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第19話 婿入り
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その後、エンゲイト公爵家の屋敷に通ってウォルトン様と何度もお会いした。
彼も私も色々な事を知っているから会話が弾み、話が尽きない。毎回楽しい時間を過ごすことが出来ていた。
一緒に絵を見て語り合ったり、お茶を飲んでお互いの好みを把握したり、流行りの音楽を聞いて楽しんだり、歴史について勉強してみたり、貴族のマナーについて議論したり。他にも様々な方法で、彼との時間を満喫していた。
こんなに充実した時間を過ごせるなんて思ってなかった。
もっと早くウォルトン様と今のような関係になれていたら、新たな発見があって、今までにないアイデアが生まれていたかもしれない。そう思うと、残念でならない。
だから今は、より多くの時間をウォルトン様と一緒に過ごす。彼との時間を大切にしたい。無駄にしたくない。こんな幸せな時間が永遠に続けばいいと思った。
私がウォルトン様と何度も会っている間に、結婚についての話し合いも着々と進んでいた。
エンゲイト公爵家の当主様に改めて、私の気持ちを確認された。彼と結婚したいと思うか。私は、もちろんですと即答した。そして、正式に婚約することが決まった。
ウォルトン様がナハティガル男爵家に婿入りする、という形で。
彼が、公爵家を離れて男爵家に入る。私と結婚するために。そして、爵位は私達の息子が継承する予定になった。それは、彼にとって良かったのだろうか。私は不安に思って、彼に聞いてみた。
少しでも嫌だと思っているようなら、私は身を引く覚悟があった。私の気持ちよりも、ウォルトン様の気持ちが優先されるべきだと思ったから。
「大丈夫だよ、ベリンダ。つい最近まで僕は、貴族の立場に興味なかったからね」
彼は、貴族という立場には未練がないとハッキリ言い切った。そんな彼の言葉に、嘘は感じない。
それが、ウォルトン様の本音だということは分かる。少し前に、彼の考え方を聞いていた。芸術などに興味があったから、そっちに夢中になっていた。貴族社会に関わることを避けていたと。
「エンゲイト公爵家には、とても優秀な兄上が居るから。兄の他に、僕より継承するのに適任な弟達も居る。だから僕は、エンゲイト公爵家を離れても大丈夫だと思っているんだよ。元々、そうするつもりだったし」
とても頼りになる兄弟が居ると、ウォルトン様は誇らしげに言う。彼の口から語られる兄弟愛に、私はとても感動した。本当に素晴らしい家族。
「ナハティガル男爵家に入ることになっても、嫌だとは思っていない。僕にとって、君と一緒に居ることの方が大事だから」
「はいッ! 私も、ウォルトン様と一緒に居たいです」
私達は、お互いの気持ちを確認し合う。不安はなくなり、私達は婚約者になった。これから、お互いに愛し合って幸せになろうと誓った。
彼も私も色々な事を知っているから会話が弾み、話が尽きない。毎回楽しい時間を過ごすことが出来ていた。
一緒に絵を見て語り合ったり、お茶を飲んでお互いの好みを把握したり、流行りの音楽を聞いて楽しんだり、歴史について勉強してみたり、貴族のマナーについて議論したり。他にも様々な方法で、彼との時間を満喫していた。
こんなに充実した時間を過ごせるなんて思ってなかった。
もっと早くウォルトン様と今のような関係になれていたら、新たな発見があって、今までにないアイデアが生まれていたかもしれない。そう思うと、残念でならない。
だから今は、より多くの時間をウォルトン様と一緒に過ごす。彼との時間を大切にしたい。無駄にしたくない。こんな幸せな時間が永遠に続けばいいと思った。
私がウォルトン様と何度も会っている間に、結婚についての話し合いも着々と進んでいた。
エンゲイト公爵家の当主様に改めて、私の気持ちを確認された。彼と結婚したいと思うか。私は、もちろんですと即答した。そして、正式に婚約することが決まった。
ウォルトン様がナハティガル男爵家に婿入りする、という形で。
彼が、公爵家を離れて男爵家に入る。私と結婚するために。そして、爵位は私達の息子が継承する予定になった。それは、彼にとって良かったのだろうか。私は不安に思って、彼に聞いてみた。
少しでも嫌だと思っているようなら、私は身を引く覚悟があった。私の気持ちよりも、ウォルトン様の気持ちが優先されるべきだと思ったから。
「大丈夫だよ、ベリンダ。つい最近まで僕は、貴族の立場に興味なかったからね」
彼は、貴族という立場には未練がないとハッキリ言い切った。そんな彼の言葉に、嘘は感じない。
それが、ウォルトン様の本音だということは分かる。少し前に、彼の考え方を聞いていた。芸術などに興味があったから、そっちに夢中になっていた。貴族社会に関わることを避けていたと。
「エンゲイト公爵家には、とても優秀な兄上が居るから。兄の他に、僕より継承するのに適任な弟達も居る。だから僕は、エンゲイト公爵家を離れても大丈夫だと思っているんだよ。元々、そうするつもりだったし」
とても頼りになる兄弟が居ると、ウォルトン様は誇らしげに言う。彼の口から語られる兄弟愛に、私はとても感動した。本当に素晴らしい家族。
「ナハティガル男爵家に入ることになっても、嫌だとは思っていない。僕にとって、君と一緒に居ることの方が大事だから」
「はいッ! 私も、ウォルトン様と一緒に居たいです」
私達は、お互いの気持ちを確認し合う。不安はなくなり、私達は婚約者になった。これから、お互いに愛し合って幸せになろうと誓った。
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