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番外編
夢色ディザイア(ヤナサク・コパサク・ヤナアマ・コパアマ・ヤナコパ)
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CP:ヤナリ+コパ×桜+天路、他ちょこっと
時系列:第二部終了後
ヤナリの開発のせいでお尻の快感に目覚めてしまったコパのおはなし。
攻×攻要素あり、桜視点。
☆☆☆☆☆
「ぁ……、んう、ふ、ひぅ……っ」
押し殺した喘ぎ声で、ふと目が覚めた。あま君かなと思ったけど、彼はぼくの横ですうすう寝息を立てている。むにゃむにゃ動いている口元が可愛い。
反対側に視線を向けると、睫毛の長いヤナさんが寝入っていて、その向こうに、背中を丸めているコパさんの姿が見えた。
薄暗いけど、その身体がびくびく震えているのが分かる。えっちが足りなくて慰めてるのかなと思ったけど……、どうも違うみたいだ。いや、オナってはいるのだけれど……、ヤナさん、自分でおしり弄ってる。
クチクチチュブチュブと控えめに聞こえてくる濡れた音に、ぼくも興奮してきてしまった。
「は、あ……、ん。ふ、きもち、いぃべ……♡」
バレてないのをいいことにゆっくり身を起こせば、尻尾の付け根を撫でながらアナルを可愛がるコパさんの痴態がよく見えた。
最近ずっとヤナさんから玩具責めされてたし、ぼくも可愛い旦那を愛でたくてアナルを舐めたり色々してたから、すっかり性感帯になってしまったんだろう。
でも、コパさんはぼく達の旦那だからと、決しておちんぽを挿れてもらおうとはしない。本当はヤナさんのことも大好きだから、欲しいって思ってるはずなのに。
「んぅ、さく、ら、あま、じ……。や、なりぃ……♡」
ぼく達の名前を切なげに呼びながら指の動きを早めていくコパさん。尻尾がしびびと直線になって、一際大きく身体が跳ねる。
可愛い旦那がナカと尻尾だけでイったんだと、そう思うと。
ぞくぞくして、勃起してしまいそうだ。というか、した。
「ふ、ぅ……♡……あ、お、おぎてないだよな……?」
咄嗟に頭を戻して寝たフリをすれば、ほっとした吐息が聞こえてきた。
こっちはコパさんのおかげでギンギンになってしまったんけど。
……仕方ないから、布団の中でこっそりオナっておこうかな。
翌日。
ぼくは夜中にあったことをあま君とヤナさんに全部話した。あま君は途中から恥ずかしそうに顔を赤くして、ヤナさんはにやにやと楽しそうに微笑み出した。ちなみに、コパさんは都合よくお出かけ中だ。
「いや、そんな気ぃはしとったけど……。というかようそんな平常心でおられるな?」
「全然ですよ。興奮して暴発してしまうかと思いましたし。本当にコパさんは可愛らしい方ですね」
「は、そーだろ?あいつは馬鹿で可愛いんだよ。一言ねだればすぐ挿れてやるってのに、かっこいい旦那でいたいから我慢してるんだろうよ。はー、泣くまで抱いてやりてぇわ」
「ヤナリこそ、それを素直に伝えたらいいんちゃう?」
「はぁ?あいつの方からねだってくんのが筋ってもんだろ」
「こっちはこっちで頑固ですね。……まあ、かといって嫌がるコパさんを無理矢理な目に合わせたくはありません。とろとろになるまで気持ちよくなってほしいですし」
「桜、なんや悪い顔しとらんか……?」
「ふふ。良いアイディアがあるんです。そういうわけで、ぼくも出かけてきますね。ヤナさんはあま君を可愛がってあげてください。あま君、朝勃ちしていたのに無理に抑えたせいでムラムラしているみたいですから」
「なっ……!おま、見て……!?」
「へぇ~、だったらたっぷり気持ちよくしてやらねぇとな?」
「やっ、その、ワイは遠慮す、んんっ!」
触れ合わせるだけのキスからだんだん激しく深く繋がっていく彼等に手を振って、ぼくは隣町目指して出かけることにした。
*****
そのお店は、相変わらず遠目からでもよく目立つ。今日も看板娘……ではなくて、看板嫁の縹君が客引きをしていた。勃起乳首とおちんぽの部分だけハートにくり抜かれたバニーガールの格好だ。確か縹君は全裸じゃないと恥ずかしがるようになったはずじゃ……?大事なところは丸見えになっているとはいえ、結構布面積がある服を着ているけど、大丈夫なのかな。
「こんにちは、縹君」
「あ……。桜か、いらっしゃい。何か買いに来たのか?」
「はい。欲しい物があって……。……わ、なるほど。その服、描いてあるんですね」
「ああ、これか?旦那様が描いてくれたんだ。ボディ専用のペイント用魔道具で、これを塗ればその部分の感度が上がる仕様なんだ。ただ、汗や水で溶けやすいから閉店頃には溶けているだろうな」
ピンク色に塗られた可愛い衣装を惜しむように見つめる縹君。
ペイント衣装の他にも、いつものようにローズさんの独占欲マシマシな言葉が書かれている。
……あま君に塗ってみたいけど、嫌がられるかな。ぼくも一緒だったらノッてくれそうだけど。
「それも気になりますけど、今日は夢関係の魔道具を買おうと思ってるんです。対象の夢に入ることが出来る物はありますか?」
「ああ、それならいくつかあるから紹介しよう」
「ありがとうございます」
くるりと後ろを向いて先導してくれる縹君のお尻部分は、既に汗で綺麗に溶けていた。挿入されている尻尾プラグがふわふわしていて可愛い。いいな、今度あま君と一緒にコスしてみようかな。
店内に入ると、お客さんでわいわい賑わっていた。仲睦まじく商品を選んでいる魔族や、何やら言い合っている魔族もいる。というより、隣にいるのはよく見たら千草君と水星君だ。どこも夫夫仲が良さそうで何よりだ。
そんな彼等を横目で見つつ案内された先には、綺麗に陳列された魔道具がずらりと並んでいた。どれもこう……ゆめかわ的な色合いをしている。
「夢関連の魔道具はこの棚にまとめているから、説明を見て好きな物を選んでくれ」
「へぇ……、色々種類があるんですね」
スノードームのような見た目だったり、サボテンのような物だったり、見た目はちょっとしたインテリアだ。効能を見てみると、『相手に見せたい夢を見せる』『自分と相手の夢を繋げる』『夢で見せたことが正夢になる(ただしラブラブえっち限定)』等々様々だ。
お目当ての『相手の夢に入る』魔道具も、そこで起こったことを現実に反映させるモノもあれば、夢の記憶を相手から消してしまうモノもあって、結構細かい。
「……うん、これがよさそうですね」
ぼくが選んだモノは、香水のような魔道具だ。『相手の夢に入り、本心を丸裸にする。記憶は高確率で残る』といった効果付き。
今日の夜……コパさんが眠った後のことを楽しみに思いながら、ぼくはほくほく気分でレジに向かっていった。
*****
「ふーん、ここがコパの夢ん中か」
「なんだかほわほわしていますね。絵本の中みたいです」
「それはええねんけど、これからどないするん?」
「決まってるじゃないですか、あま君。寂しがりで恥ずかしがり屋なコパさんのお尻を可愛がってあげるんですよ。夢の中ならコパさんも素直に求めてくれるでしょうし」
「う゛……、そんな気ぃはしとったけど、やっぱえっちいことするんやな……」
「大丈夫ですよ、記憶もばっちり残りますので」
「なんも大丈夫やあらへんやん……」
どれだけえっちなことをしても変わることなく照れて赤らむあま君が可愛くて、思わず頬にキスをしてしまった。反対側からはヤナさんも。あま君は更に真っ赤になってしまったけど、満更でもなさそうだ。
「ワ、ワイを可愛がってどないすんねん!ほら、コパんとこ行くで!」
「くくっ、そうだな。大方、あの家に居るんじゃねぇか?」
「ぼく達の家と外観は似てますけど……、なんだかお城みたいですね」
コパさんには家がこんな風に見えているのかもしれない。そんなことを思いながら大きな扉をノックすると、パタパタと忙しない足音が近付いてきて。
「おかえりなさいっ♡おらの嫁と旦那様♡♡ご飯もお風呂も準備出来てるべ♡それとも……、おまんこするだ?」
「な゛……っ!」
「わ。コパさん可愛い……♡」
「似合うとるなぁ……」
バンッ、と現れたのは、白いフリルエプロンのみを身につけたコパさんだった。裾が短いからおちんぽも玉も見えてる上に、こっちにお尻を向けてきたかと思えば、両手でアナルをくぱっと割り開いてくる始末。ピンッと立ったふわふわの尻尾が、期待からかゆらゆら揺れているのも可愛い。
旦那のえっちで可愛い姿を思わず視姦していると、何も言わないぼく達を不安に思ったのか、コパさんが慌てて捲し立て始めた。
「お、おかえりおまんこしてよかなのはヤナリだけだべ?サクラとアマジはおらが可愛がるだ!いつもみたいにおらを真ん中にしてパコパコしてほしいべ……♡」
いつも、みたいに。
それはつまり、コパさんがこういう夢を見ることは初めてではないということで。夢の中のぼく達……というよりヤナさんは何度もコパさんを抱いていたってことになる。なんだか無性に滾ってしまうけど……、ちょっと面白くないかも。
「へぇ~~~?俺にパコパコしてほしいんだ?」
それはどうやら、ヤナさんも同じ気持ちだったみたい。声音に少し刺がある。
「んだ♡ヤナリのおっきいので、おらのおまんこいっぱいにしてもらいたいだ♡♡」
ナカの媚肉をひくつかせながら、お尻をふりふりしてチン媚びするコパさん。現実じゃこんなこと一度もやったことないから、破壊力がすごい。こんなの、ヤナさんが我慢出来るわけ……。
ズチュウウゥゥッッ♡♡♡
「ひあ゛ああぁっっ♡♡ぢん、ぽっ♡♡ぎた、ぁっ♡♡♡」
……ないよね。知ってた。
ジョロッ♡ショワアアァ……♡♡
「ひぎゅっ♡♡ん゛ぅ♡し、しっこ♡漏れぢまう……っ♡♡うれしょん、止まんないだぁ♡♡」
「あ゛~~……、かっわい……、ほんと予想外なことしてくんなよな、堪んねぇ……」
「ん゛っ♡♡ん゛ぢゅっ♡♡」
パンパン激しく腰を振りながら、顎を掴んでキスを始めたヤナさんは、もう完全にスイッチが入ってしまったみたいだ。そして、こんなえっちな光景を見てしまったら……♡
「ふ……♡可愛い、コパさん……♡ぼく達も仲間に入れてください♡」
「あ、あかんって……♡いきなり、こんなん……、夢ん中でも、だめやってぇ……♡」
触発されても、仕方ないよね♡
*****
「──んっ♡ふ……♡んちゅ、んぅ♡」
「っは、ぁ……♡しゃく、ら……♡♡」
ぼくは今、あま君と指を絡め合って、舌でピチャピチャとキスをしている。ぼくは騎乗位でコパさんのおちんぽを咥えていて、あま君は顔面騎乗でコパさんからおまんこを舐められていて……、ここまでは現実でもよくあること。
違うのは、ヤナさんのおちんぽがコパさんのおまんこにぐっぽりとハマっているってとこだ。ぽこっとヤナさんの形に膨らんだお腹を撫でてあげると、コパさんの身体が面白いくらいにビクビク跳ねる。どこもかしこも気持ちよくて堪らないんだろうね。ぼくもすごく気持ちいいよ。
「ふ、んぐ、んお゛、んんんん……っ♡♡」
ブシャアアアァッ♡♡♡
あ♡またコパさんイった♡しかも潮吹きだ♡♡ビシャビシャ注がれてくる勢いにうっとりしてしまう♡夢だからか、いくら中出しされてもきつくないし、ただただ気持ちいいだけ♡そういうオプション付きにしてよかった♡
「く……っ、マジ、絞り取られる……っ、はぁ、……っ!」
「ん゛ううぅっ♡♡」
ヤナさんも一体これで何回目の射精だろう。相当な量をコパさんに注いでいると思う。
「ちゅ……、ん、一旦、抜いて……休憩した方がいいかもですね……♡」
「ふ、あ、そやな、もぉ、おまんことろとろやぁ……♡」
「っはー……、そうするか」
ずぷずぷと腰を上げておちんぽを抜くぼくと、くたくたとろとろになりながら横に倒れるあま君。そして、挿入していたおちんぽを引き抜こうとしたヤナさんの腰を。ガニ股になっていたコパさんの足がぎゅっと引き留めてきた。
「は?」
「っふー♡は、ぁ♡抜いちゃ、やだ、ぁ♡♡おまんご♡旦那様のせーし♡零れちゃうだぁ……♡♡」
「……っ!そ、の、旦那様っての、クるからやめろバカ!」
「あ゛ぅんっっ♡♡」
引き留めてくる足も何のその、グポンッとおちんぽを抜いてしまうヤナさん。コパさんは中出しされた精液を留めておきたいみたいだけど、ぽっかりおまんこからドロドロと垂れてきてしまっている。
「ん……、しゃあないなぁ♡ワイ等が寂しくなくしたる♡」
「ふふ、そうですね♡」
夢の中でもしっかり発情してしまったからか、あま君も乗り気みたいだ。
二人で足元に移動して、コパさんをちんぐり返しの体勢にしてしまう。そして、ひくひくでとろとろなおまんこに、二人で舌を捩じ込んだ。
「お゛……っっ♡♡しょれっ♡なめなめ、だめだべ……っ♡♡」
「ん……♡二人の味がして、美味しいです♡」
「なか、すごいあっついで♡んー、うま……♡」
「あ、あぁ……、ひもちい、けど、ずるい、ずるいだっ♡おらもヤナリの舐めだい……っ♡♡ヤナリ♡♡おぢんぽ……っ♡♡」
じゅるる♡と濃厚な味を堪能しながらコパさんを見下ろすと、口を大きく開けておちんぽ待機している可愛い姿が見えた。すぐにヤナさんのおちんぽがハマって、ジュポジュポお掃除フェラが始まったわけだけど……、コパさんすごく幸せそう♡
ショワワワアアァ……♡♡
勢いのないうれションを自分の顔で受け止めながら微笑んだコパさんは、それから夢が覚めるまで、ずっとずっとぼく達とまぐわい続けたのだった。
*****
「あ……。お、おはようだべ」
「おはようございます、コパさん」
翌日。
ぼくが目覚めた時、コパさんはベッドの中にいなかった。ヤナさんとあま君はすやすや眠ったまま抱きしめあってちゅっちゅしていたから、起こさないようにしてキッチンへ。
美味しそうな香りがしていたから、どうやら朝食を作ってくれていたみたいだ。いつもよりだいぶ早い時間帯な上に、テーブルの上に並ぶのはぼく達の好物ばかり。なんというか、分かりやすい。
どこかもじもじと恥ずかしそうにはにかむコパさんは、なんだかすっきりしているようにも見えた。
「良い夢でも見たんですか?」
「ぴえっ!?」
「とても機嫌がよさそうだったので。ほわほわしていて可愛いです」
「な、あ……、う゛……。か、可愛いのは、サクラの方だべ……」
今度は夢じゃなくて現実でも、同じことをしてみましょうか。……なんてことを言ったら、コパさんは羞恥で噴火してしまうかな。ぼくもヤナさんもあま君も、大好きな旦那がネコになろうと一向に構わないんだけどね。ああでも、ぼくは挿れてもらう方が愛されてる実感が湧くから……、挿入担当はヤナさんにお任せかな。
いつか来るかもしれない未来の秘め事を胸に、ぼくは可愛い旦那を可愛がるべく、おはようのキスを贈ることにした。
時系列:第二部終了後
ヤナリの開発のせいでお尻の快感に目覚めてしまったコパのおはなし。
攻×攻要素あり、桜視点。
☆☆☆☆☆
「ぁ……、んう、ふ、ひぅ……っ」
押し殺した喘ぎ声で、ふと目が覚めた。あま君かなと思ったけど、彼はぼくの横ですうすう寝息を立てている。むにゃむにゃ動いている口元が可愛い。
反対側に視線を向けると、睫毛の長いヤナさんが寝入っていて、その向こうに、背中を丸めているコパさんの姿が見えた。
薄暗いけど、その身体がびくびく震えているのが分かる。えっちが足りなくて慰めてるのかなと思ったけど……、どうも違うみたいだ。いや、オナってはいるのだけれど……、ヤナさん、自分でおしり弄ってる。
クチクチチュブチュブと控えめに聞こえてくる濡れた音に、ぼくも興奮してきてしまった。
「は、あ……、ん。ふ、きもち、いぃべ……♡」
バレてないのをいいことにゆっくり身を起こせば、尻尾の付け根を撫でながらアナルを可愛がるコパさんの痴態がよく見えた。
最近ずっとヤナさんから玩具責めされてたし、ぼくも可愛い旦那を愛でたくてアナルを舐めたり色々してたから、すっかり性感帯になってしまったんだろう。
でも、コパさんはぼく達の旦那だからと、決しておちんぽを挿れてもらおうとはしない。本当はヤナさんのことも大好きだから、欲しいって思ってるはずなのに。
「んぅ、さく、ら、あま、じ……。や、なりぃ……♡」
ぼく達の名前を切なげに呼びながら指の動きを早めていくコパさん。尻尾がしびびと直線になって、一際大きく身体が跳ねる。
可愛い旦那がナカと尻尾だけでイったんだと、そう思うと。
ぞくぞくして、勃起してしまいそうだ。というか、した。
「ふ、ぅ……♡……あ、お、おぎてないだよな……?」
咄嗟に頭を戻して寝たフリをすれば、ほっとした吐息が聞こえてきた。
こっちはコパさんのおかげでギンギンになってしまったんけど。
……仕方ないから、布団の中でこっそりオナっておこうかな。
翌日。
ぼくは夜中にあったことをあま君とヤナさんに全部話した。あま君は途中から恥ずかしそうに顔を赤くして、ヤナさんはにやにやと楽しそうに微笑み出した。ちなみに、コパさんは都合よくお出かけ中だ。
「いや、そんな気ぃはしとったけど……。というかようそんな平常心でおられるな?」
「全然ですよ。興奮して暴発してしまうかと思いましたし。本当にコパさんは可愛らしい方ですね」
「は、そーだろ?あいつは馬鹿で可愛いんだよ。一言ねだればすぐ挿れてやるってのに、かっこいい旦那でいたいから我慢してるんだろうよ。はー、泣くまで抱いてやりてぇわ」
「ヤナリこそ、それを素直に伝えたらいいんちゃう?」
「はぁ?あいつの方からねだってくんのが筋ってもんだろ」
「こっちはこっちで頑固ですね。……まあ、かといって嫌がるコパさんを無理矢理な目に合わせたくはありません。とろとろになるまで気持ちよくなってほしいですし」
「桜、なんや悪い顔しとらんか……?」
「ふふ。良いアイディアがあるんです。そういうわけで、ぼくも出かけてきますね。ヤナさんはあま君を可愛がってあげてください。あま君、朝勃ちしていたのに無理に抑えたせいでムラムラしているみたいですから」
「なっ……!おま、見て……!?」
「へぇ~、だったらたっぷり気持ちよくしてやらねぇとな?」
「やっ、その、ワイは遠慮す、んんっ!」
触れ合わせるだけのキスからだんだん激しく深く繋がっていく彼等に手を振って、ぼくは隣町目指して出かけることにした。
*****
そのお店は、相変わらず遠目からでもよく目立つ。今日も看板娘……ではなくて、看板嫁の縹君が客引きをしていた。勃起乳首とおちんぽの部分だけハートにくり抜かれたバニーガールの格好だ。確か縹君は全裸じゃないと恥ずかしがるようになったはずじゃ……?大事なところは丸見えになっているとはいえ、結構布面積がある服を着ているけど、大丈夫なのかな。
「こんにちは、縹君」
「あ……。桜か、いらっしゃい。何か買いに来たのか?」
「はい。欲しい物があって……。……わ、なるほど。その服、描いてあるんですね」
「ああ、これか?旦那様が描いてくれたんだ。ボディ専用のペイント用魔道具で、これを塗ればその部分の感度が上がる仕様なんだ。ただ、汗や水で溶けやすいから閉店頃には溶けているだろうな」
ピンク色に塗られた可愛い衣装を惜しむように見つめる縹君。
ペイント衣装の他にも、いつものようにローズさんの独占欲マシマシな言葉が書かれている。
……あま君に塗ってみたいけど、嫌がられるかな。ぼくも一緒だったらノッてくれそうだけど。
「それも気になりますけど、今日は夢関係の魔道具を買おうと思ってるんです。対象の夢に入ることが出来る物はありますか?」
「ああ、それならいくつかあるから紹介しよう」
「ありがとうございます」
くるりと後ろを向いて先導してくれる縹君のお尻部分は、既に汗で綺麗に溶けていた。挿入されている尻尾プラグがふわふわしていて可愛い。いいな、今度あま君と一緒にコスしてみようかな。
店内に入ると、お客さんでわいわい賑わっていた。仲睦まじく商品を選んでいる魔族や、何やら言い合っている魔族もいる。というより、隣にいるのはよく見たら千草君と水星君だ。どこも夫夫仲が良さそうで何よりだ。
そんな彼等を横目で見つつ案内された先には、綺麗に陳列された魔道具がずらりと並んでいた。どれもこう……ゆめかわ的な色合いをしている。
「夢関連の魔道具はこの棚にまとめているから、説明を見て好きな物を選んでくれ」
「へぇ……、色々種類があるんですね」
スノードームのような見た目だったり、サボテンのような物だったり、見た目はちょっとしたインテリアだ。効能を見てみると、『相手に見せたい夢を見せる』『自分と相手の夢を繋げる』『夢で見せたことが正夢になる(ただしラブラブえっち限定)』等々様々だ。
お目当ての『相手の夢に入る』魔道具も、そこで起こったことを現実に反映させるモノもあれば、夢の記憶を相手から消してしまうモノもあって、結構細かい。
「……うん、これがよさそうですね」
ぼくが選んだモノは、香水のような魔道具だ。『相手の夢に入り、本心を丸裸にする。記憶は高確率で残る』といった効果付き。
今日の夜……コパさんが眠った後のことを楽しみに思いながら、ぼくはほくほく気分でレジに向かっていった。
*****
「ふーん、ここがコパの夢ん中か」
「なんだかほわほわしていますね。絵本の中みたいです」
「それはええねんけど、これからどないするん?」
「決まってるじゃないですか、あま君。寂しがりで恥ずかしがり屋なコパさんのお尻を可愛がってあげるんですよ。夢の中ならコパさんも素直に求めてくれるでしょうし」
「う゛……、そんな気ぃはしとったけど、やっぱえっちいことするんやな……」
「大丈夫ですよ、記憶もばっちり残りますので」
「なんも大丈夫やあらへんやん……」
どれだけえっちなことをしても変わることなく照れて赤らむあま君が可愛くて、思わず頬にキスをしてしまった。反対側からはヤナさんも。あま君は更に真っ赤になってしまったけど、満更でもなさそうだ。
「ワ、ワイを可愛がってどないすんねん!ほら、コパんとこ行くで!」
「くくっ、そうだな。大方、あの家に居るんじゃねぇか?」
「ぼく達の家と外観は似てますけど……、なんだかお城みたいですね」
コパさんには家がこんな風に見えているのかもしれない。そんなことを思いながら大きな扉をノックすると、パタパタと忙しない足音が近付いてきて。
「おかえりなさいっ♡おらの嫁と旦那様♡♡ご飯もお風呂も準備出来てるべ♡それとも……、おまんこするだ?」
「な゛……っ!」
「わ。コパさん可愛い……♡」
「似合うとるなぁ……」
バンッ、と現れたのは、白いフリルエプロンのみを身につけたコパさんだった。裾が短いからおちんぽも玉も見えてる上に、こっちにお尻を向けてきたかと思えば、両手でアナルをくぱっと割り開いてくる始末。ピンッと立ったふわふわの尻尾が、期待からかゆらゆら揺れているのも可愛い。
旦那のえっちで可愛い姿を思わず視姦していると、何も言わないぼく達を不安に思ったのか、コパさんが慌てて捲し立て始めた。
「お、おかえりおまんこしてよかなのはヤナリだけだべ?サクラとアマジはおらが可愛がるだ!いつもみたいにおらを真ん中にしてパコパコしてほしいべ……♡」
いつも、みたいに。
それはつまり、コパさんがこういう夢を見ることは初めてではないということで。夢の中のぼく達……というよりヤナさんは何度もコパさんを抱いていたってことになる。なんだか無性に滾ってしまうけど……、ちょっと面白くないかも。
「へぇ~~~?俺にパコパコしてほしいんだ?」
それはどうやら、ヤナさんも同じ気持ちだったみたい。声音に少し刺がある。
「んだ♡ヤナリのおっきいので、おらのおまんこいっぱいにしてもらいたいだ♡♡」
ナカの媚肉をひくつかせながら、お尻をふりふりしてチン媚びするコパさん。現実じゃこんなこと一度もやったことないから、破壊力がすごい。こんなの、ヤナさんが我慢出来るわけ……。
ズチュウウゥゥッッ♡♡♡
「ひあ゛ああぁっっ♡♡ぢん、ぽっ♡♡ぎた、ぁっ♡♡♡」
……ないよね。知ってた。
ジョロッ♡ショワアアァ……♡♡
「ひぎゅっ♡♡ん゛ぅ♡し、しっこ♡漏れぢまう……っ♡♡うれしょん、止まんないだぁ♡♡」
「あ゛~~……、かっわい……、ほんと予想外なことしてくんなよな、堪んねぇ……」
「ん゛っ♡♡ん゛ぢゅっ♡♡」
パンパン激しく腰を振りながら、顎を掴んでキスを始めたヤナさんは、もう完全にスイッチが入ってしまったみたいだ。そして、こんなえっちな光景を見てしまったら……♡
「ふ……♡可愛い、コパさん……♡ぼく達も仲間に入れてください♡」
「あ、あかんって……♡いきなり、こんなん……、夢ん中でも、だめやってぇ……♡」
触発されても、仕方ないよね♡
*****
「──んっ♡ふ……♡んちゅ、んぅ♡」
「っは、ぁ……♡しゃく、ら……♡♡」
ぼくは今、あま君と指を絡め合って、舌でピチャピチャとキスをしている。ぼくは騎乗位でコパさんのおちんぽを咥えていて、あま君は顔面騎乗でコパさんからおまんこを舐められていて……、ここまでは現実でもよくあること。
違うのは、ヤナさんのおちんぽがコパさんのおまんこにぐっぽりとハマっているってとこだ。ぽこっとヤナさんの形に膨らんだお腹を撫でてあげると、コパさんの身体が面白いくらいにビクビク跳ねる。どこもかしこも気持ちよくて堪らないんだろうね。ぼくもすごく気持ちいいよ。
「ふ、んぐ、んお゛、んんんん……っ♡♡」
ブシャアアアァッ♡♡♡
あ♡またコパさんイった♡しかも潮吹きだ♡♡ビシャビシャ注がれてくる勢いにうっとりしてしまう♡夢だからか、いくら中出しされてもきつくないし、ただただ気持ちいいだけ♡そういうオプション付きにしてよかった♡
「く……っ、マジ、絞り取られる……っ、はぁ、……っ!」
「ん゛ううぅっ♡♡」
ヤナさんも一体これで何回目の射精だろう。相当な量をコパさんに注いでいると思う。
「ちゅ……、ん、一旦、抜いて……休憩した方がいいかもですね……♡」
「ふ、あ、そやな、もぉ、おまんことろとろやぁ……♡」
「っはー……、そうするか」
ずぷずぷと腰を上げておちんぽを抜くぼくと、くたくたとろとろになりながら横に倒れるあま君。そして、挿入していたおちんぽを引き抜こうとしたヤナさんの腰を。ガニ股になっていたコパさんの足がぎゅっと引き留めてきた。
「は?」
「っふー♡は、ぁ♡抜いちゃ、やだ、ぁ♡♡おまんご♡旦那様のせーし♡零れちゃうだぁ……♡♡」
「……っ!そ、の、旦那様っての、クるからやめろバカ!」
「あ゛ぅんっっ♡♡」
引き留めてくる足も何のその、グポンッとおちんぽを抜いてしまうヤナさん。コパさんは中出しされた精液を留めておきたいみたいだけど、ぽっかりおまんこからドロドロと垂れてきてしまっている。
「ん……、しゃあないなぁ♡ワイ等が寂しくなくしたる♡」
「ふふ、そうですね♡」
夢の中でもしっかり発情してしまったからか、あま君も乗り気みたいだ。
二人で足元に移動して、コパさんをちんぐり返しの体勢にしてしまう。そして、ひくひくでとろとろなおまんこに、二人で舌を捩じ込んだ。
「お゛……っっ♡♡しょれっ♡なめなめ、だめだべ……っ♡♡」
「ん……♡二人の味がして、美味しいです♡」
「なか、すごいあっついで♡んー、うま……♡」
「あ、あぁ……、ひもちい、けど、ずるい、ずるいだっ♡おらもヤナリの舐めだい……っ♡♡ヤナリ♡♡おぢんぽ……っ♡♡」
じゅるる♡と濃厚な味を堪能しながらコパさんを見下ろすと、口を大きく開けておちんぽ待機している可愛い姿が見えた。すぐにヤナさんのおちんぽがハマって、ジュポジュポお掃除フェラが始まったわけだけど……、コパさんすごく幸せそう♡
ショワワワアアァ……♡♡
勢いのないうれションを自分の顔で受け止めながら微笑んだコパさんは、それから夢が覚めるまで、ずっとずっとぼく達とまぐわい続けたのだった。
*****
「あ……。お、おはようだべ」
「おはようございます、コパさん」
翌日。
ぼくが目覚めた時、コパさんはベッドの中にいなかった。ヤナさんとあま君はすやすや眠ったまま抱きしめあってちゅっちゅしていたから、起こさないようにしてキッチンへ。
美味しそうな香りがしていたから、どうやら朝食を作ってくれていたみたいだ。いつもよりだいぶ早い時間帯な上に、テーブルの上に並ぶのはぼく達の好物ばかり。なんというか、分かりやすい。
どこかもじもじと恥ずかしそうにはにかむコパさんは、なんだかすっきりしているようにも見えた。
「良い夢でも見たんですか?」
「ぴえっ!?」
「とても機嫌がよさそうだったので。ほわほわしていて可愛いです」
「な、あ……、う゛……。か、可愛いのは、サクラの方だべ……」
今度は夢じゃなくて現実でも、同じことをしてみましょうか。……なんてことを言ったら、コパさんは羞恥で噴火してしまうかな。ぼくもヤナさんもあま君も、大好きな旦那がネコになろうと一向に構わないんだけどね。ああでも、ぼくは挿れてもらう方が愛されてる実感が湧くから……、挿入担当はヤナさんにお任せかな。
いつか来るかもしれない未来の秘め事を胸に、ぼくは可愛い旦那を可愛がるべく、おはようのキスを贈ることにした。
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弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
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