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九話
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次の日からは自分からあの女に寄って行った
「シルビア様、少しご相談したい事が」
シルビアはバカにした顔をみせた
「平民のあなたが私に相談?」
「シルビア様がお優しいのは知っております。前日の事だって、心無い誰かのせいで事実が捻じ曲げられてしまった事が悔しくて」
「ああ、あの噂?本当よね、私がいじめたなんて根も歯もない噂」
「そうなんです。なのでその事、殿下に相談しませんか?シルビア様は未来の王妃。そのような方を、、、」
泣きまねをする
「はぁ?それくらいの事気にしていられませんわ。それに殿下はお忙しいのです。お手を煩わせる訳にはいきません」
見た感じではシルビアも殿下の事は気に入っていると思う
ただ一生を考えた時、貴族の柵が耐えられない気がするのだろう
ノートにもそんな風にに書いてあった
シルビアの部屋に再び進入しだした数日
ついに聖女っぽいスキルに目覚めた
『言語解析』
あらゆる言葉を読めるようになったのだ
読めるようになった事で、シルビアを理解した
シルビアは異世界転生者と言う者らしい
理由は不明だが異世界から公爵貴族の令嬢として生まれ変わり、6歳で前の記憶を思い出してしまった
生まれ変わる前は魔法も貴族制度もない世界で、今よりも自由
好きな時に自分の足で出歩き、自分で買い物や料理をする生活
高校生?とやらだったらしく、メイドの存在が耐えられないとあった
シルビア曰く、メイドに監視されていて気が休まらない
出歩こうにも護衛の関係で前日には伝えなくなればならないし、買い物に行っても『公爵家のご令嬢が、、、』でお金があっても好きなものが買えない
殿下の婚約者になってからは、抜け出したら誘拐騒ぎになりかけたらしい
シルビアの言う自由に近い生活をしていたからか、私を生贄にする計画がなければ同情したと思う内容だった
でも同情はしない
因果応報
銃は撃たれる覚悟があるものだけしか、撃つべきではない
やられる覚悟があるからやったはずだ
やるかやられるか
私が失敗しない限り、予定通りシルビアは王妃になりメイドに囲まれてあまり外出せずに華やかな王宮で暮らすだろう
『王妃になれるなんて羨ましいなー
私もなれるものならなりたかったなー
でも身分差がありすぎて無理だなー』
と羨ましくはないが、心の中でシルビアを一応羨ましがってみた
「そんな事はございません。殿下はきっと私なんかよりも数倍、いえ数十倍シルビア様を心配しておられます。婚約者、未来の奥方なのですから」
「わかっているじゃないの。ですが自分で対処出来てこそ未来の国母。これからも似た事があるでしょう。この件で殿下を煩わせるつもりはございません。話す事はありません」
シルビアは敵前逃亡した
根性ないやつめ
「シルビア様、少しご相談したい事が」
シルビアはバカにした顔をみせた
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「シルビア様がお優しいのは知っております。前日の事だって、心無い誰かのせいで事実が捻じ曲げられてしまった事が悔しくて」
「ああ、あの噂?本当よね、私がいじめたなんて根も歯もない噂」
「そうなんです。なのでその事、殿下に相談しませんか?シルビア様は未来の王妃。そのような方を、、、」
泣きまねをする
「はぁ?それくらいの事気にしていられませんわ。それに殿下はお忙しいのです。お手を煩わせる訳にはいきません」
見た感じではシルビアも殿下の事は気に入っていると思う
ただ一生を考えた時、貴族の柵が耐えられない気がするのだろう
ノートにもそんな風にに書いてあった
シルビアの部屋に再び進入しだした数日
ついに聖女っぽいスキルに目覚めた
『言語解析』
あらゆる言葉を読めるようになったのだ
読めるようになった事で、シルビアを理解した
シルビアは異世界転生者と言う者らしい
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生まれ変わる前は魔法も貴族制度もない世界で、今よりも自由
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殿下の婚約者になってからは、抜け出したら誘拐騒ぎになりかけたらしい
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でも同情はしない
因果応報
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やられる覚悟があるからやったはずだ
やるかやられるか
私が失敗しない限り、予定通りシルビアは王妃になりメイドに囲まれてあまり外出せずに華やかな王宮で暮らすだろう
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私もなれるものならなりたかったなー
でも身分差がありすぎて無理だなー』
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「そんな事はございません。殿下はきっと私なんかよりも数倍、いえ数十倍シルビア様を心配しておられます。婚約者、未来の奥方なのですから」
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根性ないやつめ
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