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第31章 理想の美女7人に愛される生活
196 9月2日(土) セーラとのデート
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2023年9月2日(土) AM10:15
この日は、セーラさんとアリムの初デートの日だ。
初の愛情交換の方が先になってしまったが、絶対にデートをしたいというセーラさんの希望にアリムも賛成していた。
ふたりの初デートは、初々しく甘酸っぱいものになるだろうと、付き添いの私たちは予想していた。
ドアのインターホンが鳴った。
「ピンポーン」
アリム
「はーい。」
インターホンのディスプレイには、かわいい灰色のベレー帽をかぶったセーラがいた。
アリム
「いま、開けるね。」
ドアを開けると、ブラウスにスカートのセーラがいた。
その後ろには、シュウピンとメラニィが立っていた。
シュウピン
「はじめてのデートでスカートはどうかと思うのです。
愚物が見たらカン違いして、押し倒すことでしょう。」
メラニィ
「まあまあ、アリム様とセーラは愛情交換を済ませたことだし。」
シュウピン
「それでも、生足をさらけだすのわね、いただけないわ。」
メラニィ
「わたしたちが付き添いするから、セーラを守ることにしよう。」
ようやく、シュウピンは納得した。
アリム
「あのう、セーラ? シュウピンが心配しているから、スラックスに着替えるか?」
セーラ
「少々お待ちください。」
セーラは後ろを振り返った。
セーラ
「もう、シュウピンお姉ちゃんは心配しすぎよう。 ぷんぷん。」
シュウピン
「セーラがスカート姿を、どうしてもアリム様に見せたいなら仕方ないわね。
アリム様、セーラのスカートをめくろうとしたら、蹴りますからね。」
アリム
「大丈夫だよ。
そういうことしたいとは思わないから。」
セーラ
「アリム様! めっ! です。」
アリム
「えっ? なんで?」
オルア
「アリム、そこはね、めくりたいけれど我慢します!でしょ!」
☆ オルア
☆ 「そこはね、
☆ 「見たいけれど、我慢します。」
☆ でしょ?」
☆
☆ 130 守護の言葉 シルアード 参照
アリム
「うーん、オルアのスカートなら、めくりたいかな。」
オルア
「アリム!
マイナス 1万点。
今日は、セーラさんとのデートでしょ?」
セーラ
「おねえちゃーん。
アリム様がひどいよう。
ぐすっ。」
シュウピン
「アリム様、寝起きですか?
寝ぼけていますか?」
シュウピンが無表情な顔を向けてきた。
メラニィ
「アリム様、お手伝いします。」
メラニィは晴れやかな笑顔で、アリムを油断させてから、アリムに中段突き当て留めを入れた。
アリム
「グフっ。」
アリムは痛さで、ひざまづいてしまった。
セーラ
「目が覚めましたか?」
セーラはアリムに笑顔を向けた。
アリム
「う、うん。 目が覚めたよ。」
アリムは立ち上がろうとして、左手を壁についた。
そのはずだった。
しかし、手が掛かったのは、セーラのスカートだったから、スカートを脱がしてしまった。
セーラ
「アリム様、こちらをご覧ください。」
アリム
「えっ? セーラさんのスカートはどこに?」
セーラが、右手で指さした先を見ると、アリムの左手に有った。
セーラ
「アリム様?」
セーラは、にっこりとしていた。
アリム
「これは、その幸運な事故です。」
シュウピン
「セーラ、これでわかったでしょう。
スラックスに着替えましょうか?」
メラニィ
「アリムさんの無欲の勝利と言うべきか?」
セーラ
「エッチ。」
セーラは、左手でアリムのほほを軽くタッチした。
アリム
「ごめんなさい。」
セーラ
「あやまらないでね。
幸運な事故でしょ!」
セーラは笑顔で右手をアリムに差し出した。
アリムが手に取ろうとすると、アリムの左腕を引き寄せて胸に抱き抱えた。
セーラ
「アリム様、さあ行きましょう。
みなさま、付き添いをお願いします。」
オルア
「はーい。」
真々美、冬香、シュウピン、メラニィ
「はい。」x4
◇
恋愛ゲームのような甘い甘いデートを楽しんだアリムとセーラだった。
ひとつのジュースを2つのストローで飲んだり、お口を開けて、アーンなどの恋人同士がするイベントをひと通りした。
あとで冬香から、「オルアへの埋め合わせをお願いね。」と言われた。
オルアは、いろいろとメモを書いていたそうだ。
オルア
「このメモを見せて、アリムにしてもらうのよ。」
つづく
【読者様へ】
あなたの10秒で、この作品にパワーをください。
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この日は、セーラさんとアリムの初デートの日だ。
初の愛情交換の方が先になってしまったが、絶対にデートをしたいというセーラさんの希望にアリムも賛成していた。
ふたりの初デートは、初々しく甘酸っぱいものになるだろうと、付き添いの私たちは予想していた。
ドアのインターホンが鳴った。
「ピンポーン」
アリム
「はーい。」
インターホンのディスプレイには、かわいい灰色のベレー帽をかぶったセーラがいた。
アリム
「いま、開けるね。」
ドアを開けると、ブラウスにスカートのセーラがいた。
その後ろには、シュウピンとメラニィが立っていた。
シュウピン
「はじめてのデートでスカートはどうかと思うのです。
愚物が見たらカン違いして、押し倒すことでしょう。」
メラニィ
「まあまあ、アリム様とセーラは愛情交換を済ませたことだし。」
シュウピン
「それでも、生足をさらけだすのわね、いただけないわ。」
メラニィ
「わたしたちが付き添いするから、セーラを守ることにしよう。」
ようやく、シュウピンは納得した。
アリム
「あのう、セーラ? シュウピンが心配しているから、スラックスに着替えるか?」
セーラ
「少々お待ちください。」
セーラは後ろを振り返った。
セーラ
「もう、シュウピンお姉ちゃんは心配しすぎよう。 ぷんぷん。」
シュウピン
「セーラがスカート姿を、どうしてもアリム様に見せたいなら仕方ないわね。
アリム様、セーラのスカートをめくろうとしたら、蹴りますからね。」
アリム
「大丈夫だよ。
そういうことしたいとは思わないから。」
セーラ
「アリム様! めっ! です。」
アリム
「えっ? なんで?」
オルア
「アリム、そこはね、めくりたいけれど我慢します!でしょ!」
☆ オルア
☆ 「そこはね、
☆ 「見たいけれど、我慢します。」
☆ でしょ?」
☆
☆ 130 守護の言葉 シルアード 参照
アリム
「うーん、オルアのスカートなら、めくりたいかな。」
オルア
「アリム!
マイナス 1万点。
今日は、セーラさんとのデートでしょ?」
セーラ
「おねえちゃーん。
アリム様がひどいよう。
ぐすっ。」
シュウピン
「アリム様、寝起きですか?
寝ぼけていますか?」
シュウピンが無表情な顔を向けてきた。
メラニィ
「アリム様、お手伝いします。」
メラニィは晴れやかな笑顔で、アリムを油断させてから、アリムに中段突き当て留めを入れた。
アリム
「グフっ。」
アリムは痛さで、ひざまづいてしまった。
セーラ
「目が覚めましたか?」
セーラはアリムに笑顔を向けた。
アリム
「う、うん。 目が覚めたよ。」
アリムは立ち上がろうとして、左手を壁についた。
そのはずだった。
しかし、手が掛かったのは、セーラのスカートだったから、スカートを脱がしてしまった。
セーラ
「アリム様、こちらをご覧ください。」
アリム
「えっ? セーラさんのスカートはどこに?」
セーラが、右手で指さした先を見ると、アリムの左手に有った。
セーラ
「アリム様?」
セーラは、にっこりとしていた。
アリム
「これは、その幸運な事故です。」
シュウピン
「セーラ、これでわかったでしょう。
スラックスに着替えましょうか?」
メラニィ
「アリムさんの無欲の勝利と言うべきか?」
セーラ
「エッチ。」
セーラは、左手でアリムのほほを軽くタッチした。
アリム
「ごめんなさい。」
セーラ
「あやまらないでね。
幸運な事故でしょ!」
セーラは笑顔で右手をアリムに差し出した。
アリムが手に取ろうとすると、アリムの左腕を引き寄せて胸に抱き抱えた。
セーラ
「アリム様、さあ行きましょう。
みなさま、付き添いをお願いします。」
オルア
「はーい。」
真々美、冬香、シュウピン、メラニィ
「はい。」x4
◇
恋愛ゲームのような甘い甘いデートを楽しんだアリムとセーラだった。
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あとで冬香から、「オルアへの埋め合わせをお願いね。」と言われた。
オルアは、いろいろとメモを書いていたそうだ。
オルア
「このメモを見せて、アリムにしてもらうのよ。」
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