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十一話
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仕方なく今日のテストを受ける
魔法基礎学なんかパン屋には必要ない
必要なのは使えるか使えないか
木は燃えて水は消える程度しか要らない
「やっと、終わった」
今日のテストが終わって残すところあと一日
早く帰れば回避出来るかもしれない
教師がテストを揃えて教室から前、待っていなかった言葉を言う
「急遽ですが、国から属性確認の要請が来ました。今からするので全員帰らないように。立ち上がっている者は席についてください」
みんなが席についた事を確認すると教室から出て行く
代わりに三人の文官らしき男達が入ってくる
最初に入ってきた人物は手ぶら、次ははペンとボードを持ち、残り一人は水晶を持っている
「初めまして。今日は正式な場ではありませんのでローブをきておりませんが、私供は国から派遣された魔法師です。正式な場ではございませんが、拒否されないようにお願い致します」
拒否したらいつのまにか罪人になってましたになりかねない
もう逃げ場はない
仕方なく一番後ろに並んでから、憎きシルビアを思い出す
あいつさえいなければ、家族三人で平穏にパン屋をやっていたのに
ペンとボードを持っている男が次、次、の声と共に一歩一歩と進まされついに順番が来てしまった
『文字解析』という変な自覚がある以上嘘は得策ではない
仕方なく諦めて水晶に手を置いた
「こ、これは。班長来てください」
一番最初に入ってきた男が寄ってくる
「おぉ、光属性に聖属性。間違いない、聖女様だ」
「いえ、多分違います」
嘘をつかないはずが、咄嗟に出てしまった
言い訳をするしかない
「あ、私が聖女様だなんて、何かの間違いです。聖女様は高貴なお方。私なんかでは、、、」
伏せ目がちに言ったのを戸惑っていると勘違いされた
「突然言われて、戸惑っておられるのですね。落ち着いてください、聖女様」
実際は嫌なだけだな、この路線で押し通す
「そんな、私、家に帰らないと」
鞄を持って走り出す
今日の悩みは明日の悩み
今日は忘れよう
出ようとした所で、シルビアがたち塞がる
ちっ
「シ、シルビア様、わ、わ、私」
「落ち着きなさい。これだから平民は。今逃げても何にもならないわ」
「で、でも」
「婚約者である私の前で、殿下と仲良く出来る神経の図太さがあるのに」
図太いとはなんだ、商魂逞しいと言ってほしい
「わ、私」
シルビアがいきなり頬を叩いてきた
準備もしていなかったので、体が支えられずに衝撃で体を机にうった
うっ
凄い音がなり外から、あの男が入って来る
「何をしているんだ‼︎」
何でいる、ストーカーか?
私とシルビアを見てシルビアに怒鳴る
「い、いえ、わたしは、、、」
シルビアは震えている
いや、震えているように見えるだけだろう
シルビアが形だけの礼をして逃げ出す
「ま、待ってください、シルビア様」
逃すか
急いで邪魔な男に顔を向ける
「シルビア様は私を落ち着かせようとしてくださっただけですのに。それを、、、」
「え?」
「私はシルビア様を追いかけます。」
「私も一緒に」
「いえ、今回は私一人で」
教室を出て追いかける
少なくとも今、肩書きのせいでシルビアが走れるはずがない
すぐに追いつけるはず
・・それにしても、あの男の好感度はもう無いに等しかったのに、マイナスが有るとは
シルビアはこんな男の何処にいい所を見つけたのか
見る目ないな
それでも最後は押しつける気だったのだから、そこまででも無いのかも
何方にしても私に関係ない
「寮に帰ったのかな?」
まさか本当に、、、
走ってシルビアを探す
私のせいで、、、
魔法基礎学なんかパン屋には必要ない
必要なのは使えるか使えないか
木は燃えて水は消える程度しか要らない
「やっと、終わった」
今日のテストが終わって残すところあと一日
早く帰れば回避出来るかもしれない
教師がテストを揃えて教室から前、待っていなかった言葉を言う
「急遽ですが、国から属性確認の要請が来ました。今からするので全員帰らないように。立ち上がっている者は席についてください」
みんなが席についた事を確認すると教室から出て行く
代わりに三人の文官らしき男達が入ってくる
最初に入ってきた人物は手ぶら、次ははペンとボードを持ち、残り一人は水晶を持っている
「初めまして。今日は正式な場ではありませんのでローブをきておりませんが、私供は国から派遣された魔法師です。正式な場ではございませんが、拒否されないようにお願い致します」
拒否したらいつのまにか罪人になってましたになりかねない
もう逃げ場はない
仕方なく一番後ろに並んでから、憎きシルビアを思い出す
あいつさえいなければ、家族三人で平穏にパン屋をやっていたのに
ペンとボードを持っている男が次、次、の声と共に一歩一歩と進まされついに順番が来てしまった
『文字解析』という変な自覚がある以上嘘は得策ではない
仕方なく諦めて水晶に手を置いた
「こ、これは。班長来てください」
一番最初に入ってきた男が寄ってくる
「おぉ、光属性に聖属性。間違いない、聖女様だ」
「いえ、多分違います」
嘘をつかないはずが、咄嗟に出てしまった
言い訳をするしかない
「あ、私が聖女様だなんて、何かの間違いです。聖女様は高貴なお方。私なんかでは、、、」
伏せ目がちに言ったのを戸惑っていると勘違いされた
「突然言われて、戸惑っておられるのですね。落ち着いてください、聖女様」
実際は嫌なだけだな、この路線で押し通す
「そんな、私、家に帰らないと」
鞄を持って走り出す
今日の悩みは明日の悩み
今日は忘れよう
出ようとした所で、シルビアがたち塞がる
ちっ
「シ、シルビア様、わ、わ、私」
「落ち着きなさい。これだから平民は。今逃げても何にもならないわ」
「で、でも」
「婚約者である私の前で、殿下と仲良く出来る神経の図太さがあるのに」
図太いとはなんだ、商魂逞しいと言ってほしい
「わ、私」
シルビアがいきなり頬を叩いてきた
準備もしていなかったので、体が支えられずに衝撃で体を机にうった
うっ
凄い音がなり外から、あの男が入って来る
「何をしているんだ‼︎」
何でいる、ストーカーか?
私とシルビアを見てシルビアに怒鳴る
「い、いえ、わたしは、、、」
シルビアは震えている
いや、震えているように見えるだけだろう
シルビアが形だけの礼をして逃げ出す
「ま、待ってください、シルビア様」
逃すか
急いで邪魔な男に顔を向ける
「シルビア様は私を落ち着かせようとしてくださっただけですのに。それを、、、」
「え?」
「私はシルビア様を追いかけます。」
「私も一緒に」
「いえ、今回は私一人で」
教室を出て追いかける
少なくとも今、肩書きのせいでシルビアが走れるはずがない
すぐに追いつけるはず
・・それにしても、あの男の好感度はもう無いに等しかったのに、マイナスが有るとは
シルビアはこんな男の何処にいい所を見つけたのか
見る目ないな
それでも最後は押しつける気だったのだから、そこまででも無いのかも
何方にしても私に関係ない
「寮に帰ったのかな?」
まさか本当に、、、
走ってシルビアを探す
私のせいで、、、
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