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フロストハウル編
第132話 彼女持ちにキスしてくる大人気インフルエンサー
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普通に殴られると思った。
もちろん俺に罪はない。
雷電もまた被害者なので、悪いのは全部あのノッポの男だ。
「才斗ちゃん!」「才君!」
俺のことを愛していると言っても過言ではない真悠姉さんと西園寺が叫び狂う。
ほんの1秒だけ。
俺は雷電と口付けを交わしたのだ。
嫌いな男に唇を奪われる悲劇に、雷電は怒り狂い、俺の顔面を本気で殴る――かと思われたが、現実は違った。
「……」
かーっと顔を赤く染め、初心な少女のように挙動不審になる雷電。
キスの経験くらいあるだろうと思っていたわけだが、まさかこれが初めてだったのか……?
いや、さすがにそれは――。
「初めて……だったのに……」
「え?」
「もう1回ちゃんとしないと気が済まない」
「……は?」
そう言って、今度はちゃんとキスっぽい口付けをしてくる雷電。
言い訳したい。
まず、その時の俺はかなり動揺していた。まさかお互いに苦手意識のある相手とキスするなんて思ってなかったし、殴られると思って防御の構えをしていたし……。
それに、雷電の力は強い。
仮にも彼女はSランク冒険者だ。下敷きになっている俺が抵抗したところで、大して効果はない。
「やめろぉぉぉおおお!」
可哀想なことに、雷電はまた吹っ飛ばされた。
これに関しては彼女にも罪はあるだろう。
彼女持ちの男にキスをしたわけだし、俺を愛する西園寺たちの前で堂々とキスをしたわけだし――って、なんでこうなった?
「才君、大丈夫か?」
精神的には大丈夫じゃない。
だが、この状況で心配すべきは雷電の方だ。
幸い西園寺も加減をしたようで、軽く飛ばされただけで済んだみたいだが、こんなくだらないことに時間を使っている場合じゃない。
「舞姫ちゃん? ちょっといいかしら」
年上のお姉様ムーブをかましながら、怖い顔で雷電に近付く真悠姉さん。
雷電はその静かな恐怖にビクッとしながらも、痛そうに立ち上がって真悠姉さんに向き直った。
西園寺キックはそれなりのダメージになっているらしい。
「どういうつもり?」
「いや、その……もしかして舞ちゃん、やっちゃった感じ?」
てへぺろしながら可愛い顔で真悠姉さんを見る。
それは間違いなく逆効果だからやめておいた方がいいと思うが。
「あとでゆっくり話を聞かせてもらいましょうか」
「……ひゃい」
俺もその話、聞く権利はあるだろう。
なんだか茶番が始まりそうなので、ここで軌道修正をしたい。
こうしている間にも、ノッポの闇超人は暴走を続けていることだろう。
彼の目的はわからないし、彼以外にも仲間がいるのかとか、ヴェルウェザーが関与しているのかとか……いろいろと考えるべきことはあるが、ひとまずはこの事態を収束させなければ。
せっかく気合いが入っていた西園寺も、今では雷電と俺のキスのせいでショックを受けている状態だ。
「社長、あの男との戦いに関しては、考えがあります」
この場にいるSランク冒険者全員を正気に戻すつもりで、俺は自分が考えている戦略を打ち明けた。
***
俺、西園寺、雷電の3人が体育館に入る。
全員一度は敗北した相手に、リベンジしにいく。
敵は俺たちが戻ってくるのを待っていた。
最初に戦った時よりは落ち着いていて、破壊欲のままに目の前のものを壊そう、なんていう危険性はないように見える。
だが、相変わらず同じ人間とは思えないような獣の目をしているし、針のように尖った敵意は少しずつ膨れ上がっていた。
天音姉さんと佐藤のおかげで、一般人は全員体育館から逃げることができたみたいだ。
体育館の外では真悠姉さんが怪我人の治癒に当たっている。
被害は出たものの、死傷者は出ていないことを願いたい。
「黒瀬、やっぱあの作戦、厳しくない? 変えよー」
「いや、相手の勢いが落ちてる今がチャンスだ。作戦はこのままで行く」
ノッポの男の強みは間合いを詰めるスピードと、パワー。
それがわかっているのであれば、こっちはそのスピードとパワーをあらかじめ対策するだけだ。
「才君、頼む」
西園寺のセリフと同時に、作戦が動き出した。
敵が吠え、魔力を全身に収束している西園寺に襲いかかる。
間合いを詰めるスピードはやはり速い。だが、ああいうのは所詮、初見殺しだ。
攻撃が来るであろう場所に剣を構えておけば、十分に対応できる。
拳を剣で見事に防ぎ、空気を弾くような激しい音が鳴り響く。
俺は大慌てでステージ裏の精密機械がいっぱいあるところに走り、体育館のブレーカーを切った。その瞬間、照明が全て消え、窓から差し込む日の光だけが体育館を照らし出した。
敵の男はほんの少しまともに考えられるようになったのか、ようやく剣を抜き、西園寺とやり合っている。
だが、そこに雷電が加勢に入った。
「なーんだ、テスト対策すれば楽勝じゃーん。みんなちゃんと勉強しようね~」
ここで、雷電の超能が発動。
この前の冒戦で初めて見たわけだが、何度見てもやっぱり羨ましい。シャドウライドよりもはるかに使い勝手がいいぞ。
全身が電気を帯び、触るな危険状態に――。
雷電が帯電したことを確認した西園寺は、すぐさま後退し、戦いの主役を電気ビリビリ女に明け渡す。
本人によれば、超能はあくまで帯電なので、攻撃として電撃を放つ、なんていう雷神みたいなことはできない。
とはいえ、剣にも電気を通すことができるので、斬撃が当たれば相手に電気ショックを与えられる。
「みんなのアイドル舞ちゃんに熱愛報道が出たら、あんたのせいだから! ばいばーい!」
たとえ剣で攻撃を防ごうが、電気は剣を伝って流れてくる。
ほんの数秒の足止め。
だが、数秒も足止めしてもらえるのなら、もうこっちのものだ。
影と影の繋がりを見つける。
シャドウライドは影から影に飛び移ったりすることはできない。だが、途切れていない影の中での移動であれば、一瞬で可能だ。
日の光まで防ぐ時間はなかったが、天井の照明を消した今なら――。
――敵の背後に一瞬で回れる!
美味しいところをもらった感は否めないが、これで決着だ。
ノッポの男の背中を大胆に斬りつけ、そのまま剣を握る右手を切断する。男は最後に唸ったかと思うと、バタンと前に倒れ込んだ。
警戒しながらツンツンするが、動き出す様子はない。
「どうやら、体育館を壊す必要はなかったようだ」
西園寺がつまらなそうに言う。
その言い方だと、本当は壊したかったみたいなニュアンスになるが、いろいろと気にするだけ無駄だ。
「これで一件落着? うわ! 今日の配信でめっちゃフォロワー増えたじゃん」
「……は? 今までずっと、ライブ配信してたのか!?」
無神経にもほどがあるという非難を込めた意味で、雷電を睨む。
「だってぇ、絶対バズること間違いなしって感じだったしぃ。実際バズったしぃ」
「てことは……まさかお前……」
――西園寺のふにゃふにゃな姿、及び俺と雷電のキス、及び真悠姉さんの静かなブチ切れが、全国に生中継されていたってことなのか?
言葉に出してはないが、俺の深刻な表情から言いたいことは伝わったらしい。
「いやいや、さすがにこの戦いだけだから大丈夫。舞ちゃんと黒瀬がキス!とかいうスキャンダルにはなんないって」
ほっと一息。
俺はもちろんのこと、冷や汗がにじみ出ている西園寺も思わず胸を撫で下ろした。
もちろん俺に罪はない。
雷電もまた被害者なので、悪いのは全部あのノッポの男だ。
「才斗ちゃん!」「才君!」
俺のことを愛していると言っても過言ではない真悠姉さんと西園寺が叫び狂う。
ほんの1秒だけ。
俺は雷電と口付けを交わしたのだ。
嫌いな男に唇を奪われる悲劇に、雷電は怒り狂い、俺の顔面を本気で殴る――かと思われたが、現実は違った。
「……」
かーっと顔を赤く染め、初心な少女のように挙動不審になる雷電。
キスの経験くらいあるだろうと思っていたわけだが、まさかこれが初めてだったのか……?
いや、さすがにそれは――。
「初めて……だったのに……」
「え?」
「もう1回ちゃんとしないと気が済まない」
「……は?」
そう言って、今度はちゃんとキスっぽい口付けをしてくる雷電。
言い訳したい。
まず、その時の俺はかなり動揺していた。まさかお互いに苦手意識のある相手とキスするなんて思ってなかったし、殴られると思って防御の構えをしていたし……。
それに、雷電の力は強い。
仮にも彼女はSランク冒険者だ。下敷きになっている俺が抵抗したところで、大して効果はない。
「やめろぉぉぉおおお!」
可哀想なことに、雷電はまた吹っ飛ばされた。
これに関しては彼女にも罪はあるだろう。
彼女持ちの男にキスをしたわけだし、俺を愛する西園寺たちの前で堂々とキスをしたわけだし――って、なんでこうなった?
「才君、大丈夫か?」
精神的には大丈夫じゃない。
だが、この状況で心配すべきは雷電の方だ。
幸い西園寺も加減をしたようで、軽く飛ばされただけで済んだみたいだが、こんなくだらないことに時間を使っている場合じゃない。
「舞姫ちゃん? ちょっといいかしら」
年上のお姉様ムーブをかましながら、怖い顔で雷電に近付く真悠姉さん。
雷電はその静かな恐怖にビクッとしながらも、痛そうに立ち上がって真悠姉さんに向き直った。
西園寺キックはそれなりのダメージになっているらしい。
「どういうつもり?」
「いや、その……もしかして舞ちゃん、やっちゃった感じ?」
てへぺろしながら可愛い顔で真悠姉さんを見る。
それは間違いなく逆効果だからやめておいた方がいいと思うが。
「あとでゆっくり話を聞かせてもらいましょうか」
「……ひゃい」
俺もその話、聞く権利はあるだろう。
なんだか茶番が始まりそうなので、ここで軌道修正をしたい。
こうしている間にも、ノッポの闇超人は暴走を続けていることだろう。
彼の目的はわからないし、彼以外にも仲間がいるのかとか、ヴェルウェザーが関与しているのかとか……いろいろと考えるべきことはあるが、ひとまずはこの事態を収束させなければ。
せっかく気合いが入っていた西園寺も、今では雷電と俺のキスのせいでショックを受けている状態だ。
「社長、あの男との戦いに関しては、考えがあります」
この場にいるSランク冒険者全員を正気に戻すつもりで、俺は自分が考えている戦略を打ち明けた。
***
俺、西園寺、雷電の3人が体育館に入る。
全員一度は敗北した相手に、リベンジしにいく。
敵は俺たちが戻ってくるのを待っていた。
最初に戦った時よりは落ち着いていて、破壊欲のままに目の前のものを壊そう、なんていう危険性はないように見える。
だが、相変わらず同じ人間とは思えないような獣の目をしているし、針のように尖った敵意は少しずつ膨れ上がっていた。
天音姉さんと佐藤のおかげで、一般人は全員体育館から逃げることができたみたいだ。
体育館の外では真悠姉さんが怪我人の治癒に当たっている。
被害は出たものの、死傷者は出ていないことを願いたい。
「黒瀬、やっぱあの作戦、厳しくない? 変えよー」
「いや、相手の勢いが落ちてる今がチャンスだ。作戦はこのままで行く」
ノッポの男の強みは間合いを詰めるスピードと、パワー。
それがわかっているのであれば、こっちはそのスピードとパワーをあらかじめ対策するだけだ。
「才君、頼む」
西園寺のセリフと同時に、作戦が動き出した。
敵が吠え、魔力を全身に収束している西園寺に襲いかかる。
間合いを詰めるスピードはやはり速い。だが、ああいうのは所詮、初見殺しだ。
攻撃が来るであろう場所に剣を構えておけば、十分に対応できる。
拳を剣で見事に防ぎ、空気を弾くような激しい音が鳴り響く。
俺は大慌てでステージ裏の精密機械がいっぱいあるところに走り、体育館のブレーカーを切った。その瞬間、照明が全て消え、窓から差し込む日の光だけが体育館を照らし出した。
敵の男はほんの少しまともに考えられるようになったのか、ようやく剣を抜き、西園寺とやり合っている。
だが、そこに雷電が加勢に入った。
「なーんだ、テスト対策すれば楽勝じゃーん。みんなちゃんと勉強しようね~」
ここで、雷電の超能が発動。
この前の冒戦で初めて見たわけだが、何度見てもやっぱり羨ましい。シャドウライドよりもはるかに使い勝手がいいぞ。
全身が電気を帯び、触るな危険状態に――。
雷電が帯電したことを確認した西園寺は、すぐさま後退し、戦いの主役を電気ビリビリ女に明け渡す。
本人によれば、超能はあくまで帯電なので、攻撃として電撃を放つ、なんていう雷神みたいなことはできない。
とはいえ、剣にも電気を通すことができるので、斬撃が当たれば相手に電気ショックを与えられる。
「みんなのアイドル舞ちゃんに熱愛報道が出たら、あんたのせいだから! ばいばーい!」
たとえ剣で攻撃を防ごうが、電気は剣を伝って流れてくる。
ほんの数秒の足止め。
だが、数秒も足止めしてもらえるのなら、もうこっちのものだ。
影と影の繋がりを見つける。
シャドウライドは影から影に飛び移ったりすることはできない。だが、途切れていない影の中での移動であれば、一瞬で可能だ。
日の光まで防ぐ時間はなかったが、天井の照明を消した今なら――。
――敵の背後に一瞬で回れる!
美味しいところをもらった感は否めないが、これで決着だ。
ノッポの男の背中を大胆に斬りつけ、そのまま剣を握る右手を切断する。男は最後に唸ったかと思うと、バタンと前に倒れ込んだ。
警戒しながらツンツンするが、動き出す様子はない。
「どうやら、体育館を壊す必要はなかったようだ」
西園寺がつまらなそうに言う。
その言い方だと、本当は壊したかったみたいなニュアンスになるが、いろいろと気にするだけ無駄だ。
「これで一件落着? うわ! 今日の配信でめっちゃフォロワー増えたじゃん」
「……は? 今までずっと、ライブ配信してたのか!?」
無神経にもほどがあるという非難を込めた意味で、雷電を睨む。
「だってぇ、絶対バズること間違いなしって感じだったしぃ。実際バズったしぃ」
「てことは……まさかお前……」
――西園寺のふにゃふにゃな姿、及び俺と雷電のキス、及び真悠姉さんの静かなブチ切れが、全国に生中継されていたってことなのか?
言葉に出してはないが、俺の深刻な表情から言いたいことは伝わったらしい。
「いやいや、さすがにこの戦いだけだから大丈夫。舞ちゃんと黒瀬がキス!とかいうスキャンダルにはなんないって」
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