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第11話「断罪の宴、そして永遠の誓い」
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王都を揺るがせた夜会事件の後始末は、迅速かつ徹底的だった。
ザイラスの呪いを暴走させようと企んだ副宰相とその一派は、リヴィが指摘した毒物の成分と、現場に残された証拠によって全員捕縛された。
さらに、リヴィの実家である村での不正もすべて明るみに出た。
副宰相は村長らと結託し、違法な薬草の横流しや税の着服を行っていたのだ。
すべてが繋がり、悪事は白日の下に晒された。
裁判の日、傍聴席に座るリヴィの目の前で、かつて彼を虐げた者たちが裁かれていく。
「被告人らを、国家反逆罪および公爵家への加害罪により、爵位剥奪および国外追放、あるいは鉱山での強制労働に処す」
裁判長の判決が下ると、彼らは泣き叫びながら連行されていった。
因果応報。
リヴィはそれを冷ややかな満足感ではなく、静かな区切りとして受け止めた。
「これで終わったな」
隣に座るザイラスが、リヴィの手を握る。
「はい。……もう、過去のことは振り返りません」
リヴィは前を向いた。
裁判所の外に出ると、抜けるような青空が広がっていた。
集まった民衆や貴族たちの視線は、もはやリヴィを侮蔑するものではない。
公爵を救った英雄的なオメガとして、称賛と敬意の眼差しが向けられている。
「リヴィ」
大階段の真ん中で、ザイラスが立ち止まり、リヴィに向き直った。
そして、大衆の面前であるにもかかわらず、片膝をついた。
ざわめきが広がる。
「ザ、ザイラス? 何を……」
ザイラスは懐から、白銀に輝く指輪を取り出した。中央には、あの日のシロの瞳と同じ、美しいアメジストが輝いている。
「俺の人生は、雪の中で君に拾われたあの日に始まった。……君が俺の光だ」
ザイラスはリヴィの手を取り、指輪を薬指にはめた。
「結婚してくれ、リヴィ。俺の生涯をかけて、君を幸せにすると誓う」
リヴィの目から、大粒の涙が溢れ出した。
悲しみでも、辛さでもない。純粋な喜びの涙。
「……はい。喜んで。……僕を、あなたのお嫁さんにしてください」
リヴィが泣き笑いで答えると、ワッと歓声が沸き起こった。
ザイラスは立ち上がり、リヴィを力強く抱き上げると、青空の下で何度も回った。
祝福の拍手が鳴り止まない中、二人は最高の笑顔でキスをした。
ザイラスの呪いを暴走させようと企んだ副宰相とその一派は、リヴィが指摘した毒物の成分と、現場に残された証拠によって全員捕縛された。
さらに、リヴィの実家である村での不正もすべて明るみに出た。
副宰相は村長らと結託し、違法な薬草の横流しや税の着服を行っていたのだ。
すべてが繋がり、悪事は白日の下に晒された。
裁判の日、傍聴席に座るリヴィの目の前で、かつて彼を虐げた者たちが裁かれていく。
「被告人らを、国家反逆罪および公爵家への加害罪により、爵位剥奪および国外追放、あるいは鉱山での強制労働に処す」
裁判長の判決が下ると、彼らは泣き叫びながら連行されていった。
因果応報。
リヴィはそれを冷ややかな満足感ではなく、静かな区切りとして受け止めた。
「これで終わったな」
隣に座るザイラスが、リヴィの手を握る。
「はい。……もう、過去のことは振り返りません」
リヴィは前を向いた。
裁判所の外に出ると、抜けるような青空が広がっていた。
集まった民衆や貴族たちの視線は、もはやリヴィを侮蔑するものではない。
公爵を救った英雄的なオメガとして、称賛と敬意の眼差しが向けられている。
「リヴィ」
大階段の真ん中で、ザイラスが立ち止まり、リヴィに向き直った。
そして、大衆の面前であるにもかかわらず、片膝をついた。
ざわめきが広がる。
「ザ、ザイラス? 何を……」
ザイラスは懐から、白銀に輝く指輪を取り出した。中央には、あの日のシロの瞳と同じ、美しいアメジストが輝いている。
「俺の人生は、雪の中で君に拾われたあの日に始まった。……君が俺の光だ」
ザイラスはリヴィの手を取り、指輪を薬指にはめた。
「結婚してくれ、リヴィ。俺の生涯をかけて、君を幸せにすると誓う」
リヴィの目から、大粒の涙が溢れ出した。
悲しみでも、辛さでもない。純粋な喜びの涙。
「……はい。喜んで。……僕を、あなたのお嫁さんにしてください」
リヴィが泣き笑いで答えると、ワッと歓声が沸き起こった。
ザイラスは立ち上がり、リヴィを力強く抱き上げると、青空の下で何度も回った。
祝福の拍手が鳴り止まない中、二人は最高の笑顔でキスをした。
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