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第二部:新婚編
12:薔薇色グラフィティ
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「よかったら、これ貰ってください。隣町で縹君が働いているお店のサービス券です」
「また遊びに来てな。今度はえっちなしで出迎えるさかい」
そう言って、二人の旦那に肩を抱かれながら家に戻っていった天路くんと桜くん。アレな声や水音が扉を突き抜けて聞こえてきたけど、何も聞かなかったことにした。
すごいなぁ……、昨日もたくさんヤってたのに今日も朝からだなんて。僕も何日間か続けてヤったことはあるけど、最後の方はほとんど記憶がない。もっと体力つけないとな……。
「クロ、サービス券ってどこの店だ?」
「えっ、と……、僕もよく分からないけど、隣町に行ったら分かるかな?『ラブラビ』ってお店みたい」
「……ああ。あそこか」
「知ってるの?」
「オレは使ったことねぇが、クソ兄貴が好んで注文してるとこだよ」
「兄貴……って、ま、魔王……プライマさんが?」
通販みたいなことしてるんだなぁ……。でも、プライマさんが買ってる物、ちょっと気になるかも。それに、縹くんも居るみたいだし。
「行ってみようよ、ルトラ」
「……ま、折角だしな」
そうして行先が決まった僕達は、少し離れた隣町へと飛び立つことにした。
*****
目当てのお店、ラブラビはすぐに見つけることが出来た。何せ外装がやけに華々しくて、遠目からでも目立っていたからだ。
だけど、それよりも。
「は……っ、縹くん……!?」
店の外、ショーウィンドウの前に立っている縹くんが、とんでもないことになっていた。
程よくついた筋肉が惜しみなく晒されていて……、つまりは全裸で。ガニ股に開かれた脚の中心、勃起した大きなおちんちんに、ハート型の看板がかけられていた。両手を頭の後ろで組んでいて、道行く人に「いらっしゃいませ」と声をかけている。
身体にはキスマークや歯型だけじゃなくて、『絶倫早漏ちんぽ♡』『デコピンでイきます♡』『クソザコ乳首♡』『おまんこ待機中♡』『ローズ専用♡』といった丸文字が書かれている。肥大した乳首はクリップで挟まれていて、アナルからは数本のコードが、おちんちんの先端にはオナホのような物が被さっていて……、とにかく、すごい。
「いらっしゃいま……、……っあ……」
そんな彼とバチリと目が合ってしまった僕は、一体どうすればいいんだろう。
「あ……、えと……、お、覚えてる……?一緒のクラスだった……」
「くろ、かわ……」
三白眼を大きく見開いた縹くんは、硬派だったのが嘘のようにとろりと微笑んだ。
「クラスメイトの顔くらい覚えているさ。久しぶりだな」
「う、うん。久しぶり、縹くん……」
剣道部主将だった彼の身体は、見惚れる程引き締まっている。ただ、あまりにも性的に飾られていて目のやり場に困ってしまう。というか、こんなことをさせられて恥ずかしくないの……?
「今はちょうど客がいないから、旦那様に紹介しよう。ついてきてくれ」
そう言って看板を外して歩き始めた縹くんのお尻には、コードだけじゃなくて尻尾付きのプラグまで挿入されていた。
「……なんだ、あれに興味あるのか?」
「っ……!な、ないよ!玩具よりルトラのおちんちんの方がい、……っぃ……、あ、わわ、い、今のなし……っ!」
「ふうん……、……今日の夜は、いつもよりじっくり抱いてやるよ」
「は、わ……♡」
自爆してしまった恥ずかしさより、じっくりえっちを嬉しいと思ってしまう時点で、僕もかなり染まってるのかもしれない……♡
「あれーっ、はなちゃんどうしたの?看板嫁のお仕事、ちゃんとしないと駄目でしょ?」
「旦那様、俺の客が来たんだ。紹介してもいいだろうか」
「え?……って、やだやだ王弟様じゃーん!いつも魔王様にはご愛顧してもらってまーす!」
きゅるん、という擬音が似合いそうなピンクツインテールのうさ耳美少女が、お店の奥からぴょこんと跳ねてくる。え、でも旦那様って呼ばれてたから……、男……?
「いい趣味してるな、店長」
「えへへっ、私特製の魔道具ちゃん達ですよー!そういえば、魔王様が写し身絵筆を買われたって宣伝したら、それだけで売上が倍の倍!ありがとうございます♡」
「そっちの意味で言ったんじゃねぇよ」
ルトラが縹くんにチラリと目をやると、兎獣人は納得したようにポンと手を叩いた。
「はなちゃんは羞恥プレイが大好きだから問題なし、なんだよ♡これまで真面目に生きてきたんだろうね~、その反動で今は私と私のおちんぽがだぁ~いすきな可愛い可愛いお嫁さんになってくれたんだ♡看板代わりになりたいって言ったのも、身体に落書きしてほしいって言ったのもはなちゃんだもんね♡」
「う……♡そ、そうだ♡旦那様の嫁だってことを、皆に見てほしくて……♡」
体格差がすごいのに、うっとりと見つめ合う二人はそれを感じさせないくらいのラブラブっぷりだ。
身体に落書きかぁ……。ルトラの名前を書いてもらって、所有物気分を味わうのもいいかも……。……いや、何やってもらう気でいるんだろ。自重自重。
「おっと、自己紹介が遅れちゃったね。私はラブラビの店主ローズだよ。よろしく~♡」
「あ……。く、黒河です」
「うん、知ってる知ってる♡王弟様のお嫁さんだよね~……って、その手に持ってるのうちのサービス券じゃん!だったら話は早いよ~!」
ツインテールをふわりと靡かせながら、ローズさんがにっこりと微笑む。本当に男なのか首を傾げるくらいの美少女っぷりだ。
「私の自慢の魔道具ちゃん、好きなものを試しちゃってよ!あっちの部屋で、好きなだけたっぷりと、ね♡」
「へぇ。じゃあクロが選んだやつを試してみるか」
「えっ……!?」
「ほとんどえっちな仕様だけど、そうじゃないのもあるからね。何を選ぶのかたっのしみ~♡」
えっちな魔道具ばかりじゃないって言われても……。
正直、見た目だけだとどんな効果があるのかわからない。水晶玉みたいな物とか、オルゴールみたいな物とか、見た目はなんとなく見たことがある物が多いけど。
勿論あからさまにバイブっぽい物も並んでいて、じわりと頬が熱くなるのを感じた。
「うーん。迷ってるみたいだから、はなちゃんのオススメ教えてあげたら?」
「ああ、そうだな。……黒河、これなんてどうだ」
一人だけ裸で、しかも玩具がずっと震えているのに、縹くんは至って普通の接客をするように、万華鏡のような筒を手渡してきた。
「これ、万華鏡……?」
「それに近いが、見えるのは自分と伴侶の行為中の姿だ。360度どこからでも眺めることが可能な、過去映しの淫筒という名の魔道具さ」
「そ、れは、ちょっと、恥ずかしいかな……」
「そうか?俺はよくローズがオナってるのを見ながらおまんこ弄りするのが好きなんだが。俺をオカズにして長いちんぽをシコるローズはすごく雄みがあってかっこいいんだ」
「へ……。一人の時のも見れるんだ……」
これまでたくさんえっちしてきたけど、ルトラがオナニーしてるとこは見たことがない。いつも僕の方が先にバテて寝ちゃうから、もしその後に扱いていたりしたら……?
思わず、こくりと喉を鳴らしてしまった。
「ちょっとちょっと~?はなちゃん、初耳なんだけど?なに、そんな可愛いことこそこそシてたわけ?」
「あ、旦那様……っ♡」
むにぃ、と縹くんのおしりを揉みながら、ローズさんがひょっこりと間に入ってきた。玩具を挿れられていてもほとんど感じていなかったのに、一瞬でくったりと蕩けた顔になる縹くん。
「オナニーなんていくらでも直接見せてあげるのにさ~。……何なら今からヤっちゃおっか。うん、それがいいよね!突発セックスデーにしちゃお♡」
にまりと口角を上げたローズさんが指を鳴らすと、可愛くデコられた扉がガチャンと施錠された。
「ほらほら、君も早く選んじゃって!私の魔道具でいっぱい気持ちよくなろうね~」
「えっ、いや、えぇ……!?」
さっきは縹くんにオススメを教えてもらえば、って言ってたのに。変わり身の速さに唖然としていると、いつの間にか傍に来ていたルトラが小さく溜息を吐いていた。
「クソ兄貴から聞いてはいたが……、気分屋ローズの名前の通りだな。まともに取り合うだけ無駄だから大人しく従っとけ」
「あ、え、う……、うん」
ピンクのうさ耳と尻尾を上機嫌に揺らしているローズさんは、早く早くとでも言うように手招きをしてくる。折角だから何か魔道具を……、さっきの万華鏡も気になるけど、本物のルトラが隣にいるわけだから……。
「(あ……)」
部屋に向かう途中で見かけた『それ』に、咄嗟に手を伸ばしてしまう。ルトラにばっちり見られたと思うし、僕が何をしてほしいのか察したかもしれない。
……僕が手に取ったのは、マーカーのような黒いペン。あからさまな言葉は恥ずかしいけど、僕もルトラに書いてほしいなって、思ってしまったから。
「あー……」
ぐっと肩を抱いて尻尾も絡めてきたルトラは、前髪をぐしゃりと乱していた。表情は見えないけど、嫌がってるようには見えない。寧ろ何だか興奮しているような……?
何にせよ、いっぱい好きって書いてくれたら嬉しいな。
*****
「あっ、そのペンを選んだんだ~。見かけによらずやーらし~♡はなちゃんも使ったことないのにね」
「んっ、んう。旦那しゃま……ぁっ♡」
「えっ」
パンパンパンパンッ♡♡
ドチュ♡ドチュ♡ドチュッッ♡
縹くんの尻たぶがぐにゅりと潰れる勢いで腰を振りながら、ローズさんはそんな爆弾を落としてきた。
「それはね、敏感メス堕ち淫紋ペンだよ。普通にペンとしても使えるんだけど、とってもだーい好きな伴侶からお腹に淫紋を書いてもらうと、触られただけで何度もメスイキするどすけべちゃんになるんだ~。だからそのペンを選ぶってことは、今からはちゃめちゃに抱き潰してください♡って言ってるようなもの、だよっ♡」
「ひぎゅっ、んおおおぉ♡おぐっ、ぎもちいッッ♡♡」
「はぁ~……♡はなちゃんのとろまんさいっこぉ♡遅漏なのにすぐ搾り取られちゃいそう」
激しい肉音と嬌声が響く中、僕はペンを片手に固まることしか出来なかった。
試遊室と書かれた部屋の中に入るや否や、玩具を抜いて激しくまぐわい始めたローズさん達にも驚いたけど、今はそれよりも自分がとんでもない物を選んでしまったことで思考がパンクしそうだ。
い、いくら知らなかったとはいえ、あんなに魔道具があったのに、ピンポイントでこれを選ぶなんて……。
それにきっと、ルトラはこれの効果を分かってたんだ。あの反応は興奮で合ってたし、今も視線だけで孕みそうなくらいの熱を感じる。
「う、ち、ちが……っ。ただ、僕は、ルトラに、ど、独占欲みたいなもの、形にしてほしくて……」
う、うわあ、言い訳すらも恥ずかしい……!
今、頭の上で卵割られたら目玉焼きが出来そうだ。
「まあ、そうだろうなとは思ってたけど。どうする?クロが嫌なら無理強いはしねぇよ」
優しいけど、ルトラはひどい。選択を僕に委ねてくるなんて。こんなの、効果が分かった上で使うなんて言ったら。本当にどすけべじゃんか。
「……き、きれいに、かいて」
……ああ、それなのに。
どうして僕の口は勝手に動いてしまったんだろう。自分で服を捲り上げてお腹を晒すと、当たり前のようにペンをルトラに渡していた。
広々とした室内はすごく清潔なのに、ベッドの上は熱がこもって茹だりそうだ。
何度も射精している縹くんに後押しされるかのように、僕は場の空気に呑まれることに……、呑まれたことに、した。
「お望み通り、しっかり描いてやるよ」
ぎし、とマウントを取ったルトラが、迷うことなくペンを滑らせてくる。予想していたよりも擽ったくて、ぞくぞくしてしまう。
てっきりハート模様を描かれると思っていたら、僕には読めない文字のようなモノが肌の上に生まれていた。
魔界の文字は、象形文字みたいな形だけど何故か日本語として認識出来る。それなのに読めないってことは、文字じゃないのかな……?
「んっ、あ、はぁ……♡……って、うわ~、魔王様も溺愛タイプだけど、王弟様も似てるねぇ。古代語で最上級の愛、だなんてさぁ。やるぅ~」
「っ、お前、読めるのかよ……。くそ、解説するな」
「あははっ、無理無理!私は根っからの気分屋で、楽しいことがだーい好きだからねっ」
「ふお、う、うう、旦那様♡ローズぅ、ぞこっ、けっちょう、ぐぽぐぽずるのっ、ずきいぃっ♡」
「そうだね~、私も大好き♡はなちゃんのおまんこが好き好きって締め付けてくるの、すっごく気持ちいいよ♡あ~~、精子あがってきたっ、出すから全部飲んで、はなちゃんっっ♡♡」
「お゛っ、んおおおおぉ~~ッッ♡」
大量の精液を中出しされて感じ入っている縹くん。
僕、僕も、なかにほしい。僕に分からないようにこっそり特大の愛を描いてくれた、ルトラの子種が……♡
きゅううううぅぅぅんっっ♡♡♡
「~~~っっ♡♡ほ、ぉ……♡♡♡あ……、ん゛、ふ、ぁん……っ♡」
「……クロ?お前、まさか……」
「ふー……、わ、もしかして触られるどころか見つめられただけでメスイキしちゃった?敏感すぎるどすけべちゃんじゃーん」
「あ……♡へん、からだ……っ♡イくの、とまんな、……っ♡♡んううぅッッ♡♡」
ピンッと伸びた脚の中心で、勃起したおちんちんがぶるんと揺れる。精液、出てないのに。ずっとずっとイってる……っ♡
「ひ、んうううぅ、あ、だ、め、みりゃれたら、~~ッッ♡♡」
びくびくと腰が跳ねて、精液の代わりにプシャッと潮が飛び出した。
やばい。このイき方はやばい……っ。戻れなくなる、おかしくなるッ……♡♡。
「クロ、ゆっくり息しろ。オレに全部委ねてこい」
「は、んお……♡」
甘イキが止まらない中、そっと抱きしめてきたルトラの香りで脳内がバチバチとスパークする。
あつい。あたまも、おなかも、おまんこも、ぜんぶあつい♡
「ん、んへ♡ると、らぁ♡きもちい、しあわしぇ♡ん、んちゅ、うぅ♡」
もう、るとらのことしか、かんがえられない……っ♡♡♡
*****
「──クロ、大丈夫か?」
「だ、だいじょ、ぶ。その、ルトラ、僕記憶が飛んでるんだけど、へ、変なこと言ったりしてなかった?」
びっくりするくらい動けないのに、それに反してすっきりしている矛盾した身体で目が覚めた僕は、昨日の記憶のほぼ全てが飛んでしまっていた。あのいやらしいペンで書いてもらったのは覚えてるけど……、それ以降にヤったであろう内容が思い出せない。
「あー……、まあとにかく射精しないでイきまくってたな。オレの視線と声、それから頭撫でてもイってたし、挿入してる時はずっとイきっぱで可愛かったぞ。うれションしながら種付け強請ってきたりもしたな」
「そ、そんなに、恥ずかしいこと、いっぱい……?う、うう……、そんな風になるはずじゃ……」
「……今度は、普通のペンで書いてやるよ」
「え、あ……っ」
すり、とお腹を撫でられて、アナルがきゅうっと小さく疼いた。
服の下が気になって確認すると、ルトラが書いてくれた愛の言葉は消えていて、ホッとすると同時に少し勿体ないとも思ったり。
「起きて早々ラブラブだね~♡はいっ、お水持ってきたから飲んで飲んで!私の特製媚薬も入れたかったけど、我慢してあげたよ」
「わ、ロ、ローズさん……?髪の毛が……」
「ん?……ああ、ツインテールも魔道具の一つなんだ~」
さっぱりとした短髪姿のローズさんは、美少女から美少年に変貌していた。水を受け取りながら思わずその姿を追うと、隣のベッドで眠っている縹くんの耳に濃厚なキスを始めてしまった。……み、水音がすごい……!
「……う、あ、ひゃ……んっ、……ふ、ぁ……、ろー、ず……?」
「おはよう、はなちゃん♡」
顔を火照らせながらむくりと起き上がった縹くんは、何とも可愛いピンクのパジャマを着せられていた。今気付いたけど、僕も色違いの水色パジャマだ。特に変な気持ちになったりはしないから、魔道具じゃなくて普通の服なんだと思う。
「あ……、俺……」
ぱちり、と瞬きをした縹くんの顔から、ぶわりと汗が吹き出す。
そのまま赤くなった顔を覆うと、布団の中にくるまってしまった。
「うわああああああああっっっ!!!違う違う違う!は、ははは恥ずかしい……っっ!!お、俺はあんなっ、あんな格好で外に立つつもりじゃ、う、うううう~~~っっ!!」
こもりながら聞こえてきたのは、羞恥に塗れた悲鳴だ。
え……?昨日はあれだけ平然としてたのに、今……?
「はなちゃんはね~、服を着ると一気に羞恥心が蘇るようになっちゃったんだ♡裸になるとスイッチが入って、どんなえっちなことでも平然としちゃうんだけどね~。ほんと、私のお嫁さんはかっっっわいいなぁ♡♡」
「あ、あああ、忘れてくれ、いやだ、恥ずかしい……っ」
「もー、仕方ないなぁ♡はなちゃんの羞恥を紛らわせてあげるよ♡」
そう言ってローズさんまで布団の中に入っていって……。
こんもりと膨らんだその中から、甘い喘ぎ声がひっきりなしに聞こえてくるまで、そう時間はかからなかった。
「また遊びに来てな。今度はえっちなしで出迎えるさかい」
そう言って、二人の旦那に肩を抱かれながら家に戻っていった天路くんと桜くん。アレな声や水音が扉を突き抜けて聞こえてきたけど、何も聞かなかったことにした。
すごいなぁ……、昨日もたくさんヤってたのに今日も朝からだなんて。僕も何日間か続けてヤったことはあるけど、最後の方はほとんど記憶がない。もっと体力つけないとな……。
「クロ、サービス券ってどこの店だ?」
「えっ、と……、僕もよく分からないけど、隣町に行ったら分かるかな?『ラブラビ』ってお店みたい」
「……ああ。あそこか」
「知ってるの?」
「オレは使ったことねぇが、クソ兄貴が好んで注文してるとこだよ」
「兄貴……って、ま、魔王……プライマさんが?」
通販みたいなことしてるんだなぁ……。でも、プライマさんが買ってる物、ちょっと気になるかも。それに、縹くんも居るみたいだし。
「行ってみようよ、ルトラ」
「……ま、折角だしな」
そうして行先が決まった僕達は、少し離れた隣町へと飛び立つことにした。
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目当てのお店、ラブラビはすぐに見つけることが出来た。何せ外装がやけに華々しくて、遠目からでも目立っていたからだ。
だけど、それよりも。
「は……っ、縹くん……!?」
店の外、ショーウィンドウの前に立っている縹くんが、とんでもないことになっていた。
程よくついた筋肉が惜しみなく晒されていて……、つまりは全裸で。ガニ股に開かれた脚の中心、勃起した大きなおちんちんに、ハート型の看板がかけられていた。両手を頭の後ろで組んでいて、道行く人に「いらっしゃいませ」と声をかけている。
身体にはキスマークや歯型だけじゃなくて、『絶倫早漏ちんぽ♡』『デコピンでイきます♡』『クソザコ乳首♡』『おまんこ待機中♡』『ローズ専用♡』といった丸文字が書かれている。肥大した乳首はクリップで挟まれていて、アナルからは数本のコードが、おちんちんの先端にはオナホのような物が被さっていて……、とにかく、すごい。
「いらっしゃいま……、……っあ……」
そんな彼とバチリと目が合ってしまった僕は、一体どうすればいいんだろう。
「あ……、えと……、お、覚えてる……?一緒のクラスだった……」
「くろ、かわ……」
三白眼を大きく見開いた縹くんは、硬派だったのが嘘のようにとろりと微笑んだ。
「クラスメイトの顔くらい覚えているさ。久しぶりだな」
「う、うん。久しぶり、縹くん……」
剣道部主将だった彼の身体は、見惚れる程引き締まっている。ただ、あまりにも性的に飾られていて目のやり場に困ってしまう。というか、こんなことをさせられて恥ずかしくないの……?
「今はちょうど客がいないから、旦那様に紹介しよう。ついてきてくれ」
そう言って看板を外して歩き始めた縹くんのお尻には、コードだけじゃなくて尻尾付きのプラグまで挿入されていた。
「……なんだ、あれに興味あるのか?」
「っ……!な、ないよ!玩具よりルトラのおちんちんの方がい、……っぃ……、あ、わわ、い、今のなし……っ!」
「ふうん……、……今日の夜は、いつもよりじっくり抱いてやるよ」
「は、わ……♡」
自爆してしまった恥ずかしさより、じっくりえっちを嬉しいと思ってしまう時点で、僕もかなり染まってるのかもしれない……♡
「あれーっ、はなちゃんどうしたの?看板嫁のお仕事、ちゃんとしないと駄目でしょ?」
「旦那様、俺の客が来たんだ。紹介してもいいだろうか」
「え?……って、やだやだ王弟様じゃーん!いつも魔王様にはご愛顧してもらってまーす!」
きゅるん、という擬音が似合いそうなピンクツインテールのうさ耳美少女が、お店の奥からぴょこんと跳ねてくる。え、でも旦那様って呼ばれてたから……、男……?
「いい趣味してるな、店長」
「えへへっ、私特製の魔道具ちゃん達ですよー!そういえば、魔王様が写し身絵筆を買われたって宣伝したら、それだけで売上が倍の倍!ありがとうございます♡」
「そっちの意味で言ったんじゃねぇよ」
ルトラが縹くんにチラリと目をやると、兎獣人は納得したようにポンと手を叩いた。
「はなちゃんは羞恥プレイが大好きだから問題なし、なんだよ♡これまで真面目に生きてきたんだろうね~、その反動で今は私と私のおちんぽがだぁ~いすきな可愛い可愛いお嫁さんになってくれたんだ♡看板代わりになりたいって言ったのも、身体に落書きしてほしいって言ったのもはなちゃんだもんね♡」
「う……♡そ、そうだ♡旦那様の嫁だってことを、皆に見てほしくて……♡」
体格差がすごいのに、うっとりと見つめ合う二人はそれを感じさせないくらいのラブラブっぷりだ。
身体に落書きかぁ……。ルトラの名前を書いてもらって、所有物気分を味わうのもいいかも……。……いや、何やってもらう気でいるんだろ。自重自重。
「おっと、自己紹介が遅れちゃったね。私はラブラビの店主ローズだよ。よろしく~♡」
「あ……。く、黒河です」
「うん、知ってる知ってる♡王弟様のお嫁さんだよね~……って、その手に持ってるのうちのサービス券じゃん!だったら話は早いよ~!」
ツインテールをふわりと靡かせながら、ローズさんがにっこりと微笑む。本当に男なのか首を傾げるくらいの美少女っぷりだ。
「私の自慢の魔道具ちゃん、好きなものを試しちゃってよ!あっちの部屋で、好きなだけたっぷりと、ね♡」
「へぇ。じゃあクロが選んだやつを試してみるか」
「えっ……!?」
「ほとんどえっちな仕様だけど、そうじゃないのもあるからね。何を選ぶのかたっのしみ~♡」
えっちな魔道具ばかりじゃないって言われても……。
正直、見た目だけだとどんな効果があるのかわからない。水晶玉みたいな物とか、オルゴールみたいな物とか、見た目はなんとなく見たことがある物が多いけど。
勿論あからさまにバイブっぽい物も並んでいて、じわりと頬が熱くなるのを感じた。
「うーん。迷ってるみたいだから、はなちゃんのオススメ教えてあげたら?」
「ああ、そうだな。……黒河、これなんてどうだ」
一人だけ裸で、しかも玩具がずっと震えているのに、縹くんは至って普通の接客をするように、万華鏡のような筒を手渡してきた。
「これ、万華鏡……?」
「それに近いが、見えるのは自分と伴侶の行為中の姿だ。360度どこからでも眺めることが可能な、過去映しの淫筒という名の魔道具さ」
「そ、れは、ちょっと、恥ずかしいかな……」
「そうか?俺はよくローズがオナってるのを見ながらおまんこ弄りするのが好きなんだが。俺をオカズにして長いちんぽをシコるローズはすごく雄みがあってかっこいいんだ」
「へ……。一人の時のも見れるんだ……」
これまでたくさんえっちしてきたけど、ルトラがオナニーしてるとこは見たことがない。いつも僕の方が先にバテて寝ちゃうから、もしその後に扱いていたりしたら……?
思わず、こくりと喉を鳴らしてしまった。
「ちょっとちょっと~?はなちゃん、初耳なんだけど?なに、そんな可愛いことこそこそシてたわけ?」
「あ、旦那様……っ♡」
むにぃ、と縹くんのおしりを揉みながら、ローズさんがひょっこりと間に入ってきた。玩具を挿れられていてもほとんど感じていなかったのに、一瞬でくったりと蕩けた顔になる縹くん。
「オナニーなんていくらでも直接見せてあげるのにさ~。……何なら今からヤっちゃおっか。うん、それがいいよね!突発セックスデーにしちゃお♡」
にまりと口角を上げたローズさんが指を鳴らすと、可愛くデコられた扉がガチャンと施錠された。
「ほらほら、君も早く選んじゃって!私の魔道具でいっぱい気持ちよくなろうね~」
「えっ、いや、えぇ……!?」
さっきは縹くんにオススメを教えてもらえば、って言ってたのに。変わり身の速さに唖然としていると、いつの間にか傍に来ていたルトラが小さく溜息を吐いていた。
「クソ兄貴から聞いてはいたが……、気分屋ローズの名前の通りだな。まともに取り合うだけ無駄だから大人しく従っとけ」
「あ、え、う……、うん」
ピンクのうさ耳と尻尾を上機嫌に揺らしているローズさんは、早く早くとでも言うように手招きをしてくる。折角だから何か魔道具を……、さっきの万華鏡も気になるけど、本物のルトラが隣にいるわけだから……。
「(あ……)」
部屋に向かう途中で見かけた『それ』に、咄嗟に手を伸ばしてしまう。ルトラにばっちり見られたと思うし、僕が何をしてほしいのか察したかもしれない。
……僕が手に取ったのは、マーカーのような黒いペン。あからさまな言葉は恥ずかしいけど、僕もルトラに書いてほしいなって、思ってしまったから。
「あー……」
ぐっと肩を抱いて尻尾も絡めてきたルトラは、前髪をぐしゃりと乱していた。表情は見えないけど、嫌がってるようには見えない。寧ろ何だか興奮しているような……?
何にせよ、いっぱい好きって書いてくれたら嬉しいな。
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「あっ、そのペンを選んだんだ~。見かけによらずやーらし~♡はなちゃんも使ったことないのにね」
「んっ、んう。旦那しゃま……ぁっ♡」
「えっ」
パンパンパンパンッ♡♡
ドチュ♡ドチュ♡ドチュッッ♡
縹くんの尻たぶがぐにゅりと潰れる勢いで腰を振りながら、ローズさんはそんな爆弾を落としてきた。
「それはね、敏感メス堕ち淫紋ペンだよ。普通にペンとしても使えるんだけど、とってもだーい好きな伴侶からお腹に淫紋を書いてもらうと、触られただけで何度もメスイキするどすけべちゃんになるんだ~。だからそのペンを選ぶってことは、今からはちゃめちゃに抱き潰してください♡って言ってるようなもの、だよっ♡」
「ひぎゅっ、んおおおぉ♡おぐっ、ぎもちいッッ♡♡」
「はぁ~……♡はなちゃんのとろまんさいっこぉ♡遅漏なのにすぐ搾り取られちゃいそう」
激しい肉音と嬌声が響く中、僕はペンを片手に固まることしか出来なかった。
試遊室と書かれた部屋の中に入るや否や、玩具を抜いて激しくまぐわい始めたローズさん達にも驚いたけど、今はそれよりも自分がとんでもない物を選んでしまったことで思考がパンクしそうだ。
い、いくら知らなかったとはいえ、あんなに魔道具があったのに、ピンポイントでこれを選ぶなんて……。
それにきっと、ルトラはこれの効果を分かってたんだ。あの反応は興奮で合ってたし、今も視線だけで孕みそうなくらいの熱を感じる。
「う、ち、ちが……っ。ただ、僕は、ルトラに、ど、独占欲みたいなもの、形にしてほしくて……」
う、うわあ、言い訳すらも恥ずかしい……!
今、頭の上で卵割られたら目玉焼きが出来そうだ。
「まあ、そうだろうなとは思ってたけど。どうする?クロが嫌なら無理強いはしねぇよ」
優しいけど、ルトラはひどい。選択を僕に委ねてくるなんて。こんなの、効果が分かった上で使うなんて言ったら。本当にどすけべじゃんか。
「……き、きれいに、かいて」
……ああ、それなのに。
どうして僕の口は勝手に動いてしまったんだろう。自分で服を捲り上げてお腹を晒すと、当たり前のようにペンをルトラに渡していた。
広々とした室内はすごく清潔なのに、ベッドの上は熱がこもって茹だりそうだ。
何度も射精している縹くんに後押しされるかのように、僕は場の空気に呑まれることに……、呑まれたことに、した。
「お望み通り、しっかり描いてやるよ」
ぎし、とマウントを取ったルトラが、迷うことなくペンを滑らせてくる。予想していたよりも擽ったくて、ぞくぞくしてしまう。
てっきりハート模様を描かれると思っていたら、僕には読めない文字のようなモノが肌の上に生まれていた。
魔界の文字は、象形文字みたいな形だけど何故か日本語として認識出来る。それなのに読めないってことは、文字じゃないのかな……?
「んっ、あ、はぁ……♡……って、うわ~、魔王様も溺愛タイプだけど、王弟様も似てるねぇ。古代語で最上級の愛、だなんてさぁ。やるぅ~」
「っ、お前、読めるのかよ……。くそ、解説するな」
「あははっ、無理無理!私は根っからの気分屋で、楽しいことがだーい好きだからねっ」
「ふお、う、うう、旦那様♡ローズぅ、ぞこっ、けっちょう、ぐぽぐぽずるのっ、ずきいぃっ♡」
「そうだね~、私も大好き♡はなちゃんのおまんこが好き好きって締め付けてくるの、すっごく気持ちいいよ♡あ~~、精子あがってきたっ、出すから全部飲んで、はなちゃんっっ♡♡」
「お゛っ、んおおおおぉ~~ッッ♡」
大量の精液を中出しされて感じ入っている縹くん。
僕、僕も、なかにほしい。僕に分からないようにこっそり特大の愛を描いてくれた、ルトラの子種が……♡
きゅううううぅぅぅんっっ♡♡♡
「~~~っっ♡♡ほ、ぉ……♡♡♡あ……、ん゛、ふ、ぁん……っ♡」
「……クロ?お前、まさか……」
「ふー……、わ、もしかして触られるどころか見つめられただけでメスイキしちゃった?敏感すぎるどすけべちゃんじゃーん」
「あ……♡へん、からだ……っ♡イくの、とまんな、……っ♡♡んううぅッッ♡♡」
ピンッと伸びた脚の中心で、勃起したおちんちんがぶるんと揺れる。精液、出てないのに。ずっとずっとイってる……っ♡
「ひ、んうううぅ、あ、だ、め、みりゃれたら、~~ッッ♡♡」
びくびくと腰が跳ねて、精液の代わりにプシャッと潮が飛び出した。
やばい。このイき方はやばい……っ。戻れなくなる、おかしくなるッ……♡♡。
「クロ、ゆっくり息しろ。オレに全部委ねてこい」
「は、んお……♡」
甘イキが止まらない中、そっと抱きしめてきたルトラの香りで脳内がバチバチとスパークする。
あつい。あたまも、おなかも、おまんこも、ぜんぶあつい♡
「ん、んへ♡ると、らぁ♡きもちい、しあわしぇ♡ん、んちゅ、うぅ♡」
もう、るとらのことしか、かんがえられない……っ♡♡♡
*****
「──クロ、大丈夫か?」
「だ、だいじょ、ぶ。その、ルトラ、僕記憶が飛んでるんだけど、へ、変なこと言ったりしてなかった?」
びっくりするくらい動けないのに、それに反してすっきりしている矛盾した身体で目が覚めた僕は、昨日の記憶のほぼ全てが飛んでしまっていた。あのいやらしいペンで書いてもらったのは覚えてるけど……、それ以降にヤったであろう内容が思い出せない。
「あー……、まあとにかく射精しないでイきまくってたな。オレの視線と声、それから頭撫でてもイってたし、挿入してる時はずっとイきっぱで可愛かったぞ。うれションしながら種付け強請ってきたりもしたな」
「そ、そんなに、恥ずかしいこと、いっぱい……?う、うう……、そんな風になるはずじゃ……」
「……今度は、普通のペンで書いてやるよ」
「え、あ……っ」
すり、とお腹を撫でられて、アナルがきゅうっと小さく疼いた。
服の下が気になって確認すると、ルトラが書いてくれた愛の言葉は消えていて、ホッとすると同時に少し勿体ないとも思ったり。
「起きて早々ラブラブだね~♡はいっ、お水持ってきたから飲んで飲んで!私の特製媚薬も入れたかったけど、我慢してあげたよ」
「わ、ロ、ローズさん……?髪の毛が……」
「ん?……ああ、ツインテールも魔道具の一つなんだ~」
さっぱりとした短髪姿のローズさんは、美少女から美少年に変貌していた。水を受け取りながら思わずその姿を追うと、隣のベッドで眠っている縹くんの耳に濃厚なキスを始めてしまった。……み、水音がすごい……!
「……う、あ、ひゃ……んっ、……ふ、ぁ……、ろー、ず……?」
「おはよう、はなちゃん♡」
顔を火照らせながらむくりと起き上がった縹くんは、何とも可愛いピンクのパジャマを着せられていた。今気付いたけど、僕も色違いの水色パジャマだ。特に変な気持ちになったりはしないから、魔道具じゃなくて普通の服なんだと思う。
「あ……、俺……」
ぱちり、と瞬きをした縹くんの顔から、ぶわりと汗が吹き出す。
そのまま赤くなった顔を覆うと、布団の中にくるまってしまった。
「うわああああああああっっっ!!!違う違う違う!は、ははは恥ずかしい……っっ!!お、俺はあんなっ、あんな格好で外に立つつもりじゃ、う、うううう~~~っっ!!」
こもりながら聞こえてきたのは、羞恥に塗れた悲鳴だ。
え……?昨日はあれだけ平然としてたのに、今……?
「はなちゃんはね~、服を着ると一気に羞恥心が蘇るようになっちゃったんだ♡裸になるとスイッチが入って、どんなえっちなことでも平然としちゃうんだけどね~。ほんと、私のお嫁さんはかっっっわいいなぁ♡♡」
「あ、あああ、忘れてくれ、いやだ、恥ずかしい……っ」
「もー、仕方ないなぁ♡はなちゃんの羞恥を紛らわせてあげるよ♡」
そう言ってローズさんまで布団の中に入っていって……。
こんもりと膨らんだその中から、甘い喘ぎ声がひっきりなしに聞こえてくるまで、そう時間はかからなかった。
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