男島〜familiar〜

冬愛Labo

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シルさんの腕に抱き締められる私。
大きくて胸元が開いて。
時々見える喉仏が色気が増す。
観察すらば観察するほど、私は意識をしてしまう。

「アリアちゃん、どうしたの?」
『あ、あの…』
「アリアちゃん、俺たちの島には掟があるんだ」
『掟?』
「うん、身につけている物を一つ恋人もしくは妻に渡す」
『わぁ!素敵ですねっ』
「だから、俺はピアスを贈るよ。母の形見だけど、良い?」
『は、はい。でも…』
「いや?」
『いえ、嬉しいです。だけど、大事な形見の半分を貰っていいのですか?』
「良いよ。生涯を君に捧げる…そう言う意味であげるんだ。だから、後悔なんてしない」
『…っ!?』
「愛してるよアリアちゃん。俺の愛しい恋人」  

シルさんはそう言うと大きな身長を屈めて右耳を触る。

「君は俺のものだよ。生涯を掛けて欲しい人だ」
『有難う…ご、ざいます』

触っていた手の跡にはピアスが付いている。
シルさんの瞳を見ると目の色が赤に変わる。

『シルさん、目の色が…』
「恋人になった証拠だよ。さてと俺の姫」
『…綺麗な色』
「有難う…アリアちゃんの瞳も変われば良いのにって思うよ」
『えぇ!?』
「そしたら、俺のだって言えるし」
『…それ、恥ずかしいです』
「そう?俺は嬉しいよ。俺のものだって外の奴らにも言えるし」
『うぅ…』
「さてと、じゃあエッチは」
『むむむむ、むりっ』
「わぁ…、凄い拒否。俺、傷ついちゃうよ」
『あ、すいません』
「なら、キスしよう。大人のキス」

そう言った後にシルさんは私の顎に手を掛けて上にあげる。
そして、顔を近づけては、ゆっくりゆっくり私の唇にシルさんの唇を重ねていく。
触れるだけで私は体の熱は上昇した。
だけど、キスはそれで終わらなかった。

『んぅ…』
「はぁ…んぅ…ちゅっ…ん~んぅ」

シルさんのぬるりとした舌が私の口の中を支配する。
自分のより大きい舌が唇を割って入ってくると、まるで意思を持った様にうねうねと動き回る。
息の仕方もできない私はシルさんの肩を叩くと耳元で呟かれた。

「まだだよ。俺の彼女さん」

そう言うとぬるりと入ってきた舌は角度を変えて下から舐め上げる様に動く。
私の口の中を自由に動き回り犯していく。
シルさんのなのか私のなのか分からない唾液が口角からこぼれ落ちる。

「んぅ…ちゅっ…はぁ…んんぅ」
『んんぅ♡…はぁ…んぅ♡』

どのぐらい経っただろうか。
私達は時間を忘れてお互いを求め合う様に濃厚な口付けをする。
私が力が抜けたところを見てシルさんの舌はようやく離れていった。
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