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第5章 戦争
海戦 2
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「ふわぁっ」
甘い香りが漂う室内で、イスカは小さく開けた口を覆った。
フワリフワリと揺れる船内はまるで揺り籠の様だ。
人によっては酔ってしまいそうな揺れだが、グッスリ眠れたことにイスカは嬉しくなった。
「ん⋯⋯おはよ」
イスカが起きたのに気づいたのか、同じベッドで寝ていたフーシェが、眼をこすりながら身体を起こした。
目覚めたばかりのイスカの鼻に、フワッと香ばしい香りが飛び込んでくる。
「よぉ、アンタ達。よく眠れたかい?」
「よく寝てたのぉ。可愛い寝顔じゃったわい」
焦点が像を結ぶと、船内のソファーには二人の人影があった。船長のビビとギルドマスターのニンムスだ。
「あ、コーヒーの香り」
イスカが呟くと、ニンムスはニヤッと笑った。
「上物じゃぞ?お主も頂くか?」
イスカは立ち上がると、ビビとニンムスに頭を下げた。
「昨晩はベッドを使わせて頂きありがとうございました。あの、良ければこれを召し上がって下さい」
イスカはそう言うと、革袋から手作りのクッキーが入った小袋を取り出した。
「ニンムスさんのお屋敷で作らせてもらったんです。お口に合えば良いのですが」
ビビは小袋を受け取ると、中を開いた。
甘い香りが袋の中から湧き上がると、室内に漂うコーヒーの香ばしい香りとマッチして、船内が華やかな雰囲気になる。
「ん!こいつは旨い!よし、イスカ。待ってな、今コーヒーを入れてあげるよ」
ビビは齧ると、サクッ、と小気味のよい音を立てたクッキーを頬張ると、眼を丸くした。
「ん。私は苦いの苦手」
「ははっ、ならフーシェには紅茶に砂糖じゃな」
ニンムスはそう言うと、嬉しそうに茶葉を選び始めた。
ここだけを見ると、これから戦場に行くのだという気持ちは、つい忘れてしまいそうになる。
しかし、ビビとニンムスが座っていたテーブルには海図が広げられ、否応にでも戦いが直ぐ側まで迫っていることを感じさせた。
──しばらくして
「船長!入ります!」
乱暴に船長室のドアが叩かれ、室内に巨躯の魔族が入室してきた。
「報告します!もうすぐクラーケンの大穴があったブルーホールに着きます!」
報告した魔族の顔は少し青ざめている。
それはそうだ。
本来、大穴にはクラーケンが住み着いており、行き交う船や大型の魔獣でさえも、クラーケンの気まぐれ一つで獲物とされてしまうのだ。
いかに、ユズキ達がクラーケンを討伐している所を見ている、レグナント号の面々とはいえ、今まで染み付いた恐怖を簡単に振り払うことはできなかった。
「よしっ!アタシも出るよ。アンタ達も一緒に来てくれるかい」
ビビの言葉にイスカとフーシェは頷く。
優雅なお茶会はおしまいだ。
ニンムスも脱いでいたブーツに足を通すと、立ち上がり大きく背伸びをした。
4人は甲板に上がると、空は快晴で雲一つなかった。
海は時折強い風によって白波を立てているが、荒れているというほどではない。
遠くまで見渡せる視界は、大陸側の反対を見れば広大な水平線が見えた。
レグナント号はゆっくりと、ブルーホールへと向かっていく。
ポッカリと開いた大穴は直径が1キロ程はあるだろうか。
明らかに周囲と海の色が異なる、深みを帯びた海面は、まるで落とし穴のように口を開けている。
──
レグナント号の船上に緊張感が走る。
船がポッカリと開いた海面の穴に頼りなく浮かんでいる。
俯瞰して見れば、レグナント号は今にも穴へと吸い込まれそうに見えるだろう。
「はっ、生きた心地がしないね──」
ビビの言葉は乾いていたが、言葉とは裏腹に海面がレグナント号に牙を向くことはなかった。
「チッ、お陰様でクラーケンの方は安泰だけど、この天気が少し厄介だね。少しは海面が温まって明日にはモヤが出来ればいいんだけど」
ビビは、交代で船員に休憩を取るように指示すると、マストによりかかると毒づいた。
「そうじゃの。これではグリドールからも丸見えじゃ。なるべくモヤの中に隠れておきたいものじゃが、それは明日の天気次第ということじゃな」
ニンムスが大陸側を睨むと、その一角を指差した。
「ほれ、今頃トナミカではトルルージュが出港しおる。船が待機する予定はあの変じゃ。して、あそこまでイスカの『魔法矢』は届くのかの?」
「試しても?」
イスカの質問にニンムスは頷く。
船を貫く程の『魔法矢』を使わないに越したことはない。
だが、トルルージュが危険に迫った時に守れるのもイスカの力だけだった。
「大砲の届く距離の打ち合いだと、砲門の数で圧倒されるからね。申し訳ないが、レグナント号は回避に専念させてもらうよ。その代わり、荒れ狂う海を乗り越えてきたレグナント号と、アタシらの腕は信用してくれて構わないからね」
ビビはそう断言すると、頼もしそうにマストを撫でた。
「──分かりました。やってみますね」
イスカは、弓を取り出すと弦を引き、魔素の流れを、本来矢を番える右腕に集中する。
集まった魔素に流れが加わると、魔力へと変換された。魔力は矢の姿を形作ると、行き場を求めた魔力がイスカの右腕で、開放の時を待ちわびた。
気づけば、周囲の船員達もイスカの力を固唾を飲んで見守っていた。
「発射!!」
イスカが右手を放すと、眩いばかりの煌めきが生じ、白色の光の帯が空を裂いた。
バリッ
と、乾いた音が甲板に響き渡り、一瞬遅れて衝撃波が広がると、船員達は必死にロープや手近にある手すりにしがみついた。
「わっ!」
「ニンムス!!」
小柄なニンムスが、突風に吹き飛びそうになるのを、ビビが咄嗟に手を掴んで助けた。
フーシェは、うまく衝撃波の影響のない物陰に隠れてやり過ごしている。
──キュンッ、ドンッッッ!!
先程ニンムスが指差した辺りの海面に光が穿たれると、一瞬遅れて盛大な水柱があがった。
その威力は数キロ離れたブルーホールから見ても凄まじい威力であり、明らかに船一艘を沈めるには充分過ぎる火力だった。
甲板の上から歓声が上がる。
皆が笑いながら、イスカの周りを取り囲んだ。
喜ぶ皆の笑顔を見ながら、イスカの心は晴れなかった。
できれば、この力を使うことなく済めば良いのに。と心の中で願いながら、イスカはユズキがいる大陸側へと想いを馳せた。
甘い香りが漂う室内で、イスカは小さく開けた口を覆った。
フワリフワリと揺れる船内はまるで揺り籠の様だ。
人によっては酔ってしまいそうな揺れだが、グッスリ眠れたことにイスカは嬉しくなった。
「ん⋯⋯おはよ」
イスカが起きたのに気づいたのか、同じベッドで寝ていたフーシェが、眼をこすりながら身体を起こした。
目覚めたばかりのイスカの鼻に、フワッと香ばしい香りが飛び込んでくる。
「よぉ、アンタ達。よく眠れたかい?」
「よく寝てたのぉ。可愛い寝顔じゃったわい」
焦点が像を結ぶと、船内のソファーには二人の人影があった。船長のビビとギルドマスターのニンムスだ。
「あ、コーヒーの香り」
イスカが呟くと、ニンムスはニヤッと笑った。
「上物じゃぞ?お主も頂くか?」
イスカは立ち上がると、ビビとニンムスに頭を下げた。
「昨晩はベッドを使わせて頂きありがとうございました。あの、良ければこれを召し上がって下さい」
イスカはそう言うと、革袋から手作りのクッキーが入った小袋を取り出した。
「ニンムスさんのお屋敷で作らせてもらったんです。お口に合えば良いのですが」
ビビは小袋を受け取ると、中を開いた。
甘い香りが袋の中から湧き上がると、室内に漂うコーヒーの香ばしい香りとマッチして、船内が華やかな雰囲気になる。
「ん!こいつは旨い!よし、イスカ。待ってな、今コーヒーを入れてあげるよ」
ビビは齧ると、サクッ、と小気味のよい音を立てたクッキーを頬張ると、眼を丸くした。
「ん。私は苦いの苦手」
「ははっ、ならフーシェには紅茶に砂糖じゃな」
ニンムスはそう言うと、嬉しそうに茶葉を選び始めた。
ここだけを見ると、これから戦場に行くのだという気持ちは、つい忘れてしまいそうになる。
しかし、ビビとニンムスが座っていたテーブルには海図が広げられ、否応にでも戦いが直ぐ側まで迫っていることを感じさせた。
──しばらくして
「船長!入ります!」
乱暴に船長室のドアが叩かれ、室内に巨躯の魔族が入室してきた。
「報告します!もうすぐクラーケンの大穴があったブルーホールに着きます!」
報告した魔族の顔は少し青ざめている。
それはそうだ。
本来、大穴にはクラーケンが住み着いており、行き交う船や大型の魔獣でさえも、クラーケンの気まぐれ一つで獲物とされてしまうのだ。
いかに、ユズキ達がクラーケンを討伐している所を見ている、レグナント号の面々とはいえ、今まで染み付いた恐怖を簡単に振り払うことはできなかった。
「よしっ!アタシも出るよ。アンタ達も一緒に来てくれるかい」
ビビの言葉にイスカとフーシェは頷く。
優雅なお茶会はおしまいだ。
ニンムスも脱いでいたブーツに足を通すと、立ち上がり大きく背伸びをした。
4人は甲板に上がると、空は快晴で雲一つなかった。
海は時折強い風によって白波を立てているが、荒れているというほどではない。
遠くまで見渡せる視界は、大陸側の反対を見れば広大な水平線が見えた。
レグナント号はゆっくりと、ブルーホールへと向かっていく。
ポッカリと開いた大穴は直径が1キロ程はあるだろうか。
明らかに周囲と海の色が異なる、深みを帯びた海面は、まるで落とし穴のように口を開けている。
──
レグナント号の船上に緊張感が走る。
船がポッカリと開いた海面の穴に頼りなく浮かんでいる。
俯瞰して見れば、レグナント号は今にも穴へと吸い込まれそうに見えるだろう。
「はっ、生きた心地がしないね──」
ビビの言葉は乾いていたが、言葉とは裏腹に海面がレグナント号に牙を向くことはなかった。
「チッ、お陰様でクラーケンの方は安泰だけど、この天気が少し厄介だね。少しは海面が温まって明日にはモヤが出来ればいいんだけど」
ビビは、交代で船員に休憩を取るように指示すると、マストによりかかると毒づいた。
「そうじゃの。これではグリドールからも丸見えじゃ。なるべくモヤの中に隠れておきたいものじゃが、それは明日の天気次第ということじゃな」
ニンムスが大陸側を睨むと、その一角を指差した。
「ほれ、今頃トナミカではトルルージュが出港しおる。船が待機する予定はあの変じゃ。して、あそこまでイスカの『魔法矢』は届くのかの?」
「試しても?」
イスカの質問にニンムスは頷く。
船を貫く程の『魔法矢』を使わないに越したことはない。
だが、トルルージュが危険に迫った時に守れるのもイスカの力だけだった。
「大砲の届く距離の打ち合いだと、砲門の数で圧倒されるからね。申し訳ないが、レグナント号は回避に専念させてもらうよ。その代わり、荒れ狂う海を乗り越えてきたレグナント号と、アタシらの腕は信用してくれて構わないからね」
ビビはそう断言すると、頼もしそうにマストを撫でた。
「──分かりました。やってみますね」
イスカは、弓を取り出すと弦を引き、魔素の流れを、本来矢を番える右腕に集中する。
集まった魔素に流れが加わると、魔力へと変換された。魔力は矢の姿を形作ると、行き場を求めた魔力がイスカの右腕で、開放の時を待ちわびた。
気づけば、周囲の船員達もイスカの力を固唾を飲んで見守っていた。
「発射!!」
イスカが右手を放すと、眩いばかりの煌めきが生じ、白色の光の帯が空を裂いた。
バリッ
と、乾いた音が甲板に響き渡り、一瞬遅れて衝撃波が広がると、船員達は必死にロープや手近にある手すりにしがみついた。
「わっ!」
「ニンムス!!」
小柄なニンムスが、突風に吹き飛びそうになるのを、ビビが咄嗟に手を掴んで助けた。
フーシェは、うまく衝撃波の影響のない物陰に隠れてやり過ごしている。
──キュンッ、ドンッッッ!!
先程ニンムスが指差した辺りの海面に光が穿たれると、一瞬遅れて盛大な水柱があがった。
その威力は数キロ離れたブルーホールから見ても凄まじい威力であり、明らかに船一艘を沈めるには充分過ぎる火力だった。
甲板の上から歓声が上がる。
皆が笑いながら、イスカの周りを取り囲んだ。
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