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第三話
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シアンとは六歳の時に出会った。
ある有力貴族の子息の誕生日パーティーに招かれ、両親に連れられて出席した。そのご子息が七歳になるということで、同年代の子供達が大勢呼ばれたらしい。主役の子供の姿は、彼の両親と仲良くしたい貴族やその子供たちに囲まれて見えもしなかった。豪勢な料理にもすぐに飽き、退屈になってしまった俺はこっそりとホールを抜け出した。
知らない場所を探検するのは楽しかったが、自分の家よりも遥かに広い屋敷の中を歩き回っているうちに気付けば迷っていた。そして戻ろうとしたはずが辿り着いたのは屋敷の裏庭だった。
整然とした表の庭園と違って、裏庭は花々が咲き乱れていた。疎らに灯されたランプの明かりの下、豪華な園芸種から可憐な野草まで、様々な植物があふれるように花を咲かせている。
思わず煉瓦敷の通路へ歩み出た。両側に広がる花壇を眺めながら裏庭を歩き、途中でその場にしゃがみ込む。煉瓦の花壇から道にはみ出して咲く花が一輪。きっと種がこぼれたんだろう。
少し元気がない花を摘み取り、力を込める。すると花は瑞々しい生命力を取り戻し、花びらからは注ぎ込んだ魔力がキラキラと光の粒になってあふれる。
「何してるの?」
突然後ろから話しかけられてどきりとする。振り返ると一人の少年が立っていた。
光の加減によっては青みがかって見える、不思議な色合いのプラチナブロンド。夜の中で深い藍色に見えた瞳は、光の中で見るとサファイアのように透き通ることを後で知った。
「あ……違うんだ、花壇からはみ出してたから」
勝手に花を摘み取ったことを咎められると思って弁解をする。
「別にいいよ。花が好きなの?」
「うん……」
また、笑われるかな。同年代の友達には、花が好きなんて女のようだといつもからかわれる。慣れてはいるけど、綺麗なものを好きだと言うことを馬鹿にされるのは納得がいかなかった。
「きれい。どうして?」
囁くような優しい声だった。隣に来てしゃがんだ少年が、俺の持っていた花にそっと手をかざした。手のひらに暖かい光が映る。金色の粒を零す花に見とれているその横顔から目が離せなかった。
「しおれかけていたから。僕が魔力を注ぎ込んだんだ」
「君も魔力があるの?」
少年が顔を上げた。初めて間近に覗き込んだ瞳のなかに、自分の影が映っている。
「君も?」
「うん。学院で一緒になれるね」
嬉しそうに笑った少年に、こちらも自然と笑顔になっていた。
その時初めて花を贈り、俺とシアンは友達になった。
その花の名前はプリムラ。花言葉は青春のはじまりと悲しみ。
それ以来二人は互いに家を行き来し、同じ家庭教師に学び、十歳になると揃って魔術学院の初等科に入学した。数年の間は二人の間の実力が開くこともなかった。お互いをライバルだと思っていたし、親友だと認めていた。切磋琢磨し、共に成長した。シアンと出会ってから毎日が一番楽しかったのはこの頃だ。
関係が変わったのは中等科の時。俺に身体的な成長期が早く来て、それまであまり変わらなかった二人の身長差が開き始めてしまった頃だ。大切な友人であるはずのシアンに、度を超えた感情を抱いていることを自覚した。シアンを欲している。自分自身を嫌悪し、そして離れた。何よりも大事な親友を傷つけるわけにはいかない。
急にそっけなくなった俺に、シアンは戸惑っていた。初めは俺の態度を認めまいとでもするように、不自然なほどそれまで通りに、むしろそれまで以上に親しく接してきた。それでも俺が会話を続けず、誘いを断り、二人の時間を避けることで結局変わらざるを得なかった。
会話どころか顔を合わすことすら減っても、何かと理由を付けてシアンは俺に話しかけてきた。部屋まで来ては門前払いされることを何度繰り返しても、彼は俺の部屋を訪ねた。罪悪感でいっぱいだったし、何より本当は俺だって嬉しいと感じていた。追い縋ってくるシアンが愛しくて、いつだってそのまま二人きりになりたかった。だけど一緒にいたら、二度と戻れないくらいに関係を壊してしまうことを自分で分かっていた。シアンに許嫁がいることも、恋情を自覚するずっと前から知っていた。シアンの家柄や両親のことだってよく知っている。
十四の時、ラウンジに誘われたことを相談しに来た彼にドアを閉ざしたのが最後だった。それ以来シアンは俺の部屋に来ることがなくなった。ラウンジに顔を出す頻度に比例して話しかけられることも徐々に減り、それから一年も経たないうちに俺達はただの同学年生程度の関係になった。
それでも、ただ一つだけ。関係がいびつになっても、誕生日に花を贈ることだけは変わらなかった。目を合わせなくなってから初めて迎えた誕生日。その日はリラの花を贈った。
顔を合わせなくてもその姿を目で追っていたし、直接話さなくても誰かと会話する声を聞いていた。噂話は嫌いだけど、シアンに関することならなんでも気になった。結局距離を置いても気持ちが落ち着くことはなく、むしろ砂漠の花が水を蓄えるように恋心は重たく大きくなっていった。
シアンへの気持ちを持て余し、それを発散するように夜の街へ出るようになったのもこの頃だ。深夜の街は一時の享楽を与えてくれる人や物であふれていた。静かな学院の夜とはまるで対照的。勉強の時間が遊びに変わり、当然成績は試験の度に落ちていった。とんだ腑抜けだ。
魔術には真剣に取り組まなくなったが、人並み以上の得意分野はあった。一つは植物。そしてもう一つが変容。
変容とは自分の姿かたちを変える魔術で、これも植物同様に得意だった。この特技を、俺は夜遊びに出掛けるために使っている。
学院は全寮制で規則に厳しく、夜間の外出はもちろん禁止されている。門限を過ぎれば院内へ入るための門は全て固く施錠されてしまう。しかし抜け道はあった。
中等科と高等科の寮の間に、石造りの古い塔がある。針金で簡単に外せる錆びた錠前を開けて地下への螺旋階段を下りると、アーチ状に石を積んだ通路が続いている。この今は使われていない地下水路の先がそのまま外へ続いていた。しかし途中の一箇所だけ縦に格子が嵌った場所があり、そこは今の俺の体格では通り抜けることが出来ない。その格子の間をすり抜けるために変容術を使う。
指先から力が抜けていくような奇妙な感覚。金色の光を纏いながら体が縮んでいく。変容術と植物の成長を操る術の応用を合わせると、身に着けている服も体に合わせて変えることが出来る。こうして十二歳くらいの姿になると、格子の間を簡単に通り抜けられる。変容した姿は当時の自分とほとんど同じだが、髪は少しでも目立たなくするために元の金髪ではなく黒に近い栗色。それに合わせ瞳も濃いブラウンだ。この年頃が一番楽で変わりやすい。きっと、この頃が魔術に一番熱中していた年齢だからだろう。シアンと一緒に競い合いながら。
こうして、夜の街へ出ては気を紛らわす。大人や、大人びた子供たちを相手に。
その日も水路を抜けていつもの店へ行った。最近よく顔を合わせる年上の女性に声を掛けられ話をしながら二人で飲んだ。相手は美人で、会話が上手くて楽しかった。彼女が壁の時計に目をやって、店を出ようと誘ってきた。いつもなら迷わずついて行ったと思う。でも、この日は昼間の温室でのことが頭から離れず気分が乗らなかった。結局、関係がどうなろうと俺にとって今日は特別な日だ。断っても彼女は嫌な顔ひとつせず、店を出る俺に手を振ってから別のテーブルへ移っていった。後にすれば何も残らない、楽な空間だ。
夜も更け、寮は静まり返っていた。照明の絞られた無人のホールを抜ける。当然階段にも廊下にも人影はない。
自室に入ろうとして、手を止めた。廊下の角の向こう、フロアの奥の方から微かに物音と話し声が聞こえる。こんな遅い時間に誰だろうか。ふと軽い好奇心が芽生え、足音を殺してそっと廊下の先へ進んだ。廊下の角からゆっくりと覗き、そして後悔した。
ドアの開いた部屋はシアンの部屋で、出てきたのはアウルム。半開きのドアを背に立つシアンはガウン姿だった。最低限の明かりの中、短く何事か言い交わすとアウルムは奥の階段へ向かい、暫しその背中を見送ったシアンは部屋に入っていった。親密そうな雰囲気だった。
二人が仲が良いという噂は最近よく耳にしていた。それでも目の当たりにしてしまうのはまた違う。仲が良いというだけで、実際のところ二人がどういう関係なのかは知らないし想像もしたくない。でも誕生日にこんな時間まで一緒にいて、人目を忍ぶように見送り帰って行く。二人が付き合っているのかどうかそんなことは知らないけど、少なくとも親しい間柄だということだ。それは少なくとも、そういうことなんだろう。
ある有力貴族の子息の誕生日パーティーに招かれ、両親に連れられて出席した。そのご子息が七歳になるということで、同年代の子供達が大勢呼ばれたらしい。主役の子供の姿は、彼の両親と仲良くしたい貴族やその子供たちに囲まれて見えもしなかった。豪勢な料理にもすぐに飽き、退屈になってしまった俺はこっそりとホールを抜け出した。
知らない場所を探検するのは楽しかったが、自分の家よりも遥かに広い屋敷の中を歩き回っているうちに気付けば迷っていた。そして戻ろうとしたはずが辿り着いたのは屋敷の裏庭だった。
整然とした表の庭園と違って、裏庭は花々が咲き乱れていた。疎らに灯されたランプの明かりの下、豪華な園芸種から可憐な野草まで、様々な植物があふれるように花を咲かせている。
思わず煉瓦敷の通路へ歩み出た。両側に広がる花壇を眺めながら裏庭を歩き、途中でその場にしゃがみ込む。煉瓦の花壇から道にはみ出して咲く花が一輪。きっと種がこぼれたんだろう。
少し元気がない花を摘み取り、力を込める。すると花は瑞々しい生命力を取り戻し、花びらからは注ぎ込んだ魔力がキラキラと光の粒になってあふれる。
「何してるの?」
突然後ろから話しかけられてどきりとする。振り返ると一人の少年が立っていた。
光の加減によっては青みがかって見える、不思議な色合いのプラチナブロンド。夜の中で深い藍色に見えた瞳は、光の中で見るとサファイアのように透き通ることを後で知った。
「あ……違うんだ、花壇からはみ出してたから」
勝手に花を摘み取ったことを咎められると思って弁解をする。
「別にいいよ。花が好きなの?」
「うん……」
また、笑われるかな。同年代の友達には、花が好きなんて女のようだといつもからかわれる。慣れてはいるけど、綺麗なものを好きだと言うことを馬鹿にされるのは納得がいかなかった。
「きれい。どうして?」
囁くような優しい声だった。隣に来てしゃがんだ少年が、俺の持っていた花にそっと手をかざした。手のひらに暖かい光が映る。金色の粒を零す花に見とれているその横顔から目が離せなかった。
「しおれかけていたから。僕が魔力を注ぎ込んだんだ」
「君も魔力があるの?」
少年が顔を上げた。初めて間近に覗き込んだ瞳のなかに、自分の影が映っている。
「君も?」
「うん。学院で一緒になれるね」
嬉しそうに笑った少年に、こちらも自然と笑顔になっていた。
その時初めて花を贈り、俺とシアンは友達になった。
その花の名前はプリムラ。花言葉は青春のはじまりと悲しみ。
それ以来二人は互いに家を行き来し、同じ家庭教師に学び、十歳になると揃って魔術学院の初等科に入学した。数年の間は二人の間の実力が開くこともなかった。お互いをライバルだと思っていたし、親友だと認めていた。切磋琢磨し、共に成長した。シアンと出会ってから毎日が一番楽しかったのはこの頃だ。
関係が変わったのは中等科の時。俺に身体的な成長期が早く来て、それまであまり変わらなかった二人の身長差が開き始めてしまった頃だ。大切な友人であるはずのシアンに、度を超えた感情を抱いていることを自覚した。シアンを欲している。自分自身を嫌悪し、そして離れた。何よりも大事な親友を傷つけるわけにはいかない。
急にそっけなくなった俺に、シアンは戸惑っていた。初めは俺の態度を認めまいとでもするように、不自然なほどそれまで通りに、むしろそれまで以上に親しく接してきた。それでも俺が会話を続けず、誘いを断り、二人の時間を避けることで結局変わらざるを得なかった。
会話どころか顔を合わすことすら減っても、何かと理由を付けてシアンは俺に話しかけてきた。部屋まで来ては門前払いされることを何度繰り返しても、彼は俺の部屋を訪ねた。罪悪感でいっぱいだったし、何より本当は俺だって嬉しいと感じていた。追い縋ってくるシアンが愛しくて、いつだってそのまま二人きりになりたかった。だけど一緒にいたら、二度と戻れないくらいに関係を壊してしまうことを自分で分かっていた。シアンに許嫁がいることも、恋情を自覚するずっと前から知っていた。シアンの家柄や両親のことだってよく知っている。
十四の時、ラウンジに誘われたことを相談しに来た彼にドアを閉ざしたのが最後だった。それ以来シアンは俺の部屋に来ることがなくなった。ラウンジに顔を出す頻度に比例して話しかけられることも徐々に減り、それから一年も経たないうちに俺達はただの同学年生程度の関係になった。
それでも、ただ一つだけ。関係がいびつになっても、誕生日に花を贈ることだけは変わらなかった。目を合わせなくなってから初めて迎えた誕生日。その日はリラの花を贈った。
顔を合わせなくてもその姿を目で追っていたし、直接話さなくても誰かと会話する声を聞いていた。噂話は嫌いだけど、シアンに関することならなんでも気になった。結局距離を置いても気持ちが落ち着くことはなく、むしろ砂漠の花が水を蓄えるように恋心は重たく大きくなっていった。
シアンへの気持ちを持て余し、それを発散するように夜の街へ出るようになったのもこの頃だ。深夜の街は一時の享楽を与えてくれる人や物であふれていた。静かな学院の夜とはまるで対照的。勉強の時間が遊びに変わり、当然成績は試験の度に落ちていった。とんだ腑抜けだ。
魔術には真剣に取り組まなくなったが、人並み以上の得意分野はあった。一つは植物。そしてもう一つが変容。
変容とは自分の姿かたちを変える魔術で、これも植物同様に得意だった。この特技を、俺は夜遊びに出掛けるために使っている。
学院は全寮制で規則に厳しく、夜間の外出はもちろん禁止されている。門限を過ぎれば院内へ入るための門は全て固く施錠されてしまう。しかし抜け道はあった。
中等科と高等科の寮の間に、石造りの古い塔がある。針金で簡単に外せる錆びた錠前を開けて地下への螺旋階段を下りると、アーチ状に石を積んだ通路が続いている。この今は使われていない地下水路の先がそのまま外へ続いていた。しかし途中の一箇所だけ縦に格子が嵌った場所があり、そこは今の俺の体格では通り抜けることが出来ない。その格子の間をすり抜けるために変容術を使う。
指先から力が抜けていくような奇妙な感覚。金色の光を纏いながら体が縮んでいく。変容術と植物の成長を操る術の応用を合わせると、身に着けている服も体に合わせて変えることが出来る。こうして十二歳くらいの姿になると、格子の間を簡単に通り抜けられる。変容した姿は当時の自分とほとんど同じだが、髪は少しでも目立たなくするために元の金髪ではなく黒に近い栗色。それに合わせ瞳も濃いブラウンだ。この年頃が一番楽で変わりやすい。きっと、この頃が魔術に一番熱中していた年齢だからだろう。シアンと一緒に競い合いながら。
こうして、夜の街へ出ては気を紛らわす。大人や、大人びた子供たちを相手に。
その日も水路を抜けていつもの店へ行った。最近よく顔を合わせる年上の女性に声を掛けられ話をしながら二人で飲んだ。相手は美人で、会話が上手くて楽しかった。彼女が壁の時計に目をやって、店を出ようと誘ってきた。いつもなら迷わずついて行ったと思う。でも、この日は昼間の温室でのことが頭から離れず気分が乗らなかった。結局、関係がどうなろうと俺にとって今日は特別な日だ。断っても彼女は嫌な顔ひとつせず、店を出る俺に手を振ってから別のテーブルへ移っていった。後にすれば何も残らない、楽な空間だ。
夜も更け、寮は静まり返っていた。照明の絞られた無人のホールを抜ける。当然階段にも廊下にも人影はない。
自室に入ろうとして、手を止めた。廊下の角の向こう、フロアの奥の方から微かに物音と話し声が聞こえる。こんな遅い時間に誰だろうか。ふと軽い好奇心が芽生え、足音を殺してそっと廊下の先へ進んだ。廊下の角からゆっくりと覗き、そして後悔した。
ドアの開いた部屋はシアンの部屋で、出てきたのはアウルム。半開きのドアを背に立つシアンはガウン姿だった。最低限の明かりの中、短く何事か言い交わすとアウルムは奥の階段へ向かい、暫しその背中を見送ったシアンは部屋に入っていった。親密そうな雰囲気だった。
二人が仲が良いという噂は最近よく耳にしていた。それでも目の当たりにしてしまうのはまた違う。仲が良いというだけで、実際のところ二人がどういう関係なのかは知らないし想像もしたくない。でも誕生日にこんな時間まで一緒にいて、人目を忍ぶように見送り帰って行く。二人が付き合っているのかどうかそんなことは知らないけど、少なくとも親しい間柄だということだ。それは少なくとも、そういうことなんだろう。
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