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第5話「氷の瞳に宿る熱」
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皇さんのマンションでの生活は、まるで現実感のない、夢の中にいるような日々だった。
朝、目を覚ますと、クローゼットには僕のサイズにぴったりの上質な服がずらりと並んでいる。それらは全て、僕がここに来てから、皇さんが専属のスタイリストに用意させたものだった。
食事は、専属のシェフが僕の好みを聞いて、三食完璧なものを作ってくれる。最初こそ恐縮していたが、シェフの「戒吏様からのご命令ですので」という言葉に、逆らうことはできなかった。
花屋の仕事は、もちろん辞めさせられた。一日中、この広すぎるマンションから一歩も出ることは許されない。まさしく、金の鳥籠だった。
そして、皇戒吏という男は、本当に僕の全てを管理した。
僕が食べるもの、着るもの、見るもの、触れるもの。その全てが、彼の許可なしには存在しなかった。
彼が仕事でいない昼間は、リビングの大きなソファで本を読んで過ごすことが多かった。本棚には、僕が好みそうだという理由で買い揃えられた、様々なジャンルの本が並んでいた。
夜、彼が帰宅すると、二人で食事をとり、その後は同じソファで、他愛もない話をする。いや、話すのは主に彼で、僕は相槌を打つばかりだった。それでも、彼は満足そうだった。
身体の関係は、まだなかった。
契約書にサインしたあの日、僕はてっきり、すぐに彼に抱かれるものだと思っていた。けれど、彼は僕の部屋に一度も入ってこようとはしなかったし、必要以上に僕の身体に触れることもなかった。
それが、逆に不気味だった。いつ、その時が来るのかと、毎日怯えて過ごしていた。
そんな生活が二週間ほど続いたある日の夜。
夕食後、いつものように二人でソファに座っていると、皇さんが不意に言った。
「湊。明日、雫の見舞いに行くぞ」
「え……いいんですか?」
外出を許されない僕にとって、それは驚くべき提案だった。
「ああ。経過報告も兼ねてな。お前の妹の治療チームだが、世界でもトップクラスのメンバーを揃えた。来週には第一陣が来日する」
「……! 本当、ですか……?」
信じられない、という気持ちと、感謝の気持ちで胸がいっぱいになる。
僕は思わず、彼の顔を見上げた。
「ありがとうございます、皇さん。本当に……」
「礼はいい。契約だからな」
彼はいつも通り、そう言って素っ気なく顔を背けた。けれど、その横顔が、ほんの少しだけいつもより優しく見えたのは、僕の気のせいだろうか。
翌日、僕は皇さんの車で病院へ向かった。
雫の病室に入ると、彼女は僕の顔を見るなり、ぱっと顔を輝かせた。
「お兄ちゃん! それに、皇さんも!」
「やあ、雫ちゃん。調子はどうかな」
皇さんは、まるで別人のように柔らかな笑みを浮かべて雫に話しかける。僕には一度も見せたことのない顔だった。
彼が持ってきた豪華な果物の籠を、雫は嬉しそうに受け取っていた。
「主治医の先生から聞いたよ! 私、新しい治療が受けられるんだってね! しかも、皇さんが全部手配してくれたって……本当にありがとう!」
「気にしなくていい。君は、ただ元気になることだけを考えなさい」
雫と話す皇さんの声は、驚くほど優しい。
その様子を、僕は少し離れた場所から、複雑な気持ちで眺めていた。
僕の知らない、皇さんの顔。彼が時折見せる、こういう不器用な優しさに触れるたび、僕の心は戸惑う。
彼はただ、僕という『月魄のオメガ』を手に入れるために、その付属品である妹に優しくしているだけ。契約上の、義務。
そう頭では分かっているのに、胸の奥が、ちくりと痛んだ。
見舞いを終え、マンションへの帰り道。
車の中は、重い沈黙に包まれていた。窓の外を流れる景色を眺めながら、僕は今日の出来事を反芻していた。
元気そうだった、雫の笑顔。
そして、彼女に向ける、皇さんの優しい眼差し。
『……僕には、絶対にあんな顔、してくれないくせに』
そんな子供じみた嫉妬にも似た感情が、不意に胸をよぎって、僕は自分で自分に驚いた。
嫉妬? 僕が? この人に?
ありえない。僕はこの人が怖いだけだ。彼との間にあるのは、冷たい契約だけのはずだ。
「……何を考えている」
不意に、隣から低い声がして、僕はびくりと肩を震わせた。
いつの間にか、皇さんが僕の顔をじっと覗き込んでいた。その金色の瞳が、僕の心の中まで見透かそうとしているようで、慌てて視線を逸らす。
「な、なんでもありません」
「嘘をつくな。お前の考えていることくらい、手に取るように分かる」
彼はそう言うと、ため息を一つついて、僕から視線を外した。
「……お前の妹は、強いな。病室でずっと一人、さぞ心細いだろうに、いつも笑顔を絶やさん」
それは、彼の独り言のようだった。
でも、その言葉には、どこか寂しげな響きが混じっている気がした。
「……雫は、僕の自慢の妹ですから」
僕は、ぽつりと答えた。
「そうか」
短い返事。それきり会話は途切れた。
でも、その短いやり取りだけで、僕と彼の間の空気が、ほんの少しだけ変わったような気がした。
マンションに帰り着き、自分の部屋に戻ろうとした僕を、皇さんが呼び止めた。
「湊」
「……はい」
「今夜は、俺の部屋で寝ろ」
「……えっ」
ついに、来た。
覚悟はしていたはずなのに、心臓が大きく音を立てる。身体が恐怖で硬直し、指先が冷たくなっていく。
「……嫌、なのか」
皇さんの声が、少しだけ、揺れた気がした。
僕が黙り込んでいると、彼は気まずそうに視線を彷徨わせる。
「……いや、無理強いはしない。疲れているだろう、ゆっくり休め」
そう言って、僕に背を向けて自分の寝室へ向かおうとする。
その背中が、なぜかとても、寂しそうに見えた。いつも自信に満ち溢れた、絶対的な支配者の姿とは違う、まるで迷子のような、か細い背中。
それに気づいた時、僕は無意識に口を開いていた。
「……嫌じゃ、ないです」
彼の足が、ぴたりと止まる。
「……皇さんと、一緒に、寝ます」
何を言っているんだろう、僕は。あんなに怖かったはずなのに。
でも、彼のあの寂しそうな背中を見たら、放っておけなかった。
ゆっくりと、彼が振り返る。
その金色の瞳が、驚きに見開かれていた。
そして、その奥に、今まで見たことのない、熱っぽい光が宿っているのを、僕は見てしまった。
それは、氷の奥で燃える、静かな炎のような熱だった。
朝、目を覚ますと、クローゼットには僕のサイズにぴったりの上質な服がずらりと並んでいる。それらは全て、僕がここに来てから、皇さんが専属のスタイリストに用意させたものだった。
食事は、専属のシェフが僕の好みを聞いて、三食完璧なものを作ってくれる。最初こそ恐縮していたが、シェフの「戒吏様からのご命令ですので」という言葉に、逆らうことはできなかった。
花屋の仕事は、もちろん辞めさせられた。一日中、この広すぎるマンションから一歩も出ることは許されない。まさしく、金の鳥籠だった。
そして、皇戒吏という男は、本当に僕の全てを管理した。
僕が食べるもの、着るもの、見るもの、触れるもの。その全てが、彼の許可なしには存在しなかった。
彼が仕事でいない昼間は、リビングの大きなソファで本を読んで過ごすことが多かった。本棚には、僕が好みそうだという理由で買い揃えられた、様々なジャンルの本が並んでいた。
夜、彼が帰宅すると、二人で食事をとり、その後は同じソファで、他愛もない話をする。いや、話すのは主に彼で、僕は相槌を打つばかりだった。それでも、彼は満足そうだった。
身体の関係は、まだなかった。
契約書にサインしたあの日、僕はてっきり、すぐに彼に抱かれるものだと思っていた。けれど、彼は僕の部屋に一度も入ってこようとはしなかったし、必要以上に僕の身体に触れることもなかった。
それが、逆に不気味だった。いつ、その時が来るのかと、毎日怯えて過ごしていた。
そんな生活が二週間ほど続いたある日の夜。
夕食後、いつものように二人でソファに座っていると、皇さんが不意に言った。
「湊。明日、雫の見舞いに行くぞ」
「え……いいんですか?」
外出を許されない僕にとって、それは驚くべき提案だった。
「ああ。経過報告も兼ねてな。お前の妹の治療チームだが、世界でもトップクラスのメンバーを揃えた。来週には第一陣が来日する」
「……! 本当、ですか……?」
信じられない、という気持ちと、感謝の気持ちで胸がいっぱいになる。
僕は思わず、彼の顔を見上げた。
「ありがとうございます、皇さん。本当に……」
「礼はいい。契約だからな」
彼はいつも通り、そう言って素っ気なく顔を背けた。けれど、その横顔が、ほんの少しだけいつもより優しく見えたのは、僕の気のせいだろうか。
翌日、僕は皇さんの車で病院へ向かった。
雫の病室に入ると、彼女は僕の顔を見るなり、ぱっと顔を輝かせた。
「お兄ちゃん! それに、皇さんも!」
「やあ、雫ちゃん。調子はどうかな」
皇さんは、まるで別人のように柔らかな笑みを浮かべて雫に話しかける。僕には一度も見せたことのない顔だった。
彼が持ってきた豪華な果物の籠を、雫は嬉しそうに受け取っていた。
「主治医の先生から聞いたよ! 私、新しい治療が受けられるんだってね! しかも、皇さんが全部手配してくれたって……本当にありがとう!」
「気にしなくていい。君は、ただ元気になることだけを考えなさい」
雫と話す皇さんの声は、驚くほど優しい。
その様子を、僕は少し離れた場所から、複雑な気持ちで眺めていた。
僕の知らない、皇さんの顔。彼が時折見せる、こういう不器用な優しさに触れるたび、僕の心は戸惑う。
彼はただ、僕という『月魄のオメガ』を手に入れるために、その付属品である妹に優しくしているだけ。契約上の、義務。
そう頭では分かっているのに、胸の奥が、ちくりと痛んだ。
見舞いを終え、マンションへの帰り道。
車の中は、重い沈黙に包まれていた。窓の外を流れる景色を眺めながら、僕は今日の出来事を反芻していた。
元気そうだった、雫の笑顔。
そして、彼女に向ける、皇さんの優しい眼差し。
『……僕には、絶対にあんな顔、してくれないくせに』
そんな子供じみた嫉妬にも似た感情が、不意に胸をよぎって、僕は自分で自分に驚いた。
嫉妬? 僕が? この人に?
ありえない。僕はこの人が怖いだけだ。彼との間にあるのは、冷たい契約だけのはずだ。
「……何を考えている」
不意に、隣から低い声がして、僕はびくりと肩を震わせた。
いつの間にか、皇さんが僕の顔をじっと覗き込んでいた。その金色の瞳が、僕の心の中まで見透かそうとしているようで、慌てて視線を逸らす。
「な、なんでもありません」
「嘘をつくな。お前の考えていることくらい、手に取るように分かる」
彼はそう言うと、ため息を一つついて、僕から視線を外した。
「……お前の妹は、強いな。病室でずっと一人、さぞ心細いだろうに、いつも笑顔を絶やさん」
それは、彼の独り言のようだった。
でも、その言葉には、どこか寂しげな響きが混じっている気がした。
「……雫は、僕の自慢の妹ですから」
僕は、ぽつりと答えた。
「そうか」
短い返事。それきり会話は途切れた。
でも、その短いやり取りだけで、僕と彼の間の空気が、ほんの少しだけ変わったような気がした。
マンションに帰り着き、自分の部屋に戻ろうとした僕を、皇さんが呼び止めた。
「湊」
「……はい」
「今夜は、俺の部屋で寝ろ」
「……えっ」
ついに、来た。
覚悟はしていたはずなのに、心臓が大きく音を立てる。身体が恐怖で硬直し、指先が冷たくなっていく。
「……嫌、なのか」
皇さんの声が、少しだけ、揺れた気がした。
僕が黙り込んでいると、彼は気まずそうに視線を彷徨わせる。
「……いや、無理強いはしない。疲れているだろう、ゆっくり休め」
そう言って、僕に背を向けて自分の寝室へ向かおうとする。
その背中が、なぜかとても、寂しそうに見えた。いつも自信に満ち溢れた、絶対的な支配者の姿とは違う、まるで迷子のような、か細い背中。
それに気づいた時、僕は無意識に口を開いていた。
「……嫌じゃ、ないです」
彼の足が、ぴたりと止まる。
「……皇さんと、一緒に、寝ます」
何を言っているんだろう、僕は。あんなに怖かったはずなのに。
でも、彼のあの寂しそうな背中を見たら、放っておけなかった。
ゆっくりと、彼が振り返る。
その金色の瞳が、驚きに見開かれていた。
そして、その奥に、今まで見たことのない、熱っぽい光が宿っているのを、僕は見てしまった。
それは、氷の奥で燃える、静かな炎のような熱だった。
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