞ」
「大丈夫です。ごちそうさまでした。その……本当においしかったです」
感謝を込めてダンジァが言うと、シィンはますます嬉しそうに笑う。
その笑みは、王子のそれではないと思えるほど屈託がない。さっきもそう思った。初めて会った時のような……あの時を思い出させるような。
ダンジァが懐かしさに浸りかけていると、その視線の先で、シィンは思い出したように話を続ける。
「母は今は離宮だ。離宮に……弟とともに住んでいる」
淡々とした声だが、懐かしむような顔だ。
あまり会われていないのだろうか。
ダンジァが何気なくそう思った時。
「弟は可愛らしいぞ。少し年が離れている。大切な弟だ。だが……あまり体調が良くなくてな……。……だからお前のことも気になったのかもしれぬ……」
呟くように、シィンが続けた。
「もしかしたらまた……わたしのせいで何かあったのかと……」
その声は、より小さい。
(?)
ダンジァは胸の中で首を傾げる。
“また?”
“わたしのせい?”
殿下の弟君に何が?
しかしそんな疑問は、直後、「お前に大事なくてよかった」と微笑むシィンのその笑みにかき消された。
心からほっとしたように微笑むその顔は、ダンジァのことをずっと心配してくれていただろうことが窺える貌だ。
やがて、彼は自分の分を食べ終えると、再び立ち上がり、部屋の外へ出て戻ってくる。その直前、察したダンジァは自分が取りに行くことを申し出たが、「お前はおとなしくしていろ」と止められてしまった。
今度の盆には、茶をいれるための道具と湯が用意されていた。
「これだけは皆に褒められる」
にこにこと言うと、シィンは手ずからお茶を入れてくれた。
(でも「これだけ」というのは違うとダンジァは思った。シィンは騏驥の騎乗もとても上手いし、他にも褒めるところはたくさんあると思うからだ)
湯を注ぐ仕種、茶器を温める仕種。茶葉を入れる仕種。
一つ一つの所作が綺麗だ。
ついつい見入ってしまいそうになるのをなんとか我慢して普通に(少なくともダンジァはそうしたつもりだ)見ていると、程なく、辺りにいい香りが広がり、澄んだ綺麗な色の茶がダンジァの前に置かれた。
「いただきます」
言うと、ダンジァはそっと茶杯を取った。手に馴染む小さめの茶杯。白地に赤い花が描かれている。綺麗だ。
シィンがじっと見ている。
緊張しつつも口に運ぶと、丁寧にいれられた茶は、それに全く詳しくないダンジァが飲んでもとても美味しいものだった。
「美味しいです……!」
さっきと同じ言葉で芸がないなと思いつつも率直にそう言うと、シィンは満足そうに微笑んで頷く。
しかも、説明を聞けばダンジァの体調と大会前であることに配慮して、特定の成分の除かれた特別な茶葉を用意してくれたらしい。
ダンジァは一層驚き、感激せずにいられなかった。
「そんな……わざわざ自分などのために……」
命令されていたため、なんとか謝ることだけはしなかったものの、やはり恐縮してしまうダンジァに対し、
「何を言う。わたしが乗って大会に出る騏驥だぞ。『など』があるか」
自分用に冷ました茶を美味しそうに飲みながらシィンは言う。
やがて——。
シィンはおもむろに、手にしていた茶杯を置くと、改めてダンジァを見つめてくる。
はっと気づいてダンジァも姿勢を正して見つめ返すと、頷いたシィンが、昨日から今朝にかけてのことを話し始めた。
ダンジァが横になった後、具合を悪くしたこと。
ここに医師を呼んだこと。
診断の結果と具合の悪さの原因。対処法。
添い寝していたのは、様子を見ているうちに自分も眠くなってしまったから——等々。
「——というわけだ」
そしてひととおり話を終えると、シィンは「だから」とすかさず続けた。
「だからお前は何一つ悪くないのだ。——いいな」
話をしてくれていた時よりもまっすぐに強くダンジァを見て。
シィンは言った。
「いいな、ダン。お前は何も悪くないのだ。だから謝ることもない。謝るなよ。もちろん大会にも問題なく出られる。具合が良くなったなら、もう何も憂うこともないのだ」
言いながら、シィンはダンジァの肩を、腕をぽんぽんと叩く。
ダンジァは「はい」と返事をしたものの、胸の中はそんな簡単な返事だけでは済まされないほどの感謝で溢れるようだった。
具合を悪くした原因が胸章のせいだとしても——そこに込められていたシィンの魔術力のせいだったとしても、彼自身がずっと看病する必要などなかったはずだ。
しかも彼の説明を聞いていると、この部屋は彼にとってとても大切な場所だったようだ。なのに、大切なこの部屋に医師を呼び、しかもその後はずっと看病してくれていたなんて……。
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