ツンツンしていても心の声は俺にダダ漏れです。

冬愛Labo

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02授業に集中出来ない

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斑目の心の声を聞き始めてから2日が経った。
相変わらず、俺の事を「可愛い」とか「やばい襲う」等言っている。
そろそろ心の声を止めようとしたのだが、思いが強すぎるのか心のシャッターが下ろせない。
更に斑目の心の声が大きくなり、普通に人と話している状態と変わらないボリューム訊こえる。
授業中なのに先生と斑目の声がダブルで聞こえて授業に集中出来ない。

【橘…やばいな、抱きしめてスリスリしたい。ぎゅーって抱きしめたい】

斑目…、そのリアルと心の声があからさまに違い凄すぎて困惑するんだよ。
リアルの斑目は俺に消しゴムのカスを投げつけたり机を蹴ったりしている。
しかし、心では…。

【気づいてないかな、俺のこの気持ちに気づかないかな。…いや、もし気づいたら…俺嬉しいけど暴走するかもしれねぇし…。でも俺の気持ちに気づいて欲しい…好きって思うこの気持ちに…気づいて欲しいだよ橘っ】

『いや、もろ気づいているから』

思わずツッコミ入れると斑目が睨みつけて文句を言う。

「あ゛ぁ゛??なんだよ橘。俺になんか文句あんのか?」

『斑目ってツンデレか?』

「…っ!?お前何を言っているだよっ。ふざけんなっ!」

斑目は俺の椅子を思いっきり蹴りを入れ不貞腐れる。
こいつ、ヤンキーか?不良か?
ため息をついて授業に集中するが…心の声がダダ漏れなんだよ。

【あぁっ!橘に声を掛けられて思わず蹴りを入れちまった。嫌われたらどうしよう。俺の事嫌われるくらいなら……呼び出して…犯すか?それしかないのか?もう、嫌われたら】

『嫌ってないから、マジで嫌ってないから襲うのは止めてくれ』

「……橘、お前頭可笑しいのか?突然何を言い出すんだよ?頭のネジでも飛んでんじゃねぇのか?」

【良かった嫌われて無いらしい。けど橘って綺麗だしモテるよな?特にここ男子校だし、やっぱり心配だよな。処女…いや童貞に違いないだろうし、俺が優しくスマートに誘ってエッチをして…やばっ、授業中に勃ってきたぜ】

おいおい斑目何をやっているんだよお前は。
どんだけ、妄想力が激しいんだ?
もう相手をしていたら妄想が悪化しそうだから無視をする事にしよう。
そう思ったばかりなのに斑目の妄想がどんどん酷くなり冷や汗をかいた俺は思わずツッコミをすると言うループにはまり授業に集中が出来なかった。
斑目…頼むからもう少し心では小声で呟いてくれ、集中出来ないんだよ。
俺はため息をついて斑目を睨むのであった。
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