1 / 3
1話心の声がダダ漏れ。
しおりを挟む
登場人物
橘朝陽(たちばなあさひ)
15歳で175センチ。
中性的な顔で、黒髪のショートヘア。
心の声が意図的に聞ける。
最近のハマりは斑目ウォッチング。
斑目樹(まだらめいつき)
15歳で186センチ。
茶髪のウェーブの掛かったショートヘア。
イケメンでバイの為女性も男性もいける。
橘が大好きでちょっかいをかけるが、表と裏の思っている事が全く違う。
1話心の声がダダ漏れ。
俺の家は代々巫女の仕事をしている。
そして、橘の一族にはある特殊な能力が備わって生まれてくる。
時を止めたり、魅了したり、さまざまで有るが俺はその中でも異例の人物だったりする。要するに超レア。
ガチャで言う所のS S Sだったりする。
能力は人の心が読める。
その所為です、幼少期は聞きたく無い大人の事情や同級生の心とは違う事を言っているなんて事をしってかなり、ショックを受けた。
一時的に人間不信になったが、心の声を自由に操る事が中学になって出来る様になり、俺は平穏な生活を送る事が出来た。
そして、今は4月。
男子校の桐鳥高校に入学して3日が経った。
この学校は変わっていて、パートナー制度を導入している。
つまり、お友達を作って仲良くやりましょうという事らしい。
因みに約1ヶ月でパートナーを決めないといけないのだが、俺はまだ決めて居ない。
そして、この3日である人物に何度も何度もちょっかいを掛けられている。
はっきり言おうウザイ。
確か名前は斑目(まだらめ)だったはず。
俺にしつこく消しゴムをちぎっては投げたり、ノートを破って投げつけてくる。
書いてある内容はバーカだったか?
このはいじめなのだろうかとやや不安になった俺は久しぶりにあの力を使う事にした。
えっと、シャッターを斑目だけ開ける感じて…。
俺は斑目を凝視した。
きっと「バーカ、どっか行け」とか言うんだろうなと思っていたその時斑目の心の声が聞こえた。
【可愛い】
は??
ここ男子校だよな?
あれか?噂に聞くBL的な事か?
俺は相手が気になりそのまま声を聞き続けた。
【橘マジ可愛い。やべぇ。俺襲うかも】
いや待て、今のって俺の事か??
焦った俺は斑目の目を見る。
視線が合うと斑目は顔を背けた。
「なんだよ、ジロジロ見るな」
【やばいっ!!可愛いんだけどっ!俺の事か愛らしい瞳で見つめてたぁ!!】
ん!?
やっぱり俺か?
斑目は…その、俺に恋をしているのか?
戸惑いながらもう一度斑目の心の声に集中する。
【マジ可愛い、マジ可愛い。橘の目も顔も耳も鼻も全部可愛いっ。くぅ~抱きてぇ!!】
え!?
抱きたい??
えっとつまり俺が受け的な事か?
俺がほられる的な?
マジか…。
斑目は俺を見ている為何とか笑顔を作り話しかけた。
『えっと、斑目はパートナーをもう決めたのか?』
「は?お前に関係ねぇーし」
【俺は橘と絶対にパートナーになりてぇ!いや、なる!】
『…声が逆転してんぞ』
「あぁ!?何を言ってんだ?」
思わずツッコミを入れた俺に斑目はキレ気味の表情。
だが心はと言うと…。
【やっべぇ~、心の声を言ってしまったのかと思ったぜ。マジで橘可愛いな。お嫁さんにしてぇくれぇだぜ】
男の俺がお嫁さん…。
まさか俺がそんな対象に見られるとは予想もしていなかった。
ちょっと面白いので斑目の心の声をプライバシー的には良くないが聞かせてもらうとしよう。
橘朝陽(たちばなあさひ)
15歳で175センチ。
中性的な顔で、黒髪のショートヘア。
心の声が意図的に聞ける。
最近のハマりは斑目ウォッチング。
斑目樹(まだらめいつき)
15歳で186センチ。
茶髪のウェーブの掛かったショートヘア。
イケメンでバイの為女性も男性もいける。
橘が大好きでちょっかいをかけるが、表と裏の思っている事が全く違う。
1話心の声がダダ漏れ。
俺の家は代々巫女の仕事をしている。
そして、橘の一族にはある特殊な能力が備わって生まれてくる。
時を止めたり、魅了したり、さまざまで有るが俺はその中でも異例の人物だったりする。要するに超レア。
ガチャで言う所のS S Sだったりする。
能力は人の心が読める。
その所為です、幼少期は聞きたく無い大人の事情や同級生の心とは違う事を言っているなんて事をしってかなり、ショックを受けた。
一時的に人間不信になったが、心の声を自由に操る事が中学になって出来る様になり、俺は平穏な生活を送る事が出来た。
そして、今は4月。
男子校の桐鳥高校に入学して3日が経った。
この学校は変わっていて、パートナー制度を導入している。
つまり、お友達を作って仲良くやりましょうという事らしい。
因みに約1ヶ月でパートナーを決めないといけないのだが、俺はまだ決めて居ない。
そして、この3日である人物に何度も何度もちょっかいを掛けられている。
はっきり言おうウザイ。
確か名前は斑目(まだらめ)だったはず。
俺にしつこく消しゴムをちぎっては投げたり、ノートを破って投げつけてくる。
書いてある内容はバーカだったか?
このはいじめなのだろうかとやや不安になった俺は久しぶりにあの力を使う事にした。
えっと、シャッターを斑目だけ開ける感じて…。
俺は斑目を凝視した。
きっと「バーカ、どっか行け」とか言うんだろうなと思っていたその時斑目の心の声が聞こえた。
【可愛い】
は??
ここ男子校だよな?
あれか?噂に聞くBL的な事か?
俺は相手が気になりそのまま声を聞き続けた。
【橘マジ可愛い。やべぇ。俺襲うかも】
いや待て、今のって俺の事か??
焦った俺は斑目の目を見る。
視線が合うと斑目は顔を背けた。
「なんだよ、ジロジロ見るな」
【やばいっ!!可愛いんだけどっ!俺の事か愛らしい瞳で見つめてたぁ!!】
ん!?
やっぱり俺か?
斑目は…その、俺に恋をしているのか?
戸惑いながらもう一度斑目の心の声に集中する。
【マジ可愛い、マジ可愛い。橘の目も顔も耳も鼻も全部可愛いっ。くぅ~抱きてぇ!!】
え!?
抱きたい??
えっとつまり俺が受け的な事か?
俺がほられる的な?
マジか…。
斑目は俺を見ている為何とか笑顔を作り話しかけた。
『えっと、斑目はパートナーをもう決めたのか?』
「は?お前に関係ねぇーし」
【俺は橘と絶対にパートナーになりてぇ!いや、なる!】
『…声が逆転してんぞ』
「あぁ!?何を言ってんだ?」
思わずツッコミを入れた俺に斑目はキレ気味の表情。
だが心はと言うと…。
【やっべぇ~、心の声を言ってしまったのかと思ったぜ。マジで橘可愛いな。お嫁さんにしてぇくれぇだぜ】
男の俺がお嫁さん…。
まさか俺がそんな対象に見られるとは予想もしていなかった。
ちょっと面白いので斑目の心の声をプライバシー的には良くないが聞かせてもらうとしよう。
0
あなたにおすすめの小説
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
飼われる側って案外良いらしい。
なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。
向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。
「まあ何も変わらない、はず…」
ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。
ほんとに。ほんとうに。
紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22)
ブラック企業で働く最下層の男。顔立ちは悪くないが、不摂生で見る影もない。
変化を嫌い、現状維持を好む。
タルア=ミース(347)
職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。
最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?
2025/09/12 1000 Thank_You!!
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
【BL】男なのになぜかNo.1ホストに懐かれて困ってます
猫足
BL
「俺としとく? えれちゅー」
「いや、するわけないだろ!」
相川優也(25)
主人公。平凡なサラリーマンだったはずが、女友達に連れていかれた【デビルジャム】というホストクラブでスバルと出会ったのが運の尽き。
碧スバル(21)
指名ナンバーワンの美形ホスト。自称博愛主義者。優也に懐いてつきまとう。その真意は今のところ……不明。
「絶対に僕の方が美形なのに、僕以下の女に金払ってどーすんだよ!」
「スバル、お前なにいってんの……?」
冗談?本気?二人の結末は?
美形病みホス×平凡サラリーマンの、友情か愛情かよくわからない日常。
※現在、続編連載再開に向けて、超大幅加筆修正中です。読んでくださっていた皆様にはご迷惑をおかけします。追加シーンがたくさんあるので、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話
みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。
数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品
【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】
彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』
高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。
その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。
そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?
今日もBL営業カフェで働いています!?
卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とBL営業をして腐女子のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ
※ 不定期更新です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる