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十四話
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教会で生活する様になって生活が一変した
教会の生活は監視がついていて居づらい
最初は「素晴らしい」だけだったが、段々と居心地が悪く感じ出した
朝起きるともう部屋に数人の見習いシスターが待って居る
シスターが持つ桶で顔を洗うともう一人がタオルを渡す
顔を拭き終わると三人がかりで着替えさせられる
一度「一人で出来ますので」とやんわりと断ったが、断ると不手際があったのではと話しが別方向に向いてしまい、仕方なくこちらから『やはりお願い出来ませんか』とお伺いをたてざるえなかった
やっと終わったかと思えば、朝食前にお祈り
仮にも聖女だから仕方ないとそこは諦めても、部屋からの移動は神父の迎えから始まる
毎日毎日、のぞいて居るのかと言いたくなるタイミングで迎えに来る
場所もわかっているし、サボるつもりもない
それなのに護衛の名目で教会騎士が前後に二人ずつ送り迎えにつく
祈りが終わると食事
聖女だからと少し豪華な食事を用意されるが、シスターに囲まれて1人で食べる
誰かと話す事も許されないし、食事中に声がかけられるのはマナーを注意される時だけ
もう美味しさもあまり感じないし栄養補給の感覚でしかない
それが終わると神父からのありがたいお話
聖女の昔話の物語を聞かされる
まだこれがマシな気もする
神父の話しが終わってやっと学校
学校に行く為にまた着替え
一人で着替えたい
通学は馬車で出来るが、馬車の中の空気も重い
こちらが話しかければ答えが返ってくるが、話しかけなければ誰も言葉を発しない
学園につけばシルビアが虐めと称して話しかけてくれるだけが救いだ
前まで話してくれていたはずの人達は遠巻きに見るだけで近づきもしなくなった
元凶でなければ、シルビアを女神と崇めていたかもしれないとすら思う
帰りも迎えに来てくれるが嫌で嫌で仕方ない
馬車の中は空気は重いし教会内も必ず誰かが常にいる
もう、逃げないかと疑われているとしか思えない
この生活が窮屈で仕方ない
なれない生活に疲れた気の迷いのせいか、シルビアに相談をしてしまった
誰もいない所に呼び出した
「シルビア様、私聖女をやめたいんです。私以外にも適任者はいる筈です」
「何を言っているの、聖女に選ばれたからにはその役を全うしなくてはならないわ。私も貴族としての役を頑張っているのです」
「でも、、、」と不満を泣きながら漏らした
シルビアは話を聞いてくれた
途中「なれない生活が辛いのはわかる」「教会の生活よりはだいぶマシだけど」と共感までしてくれる
シルビアがこんなに優しかったとはと絆されかけた
「でもあなたが聖女をやめてしまったら、私たちは、、、。お願い、私たちの為にもう少しだけ頑張って」
うっすら涙を浮かべながら言った
シルビアとしては魔王
の事を言っていたのかも知れない
でも「お前が聖女やめたら、私はどうなる」に聞こえてしまった
その上「殿下もあなたの事気にしていらっしゃる」と付け加えられて目が覚めた
この女は敵だった
「そ、そうですね」
もうヤケだ
この女に復讐こそが使命
教会の生活は監視がついていて居づらい
最初は「素晴らしい」だけだったが、段々と居心地が悪く感じ出した
朝起きるともう部屋に数人の見習いシスターが待って居る
シスターが持つ桶で顔を洗うともう一人がタオルを渡す
顔を拭き終わると三人がかりで着替えさせられる
一度「一人で出来ますので」とやんわりと断ったが、断ると不手際があったのではと話しが別方向に向いてしまい、仕方なくこちらから『やはりお願い出来ませんか』とお伺いをたてざるえなかった
やっと終わったかと思えば、朝食前にお祈り
仮にも聖女だから仕方ないとそこは諦めても、部屋からの移動は神父の迎えから始まる
毎日毎日、のぞいて居るのかと言いたくなるタイミングで迎えに来る
場所もわかっているし、サボるつもりもない
それなのに護衛の名目で教会騎士が前後に二人ずつ送り迎えにつく
祈りが終わると食事
聖女だからと少し豪華な食事を用意されるが、シスターに囲まれて1人で食べる
誰かと話す事も許されないし、食事中に声がかけられるのはマナーを注意される時だけ
もう美味しさもあまり感じないし栄養補給の感覚でしかない
それが終わると神父からのありがたいお話
聖女の昔話の物語を聞かされる
まだこれがマシな気もする
神父の話しが終わってやっと学校
学校に行く為にまた着替え
一人で着替えたい
通学は馬車で出来るが、馬車の中の空気も重い
こちらが話しかければ答えが返ってくるが、話しかけなければ誰も言葉を発しない
学園につけばシルビアが虐めと称して話しかけてくれるだけが救いだ
前まで話してくれていたはずの人達は遠巻きに見るだけで近づきもしなくなった
元凶でなければ、シルビアを女神と崇めていたかもしれないとすら思う
帰りも迎えに来てくれるが嫌で嫌で仕方ない
馬車の中は空気は重いし教会内も必ず誰かが常にいる
もう、逃げないかと疑われているとしか思えない
この生活が窮屈で仕方ない
なれない生活に疲れた気の迷いのせいか、シルビアに相談をしてしまった
誰もいない所に呼び出した
「シルビア様、私聖女をやめたいんです。私以外にも適任者はいる筈です」
「何を言っているの、聖女に選ばれたからにはその役を全うしなくてはならないわ。私も貴族としての役を頑張っているのです」
「でも、、、」と不満を泣きながら漏らした
シルビアは話を聞いてくれた
途中「なれない生活が辛いのはわかる」「教会の生活よりはだいぶマシだけど」と共感までしてくれる
シルビアがこんなに優しかったとはと絆されかけた
「でもあなたが聖女をやめてしまったら、私たちは、、、。お願い、私たちの為にもう少しだけ頑張って」
うっすら涙を浮かべながら言った
シルビアとしては魔王
の事を言っていたのかも知れない
でも「お前が聖女やめたら、私はどうなる」に聞こえてしまった
その上「殿下もあなたの事気にしていらっしゃる」と付け加えられて目が覚めた
この女は敵だった
「そ、そうですね」
もうヤケだ
この女に復讐こそが使命
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