カントボーイ専門店でとろとろになるまで愛される話

桜羽根ねね

文字の大きさ
7 / 11

7:ラブハメの時間

しおりを挟む
「可愛い、ほのちゃん。好き、大好き……。ずっとこうしていたいくらい」
「あ♡っ、ぉ゛ほ……っ♡ぼ、僕も♡好きです♡だい、しゅぎっ♡ひあ゛ああぁっ♡♡」
「は~~、ほんと可愛い。マジで俺好み。お互い絶倫みたいだし、相性最高じゃん」
「あ゛っ♡ん゛いっ♡♡マトイしゃっ♡ぐぷぐぷしないれっ♡♡ん゛ほっ♡抜げたらっ、マトイしゃんのザーメン、漏れひゃうからぁっ♡♡」
「は、何その理由。……かーわいぃ♡」
「んっ♡んぅ……、ちゅ、ふ、むにゅ……♡♡」

 ……あれから、一体何時間経っただろう。
 びしょ濡れのベッドの上で、バスルームで、鏡の前で、僕達は何度も何度も繋がった。僕のおまんこはすっかりマトイさんの形になって、今も離さないとばかりに咥えている。
 お互い横になって向かい合ったまま、キスをしながらゆるゆるパコパコ♡おまんこだけじゃなくて、ケツまんこにもザーメンをたっぷり注いでもらった後、アナルパールで蓋をしてもらっている。さっきは抜かれそうになったけど、止めてくれてよかった♡

 僕のデカクリには指サックみたいなクリオナホが装着されていて、マトイさんが気まぐれにシコシコしてくれる♡何度も何度も甘イキメスイキ本気イキしたから、部屋の中はえっちな匂いでいっぱいだ♡

 ……それでも、きっともう、終わりが近づいている。

「……マトイさん……♡あと、何回ハメハメできますか……♡」
「んー……、これを抜いたら、あと一回かな」
「っ……!」
「そんな泣きそうな顔するなよ。また会いに来ればいいだろ」
「…………はい……」

 くしゃくしゃと頭を撫でながらキスをしてくれるマトイさん。『恋人』になってくれた彼は少し口調が砕けて、優しくて甘いのは変わらなくて、単純な僕はすっかり虜になって……好きになってしまった。特にこの声。僕の弱くて柔いところを、全部包んでくれるような低音が心地良い。前にどこかで聞いたような気もするけど……、思い出せないや。

 きっと、僕みたいに彼の虜になったお客さんはいっぱい居るんだろう。仕方ないことだと分かっていても、寂しく感じてしまう。……いや、こんな傲慢な考えは駄目だ。せめて良客だったなと思ってほしい。不毛な想いは、閉じ込めておかないと。

「マトイさん、最後は寝バックでもいいですか……?」
「寝バック?ほのちゃんはキスハメの方が好きだろ?」
「っ……、……う、後ろからガツガツされるのも好きなんです♡デカクリや乳首もこすこす擦れて気持ちいいですし♡」
「……まあ、ほのちゃんが望むなら叶えてやるよ」

 キャストと客という関係なのに、ハメたのは今日が初めてなのに。
 僕がキスハメが好きだってことを、分かってくれた。それだけでもう……幸せだ。

「あ゛っ♡んひぃ゛っっ♡♡ふか、い……っっ♡♡おぢんぽっ♡♡おぐまで、きでりゅっ♡♡♡ん゛っ♡好き……、すきっ、だいすき、マトイさん……っっ♡♡♡」

 逃げられない……逃げようとも思わない快感を叩きつけられながら、目から零れた水分を枕に染み込ませた。


*****
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!

ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。 牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。 牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。 そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。 ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー 母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。 そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー 「え?僕のお乳が飲みたいの?」 「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」 「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」 そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー 昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!! 「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」 * 総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。 いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><) 誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。

【BL】捨てられたSubが甘やかされる話

橘スミレ
BL
 渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。  もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。  オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。  ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。  特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。  でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。  理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。  そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!  アルファポリス限定で連載中  二日に一度を目安に更新しております

獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果

ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。 そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。 2023/04/06 後日談追加

こわがりオメガは溺愛アルファ様と毎日おいかけっこ♡

なお
BL
政略結婚(?)したアルファの旦那様をこわがってるオメガ。 あまり近付かないようにしようと逃げ回っている。発情期も結婚してから来ないし、番になってない。このままじゃ離婚になるかもしれない…。 ♡♡♡ 恐いけど、きっと旦那様のことは好いてるのかな?なオメガ受けちゃん。ちゃんとアルファ旦那攻め様に甘々どろどろに溺愛されて、たまに垣間見えるアルファの執着も楽しめるように書きたいところだけ書くみたいになるかもしれないのでストーリーは面白くないかもです!!!ごめんなさい!!!

飼われる側って案外良いらしい。

なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。 向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。 「まあ何も変わらない、はず…」 ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。 ほんとに。ほんとうに。 紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22) ブラック企業で働く最下層の男。顔立ちは悪くないが、不摂生で見る影もない。 変化を嫌い、現状維持を好む。 タルア=ミース(347) 職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。 最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…? 2025/09/12 1000 Thank_You!!

お兄ちゃんができた!!

くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。 お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。 「悠くんはえらい子だね。」 「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」 「ふふ、かわいいね。」 律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡ 「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」 ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。

仕方なく配信してただけなのに恋人にお仕置される話

カイン
BL
ドSなお仕置をされる配信者のお話

ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました

あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」 完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け 可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…? 攻め:ヴィクター・ローレンツ 受け:リアム・グレイソン 弟:リチャード・グレイソン  pixivにも投稿しています。 ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。

批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。

処理中です...