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第五話
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その日も真夜中過ぎまで街で遊び、月明かりと疎らな街灯を頼りに学院へ戻って来た。今夜は店で久しぶりに友達に会った。と言っても夜の街でここ半年よく顔を合わせるようになった少し年上の男で、互いに本名すら知らない。そこで出会うほとんどがそうであるように、個人的な話はせずに楽しい話をする。
男は背の高さと髪の色がシアンに似ていた。あまり騒ぐことを好まず、しかし沈黙を作らずに会話を続けてくれる。話が合いよく笑う男で、背格好しか似ていない筈なのにかつてのシアンとの関係をどことなく思い出させてくれる。忘れるために街に下りているのに、そこでも面影を探しているのだから本末転倒だ。
水路に入り自分の足音の反響を聞きながら塔まで進んだ。途中いつものように変容術で姿を変えて格子を通り抜ける。その時物音が聞こえた気がして、元の姿に戻るのを止めた。じっと息を潜めると、再び音が聞こえてくる。どうやらこの塔の螺旋階段の上からだ。恐らく誰かが鍵を外したままの扉から塔に入って来ようとしている。
微かに緊張しながらこの地下と続いている階段の上り口を見上げる。誰かが塔に入って来たのだろう、ここまで足音が聞こえ始めた。教官か、守衛か、生徒か。誰であっても、都合が悪いことに変わりはない。格子の向こうへ引き返して隠れていようと、踵を返そうとした時。足音とともに近付いてくる、石壁に淡く反射する青白い光に気が付いて足を止めた。
螺旋を回り、人影が現われる。近付いて来るその光の核はサファイアのように美しい青だった。よく知った明かりに照らされながら、目を細め顔の前に手を翳した。人影が光を浮かべた手を下ろす。やっぱり隠れるべきだった、と後悔しながら柔らかくなった光にこちらも手を下ろした。
「君は……?」
シアンに話しかけられ、慌てて一歩後ろへ下がった。明かりがランタンでなく魔術の光球だったので思ったよりもお互いの顔がよく見える。髪の色も目の色も違う。でも、今の姿の年頃の俺を当然シアンはよく知っている。変容術まで使って夜に何をしているのかを知られたら、きっともっと軽蔑されるだろう。
「初等部……の子かな? こんな時間にどうしたの?」
質問を受けて数秒、そして詰まっていた息を吐き出す。この状況はつまり気付かれていない、ということだろう。安堵と共に、ほんの少し心臓が痛む。隠れればまだ間に合ったのに足を止めたのは、無意識に期待してしまっていたからだろうか。
「門限に遅れてしまって」
それならば仕方がない。今はひとまず初等部の生徒を演じて、さっさとここを離れてしまおう。答えるとシアンは後ろの水路を照らして確認した後、また俺に向き直った。
「高等部に入って来ても、朝になるまで初等部には戻れないよ?」
「……えっと」
やはり簡単には逃がしてくれそうもなかった。ラウンジの人間は基本的に責任感が強く、学院の自治的な役割を担ってもいる。このまま教官や寮監のところへ連れて行かれたら確実に全てがバレてしまう。それだけは避けたい。
「朝まで匿ってあげようか?」
聞き間違いかと思った。どうやってこの場を切り抜けたものか、必死に考えを巡らせていて余裕が無かったからだ。
「ついてきて」
返事を出来ずにいた俺は、そう言って先に歩き始めたシアンの背中を暫く呆然と眺めていた。
高等部になってからシアンの部屋には一度も入ったことがなかった。それどころかその扉に触れたことさえない。
自分の部屋とさして変わらない、狭い一室へ足を踏み入れる。俺を招き入れたシアンは、足早に部屋の奥へ向かいチェストの上に白い布を被せた。何を隠したのかは見えなかったが、隙間のないように覆いを直しているので余程見られたくないものらしい。今のシアンのことなんて、俺は何も知らなくて当然だ。当然なんだけど。
「何を隠したの?」
気になってしまえば止められない。気付けばそう問い掛けていた。
「これは……」
白い布の端を撫でるように指を動かしながら、シアンは言い淀む。
「……たからもの、かな」
視線を彷徨わせた後に布を、布の下にある何かを見つめながらそう呟いた。ランプの柔らかい明かりの中でその頰が僅かに染まったことに気付いてしまった。昔はなんでもわかったのに。本当に、今のシアンのことを俺は何も知らない。
「こっち、来て」
部屋の入り口に突っ立ったままでいる俺を、シアンが手招きをして呼ぶ。無言で彼の立つ窓際へ行くと、少し背を屈めたシアンが俺の横に立ち指をさす。中等部の寮がある南側を臨む窓からの景色は夜に沈んでいた。月明かりと外灯を頼りに目を凝らす。暗さに慣れてきた目で見えたのは地下水路のある古塔だった。見とめると同時に、あることに気付き思わず身を乗り出す。
「あの木、昨日切られたんだよね」
ついでに塔周りの整備もされたんだよ、と続けたシアンを横目に見上げる。塔にはいくつか窓があり、地面に近い低い位置にも地下への明かり取りがある。地下通路で明かりを灯せば、角度によっては外からわかるだろう。だが、今までは塔の間近に生えた一本の樅と、あまり手入れをされずにいた小木や雑草で窓自体が隠れていた。それが今では塔周辺は綺麗に刈られ、樅も切り株になっている。俺の部屋は北を臨む反対側で、塔に出入りする時もわざわざ毎回確認なんてしていなかったから気付かなかった。
「さっきはちょうど下の渡り廊下に居て、そこから……明かりが見えたから、なんだろうと思って」
隣で外を眺めるシアンがそう言った。きっと明かりに見えたのは変容術を使った時の魔術光だろう。しまったな、と思う。ちゃんと確認していればこの状況も防げたし、シアンに見つかっていなくても他の例えば教官に見つかった可能性もある。もしそうなっていたら確実に処分を受けていたはずだ。
「その反応。やっぱり常習犯なんだ?」
言われて再度シアンを見ると、呆れたように目を細めて俺を見ていた。
「いや、それは……」
言い訳をしようとすると、彼は見通しているとでも言いたげにひとつ肩を竦めてから窓辺を離れる。目で追うと隣のバスルームに向かったシアンがドアを開けてこちらを見た。
「先に使っていいよ」
言われて驚く。風呂まで借りることになるとは欠片も予想していなかった。そもそもシアンは知らない人間相手にそう親切なタイプではない。人助けをしないとか優しくないというわけではないが、過剰な世話やお節介は焼かないタイプだ。どちらかというとそれをするのは俺の方で、巻き込むといつも呆れながら何か言いたげに唇を尖らせていた。と言ってもこれも数年前は、の話であるが。
「い、いいよ。朝になったらすぐ出てくし」
俺の返答も待たずバスルームに入ったシアンを追い掛けて断る。しかし浴室の準備の手を止める気配はなく、彼は瓶詰めの入浴剤を手にしながらこちらを見ることもなく答えた。
「見たらわかると思うけどベッドひとつしかないから。下水道から出て来た子と添い寝とかしたくないし」
「は……?」
思わず表情を険しくしてしまった。浴槽に湯の落ちる音と混ざり聞き間違えたのかと思った。立ち上り始めた果実の香りのする湯気の向こうでシアンが顔を上げる。
「いや、俺別に寝ないし……部屋の隅にでもいるからいいよ」
首を振りながら後ずさる。するとバスタブ越しに腕を掴まれた。手首にシアンの手が簡単に回っているのを見下ろす。
「早く脱いでさっさと入って」
結局こちらの意見を聞かずにそれだけ言い置くと彼はそのまま浴室を出て行った。
閉まったドアを溜息とともに見送り、浴槽に向かう。蛇口から勢いよく流れ落ちるお湯は入浴剤と混ざり乳白色になって浴槽を中程まで満たしている。手を伸ばして波紋の立つ面に触れ、それから服を脱いだ。
ふと壁に据え付けられている丸い額付きの鏡が目に止まった。上着を脱いだことで乱れた髪を雑に直しながらその鏡を覗いてみる。
ダークブラウンの髪と目の色は我ながら見慣れない。年恰好ももう何年も前の姿だが、しかしそれは確かに自分の顔だ。
「…………」
と言っても、ちょうどこの直後くらいに成長期が訪れ、体格も顔つきも随分と変わった。改めて見ると、こんな顔だったかという思いがないわけでもない。
加えて変容術が上達したのはここ数年。授業でそう扱われるものでもないため、俺がこの術を得意としていることは今親しくしている友人達も知らないだろう。姿を変えている可能性も予測出来ないのであれば、シアンが気が付かないのも無理ないことかもしれない。
それでも、と思う。俺は出会った時から今まで、どんな時のシアンの姿も鮮明に思い出せる。
男は背の高さと髪の色がシアンに似ていた。あまり騒ぐことを好まず、しかし沈黙を作らずに会話を続けてくれる。話が合いよく笑う男で、背格好しか似ていない筈なのにかつてのシアンとの関係をどことなく思い出させてくれる。忘れるために街に下りているのに、そこでも面影を探しているのだから本末転倒だ。
水路に入り自分の足音の反響を聞きながら塔まで進んだ。途中いつものように変容術で姿を変えて格子を通り抜ける。その時物音が聞こえた気がして、元の姿に戻るのを止めた。じっと息を潜めると、再び音が聞こえてくる。どうやらこの塔の螺旋階段の上からだ。恐らく誰かが鍵を外したままの扉から塔に入って来ようとしている。
微かに緊張しながらこの地下と続いている階段の上り口を見上げる。誰かが塔に入って来たのだろう、ここまで足音が聞こえ始めた。教官か、守衛か、生徒か。誰であっても、都合が悪いことに変わりはない。格子の向こうへ引き返して隠れていようと、踵を返そうとした時。足音とともに近付いてくる、石壁に淡く反射する青白い光に気が付いて足を止めた。
螺旋を回り、人影が現われる。近付いて来るその光の核はサファイアのように美しい青だった。よく知った明かりに照らされながら、目を細め顔の前に手を翳した。人影が光を浮かべた手を下ろす。やっぱり隠れるべきだった、と後悔しながら柔らかくなった光にこちらも手を下ろした。
「君は……?」
シアンに話しかけられ、慌てて一歩後ろへ下がった。明かりがランタンでなく魔術の光球だったので思ったよりもお互いの顔がよく見える。髪の色も目の色も違う。でも、今の姿の年頃の俺を当然シアンはよく知っている。変容術まで使って夜に何をしているのかを知られたら、きっともっと軽蔑されるだろう。
「初等部……の子かな? こんな時間にどうしたの?」
質問を受けて数秒、そして詰まっていた息を吐き出す。この状況はつまり気付かれていない、ということだろう。安堵と共に、ほんの少し心臓が痛む。隠れればまだ間に合ったのに足を止めたのは、無意識に期待してしまっていたからだろうか。
「門限に遅れてしまって」
それならば仕方がない。今はひとまず初等部の生徒を演じて、さっさとここを離れてしまおう。答えるとシアンは後ろの水路を照らして確認した後、また俺に向き直った。
「高等部に入って来ても、朝になるまで初等部には戻れないよ?」
「……えっと」
やはり簡単には逃がしてくれそうもなかった。ラウンジの人間は基本的に責任感が強く、学院の自治的な役割を担ってもいる。このまま教官や寮監のところへ連れて行かれたら確実に全てがバレてしまう。それだけは避けたい。
「朝まで匿ってあげようか?」
聞き間違いかと思った。どうやってこの場を切り抜けたものか、必死に考えを巡らせていて余裕が無かったからだ。
「ついてきて」
返事を出来ずにいた俺は、そう言って先に歩き始めたシアンの背中を暫く呆然と眺めていた。
高等部になってからシアンの部屋には一度も入ったことがなかった。それどころかその扉に触れたことさえない。
自分の部屋とさして変わらない、狭い一室へ足を踏み入れる。俺を招き入れたシアンは、足早に部屋の奥へ向かいチェストの上に白い布を被せた。何を隠したのかは見えなかったが、隙間のないように覆いを直しているので余程見られたくないものらしい。今のシアンのことなんて、俺は何も知らなくて当然だ。当然なんだけど。
「何を隠したの?」
気になってしまえば止められない。気付けばそう問い掛けていた。
「これは……」
白い布の端を撫でるように指を動かしながら、シアンは言い淀む。
「……たからもの、かな」
視線を彷徨わせた後に布を、布の下にある何かを見つめながらそう呟いた。ランプの柔らかい明かりの中でその頰が僅かに染まったことに気付いてしまった。昔はなんでもわかったのに。本当に、今のシアンのことを俺は何も知らない。
「こっち、来て」
部屋の入り口に突っ立ったままでいる俺を、シアンが手招きをして呼ぶ。無言で彼の立つ窓際へ行くと、少し背を屈めたシアンが俺の横に立ち指をさす。中等部の寮がある南側を臨む窓からの景色は夜に沈んでいた。月明かりと外灯を頼りに目を凝らす。暗さに慣れてきた目で見えたのは地下水路のある古塔だった。見とめると同時に、あることに気付き思わず身を乗り出す。
「あの木、昨日切られたんだよね」
ついでに塔周りの整備もされたんだよ、と続けたシアンを横目に見上げる。塔にはいくつか窓があり、地面に近い低い位置にも地下への明かり取りがある。地下通路で明かりを灯せば、角度によっては外からわかるだろう。だが、今までは塔の間近に生えた一本の樅と、あまり手入れをされずにいた小木や雑草で窓自体が隠れていた。それが今では塔周辺は綺麗に刈られ、樅も切り株になっている。俺の部屋は北を臨む反対側で、塔に出入りする時もわざわざ毎回確認なんてしていなかったから気付かなかった。
「さっきはちょうど下の渡り廊下に居て、そこから……明かりが見えたから、なんだろうと思って」
隣で外を眺めるシアンがそう言った。きっと明かりに見えたのは変容術を使った時の魔術光だろう。しまったな、と思う。ちゃんと確認していればこの状況も防げたし、シアンに見つかっていなくても他の例えば教官に見つかった可能性もある。もしそうなっていたら確実に処分を受けていたはずだ。
「その反応。やっぱり常習犯なんだ?」
言われて再度シアンを見ると、呆れたように目を細めて俺を見ていた。
「いや、それは……」
言い訳をしようとすると、彼は見通しているとでも言いたげにひとつ肩を竦めてから窓辺を離れる。目で追うと隣のバスルームに向かったシアンがドアを開けてこちらを見た。
「先に使っていいよ」
言われて驚く。風呂まで借りることになるとは欠片も予想していなかった。そもそもシアンは知らない人間相手にそう親切なタイプではない。人助けをしないとか優しくないというわけではないが、過剰な世話やお節介は焼かないタイプだ。どちらかというとそれをするのは俺の方で、巻き込むといつも呆れながら何か言いたげに唇を尖らせていた。と言ってもこれも数年前は、の話であるが。
「い、いいよ。朝になったらすぐ出てくし」
俺の返答も待たずバスルームに入ったシアンを追い掛けて断る。しかし浴室の準備の手を止める気配はなく、彼は瓶詰めの入浴剤を手にしながらこちらを見ることもなく答えた。
「見たらわかると思うけどベッドひとつしかないから。下水道から出て来た子と添い寝とかしたくないし」
「は……?」
思わず表情を険しくしてしまった。浴槽に湯の落ちる音と混ざり聞き間違えたのかと思った。立ち上り始めた果実の香りのする湯気の向こうでシアンが顔を上げる。
「いや、俺別に寝ないし……部屋の隅にでもいるからいいよ」
首を振りながら後ずさる。するとバスタブ越しに腕を掴まれた。手首にシアンの手が簡単に回っているのを見下ろす。
「早く脱いでさっさと入って」
結局こちらの意見を聞かずにそれだけ言い置くと彼はそのまま浴室を出て行った。
閉まったドアを溜息とともに見送り、浴槽に向かう。蛇口から勢いよく流れ落ちるお湯は入浴剤と混ざり乳白色になって浴槽を中程まで満たしている。手を伸ばして波紋の立つ面に触れ、それから服を脱いだ。
ふと壁に据え付けられている丸い額付きの鏡が目に止まった。上着を脱いだことで乱れた髪を雑に直しながらその鏡を覗いてみる。
ダークブラウンの髪と目の色は我ながら見慣れない。年恰好ももう何年も前の姿だが、しかしそれは確かに自分の顔だ。
「…………」
と言っても、ちょうどこの直後くらいに成長期が訪れ、体格も顔つきも随分と変わった。改めて見ると、こんな顔だったかという思いがないわけでもない。
加えて変容術が上達したのはここ数年。授業でそう扱われるものでもないため、俺がこの術を得意としていることは今親しくしている友人達も知らないだろう。姿を変えている可能性も予測出来ないのであれば、シアンが気が付かないのも無理ないことかもしれない。
それでも、と思う。俺は出会った時から今まで、どんな時のシアンの姿も鮮明に思い出せる。
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