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90 貴族の顔と仲間といる時の顔と。
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――カイルside――
城は現在、ナカース王国の管轄となり、箱庭師のスキルを持つ従者と鑑定士スキルを持つ王太子が管理することになっている。
とは言っても、彼らはナカース王国にいながら、箱庭師の力を借りてこの城に仕事に通っているのが現状だ。
そう祖父からの手紙ではあったが、実際に会うのは本日が初めて。
ナジュ王太子とカリヌ従者は昔からセットで動いていたとも聞いているが、どんな人物かは会って確認しろと書いてあった。
城の兵士は前の王国の時のまま使い、俺が普段着のままで城に入ろうとした為に止められたが、ダンノージュ侯爵家の紋章を見せると直ぐに通してくれた。
これも手紙と一緒にライトが持ってきたもので、何となく偉くなったような気分になる。
王の間に到着すると、前もって俺が来るのを伝えてあったので直ぐに通されたが――。
「お前が次のダンノージュ侯爵となるカイルか! よろしくな!」
「私はナジュ王太子の従者、カリヌである。ダンノージュ侯爵からは話を聞いている。報告を待っていた。ナジュ王太子にご報告を」
ナジュ王太子は何と言うか……一言で言えば人懐っこく明るい少年のようだ。それもそうだろう、まだ16歳だと聞いている。
寧ろ箱庭師であるカリヌの方が曲者のような気がするが、俺は気にせず書類を出すと、従者であるカリヌに手渡し、彼が一通り読むとそれはナジュ王太子へ手渡された。
俺も既に中身は暗記済みだが、属国となった国には色々と問題が山済みの様だ。
「なるほど、自分の妻や娘を奴隷として売りはらっている奴らが居るのか。売っている場所の特定も済んでいると……この属国の裏社会は闇が深いなぁ」
「どこの国でも闇の部分はある。だが自分の妻や娘を奴隷商に売ると言うのは聞いたことがない」
「次に……えー? 姥捨て山なんてあんの?」
「老いた両親を抱えてまで生活が出来ないと言う事だろう」
「それに夫からの暴力が絶えず女性と子供が孤児院に避難……と。何人かはカイルの所が引き受けたのか?」
「ええ、度々孤児院に訪れては受け入れを順次している状態です」
「なるほどね。この国の男は粗悪な奴が多いんだな。全員斬首刑にしてやろうか! そしたら手っ取り早くていい!」
「ナジュ、手っ取り早い方法ではあるが、ナカース王国は弾圧する国であると属国となった此処で言うようなものだぞ」
「えー? でもナカース王国ではそう言う男は3回同じことをすれば斬首刑じゃないか。硬い事言わず、妻と娘を売りに出す男も斬首刑にしよう。まとめて広場でさ」
「簡単に言うな。後々面倒な事になる」
「姥捨て山ってのも気に喰わねーよ。この国には老後を楽しく暮らすような場所もないのか?」
「恥ずかしながら、ありませんね。私の婚約者の箱庭にて保護を求めてきた老人たちは受け入れましたが、それでも尚、姥捨て山に捨てられる老人が多い事に胸を痛めております」
「この属国は暗いなぁー。もっと明るくいこうぜ~? 悪い奴の首はザシュっと落としてさ」
「お前の首をザシュッとするのが好きなのは癖なのか何なのか分からないが、とりあえずそれは止めておけ」
「でも闇組織は出来るだけ早くこの国からいなくなって欲しい所ですね。そうすれば明るい話題として国民も多少楽になるでしょう」
「カイルの言う通りだな。本国から精鋭呼ぶか?」
「それもアリだろうな」
話を進めていくと、今後本国より闇組織を壊滅するにあたって精鋭部隊が投入される事。
姥捨て山へ自分の親を捨てに行く者を見つけた場合、もしくは捨てた場合、憲兵に伝えるだけで報酬が貰えるようにすることで、予防策を貼る事。親殺しも同等の扱いだ。
裏組織に売り飛ばされた妻や娘を助けた場合、速やかに保護し、箱庭にて休養させる事まで盛り込まれたが――。
「箱庭を使うのは婚約者であって私ではありません。それにまだ受け入れる為の場所が用意されておりませんので、私が懇意にしている宿屋にて保護したお年寄りや先の女性達を、一時的に泊めてもらう事は可能です」
「では出来るだけ病院……ていうとあれだな、保養施設の建設の案を婚約者殿に伝えてくれ。ダンノージュ侯爵がいうのは、中々広い箱庭だというじゃないか」
「広いとは言っても限度はあります」
「俺の箱庭とどこが違うのか聞きたいが……それは秘密事項か?」
「ナカース王国の王太子に秘密にすることは少ないでしょうが……敢えて聞いてもいいでしょうか?」
「なんだ」
「カリヌさんの箱庭には、山はありますか?」
「……ないな。普通は無いだろう?」
「では海は?」
「それも聞いたことがない」
「採掘所、山、畑があるのが普通だと思っていました。池は?」
「池を持っている奴はいないな。お前の婚約者の持つ箱庭はどうなっているんだ?」
「では、普通の箱庭とはどんなものか教えて頂きたいです」
「一般的な箱庭は、タウンハウスが建てられるくらいの広さがあり、基本的に周囲は湖で囲われている。そこを自室にする者もいれば、研究施設にする者も多い。そちらの婚約者の持つ箱庭こそ、俺は今まで一度たりとも聞いたことがないぞ」
「そう……なんですか?」
「ああ、山があって採掘所があって畑があって池があって海がある。そんな箱庭は規格外だ」
「やっぱりな――……ダンノージュ侯爵家ってのは、良いスキルを持つ女を直観で選ぶんだよなー……。カイル、今から婚約者を俺にくれないか?」
「お断りします。断固お断りします」
「だよなぁ……。ナカース王国ではダンノージュ侯爵家の呪いも有名だが、もう一つ有名な事がある。【最も秀でた相手と結婚する】と言う奴だ」
呪いの他に初めて知った事だが、ナジュ王太子は更に言葉を続けた。
「呪いもあって王家も手が出せない程の優れた相手と結婚するのがダンノージュ侯爵家だからなぁ……。王家だって何とかしてダンノージュ侯爵に嫁か婿を差し出そうとしたことはあったが、優れてはいないらしい」
「それはまた……」
「どこの家も、最も優れた相手と結婚したい。それは王家だって同じだ。だが、ダンノージュ侯爵に必ず持っていかれる。だからダンノージュ侯爵に子供が生まれたりすると、皆ヒヤヒヤするらしいぞ」
「ナジュ」
「しかも、ダンノージュ侯爵家は男女共にその呪いを持って生まれてくるからな。もしお前たちに妹なり姉がいたんだったら、もしかしたら俺かカリヌが選ばれたかもしれない。もし俺が選ばれたとしたら、仕事しなくて済むから助かるけどな!」
「姉や妹が居なくて良かったです」
「だよな、直ぐ斬首刑にしたがる義兄や義弟って嫌だよな」
思わず口に出てしまったが、カリヌさんも同じように思ってくれて良かった……。
カリヌさんとは上手くやっていけるかもしれない。
「そもそも、ダンノージュ侯爵家の呪いは、求愛してきたドラゴンから受けた呪いだと言われているんだぞ。一子相伝で受け継がれる技として有名だけど【炎の咆哮】は、その呪いの元となったドラゴンが使っていたと言われている」
「そう……なんですか?」
「ナカース王国を襲った恐ろしいドラゴンだったと伝えられている。何がどうなって求愛する羽目になったのかは分からないが、それを倒したのがダンノージュ侯爵家の女騎士だ。おかげで一族全員に呪いを掛けていったとされている。自分を倒したのなら優れた者を伴侶にしろとでも上から目線でかけたんだろ」
「羨ましいよなぁ……。なんで王家が求愛されたり倒さなかったのか不思議で仕方ないよ」
「とまぁ、話は戻るが、ナカース王国から精鋭部隊を投入し闇社会を徹底的に潰す。姥捨て山に捨てに行こうとしている者、した者を報告した場合は報酬が貰え、親を捨てた者は斬首刑とする。親殺しも一緒だな。後は妻や子供への暴力を行う者を粛正する部隊を作る。これもナカース王国から耳の良い部隊を投入しよう。小さい声でも聴き分けられるだろう。後は先に言った通り、カイルの協力者を教えて欲しいのと、婚約者殿に相談して決めて欲しい」
「分かりました。道具店サルビアと協力している宿屋は――」
こうして、一通り目立つ内容を纏め上げ、カリヌさんの箱庭経由で部隊も来ることになったし、少しは息がしやすい国には変わるだろう。
次の予定は二週間後にはなったが、その間に城の牢屋が満員にならなければ良いなとは思った。
闇組織の場合は全員がその場で切り捨てられて終わるかもしれないが……。
持ち帰り案件も出来た為、その後は捕まらない様に急ぎ城を出て宿屋のおじさんに報告出来るところは報告すると、了承を得ることができたし、リディアに至っては――。
「一応、保養先として場所は作るけれど……」
「流石に王太子にもあのアイテムの事は言えなかったよ」
『破損部位修復ポーション』は……流石に言えなかったが、とりあえず受け入れる方向で纏まり、またもや建築に走る事になったが――。
「いやーん! もう! アタシたち洋服が作りたい――!」
「でも悲しんでる親子は放っておけないの――!!」
「さっさとちゃっちゃと作るわよ!!」
「「は――い!!」」
こうして、平屋の保養所が作られることになり、きっと次は二つ目の3LDK建設になるんだろうなと思ったのは、内緒にしておこう……。
城は現在、ナカース王国の管轄となり、箱庭師のスキルを持つ従者と鑑定士スキルを持つ王太子が管理することになっている。
とは言っても、彼らはナカース王国にいながら、箱庭師の力を借りてこの城に仕事に通っているのが現状だ。
そう祖父からの手紙ではあったが、実際に会うのは本日が初めて。
ナジュ王太子とカリヌ従者は昔からセットで動いていたとも聞いているが、どんな人物かは会って確認しろと書いてあった。
城の兵士は前の王国の時のまま使い、俺が普段着のままで城に入ろうとした為に止められたが、ダンノージュ侯爵家の紋章を見せると直ぐに通してくれた。
これも手紙と一緒にライトが持ってきたもので、何となく偉くなったような気分になる。
王の間に到着すると、前もって俺が来るのを伝えてあったので直ぐに通されたが――。
「お前が次のダンノージュ侯爵となるカイルか! よろしくな!」
「私はナジュ王太子の従者、カリヌである。ダンノージュ侯爵からは話を聞いている。報告を待っていた。ナジュ王太子にご報告を」
ナジュ王太子は何と言うか……一言で言えば人懐っこく明るい少年のようだ。それもそうだろう、まだ16歳だと聞いている。
寧ろ箱庭師であるカリヌの方が曲者のような気がするが、俺は気にせず書類を出すと、従者であるカリヌに手渡し、彼が一通り読むとそれはナジュ王太子へ手渡された。
俺も既に中身は暗記済みだが、属国となった国には色々と問題が山済みの様だ。
「なるほど、自分の妻や娘を奴隷として売りはらっている奴らが居るのか。売っている場所の特定も済んでいると……この属国の裏社会は闇が深いなぁ」
「どこの国でも闇の部分はある。だが自分の妻や娘を奴隷商に売ると言うのは聞いたことがない」
「次に……えー? 姥捨て山なんてあんの?」
「老いた両親を抱えてまで生活が出来ないと言う事だろう」
「それに夫からの暴力が絶えず女性と子供が孤児院に避難……と。何人かはカイルの所が引き受けたのか?」
「ええ、度々孤児院に訪れては受け入れを順次している状態です」
「なるほどね。この国の男は粗悪な奴が多いんだな。全員斬首刑にしてやろうか! そしたら手っ取り早くていい!」
「ナジュ、手っ取り早い方法ではあるが、ナカース王国は弾圧する国であると属国となった此処で言うようなものだぞ」
「えー? でもナカース王国ではそう言う男は3回同じことをすれば斬首刑じゃないか。硬い事言わず、妻と娘を売りに出す男も斬首刑にしよう。まとめて広場でさ」
「簡単に言うな。後々面倒な事になる」
「姥捨て山ってのも気に喰わねーよ。この国には老後を楽しく暮らすような場所もないのか?」
「恥ずかしながら、ありませんね。私の婚約者の箱庭にて保護を求めてきた老人たちは受け入れましたが、それでも尚、姥捨て山に捨てられる老人が多い事に胸を痛めております」
「この属国は暗いなぁー。もっと明るくいこうぜ~? 悪い奴の首はザシュっと落としてさ」
「お前の首をザシュッとするのが好きなのは癖なのか何なのか分からないが、とりあえずそれは止めておけ」
「でも闇組織は出来るだけ早くこの国からいなくなって欲しい所ですね。そうすれば明るい話題として国民も多少楽になるでしょう」
「カイルの言う通りだな。本国から精鋭呼ぶか?」
「それもアリだろうな」
話を進めていくと、今後本国より闇組織を壊滅するにあたって精鋭部隊が投入される事。
姥捨て山へ自分の親を捨てに行く者を見つけた場合、もしくは捨てた場合、憲兵に伝えるだけで報酬が貰えるようにすることで、予防策を貼る事。親殺しも同等の扱いだ。
裏組織に売り飛ばされた妻や娘を助けた場合、速やかに保護し、箱庭にて休養させる事まで盛り込まれたが――。
「箱庭を使うのは婚約者であって私ではありません。それにまだ受け入れる為の場所が用意されておりませんので、私が懇意にしている宿屋にて保護したお年寄りや先の女性達を、一時的に泊めてもらう事は可能です」
「では出来るだけ病院……ていうとあれだな、保養施設の建設の案を婚約者殿に伝えてくれ。ダンノージュ侯爵がいうのは、中々広い箱庭だというじゃないか」
「広いとは言っても限度はあります」
「俺の箱庭とどこが違うのか聞きたいが……それは秘密事項か?」
「ナカース王国の王太子に秘密にすることは少ないでしょうが……敢えて聞いてもいいでしょうか?」
「なんだ」
「カリヌさんの箱庭には、山はありますか?」
「……ないな。普通は無いだろう?」
「では海は?」
「それも聞いたことがない」
「採掘所、山、畑があるのが普通だと思っていました。池は?」
「池を持っている奴はいないな。お前の婚約者の持つ箱庭はどうなっているんだ?」
「では、普通の箱庭とはどんなものか教えて頂きたいです」
「一般的な箱庭は、タウンハウスが建てられるくらいの広さがあり、基本的に周囲は湖で囲われている。そこを自室にする者もいれば、研究施設にする者も多い。そちらの婚約者の持つ箱庭こそ、俺は今まで一度たりとも聞いたことがないぞ」
「そう……なんですか?」
「ああ、山があって採掘所があって畑があって池があって海がある。そんな箱庭は規格外だ」
「やっぱりな――……ダンノージュ侯爵家ってのは、良いスキルを持つ女を直観で選ぶんだよなー……。カイル、今から婚約者を俺にくれないか?」
「お断りします。断固お断りします」
「だよなぁ……。ナカース王国ではダンノージュ侯爵家の呪いも有名だが、もう一つ有名な事がある。【最も秀でた相手と結婚する】と言う奴だ」
呪いの他に初めて知った事だが、ナジュ王太子は更に言葉を続けた。
「呪いもあって王家も手が出せない程の優れた相手と結婚するのがダンノージュ侯爵家だからなぁ……。王家だって何とかしてダンノージュ侯爵に嫁か婿を差し出そうとしたことはあったが、優れてはいないらしい」
「それはまた……」
「どこの家も、最も優れた相手と結婚したい。それは王家だって同じだ。だが、ダンノージュ侯爵に必ず持っていかれる。だからダンノージュ侯爵に子供が生まれたりすると、皆ヒヤヒヤするらしいぞ」
「ナジュ」
「しかも、ダンノージュ侯爵家は男女共にその呪いを持って生まれてくるからな。もしお前たちに妹なり姉がいたんだったら、もしかしたら俺かカリヌが選ばれたかもしれない。もし俺が選ばれたとしたら、仕事しなくて済むから助かるけどな!」
「姉や妹が居なくて良かったです」
「だよな、直ぐ斬首刑にしたがる義兄や義弟って嫌だよな」
思わず口に出てしまったが、カリヌさんも同じように思ってくれて良かった……。
カリヌさんとは上手くやっていけるかもしれない。
「そもそも、ダンノージュ侯爵家の呪いは、求愛してきたドラゴンから受けた呪いだと言われているんだぞ。一子相伝で受け継がれる技として有名だけど【炎の咆哮】は、その呪いの元となったドラゴンが使っていたと言われている」
「そう……なんですか?」
「ナカース王国を襲った恐ろしいドラゴンだったと伝えられている。何がどうなって求愛する羽目になったのかは分からないが、それを倒したのがダンノージュ侯爵家の女騎士だ。おかげで一族全員に呪いを掛けていったとされている。自分を倒したのなら優れた者を伴侶にしろとでも上から目線でかけたんだろ」
「羨ましいよなぁ……。なんで王家が求愛されたり倒さなかったのか不思議で仕方ないよ」
「とまぁ、話は戻るが、ナカース王国から精鋭部隊を投入し闇社会を徹底的に潰す。姥捨て山に捨てに行こうとしている者、した者を報告した場合は報酬が貰え、親を捨てた者は斬首刑とする。親殺しも一緒だな。後は妻や子供への暴力を行う者を粛正する部隊を作る。これもナカース王国から耳の良い部隊を投入しよう。小さい声でも聴き分けられるだろう。後は先に言った通り、カイルの協力者を教えて欲しいのと、婚約者殿に相談して決めて欲しい」
「分かりました。道具店サルビアと協力している宿屋は――」
こうして、一通り目立つ内容を纏め上げ、カリヌさんの箱庭経由で部隊も来ることになったし、少しは息がしやすい国には変わるだろう。
次の予定は二週間後にはなったが、その間に城の牢屋が満員にならなければ良いなとは思った。
闇組織の場合は全員がその場で切り捨てられて終わるかもしれないが……。
持ち帰り案件も出来た為、その後は捕まらない様に急ぎ城を出て宿屋のおじさんに報告出来るところは報告すると、了承を得ることができたし、リディアに至っては――。
「一応、保養先として場所は作るけれど……」
「流石に王太子にもあのアイテムの事は言えなかったよ」
『破損部位修復ポーション』は……流石に言えなかったが、とりあえず受け入れる方向で纏まり、またもや建築に走る事になったが――。
「いやーん! もう! アタシたち洋服が作りたい――!」
「でも悲しんでる親子は放っておけないの――!!」
「さっさとちゃっちゃと作るわよ!!」
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