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221 マリシアの驚き。
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――マリシアside――
両親は何時も忙しく、でも姉にはトコトン甘い人達だった。
わたくしのスキルが分かるまでは同じように甘えさせてくれていたと思うけれど、令嬢のスキルが箱庭師と言うだけで世間では白い目で見られる。
そのスキルを持って生まれた私など、両親にしてみればいてもいなくても同じなのでしょう。
お姉様のスキルはとってもレアな『製薬師』だった。
『薬師』の上位スキルで、持っているだけで家に金が舞い込んでくるような、そんなスキル。
そんな姉だからこそ……私は要らない子供になったのよね。
自虐の笑みを浮かべそうになったけれど、箱庭師と言えば空間と空間を繋げるだけの家を持つだけの貧相なスキル。
それを、あのダンノージュ侯爵家は孫の嫁に貰ったと言うのだから驚いたわ。
今では王太子領でもダンノージュ侯爵領でも数多の商品を作り、どの家よりも潤沢な資金を持っていると言われるダンノージュ侯爵家。
王家も無視できない程のその資産と力に、私は少しでも縋りたかった。
例え、箱庭師の弟子入りと言う形で家を追い出されようとも。
リディア様は最初見た時は、息を呑むほど美しい方で驚いた。
アレだけの美しさがあれば、箱庭師と言われてもマイナスにはならない。
私のように肌の手入れもされずボロボロな令嬢なんて早々居ないとは思うけれど、自分が恥ずかしかった。
けれど、リディア様は屁理屈を並べる私の言葉に何故か俄然やる気を燃やし、案内された彼女の箱庭は――。
「……何ですの……? 此処は」
――余りにも広かった。
気温は一定に保たれ生活もしやすく、入り口からしか見てませんけれど池の周辺からは幾つもの道が見え、奥には山が見える。
私を含めた三人が持っていた鞄を落とす程に驚いた。
「リリリ……リディア様の箱庭は……とても広いんですね」
「ええ、此処は入り口ですけれど、入り口だけでも広いですわね。右手の通路が畑に繋がっている通路ですわ。薬草畑や花畑、後は作物畑が沢山ありますの。上には採掘場、その隣の通路を行けば炭焼き小屋と陶芸小屋、その上に山がありますわ。では居住エリアに行きましょうか」
耳がついて行かない。
こんな広い箱庭なんて聞いたこともない!
驚きながら鞄を手に持ち、後ろを振り返ると海が見える。……海?
「リディア様、後ろに広がっているのはまさか、海ではありませんわよね?」
「ええ、海ですわ。深い所もあるから入る時は気を付けてね」
昔両親と姉と一緒に行ったことのある海が広がっていて、開いた口が閉じることもなくリディア様の後ろを着いて行くと、居住エリアと言われた場所は更に広かった……。
幾つもの家々が立ち並び、二階建ての大きな家も建っていて、滝が幾つも流れ、一つの大きな滝は浅瀬の川のようになっている。
橋を渡れば作業小屋も沢山立ち並び、テントも沢山見えますわ……。
「此処が居住エリアですわ。三人には一人暮らし用のアパートを一室ずつ貸しますから、そちらで生活をお願いしますわね。それと、箱庭で暮らす際には好きな恰好で宜しいですわ。皆さん楽な恰好で仕事をしていたりしますから」
「楽な恰好……ですか」
「女性ならワンピースとかですわね」
「なるほど……?」
「子供達は裸足で歩いていますけれど、サンダルが欲しかったらいつでも用意しますわ。それに砂浜は靴で歩くより、女性は歩きやすいサンダルが多いのよ」
「後でお願いします……」
「分かりましたわ! クウカとナウカにも作りましょうか?」
「「はい!」」
そんな話をしながらリディア様に案内されるまま、まずは着替えをすることになりましたの。
元々ワンピース系しか持っていない為、気楽なワンピースに着替えて外に出ると、クウカとナウカも楽な服装に着替えて出てきましたわ。
待合場所に向かうと、リディア様も楽なワンピース姿にサンダルと言う姿で立っていて、私たちの足のサイズを聞くと、その場でサンダルを作られましたの。
まさか――そんなっ!!
「「「ロストテクノロジー?」」」
「その通りですわ」
「リディア様はロストテクノロジー持ちでしたのね」
「ええ、わたくしの他に、弟子のフォルがロストテクノロジー持ちですわ」
『製薬師』よりも遥かに貴重なレアスキル……それならば、ダンノージュ侯爵家に嫁いでくるのも頷けますわね。
箱庭師と言う理由だけでは無かったのだわ。
いえ、箱庭師としても凄いけれど……凄く広いけれど!!!
そう思いつつ拳を握りしめていると、私とあまり年の変わらない二人の男女と、小さな男の子が駆け寄ってきましたわ。
「「お帰りなさい、リディア姉!」」
「お帰りなさい、師匠!」
「ただいま三人共。紹介しますわ、わたくしの一番弟子のファビーとフォル。ファビーは箱庭師ですわ。フォルはロストテクノロジー持ちで、最後の小さい子がロニエル。この子も箱庭師ですわ」
「初めまして、ボクはフォルと申します。リディア姉と一緒にアイテムを作っています」
「私はファビーです。日帰り温泉宿を箱庭で作り経営しています」
「ボクはロニエルです! 最近師匠の弟子になりました! 色々勉強中です!」
「ファビーも箱庭師として箱庭を開けなかった一人なのよ」
「「「え!」」」
「えへへ……本当に開けなかったんです。箱庭師って聞いても、どうやったら箱庭師になれるの? ってくらいわからなくて。でも、色々自分の好きな事を問い詰めて行って、気がついたら凄い温泉宿が出来ました!」
「ファビーの日帰り温泉宿は、年二回の行軍にも使われることになってますの」
「「「凄い……」」」
何よそれ、本当に凄いわ!!
国の行軍に使われる箱庭師って、相当レベルの高い箱庭師じゃないとダメじゃなかったかしら!?
「今は貴族が温泉に入りに来ることは無いんですけれど、毎日国王陛下御夫妻が入りに来てくれています」
「国王陛下が!? ご夫婦でですの!?」
「はい!」
――ありえない……。
そんな箱庭なんてあるの? 嘘よね? 嘘に違いないわ!
「今度の日の曜日にでも見に来られますか?」
「見てみたいです! リディア様の箱庭も凄いですが、色々な方々の箱庭を見せて頂いたんですが、どれも同じような物ばかりで」
「箱庭を商売として使えるのなら勉強したいです!」
「分かりました! 今度の日の曜日にご案内しますね! といっても、広さや温泉なんかは、リディア姉の箱庭をイメージして作ったんですが」
「「「温泉があるんですか?」」」
「ええ、わたくしの箱庭には温泉がありますわよ? 男女で分かれているから使いやすいと思いますけれど、疲労回復効果抜群ですわ!」
「それに、肌の汚れも落ちやすいですよね。私も最初こちらに来た時は肌もボロボロで汚かったんです。でも一週間温泉を堪能してたらゆで卵みたいな肌になりました。きっと美容効果が高いんですね!」
「美容効果……ですって!?」
私は気にせず身体を乗り出し、温泉を探しましたわ!
美容効果の高い温泉と聞いて食いつかない女性がいたら見てみたいものですわね!
そうよ……私だって温泉を作りたいわ!
美容効果の高い、素晴らしい温泉が!!
「女性は美容効果と聞くと、やはり反応するんですね兄さん」
「ああ、美は永遠のテーマだと言うからな」
「僕は作るなら薬湯が良いです。色々な病気に効きそうな温泉が」
「あら、それだとファビーの温泉と変わらないわよ?」
「つまり、リディア姉の温泉とも変わらないと言う事ね」
「むう、温泉……奥深い」
そんな会話も耳にしながら、わたくしは天啓を受けたような気分になりましたわ。
そうよ、何も移動用の箱庭である必要性はないのよ。
そこを売りにして集客できれば、それが一番……お父様もお母様も認めてくださるんじゃなくて?
ああ、でも製薬師としてのお姉様の立場は揺らがないわよね……。
結局私がどれだけ頑張っても……叶わないんだわ。
そう思うと胸に宿ったモノが萎んでいくのを感じた。
それがもの悲しくて……でも自分ではどうすることも出来なくて悲しくなった。
「まずは、あなた方が知っている箱庭師について教えて頂ける? わたくしも一応貴族だったんですけれど、箱庭師の事はタブーだったから何も知らないのよ」
「ああ、元の王国の時ではそうだったと聞いています」
「知っていることをお話しますね」
「ありがとう」
こうして、私は萎んだ気持ちをそのままに休憩所に向かって歩き、そこで箱庭師について語る兄弟を見つめることになるのだけど、彼らの方がまだ私より箱庭師の事を知っていることに、また心が萎むことになるのは、言うまでもなかった。
両親は何時も忙しく、でも姉にはトコトン甘い人達だった。
わたくしのスキルが分かるまでは同じように甘えさせてくれていたと思うけれど、令嬢のスキルが箱庭師と言うだけで世間では白い目で見られる。
そのスキルを持って生まれた私など、両親にしてみればいてもいなくても同じなのでしょう。
お姉様のスキルはとってもレアな『製薬師』だった。
『薬師』の上位スキルで、持っているだけで家に金が舞い込んでくるような、そんなスキル。
そんな姉だからこそ……私は要らない子供になったのよね。
自虐の笑みを浮かべそうになったけれど、箱庭師と言えば空間と空間を繋げるだけの家を持つだけの貧相なスキル。
それを、あのダンノージュ侯爵家は孫の嫁に貰ったと言うのだから驚いたわ。
今では王太子領でもダンノージュ侯爵領でも数多の商品を作り、どの家よりも潤沢な資金を持っていると言われるダンノージュ侯爵家。
王家も無視できない程のその資産と力に、私は少しでも縋りたかった。
例え、箱庭師の弟子入りと言う形で家を追い出されようとも。
リディア様は最初見た時は、息を呑むほど美しい方で驚いた。
アレだけの美しさがあれば、箱庭師と言われてもマイナスにはならない。
私のように肌の手入れもされずボロボロな令嬢なんて早々居ないとは思うけれど、自分が恥ずかしかった。
けれど、リディア様は屁理屈を並べる私の言葉に何故か俄然やる気を燃やし、案内された彼女の箱庭は――。
「……何ですの……? 此処は」
――余りにも広かった。
気温は一定に保たれ生活もしやすく、入り口からしか見てませんけれど池の周辺からは幾つもの道が見え、奥には山が見える。
私を含めた三人が持っていた鞄を落とす程に驚いた。
「リリリ……リディア様の箱庭は……とても広いんですね」
「ええ、此処は入り口ですけれど、入り口だけでも広いですわね。右手の通路が畑に繋がっている通路ですわ。薬草畑や花畑、後は作物畑が沢山ありますの。上には採掘場、その隣の通路を行けば炭焼き小屋と陶芸小屋、その上に山がありますわ。では居住エリアに行きましょうか」
耳がついて行かない。
こんな広い箱庭なんて聞いたこともない!
驚きながら鞄を手に持ち、後ろを振り返ると海が見える。……海?
「リディア様、後ろに広がっているのはまさか、海ではありませんわよね?」
「ええ、海ですわ。深い所もあるから入る時は気を付けてね」
昔両親と姉と一緒に行ったことのある海が広がっていて、開いた口が閉じることもなくリディア様の後ろを着いて行くと、居住エリアと言われた場所は更に広かった……。
幾つもの家々が立ち並び、二階建ての大きな家も建っていて、滝が幾つも流れ、一つの大きな滝は浅瀬の川のようになっている。
橋を渡れば作業小屋も沢山立ち並び、テントも沢山見えますわ……。
「此処が居住エリアですわ。三人には一人暮らし用のアパートを一室ずつ貸しますから、そちらで生活をお願いしますわね。それと、箱庭で暮らす際には好きな恰好で宜しいですわ。皆さん楽な恰好で仕事をしていたりしますから」
「楽な恰好……ですか」
「女性ならワンピースとかですわね」
「なるほど……?」
「子供達は裸足で歩いていますけれど、サンダルが欲しかったらいつでも用意しますわ。それに砂浜は靴で歩くより、女性は歩きやすいサンダルが多いのよ」
「後でお願いします……」
「分かりましたわ! クウカとナウカにも作りましょうか?」
「「はい!」」
そんな話をしながらリディア様に案内されるまま、まずは着替えをすることになりましたの。
元々ワンピース系しか持っていない為、気楽なワンピースに着替えて外に出ると、クウカとナウカも楽な服装に着替えて出てきましたわ。
待合場所に向かうと、リディア様も楽なワンピース姿にサンダルと言う姿で立っていて、私たちの足のサイズを聞くと、その場でサンダルを作られましたの。
まさか――そんなっ!!
「「「ロストテクノロジー?」」」
「その通りですわ」
「リディア様はロストテクノロジー持ちでしたのね」
「ええ、わたくしの他に、弟子のフォルがロストテクノロジー持ちですわ」
『製薬師』よりも遥かに貴重なレアスキル……それならば、ダンノージュ侯爵家に嫁いでくるのも頷けますわね。
箱庭師と言う理由だけでは無かったのだわ。
いえ、箱庭師としても凄いけれど……凄く広いけれど!!!
そう思いつつ拳を握りしめていると、私とあまり年の変わらない二人の男女と、小さな男の子が駆け寄ってきましたわ。
「「お帰りなさい、リディア姉!」」
「お帰りなさい、師匠!」
「ただいま三人共。紹介しますわ、わたくしの一番弟子のファビーとフォル。ファビーは箱庭師ですわ。フォルはロストテクノロジー持ちで、最後の小さい子がロニエル。この子も箱庭師ですわ」
「初めまして、ボクはフォルと申します。リディア姉と一緒にアイテムを作っています」
「私はファビーです。日帰り温泉宿を箱庭で作り経営しています」
「ボクはロニエルです! 最近師匠の弟子になりました! 色々勉強中です!」
「ファビーも箱庭師として箱庭を開けなかった一人なのよ」
「「「え!」」」
「えへへ……本当に開けなかったんです。箱庭師って聞いても、どうやったら箱庭師になれるの? ってくらいわからなくて。でも、色々自分の好きな事を問い詰めて行って、気がついたら凄い温泉宿が出来ました!」
「ファビーの日帰り温泉宿は、年二回の行軍にも使われることになってますの」
「「「凄い……」」」
何よそれ、本当に凄いわ!!
国の行軍に使われる箱庭師って、相当レベルの高い箱庭師じゃないとダメじゃなかったかしら!?
「今は貴族が温泉に入りに来ることは無いんですけれど、毎日国王陛下御夫妻が入りに来てくれています」
「国王陛下が!? ご夫婦でですの!?」
「はい!」
――ありえない……。
そんな箱庭なんてあるの? 嘘よね? 嘘に違いないわ!
「今度の日の曜日にでも見に来られますか?」
「見てみたいです! リディア様の箱庭も凄いですが、色々な方々の箱庭を見せて頂いたんですが、どれも同じような物ばかりで」
「箱庭を商売として使えるのなら勉強したいです!」
「分かりました! 今度の日の曜日にご案内しますね! といっても、広さや温泉なんかは、リディア姉の箱庭をイメージして作ったんですが」
「「「温泉があるんですか?」」」
「ええ、わたくしの箱庭には温泉がありますわよ? 男女で分かれているから使いやすいと思いますけれど、疲労回復効果抜群ですわ!」
「それに、肌の汚れも落ちやすいですよね。私も最初こちらに来た時は肌もボロボロで汚かったんです。でも一週間温泉を堪能してたらゆで卵みたいな肌になりました。きっと美容効果が高いんですね!」
「美容効果……ですって!?」
私は気にせず身体を乗り出し、温泉を探しましたわ!
美容効果の高い温泉と聞いて食いつかない女性がいたら見てみたいものですわね!
そうよ……私だって温泉を作りたいわ!
美容効果の高い、素晴らしい温泉が!!
「女性は美容効果と聞くと、やはり反応するんですね兄さん」
「ああ、美は永遠のテーマだと言うからな」
「僕は作るなら薬湯が良いです。色々な病気に効きそうな温泉が」
「あら、それだとファビーの温泉と変わらないわよ?」
「つまり、リディア姉の温泉とも変わらないと言う事ね」
「むう、温泉……奥深い」
そんな会話も耳にしながら、わたくしは天啓を受けたような気分になりましたわ。
そうよ、何も移動用の箱庭である必要性はないのよ。
そこを売りにして集客できれば、それが一番……お父様もお母様も認めてくださるんじゃなくて?
ああ、でも製薬師としてのお姉様の立場は揺らがないわよね……。
結局私がどれだけ頑張っても……叶わないんだわ。
そう思うと胸に宿ったモノが萎んでいくのを感じた。
それがもの悲しくて……でも自分ではどうすることも出来なくて悲しくなった。
「まずは、あなた方が知っている箱庭師について教えて頂ける? わたくしも一応貴族だったんですけれど、箱庭師の事はタブーだったから何も知らないのよ」
「ああ、元の王国の時ではそうだったと聞いています」
「知っていることをお話しますね」
「ありがとう」
こうして、私は萎んだ気持ちをそのままに休憩所に向かって歩き、そこで箱庭師について語る兄弟を見つめることになるのだけど、彼らの方がまだ私より箱庭師の事を知っていることに、また心が萎むことになるのは、言うまでもなかった。
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