4 / 8
「致命的失敗」と書いてファンブルと読む
しおりを挟むリューネが気分を落ち着けたのは夕暮れ時の事だ。
太陽が地平へ傾くと、陽光を木々が遮るため森の中はまるで夜である。
「もう暗くなったな。歩けるか?」
俺の胸で丸くなっているリューネが顔を赤らめながら首を左右に振った。
「足に……力入らない……」と囁く。
恥ずかしいのか声が小さい。
まあ、あんな高さから落ちたんだから恐怖に腰が抜けたのも仕方ない。
リューネはプライドの高い子だから腰が抜けたと伝える事が恥ずかしいのだろう。
「ま、帰らない訳にもいかないし、ちょっとだけ我慢してくれ」
俺はリューネの肩と足を持つとお姫様抱っこで持ち上げた。
「ちょ! ちょっと!?」
リューネが顔を真っ赤にしながら手を振りあげる。
あー、まあ殴ってくるよな。
分かってた分かってた。
……と思ったら、リューネが振りあげた手をゆっくりと俺の首に回す。
「今回だけは私を抱き上げる権利を授けてあげるわ」
おいおい憎まれ口かよ。
でも顔が真っ赤だぞ。
それにいつもの小憎たらしい笑顔もない。
なんだかとろんと目を薄めている。
僅かに開いた口から吐息が漏れていた。
顔が近い。
薄桃の唇から漏れた吐息が俺の唇に当たる。
……あれ? こいつ、こんな可愛かったっけ。
普段はもっと小憎たらしい子だったはずじゃ……。
あれ? なんだかどんどん顔が近付いているような。
リューネが目を閉じて――
「おっと! 早く森を出なきゃな!」と俺は顔を前に向けた。
あっぶねー!
あと少しでリューネとキスするところだった!
というかリューネからキスしに来てたよな!?
思わず俺からもキスしそうになっちまった!
相手は十歳の女の子だぞ!?
キスなんてしようものなら読者諸兄からロリコンのそしりを受けてしまう所だった!
危ない危ない。
「ライタス……」
なんだよ。甲斐性の無い情けない男だとでも言いたいのか?
「ありがと……」
リューネが優しく微笑んだ。
……なんだよ、可愛いところあんじゃん。
ってなんか顔が熱いな。
俺の顔も赤いかも。
「ライタス。顔が赤いよ」
リューネがイタズラな微笑みを浮かべる。
いつもと違って見下した感じのイタズラな笑みじゃない。
はにかむような、気恥しげでイタズラな笑みだ。
「リューネこそ」
俺がそう指摘するとリューネは「うふふ」と嬉しそうに笑う。
リューネは何も言わなかったけど、たぶん、二人が同じように顔を赤くしているというのが嬉しいのだろう。
俺とリューネは森の中を歩きながら、何となしに笑いあった。
なんで笑っていたんだろうな。
ただ、言えるのは俺とリューネの間に言葉は要らなかった。
不思議と言葉を交わさなくてもお互いの心が分かった気がする。
それが嬉しくて自然と笑みがこぼれた。
――ザザザ。
正面と茂みが不自然に揺れる。
「ライタス……」
リューネが不安げな声を出した。
森の中には危険がいっぱいある。
猛獣もそうだし、あるいは魔物……。
獣くらいなら俺の足で逃げられるが、『魔物』だったら……。
茂みから「ゲゲ。ゲゲ」と喉を鳴らすような声がした。
「ゴブリンの待ち伏せだ。迂回しよう」
俺は道を変えるために踵(きびす)を返す。
クルッと振り向くと、俺の背後に赤い二つの眼があった。
背の高さは十歳の俺より少し低い。
人の形をしているが人ではない。
ハゲ上がった頭に幾つかの毛。
尖った耳。
鍵のように曲がった鼻。
耳元まで裂けた口に尖った小さな牙。
緑の肌に細い手足と膨らんだ腹。
そのような醜悪な姿を見てしまった俺は――
正気度判定
正気度30 判定10 判定成功。
・ライタスは異形の化け物をとつじょとして目撃した。その精神力で正気は保ったが、本来の世界では存在しない異形に精神を削られる。
正気度喪失。30→28。
――
う!
異形の化け物!
思わず俺は精神的に動揺して動きを止めてしまった!
その隙をついて背後の茂みからゴブリンが飛び出す!
そして、俺の頭を、棍棒か石か、とにかく硬い何かでガツン! と叩いた!
「ぐわ!」
俺は頭を叩かれた勢いで視界が激しく揺れる。
そして地面に倒れてしまった。
だが、俺は自分が倒れた事にも気づかず、いきなり壁が現れたと思う。
壁!? いや、倒れた!?
頭を叩かれたからか!
そう認識したのは数秒の事だろう。
「ライタス! ライタス!」
リューネが呼んでる。
どこだリューネ?
やばい。視界がなんかボヤけてうまく見えない。
「ちょっと! 触らないでよ! いや! やめて!」
ボヤけた視界でリューネらしき人影がゴブリン達に連れていかれているのが見えた。
「ま……、ま……て……」
俺は手を伸ばすが……なんか力が入らない……。
というか、……意識が……。
リューネ……を、たすけ……。
――
――
――ちゃま
――っちゃま
「坊っちゃま」
……は!?
優しく揺り動かされた俺は目を覚ました。
目の前に睨みつけるように見下ろす美少女の顔がある。
「アルネス……?」
なんでアルネスがここにいるんだ?
俺は森でリューネといて……それから……。
頭が痛い。記憶が混濁してるのか?
なにをしていたのか思い出せない。
「心配しました。もう日が暮れるのに帰ってこないから、ご主人様より探すよう申し受けて参ったのです」
さあ、帰りましょう。と手を差し出すアルネス。
俺はこの手を取れないと思った。
そう、何か大事な事を忘れている。
俺は――
アイデア判定
アイデア50 判定11 成功。
は! 思い出した!
「リューネ!」
そうだ!
リューネがゴブリンに連れ去られたんだ!
「アルネス! 俺は帰れない! リューネをゴブリンから取り返さないと」
「坊っちゃま。命令の優先はご主人様にあります。坊っちゃまの命令は聞けません。ゴブリンがいるなら坊っちゃまの安全のためなおさら連れ帰ります」
そう言って俺の右腕を掴むアルネス。
く……!
アルネスのご主人はあくまで俺の母さん。
俺の命令と母さんの命令が競合する時、優先されるのは母さんの命令だ。
この命令を解くには村に戻って母さんから命令を撤回して貰わないといけない。
だが、そんな時間はない!
リューネがゴブリンに何をされるか分からない。
とにかく一刻の猶予も無いんだ!
「離せ。アルネス」
「その命令は聞けません」
く……力が強い。
美少女に見えるがやはりゴーレム。
単純な力だけなら俺の前世の筋力スキルと同等はある。
――
ライタス 筋力3+魔力補正0=2+前世STR7×5=38
アルネス 筋力20+魔力補正10+ゴーレム特性ボーナス5=35
――
ちぃ!
引っ張り合いだと殆ど同じか。
僅かに俺の方が有利だが、もしも判定に負けたら俺はアルネスに引きずられる事となる。
……こうなったら仕方ない。
「ごめん、アルネス。君に恨みがある訳じゃないが……」
俺は左腕を振り上げた。
前世で子供の頃に親から無理やり習わせられた空手!
一年くらいでやめたから前の世界では成功率15パーセントしかなかったスキル!
だが、この世界では空手スキル15は十分な数値だぜー!
空手15 判定9 成功!
すまねえアルネス! 空手チョップ!
と、俺が手を振り下ろそうとしたらアルネスが手を離した。
おろ?
手刀を空ぶった俺がつんのめる。
「おいおい、いきなり手を離すなよ」
俺がそうツッコミを入れると「申し訳ありません」とアルネスは頭を下げた。
どこまでもゴーレムは律儀だな。
「しかし、私では坊っちゃまを連れて行けないと判断し、手を離しました」
どうやら、俺とアルネスの力が拮抗していたため、俺を連れていくのは諦めたらしい。
「良いのか?」
「代わりに、どんな危険からでも坊っちゃまをお守り致します」
うーむ。
この世界のゴーレムはもっと命令に忠実なイメージがあった。
母さんから俺を連れて帰るよう命じられたなら何がなんでも連れて帰ってきそうなイメージがあったんだけど、意外と融通が効くのかな?
まあいい。
「邪魔さえしないならむしろ頼もしい。一緒に来てくれ」
確かリューネが連れて行かれたのは……こっちの方角か。
リューネを探す為に必要なスキル、人探し……捜索……追跡。
本来は専門のスキルが必要だが……。
――
ライタス ナビゲート10、追跡10、目星25 判定10←成功
あっぶね!
判定ギリギリで成功だ。
だが、目星スキルがめぼしいものを探し、折れた枝や僅かな足跡、引きずった跡を見つける。
ナビゲートスキルが星々の並びから俺のいる位置とゴブリン達の向かった方向を示す。
追跡スキルは足跡や折れた枝、リューネの引きずられた跡を正確に追った。
夜の森はかなり暗い……と思ったが今日は満月。
満月はかなり眩しく、スキルが成功したのもあって楽にゴブリン達の痕跡を追えた。
「坊っちゃま」
アルネスが声をかけて来たのはしばらく進んだ時だ。
「どうした?」
「左に洞窟があるようです」
左?
森を進みながら俺は左を向いた。
月明かりがあるとはいえ夜の闇で何も見えない。
だが、どうやらゴーレムには暗視能力もあるらしい。
足跡は左ではなく真っ直ぐ進んでいるが……。
「ゴブリンはずる賢いという。足跡が罠で本当は洞窟に逃げ込んだ可能性もあるね」
俺はアルネスの伝えた左へ方向を変えた。
すると、闇の中からヌッと崖が現れる。
その崖には縦に長い亀裂が空いていた。
その亀裂が洞窟の入口のようだ。
耳を澄ますと――聞き耳25 自動成功――確かにゴブリンの声がする。
ゴブリンの巣のようだ。
俺がそう確信した瞬間、「きゃあああ!」とリューネの悲鳴が洞窟の奥から響いた!
リューネはこの洞窟か!
急いだ方が良さそうだ!
「アルネス! 行くぞ!」と俺が呼びかけるより早くアルネスが先に洞窟へと飛び込む。
「私が先導します。坊っちゃまは後ろから来てください」
さすがアルネス。
暗視能力のあるアルネスなら洞窟の中も安心だ。
仕事のできるゴーレムだ。
俺はアルネスの服の腰布を掴んで洞窟の中を進む。
完全な暗闇。
しかし足場は思ったより平らだ。
おそらく長年ゴブリンの棲息地になっていたのだろう。
ゴブリン達が歩き回って地面が平らになったのだ。
それはつまり……大量のゴブリンが潜むことを示した。
「ゲゲゲ!!」
は!
闇の中をゴブリンの赤い目が動く。
一、二、三……何体いるんだ!
暗闇じゃ流石に戦えない!
せめて羅刹先輩みたいに黒闇殺のスキルがあれば戦えるのに……!
と、思ったら、ドゴ! メシャ! と何か生々しくもひしゃげるような音が洞窟に響いた。
そしてゴブリンの声が消えてあたりを静寂が支配する。
「坊っちゃま。邪魔者は排除しました」
……どうやらアルネスがゴブリンを素手で殺したらしい。
いや、ゴーレムって人間に危害を加えられないはずじゃ?
あ、ゴブリンは人間じゃないから殺せるのか。
というか、ゴブリンを素手で破壊できる力って……ゴーレム強すぎるだろ。
こんな強い力を持ったゴーレムを奴隷みたいに使役してるってけっこう怖い世界だな。
「どうしました? 坊っちゃま?」
……いや、アルネスは良い子だ。
怖がるなんて悪いな。
「なんでもない。行こう」
俺が進むとアルネスも歩幅を合わせて進み出す。
何度かゴブリンの攻撃を受けたが全てアルネスが殺した。
やがて洞窟の奥に光が見える。
光はやや青白い。
月光だ。
それと同時に、洞窟の奥からリューネの悲鳴が聞こえた。
何かまずい気がする。
俺はアルネスの服から手を離すと僅かに射し込む月光を頼りに奥へと向かった。
アルネスも俺の後ろをついてくる。
俺が洞窟の奥へたどり着くと、真っ暗闇にいた俺の目は月光によって僅かにくらんだ。
すぐに俺の瞳孔が収縮して光量を絞る。
おかげで洞窟の様子がよく分かった。
洞窟の奥が広い空間になっている。
縦に長く、天井が無い。
そこから満月の明かりが差し込んでいた。
そして……リューネは――
――
ライタス 幸運3+前世幸運15=合計幸運18-遅すぎた到着7=総合幸運値11 判定12(致命的失敗)
――
俺の頭にスキルの判定が最悪の形で頭によぎる。
『致命的失敗』
人生で人間は自分の力じゃどうしようもない失敗に見舞われることがある。
……そして、時としてその失敗は……どうしようもない最悪な結末を……。
俺は……俺は、洞窟の開けたその空間の中心でゴブリン達にたかられている……リューネを……。
「うわあああああ!!」
俺の叫び声が洞窟にこだました。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
「魔物の討伐で拾われた少年――アイト・グレイモント」
(イェイソン・マヌエル・ジーン)
ファンタジー
魔物の討伐中に見つかった黄金の瞳の少年、アイト・グレイモント。
王宮で育てられながらも、本当の冒険を求める彼は7歳で旅に出る。
風の魔法を操り、師匠と幼なじみの少女リリアと共に世界を巡る中、古代の遺跡で隠された力に触れ——。
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~
みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった!
無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。
追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる