カントボーイ専門店でとろとろになるまで愛される話

桜羽根ねね

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4:ムジカクな掃除

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「ん、っ、ごめ、なさい……っ、こんな、きたないもの……っ、んちゅ、かけてっ……」

 彼がしゃがんでいるのをいいことに、唇から顎にかけて、濡れている所に必死に舌を這わす。首筋や鎖骨もちゅうちゅう吸って、おしっこの痕跡を消していく。味は何故かなかったけど、今はそんなこと気にしてられない。

「……それさぁ、無自覚?」
「え……?」
「いいえ、何でもないですよ。廣松様、よろしければここも……」

 かぱり、と口を開けて出された舌に、僕は迷いなくしゃぶりついた。まさか飲ませてしまっていただなんて。せめて嫌な味が消えてくれればいいとばかりに、ピチャピチャジュルジュル舌を絡める。

 プシュッ♡プシャアァッ♡

 うぅ♡どうして……♡またおしっこ漏れてる……っ♡
 ああ、でも、唇離したくない……。むちゅむちゅくっつけてたい……♡

 暫くの間、僕はひたすらに口の中を綺麗に舐めしゃぶって……、逆に彼からも咥内をたっぷり舐められて、ようやく離れた時には複数の銀の橋が繋がった。

「ん、う……、ふぅ……、ありがとうございます。廣松様とのキス、とても気持ちよかったですよ」
「あ、ひぅ……、きしゅ……?」

 ポタポタ落ちるおしっこを隠すようにもじもじしながら、言われた言葉を反芻する。

 キス。
 そうだ、あれはキスだった。しかもがっつり舌を絡めたベロキス。

「~~~~~っっ♡♡」

 い、いくら混乱していたとはいえ、僕はなんてことを……っ!

「ご、ごめんな、さ……っ」
「謝らないでください。それより、もっと気持ちいいことをしましょう?」
「……きもち、いいこと……?」
「ええ。……どうやら廣松様のデカクリは感度が良すぎるようですので、おまんこをよしよしトントンしてとろとろにしてあげます」

 うっとりするような笑顔で囁かれて、僕は自然と頷いていた。きゅんきゅん疼くおまんこから、おしっこじゃない何かが垂れていく感覚がする。クリちんぽ……デカクリはビンビンに勃起したままだけど、自分で触る勇気はない。

 ……当初の予定とは違ったけど、折角こんな身体になれたんだ。小さいクリちんぽも、カントボーイならデカクリだし……♡それに、彼ともっと触れ合っていたい。

「あ……。な、名前……。名前、教えてください」
「ああ、伝えそびれていましたね。俺はマトイといいます」
「マトイ、さん……。あの、ぼ、僕のことも、帆夏って呼んでください」
「ほのかくん……、可愛い名前ですね。ほのちゃんって呼びましょうか」
「っ♡お、お願いします……♡あ、えっと……、僕の、帆夏のおまんこ、とろとろにしてください……っ♡」
「……だからそれ、無自覚でやってんの?」

 勝手が分からないなりに、おまんこを拡げるようにして見せると、彼の……マトイさんの口から敬語が外れた言葉が漏れてきた。さっきもそうだったけど、素のマトイさんはそういう口調なのかな。どんな喋り方でもかっこいいなんて、憧れてしまう。

「んんっ、……それじゃあ、始めましょうか」
「っ、はい……♡」

 優しく肩を抱かれて、軽いキスを一つ。案の定、僕の出来たてよわよわおまんこはチョロッとおしっこを漏らしてしまった。


*****
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