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嫌いなあいつを女体化させようとしたら自分がカントボーイになってしまってぐちゃどろにラブハメされる話
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「ふ、ふふふ、苦節3年、ようやく完成した……!あとはこれをにっくきヤツに飲ませれば完璧だ!」
怪しいピンク色の液体が入ったフラスコを揺らすエイクの口から、不気味な笑い声が漏れる。
ここは、魔法学校エゼルギアースの一室、魔法薬学を専門とするエイク教授の研究室だ。薄暗い室内には大量の鉢や水槽が並び、そこかしこから異様な匂いが漂っている。生徒に魔法薬について教える傍ら、エイクはこの部屋で日々新しい調合を試しているのだ。
そして今日、ついに念願の魔法薬が完成したわけである。
分厚い眼鏡の奥で、金色の瞳が爛々と輝く。薬品が染み込んだ白衣を身に纏い、あちこちに跳ねている黒髪を乱雑に束ねただけの彼の姿は、正直ヤバイ人でしかない。エイクにもその自覚はあったが、今は見た目よりも完成した魔法薬のことで頭がいっぱいだ。
何を隠そう、高度な魔法式を組み込まないと成功しない、女体化の薬が手中にあるのだ。見た目のみならず力までも弱くなってしまうため、これを飲ませて女にしてしまえば、エイクでも好き勝手に出来るという寸法である。
「くひひ、見てろよロードくん……。泣いて赦しを乞うまで擽ってやる!」
だがしかし、エイクに性的な悪戯をする気持ちはこれっぽっちも存在していなかった。彼としては、奴の情けない泣き顔を見ることが出来れば、それで満足なのである。
「さて。この時間ならあいつは研究室か。くひっ、僕様を馬鹿にしてきた報いを受けさせてやる……っ」
嬉々として女体化薬を紅茶に擬態させたエイクは、調子はずれな鼻歌を歌いながら研究室を後にした。
*****
勇み足でロードの研究室までやって来たエイクだが、その足取りはすっかり重くなり、最後には止まってしまっていた。
原因はただ一つ、きゃいきゃいと騒ぐ女生徒達がロードの研究室の入口を占領しているからである。
エイクの同僚であるロードは、主に占星学や呪術を教えている。その知識は賢者クラスで、魔法そのものの精度も高い。更に、すらりと背が高く、煌めくプラチナブロンドにミステリアスな紫紺の瞳、誰にでも優しい美青年とくれば世の女性が放っておかない。
故に、こうして研究室がライブ会場のようになるのも日常茶飯事なのだ。女性のみならず男をも虜にするロードだが、エイクは違っていた。何せエイクは、まるで王子様のような男の本性を知っているからである。
「うう……。さっさといなくなれよ、生徒共。僕様の時間を無駄にするな」
そわそわおろおろ。研究室の近くを行ったり来たりしながら、先生とは思えない言葉を呟くエイク。
ロードと違い、エイクは見た目も性格も相まって生徒達からの評判が頗る悪い。唯一、授業だけは分かりやすいのだが、如何せんそれを上回るほど愛想もないし優しくもないのだ。
そういう外面を取り繕うことすら億劫なため、エイクの周りに生徒が集まるようなことはこれまで一度もない。目立つことが嫌いなため、それはそれでいいのだが。
「……あ。エイク先生、来てくれたんだ。皆ごめんね、今日はエイク先生と打ち合わせがあるから」
ああ、それなのに。たった一言で、この場に居る全ての視線が向けられてしまった。
「えー。ロード先生ともっとお話したいのに」
「あんな奴ほっとこうよ~」
何ともズケズケと物を言う彼女達からは、恨みがましい感情が伝わってくる。最悪だ、と喉の奥で唸った後、エイクはまるで突進するかのようにロードの研究室へと駆けて行った。
「きゃあ」「ひっ」と、汚物のように避けられるのにはもう慣れた。奇しくもそのおかげで、エイクは無事に奴の拠点へと侵入することが出来たのである。
「……はーー。うっざ。毎度毎度よくもまああんなに騒げるよな、有象無象共が。ああ、お前に用はないから、そっちの窓から出てけよ」
「き、貴様っ、僕様のことを利用しておいて……、最低だ!」
「利用?俺のモンをどう使おうが勝手だろ」
「貴様のものになった覚えはないっ!」
さっきまでキラキラと振りまいていた笑顔はどこへやら。
鍵をかけ、防音魔法がかけられた室内で、ロードは面倒そうな顔を隠しもせずにどっかりと足を組んでいた。二重人格ではと疑いたくなる程、表情も声音も態度もまるで違う。
「いーから、さっさと出てけ」
「ぐぬ……、貴様に用はなくとも、僕様は貴様に用がある!」
「へぇ?また魔法論の知識勝負か?あれはお前が泣きべそかいて負けただろ」
「泣いてなどいない!くそ、そうではなく……、これを、貴様にやろうと思って持ってきたのだ!」
「……は?」
ずい、と差し出したタンブラーの中には、アイスティーの味に変わった女体化薬が入っている。だが、エイクはこの段階になってハッと気付いてしまった。
「(いつも喧嘩ばかりしている相手から、いきなり物を渡されるなんて……、怪しまれて断られるのがオチではないか!くそ、僕様としたことが、薬の完成で浮かれてしまっていた……!)」
「なに、それ。俺に?」
「(くっ……、どこまで誤魔化せるか……)ああ、そうだとも。貴様、目の下の隈が酷くて不細工な面になっているからな。僕様が調合した回復薬入りの紅茶で、少しはマシにしてやろうと思ったのだよ」
「……ふーん?」
細められる瞳が、まるで全て見透かしているかのようでドキリとしてしまう。その下にある隈が濃くなっているのは本当のことだ。大方、生徒達に毎日纏わりつかれているからだろう。
「エイクが俺に、ねぇ?まあ、貰っといてやるよ」
「ふん、有難く思うといい。何なら僕様が飲ませてやってもいいぞ、ロードくん」
ゴトン
渡したばかりのタンブラーが床に落とされてしまった。しっかり蓋をしていたため零れてはいないが、内心蒼白状態だ。
「貴様……!僕様の好意を無碍にするとは!」
「今のはお前が悪いだろ、鈍感馬鹿」
「僕様のどこが鈍感で馬鹿だと!?」
「はいはい。じゃあ飲ませてくれよ。口移しで」
「く、くちうつ……っ!?……貴様、何か変な魔法でも喰らったか……?」
「は?魔法薬学専門の癖に知らねぇの?魔法薬を作った本人の体液と一緒に摂取したら、回復効果が高まるって話。常識だろ」
そんな常識、聞いたことなどない。
喉まで出かかった言葉をぐっと堪える。ここで嘘だと糾弾して、仮に本当だった場合、自分の立場がなくなってしまう。
「(……口に含んでも、飲み込まなければ大丈夫だ。僕様ならそのくらい簡単だろう)……仕方ない。試してやってもいいが、嘘だった場合は低頭平身で謝ることだな!」
「…………は、いいのかよ。チョロ……」
「ちょろ?」
何か馬鹿にされた気もしたが、今はそれより女体化薬だ。タンブラーを手元に戻し、紅茶の味になったそれを口に含む。座ったまま動かないロードに顔を寄せ、形の良い唇にふにりと自分のそれを合わせた。薄く開いた唇から、冷たい液体を流し込んでいく。ぴと、と舌同士が触れ合った瞬間、エイクの後頭部がガシリと掴まれた。
「んっ!?んん゛~~~ッッ!?」
すぐに離そうと思っていたのに、口付けが更に深く、激しくなっていく。ぐちゅぐちゅと絡められる舌、唾液と混ざった紅茶が互いの咥内を行き来して、我慢出来ずに飲み込んでしまう。それは相手も同じで、喉がごくりと鳴ったのが聞こえた。
「ろ、ろー、ど……くんっ、んぅ、あ゛……っ!や、め……!」
「エイク……」
既に一口分の紅茶はなくなったというのに、深いキスは終わらない。離れようと突っぱねていた腕は縋るようになり、くったりと力が抜けた身体はロードの膝の上に座る体勢になった。
「ぁ……、ふ、……ん」
乱暴に掴まれていたのは最初だけで、後頭部を優しく撫でてくる手が心地よい。じゅる、と食まれて吸われた舌から、ぴりぴりとした気持ちよさが伝わっていく。
「ん♡んうぅ……♡♡」
それからたっぷり数分程吸われた後、ようやくエイクの唇は解放された。つう、と伝った銀糸を勿体ないと舐め取れば、熱のこもった目を見開いたロードと視線が合った。
「……ん、くひっ、どうだ……?僕様は、どんなことでも熟してしまうからな」
チョロいエイクは、口移しというものはこんなに長くするものなのかと認識してしまった。故に、ドキドキとうるさい心臓も、ロードがかっこよく見えてしまうのも、酸欠の副作用か何かだと思うことにした。
「(……っ!そうだ、薬……!僕様も飲んでしまったが、特に効果が現れない……?ロードくんも変わる様子がないし、まさか失敗か……!?そんな、僕様の3年間が無駄になったなど、認められな……)」
「……おい、エイク。お前キスだけでイったのか……?」
「は?きす?いった……?」
ロードが指差す先は、エイクの下半身だ。薄い灰色のパンツを穿いているそこが、ぐっしょりと濡れて濃くなっている。声もなくバッと身を引いたエイクの股間から、ボタボタと水滴が散っていく。
「な……っ、ななな何だこれは……っ!?違う、断じてっ、漏らしてなどいない……!」
「見ろよ、俺の膝もビッショビショ。んー、ションベンの匂いはしないな」
「か、嗅ぐな……っ!!き、貴様こそ下半身が……、……っえ……?」
濡れた股間を隠しながらロードを見やったエイクは、思わず言葉をなくしてしまった。
黒いパンツを押し上げる程、くっきりはっきり勃起した巨根が、そこにあったからだ。女体化するどころか、雄としての強さを見せつけられてはくはくと口を開閉してしまう。だが、それだけではなく。
ジョパッ♡♡
「え……?」
下腹がきゅんきゅん疼いて、透明な液体を漏らしてしまった。布地を貫いて溢れたそれが、床の上に水溜まりを作る。訳が分からず股間をぎゅっと押さえたエイクは、そこでようやく気がついた。
「な、い……?」
自分の身体から、ちんこが消えていることに。
「…………あーあ。ずっと何か企んでんなとは思ってたけど。こんな都合良くて可愛いことになるなんてな。俺が呪術の類に詳しいってことは、魔法の無効化や解析にも通じる……って、考えれば分かることなのに」
「や……、ち、違う、ロードくん。僕様は……」
「味で女体化薬って分かったからさ、俺のは無効化して、お前のは下半身だけ変えてやったんだよ。まさか、キスだけでそんなにイくとは思わなかったし……、さっきは、俺のちんこ見ただけで潮噴いてたよな」
「ちっ、近付くな!こわい、顔が怖いぞ貴様!」
「俺はさぁ、エイクのこと襲わないように、悪ぶって遠ざけようとして我慢してたわけ。そっちから迫ってきたんだから……、文句言うなよ」
「あ……!」
壁まで追い込まれたエイクの両腕が、ロードによって捕えられる。そのままキス出来る距離まで迫られると、ふわりとした甘い匂いが鼻孔を擽った。憎たらしいはずの端正な顔に、何故だかドキドキが止まらない。
「好きだ。ずっと好きだった。エイク」
「ふ、ぇ……」
ちょん、と子供のようなキスを一つ。
至近距離で真面目な告白を受けたエイクの脳内は混乱一色だったが、身体の方は素直だった。
ブルッ♡と全身が震えた後、ビチャビチャと音を立てて、うれションが始まってしまったのだ。
「あ、ああ……、ちが、う……、これは、違うぅ……」
「……可愛い、エイク。小便で返事されるなんて思わなかったけど」
「ちがっ……、僕様は、貴様のことなど……っ」
嫌い。嫌いだ。
自分にしか素を見せずに横暴なところも。
小馬鹿にしてくる癖にこっそり手助けしてくるところも。
自分を馬鹿にしてきた相手を勝手に粛清してしまうところも。
たまに見せてくる子供のような笑顔も。
全部、ぜんぶ。
「だいっっきらいだ……!!」
「知ってる。エイクの『嫌い』は『好き』だもんな?」
塞がれた唇に、エイクの反論は全て飲み込まれていった。
*****
「へぇ……、ほんとに下だけ女になってるんだな」
「くひっ、当然だろう!僕様の魔法薬が失敗などするものか。今回は貴様の魔法によって結果が変わってしまったが、普通に飲めば女になるはずだったのだ」
「…………エイクさぁ」
「何だ、ロードくん」
「素っ裸で俺におまんこ見せてるのに、恥ずかしくねぇの?」
「ふんっ、所詮紛い物のおまんこだ。恥ずかしいなど思うわけがないだろう」
「ふーん?さっきからずっとトロトロ愛液零してるのに?」
「生理現象だ」
「俺のちんこチラチラ見ては軽く潮噴いてんのに?」
「生理現象だ!」
ロードと共に裸になったエイクは、今現在、研究室に併設されたバスルームにて、ガニ股になりながら自らの指でおまんこを広げていた。
これが魔法薬の効果なら恥ずかしくない、と。そう自分に暗示をかけているだけで。内心は、のたうち回るくらいの羞恥に襲われていた。
「(恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい……!!だが、ここでそんな素振りを見せたら馬鹿にされる!我慢、我慢だエイク!それにしても、ロードくんが、僕様のことを好きだなんて……っ♡信じない♡嬉しい♡ちがう、信じたらだめだ……♡ああ、おまんこが疼く♡ロードくんのおちんぽが欲しいってずっと言ってる♡恥ずかしい……っ♡)」
ロードに釣られて淫語を口にしていることに、エイクは気がついていない。逆にロードは、エイクが性に疎いことに気付いていた。湧き出る唾液を飲み込み、晒されたおまんこに顔を寄せる。
「なあ、エイク。おまんこにもちんぽがあるって知ってるか?」
「……っ、も、もちろん、知っているとも」
「だったら、剥いてやらないとな。包茎クリちんぽのままなんて嫌だろ」
「お゛ッッ♡♡」
おまんこの上で存在を主張する肉粒をこねると、プショッ♡と潮が飛び出してロードの身体を濡らした。包皮ごとむにむにくりくりと弄られ、エイクの身体はビクビク震えて止まらない。ひくつく尿道口から、何度も潮が溢れてしまう。
「だ、だめ、だっ♡そご、ぉっ♡ク、クリちんぽっ♡♡ぎもちい……♡♡」
「すげぇ敏感……。潮も噴きまくりだし、皮剥いたらどうなるんだろうな」
「はー、はぅ……っ♡んあぁっ♡」
止める暇もなく、ロードの指が包皮を剥いてしまう。ぷりんっ、と現れたクリトリスはつやつやと丸みを帯びていて、かなりの大きさだった。それこそクリちんぽと呼んでも遜色ないくらいだ。
「美味そ……。エイク、舐めていいか?」
「な、め……っ!?……っ、そ、それなら、僕様も舐める!貴様のクリちんぽも道連れだ!」
「いや、俺のはクリじゃねぇ……、って、は?エイクが?俺のちんこを……?」
「いいからさっさと横になれ!」
ヒクヒク呼吸する媚肉は、愛液と潮ですっかり濡れそぼっている。早くおちんぽが欲しいと訴えてくるばかりに、エイクは強行的な手段に出ることにした。魔法薬の副作用か何なのか、おちんぽを挿れてほしいという考えばかりが浮かんでしまう。
「う、わ……♡」
いざ横になってロードのおちんぽと対面すると、あまりの長大さに涎が溢れてきた。待ちきれずに大口を開けてあむりと頬張る。口の中に広がるのは、しょっぱいような苦いような、決して美味しくはない味。だが、今のエイクにとってはたまらなく美味なものだった。
「んぢゅっ♡じゅるっ♡んうぅ、ん゛っ♡んお゛おぉっっ♡♡」
「は……っ、がっつきすぎ、だっての、っん」
クリちんぽが温かな粘液に包まれ、しゃぶられる感覚。あまりの気持ちよさに、足をピンッと伸ばしながらイってしまった。
「(おちんぽっ♡おちんぽ美味しい……♡♡クリちんぽ溶ける、とけちゃう♡♡ロードくん♡あっ♡おまんこも舐められ……っ♡♡舌、はいってきたぁ……♡♡)」
頭の中が茹だって正常な思考が溶けていく。おちんぽから顔を離したエイクは、蕩けきった表情で懇願していた。
「ロードくんのおちんぽっ、おまんこにほしい……っっ♡♡しゃぶるだけじゃ足りないっ♡おまんこがいいっっ♡♡お願いだ、挿れてくれ♡僕様の初モノおまんこ、ロードくんに味わってほしいから……♡」
「……んだ、そのエロい我儘……。はーーー……、絶対記憶なくすなよ、お前」
シックスナインから正常位へと体位を変えた二人は、ぬるついた性器をピトリと合わせた。触れ合わせただけで、エイクのおまんこは早くおちんぽが欲しいとばかりに吸い付いてくる。
「あ゛っ、あ、ああぁ……♡♡ゆっ、くり、きでるぅ……♡♡」
「きっつ……、……痛くねぇか、エイク」
「うん……っ♡いたく、ない♡気持ちいい……♡ロードくんのおちんぽ、あったかい……♡♡」
ズプ、ジュプ、と、長大なおちんぽが出来たておまんこに収まっていく。痛みがなく快感だけ拾うのは、偽物おまんこだからだろうか。そんなことを考える余裕もないまま、エイクはうっとりとしながらロードを抱きしめた。腕と足をしっかり回して、もう離さないとでもいうように。
「っ……、全部、挿入った……。……可愛い、エイク……」
「んう♡くひっ……、ロードくん……♡」
見つめあった後、どちらからともなく唇を寄せて柔らかさを堪能する。キスは甘く、挿入後のピストンも緩やかに。時折エイクから漏れる潮や尿は、チョロチョロと排水口に流れていく。
甘ったるい程に長く続いたキスハメは、「ロードくん大好き♡」というエイクの告白からの大量中出しで、ひとまず終わりを告げたのだが。
「足りない……♡やだ、抜かないで、ロードくん♡まだおまんこして♡」
「ああ……、お前が満足するまで、ヤってやるよ……!」
「は、あ゛あぁっ♡♡やっ♡♡クリちんぽ、一緒にしゃれたらっ♡♡ん゛ぉっ♡おじっこ、漏れ゛、りゅ~~ッッ♡♡」
プシャアアアァッ♡♡♡
パンッ♡パンッ♡パンッ♡ドチュドチュドチュッッ♡♡
スローセックスから一転、尻たぶがぐにゅりと揺れる程の激しいピストンが始まってしまった。
バスルームに立ち込める性のニオイは増すばかり。体位を変え、何度も愛を伝え合い、繋がっている間はキスを続け、精液と潮と尿で互いの身体がマーキングされていき──、ロードから体内に放尿されたのを最後に、エイクの意識はぷつんと途切れてしまった。
*****
「──ロードくん。これは一日分の記憶をなくす魔法薬だ。滅多に作れない物だが、特別に貴様に与えてやろう」
「………………は?」
「僕様は反省出来る人間なのだ。これを飲んで昨日のことは綺麗さっぱり忘れてしまえ」
「いや、何言ってんだ?俺、お前が好きだって言ったよな?」
昨日、気絶したエイクを介抱している内に、気付けば男の姿に戻っていた。丁寧に後処理をして、ベッドに寝かせた彼に何度もキスをしてしまったことはロード本人しか知らない。
エイクが目覚めた時、怒るなり泣くなり詰るなり、どんな感情をぶつけられようと受け止める覚悟はしていた。原因は魔法薬と言えど、手を出してしまって最後まで……それはもうしっぽりとヤってしまったのは自分だ。一発や二発殴られても仕方ないと思っていたのだが、そんな予想に反して、朝目覚めた時エイクの姿は既になかった。
これは徹底的に避けられるパターンかと思った予想すら跳ね除けて、日が落ちきった夜中に彼はやって来た。怒りも泣きも詰りもしないまま、記憶をなくすという魔法薬を手に持って。
「だから、その感情がおかしいと言っているんだ。貴様が僕様を好き?冗談だとしても有り得ない」
「……俺の言葉が嘘だって言いたいのかよ」
「ああ、そうだ。だからこれを飲んでさっさと忘れて……」
「だったら何度でも言ってやるよ。エイク、お前が好きだ」
「は……」
「キスしたいし、抱きたい。可愛がりたい、愛でたい。変な一人称も、強がりなとこも、おどおどしてんのも、隠れたとこで努力してすげぇ魔法薬作れんのも、全部好きだ」
「い、いや、そんなこと、聞いてない……っ」
「俺のことライバル視してずっと見てくんのもやばかったし、小動物みてぇに震えんのも可愛くて、囲って抱きしめて誰にも見せたくない。俺が口悪いこと知っても吹聴しねぇし、無自覚で煽ってきやがるし、あーーー……、ほんと、マジで好き」
「う、うぁ、や……っ、やめろ……」
眼鏡の奥の金色が、淡く揺れて右に左に泳ぎ出す。耳まで赤くなった顔は、怒りではなく羞恥からくるものだ。
「おっ、おかしくなってないと、困るのに……!そうじゃないと、僕様も、本当に……貴様が好きで好きで堪らないことになってしまうじゃないか……っ!」
「はぁ?それでいいじゃねぇか」
「よくない!今の僕様にはもうおまんこがないんだ!ロードくんが好きだと言うのはおまんこがあった僕様だろう?だからもう、早くこれを飲んで……」
「ったく……、勝手に突っ走って変なとこに着地すんな。いいか?俺は、お前とここで出会った時から好きなんだよ。まんこがあろうがなかろうが関係ねぇ。エイクが好きだって言ってんだ」
「ぇ……。で、出会った時、って、す、数年前の話だぞ……?」
「はぁ……。へタレって言われたくねぇから黙ってたけど、俺はずーっとお前に片想いしてたんだよ。二人きりになると押し倒しそうになるから、だいぶ天邪鬼なことばかり言っちまったけど」
嘘だ、と言い返すことは出来なかった。紫の瞳は真剣で、どこか照れくさそうに、バツが悪そうに告げてくるロードの姿からは、からかいや冗談の一欠片も感じない。
そんな彼を見て、言葉を受け止めて、『嬉しい』と思ってしまったのが、エイクの答えだった。
「ロードくん……。な、なら、今すぐ押し倒してはどうだ?二人きりではないか。僕様は無防備だぞ。おまんこはなくなってしまったが、触りっこくらいは出来るだろう」
「あ゛?……へぇ、ならお言葉に甘えてそうさせてもらうわ。なぁ、エイク。男同士でも色々出来るってこと、教えてやるよ」
「……くひっ、望むところだ。僕様とてヤられてばかりではないのだからな!」
そんな強がりが崩れるまで、そう時間はかからず。
お尻をおまんこに変えられたエイクは、性豪なロードから毎日のように愛されることになるのであった。
怪しいピンク色の液体が入ったフラスコを揺らすエイクの口から、不気味な笑い声が漏れる。
ここは、魔法学校エゼルギアースの一室、魔法薬学を専門とするエイク教授の研究室だ。薄暗い室内には大量の鉢や水槽が並び、そこかしこから異様な匂いが漂っている。生徒に魔法薬について教える傍ら、エイクはこの部屋で日々新しい調合を試しているのだ。
そして今日、ついに念願の魔法薬が完成したわけである。
分厚い眼鏡の奥で、金色の瞳が爛々と輝く。薬品が染み込んだ白衣を身に纏い、あちこちに跳ねている黒髪を乱雑に束ねただけの彼の姿は、正直ヤバイ人でしかない。エイクにもその自覚はあったが、今は見た目よりも完成した魔法薬のことで頭がいっぱいだ。
何を隠そう、高度な魔法式を組み込まないと成功しない、女体化の薬が手中にあるのだ。見た目のみならず力までも弱くなってしまうため、これを飲ませて女にしてしまえば、エイクでも好き勝手に出来るという寸法である。
「くひひ、見てろよロードくん……。泣いて赦しを乞うまで擽ってやる!」
だがしかし、エイクに性的な悪戯をする気持ちはこれっぽっちも存在していなかった。彼としては、奴の情けない泣き顔を見ることが出来れば、それで満足なのである。
「さて。この時間ならあいつは研究室か。くひっ、僕様を馬鹿にしてきた報いを受けさせてやる……っ」
嬉々として女体化薬を紅茶に擬態させたエイクは、調子はずれな鼻歌を歌いながら研究室を後にした。
*****
勇み足でロードの研究室までやって来たエイクだが、その足取りはすっかり重くなり、最後には止まってしまっていた。
原因はただ一つ、きゃいきゃいと騒ぐ女生徒達がロードの研究室の入口を占領しているからである。
エイクの同僚であるロードは、主に占星学や呪術を教えている。その知識は賢者クラスで、魔法そのものの精度も高い。更に、すらりと背が高く、煌めくプラチナブロンドにミステリアスな紫紺の瞳、誰にでも優しい美青年とくれば世の女性が放っておかない。
故に、こうして研究室がライブ会場のようになるのも日常茶飯事なのだ。女性のみならず男をも虜にするロードだが、エイクは違っていた。何せエイクは、まるで王子様のような男の本性を知っているからである。
「うう……。さっさといなくなれよ、生徒共。僕様の時間を無駄にするな」
そわそわおろおろ。研究室の近くを行ったり来たりしながら、先生とは思えない言葉を呟くエイク。
ロードと違い、エイクは見た目も性格も相まって生徒達からの評判が頗る悪い。唯一、授業だけは分かりやすいのだが、如何せんそれを上回るほど愛想もないし優しくもないのだ。
そういう外面を取り繕うことすら億劫なため、エイクの周りに生徒が集まるようなことはこれまで一度もない。目立つことが嫌いなため、それはそれでいいのだが。
「……あ。エイク先生、来てくれたんだ。皆ごめんね、今日はエイク先生と打ち合わせがあるから」
ああ、それなのに。たった一言で、この場に居る全ての視線が向けられてしまった。
「えー。ロード先生ともっとお話したいのに」
「あんな奴ほっとこうよ~」
何ともズケズケと物を言う彼女達からは、恨みがましい感情が伝わってくる。最悪だ、と喉の奥で唸った後、エイクはまるで突進するかのようにロードの研究室へと駆けて行った。
「きゃあ」「ひっ」と、汚物のように避けられるのにはもう慣れた。奇しくもそのおかげで、エイクは無事に奴の拠点へと侵入することが出来たのである。
「……はーー。うっざ。毎度毎度よくもまああんなに騒げるよな、有象無象共が。ああ、お前に用はないから、そっちの窓から出てけよ」
「き、貴様っ、僕様のことを利用しておいて……、最低だ!」
「利用?俺のモンをどう使おうが勝手だろ」
「貴様のものになった覚えはないっ!」
さっきまでキラキラと振りまいていた笑顔はどこへやら。
鍵をかけ、防音魔法がかけられた室内で、ロードは面倒そうな顔を隠しもせずにどっかりと足を組んでいた。二重人格ではと疑いたくなる程、表情も声音も態度もまるで違う。
「いーから、さっさと出てけ」
「ぐぬ……、貴様に用はなくとも、僕様は貴様に用がある!」
「へぇ?また魔法論の知識勝負か?あれはお前が泣きべそかいて負けただろ」
「泣いてなどいない!くそ、そうではなく……、これを、貴様にやろうと思って持ってきたのだ!」
「……は?」
ずい、と差し出したタンブラーの中には、アイスティーの味に変わった女体化薬が入っている。だが、エイクはこの段階になってハッと気付いてしまった。
「(いつも喧嘩ばかりしている相手から、いきなり物を渡されるなんて……、怪しまれて断られるのがオチではないか!くそ、僕様としたことが、薬の完成で浮かれてしまっていた……!)」
「なに、それ。俺に?」
「(くっ……、どこまで誤魔化せるか……)ああ、そうだとも。貴様、目の下の隈が酷くて不細工な面になっているからな。僕様が調合した回復薬入りの紅茶で、少しはマシにしてやろうと思ったのだよ」
「……ふーん?」
細められる瞳が、まるで全て見透かしているかのようでドキリとしてしまう。その下にある隈が濃くなっているのは本当のことだ。大方、生徒達に毎日纏わりつかれているからだろう。
「エイクが俺に、ねぇ?まあ、貰っといてやるよ」
「ふん、有難く思うといい。何なら僕様が飲ませてやってもいいぞ、ロードくん」
ゴトン
渡したばかりのタンブラーが床に落とされてしまった。しっかり蓋をしていたため零れてはいないが、内心蒼白状態だ。
「貴様……!僕様の好意を無碍にするとは!」
「今のはお前が悪いだろ、鈍感馬鹿」
「僕様のどこが鈍感で馬鹿だと!?」
「はいはい。じゃあ飲ませてくれよ。口移しで」
「く、くちうつ……っ!?……貴様、何か変な魔法でも喰らったか……?」
「は?魔法薬学専門の癖に知らねぇの?魔法薬を作った本人の体液と一緒に摂取したら、回復効果が高まるって話。常識だろ」
そんな常識、聞いたことなどない。
喉まで出かかった言葉をぐっと堪える。ここで嘘だと糾弾して、仮に本当だった場合、自分の立場がなくなってしまう。
「(……口に含んでも、飲み込まなければ大丈夫だ。僕様ならそのくらい簡単だろう)……仕方ない。試してやってもいいが、嘘だった場合は低頭平身で謝ることだな!」
「…………は、いいのかよ。チョロ……」
「ちょろ?」
何か馬鹿にされた気もしたが、今はそれより女体化薬だ。タンブラーを手元に戻し、紅茶の味になったそれを口に含む。座ったまま動かないロードに顔を寄せ、形の良い唇にふにりと自分のそれを合わせた。薄く開いた唇から、冷たい液体を流し込んでいく。ぴと、と舌同士が触れ合った瞬間、エイクの後頭部がガシリと掴まれた。
「んっ!?んん゛~~~ッッ!?」
すぐに離そうと思っていたのに、口付けが更に深く、激しくなっていく。ぐちゅぐちゅと絡められる舌、唾液と混ざった紅茶が互いの咥内を行き来して、我慢出来ずに飲み込んでしまう。それは相手も同じで、喉がごくりと鳴ったのが聞こえた。
「ろ、ろー、ど……くんっ、んぅ、あ゛……っ!や、め……!」
「エイク……」
既に一口分の紅茶はなくなったというのに、深いキスは終わらない。離れようと突っぱねていた腕は縋るようになり、くったりと力が抜けた身体はロードの膝の上に座る体勢になった。
「ぁ……、ふ、……ん」
乱暴に掴まれていたのは最初だけで、後頭部を優しく撫でてくる手が心地よい。じゅる、と食まれて吸われた舌から、ぴりぴりとした気持ちよさが伝わっていく。
「ん♡んうぅ……♡♡」
それからたっぷり数分程吸われた後、ようやくエイクの唇は解放された。つう、と伝った銀糸を勿体ないと舐め取れば、熱のこもった目を見開いたロードと視線が合った。
「……ん、くひっ、どうだ……?僕様は、どんなことでも熟してしまうからな」
チョロいエイクは、口移しというものはこんなに長くするものなのかと認識してしまった。故に、ドキドキとうるさい心臓も、ロードがかっこよく見えてしまうのも、酸欠の副作用か何かだと思うことにした。
「(……っ!そうだ、薬……!僕様も飲んでしまったが、特に効果が現れない……?ロードくんも変わる様子がないし、まさか失敗か……!?そんな、僕様の3年間が無駄になったなど、認められな……)」
「……おい、エイク。お前キスだけでイったのか……?」
「は?きす?いった……?」
ロードが指差す先は、エイクの下半身だ。薄い灰色のパンツを穿いているそこが、ぐっしょりと濡れて濃くなっている。声もなくバッと身を引いたエイクの股間から、ボタボタと水滴が散っていく。
「な……っ、ななな何だこれは……っ!?違う、断じてっ、漏らしてなどいない……!」
「見ろよ、俺の膝もビッショビショ。んー、ションベンの匂いはしないな」
「か、嗅ぐな……っ!!き、貴様こそ下半身が……、……っえ……?」
濡れた股間を隠しながらロードを見やったエイクは、思わず言葉をなくしてしまった。
黒いパンツを押し上げる程、くっきりはっきり勃起した巨根が、そこにあったからだ。女体化するどころか、雄としての強さを見せつけられてはくはくと口を開閉してしまう。だが、それだけではなく。
ジョパッ♡♡
「え……?」
下腹がきゅんきゅん疼いて、透明な液体を漏らしてしまった。布地を貫いて溢れたそれが、床の上に水溜まりを作る。訳が分からず股間をぎゅっと押さえたエイクは、そこでようやく気がついた。
「な、い……?」
自分の身体から、ちんこが消えていることに。
「…………あーあ。ずっと何か企んでんなとは思ってたけど。こんな都合良くて可愛いことになるなんてな。俺が呪術の類に詳しいってことは、魔法の無効化や解析にも通じる……って、考えれば分かることなのに」
「や……、ち、違う、ロードくん。僕様は……」
「味で女体化薬って分かったからさ、俺のは無効化して、お前のは下半身だけ変えてやったんだよ。まさか、キスだけでそんなにイくとは思わなかったし……、さっきは、俺のちんこ見ただけで潮噴いてたよな」
「ちっ、近付くな!こわい、顔が怖いぞ貴様!」
「俺はさぁ、エイクのこと襲わないように、悪ぶって遠ざけようとして我慢してたわけ。そっちから迫ってきたんだから……、文句言うなよ」
「あ……!」
壁まで追い込まれたエイクの両腕が、ロードによって捕えられる。そのままキス出来る距離まで迫られると、ふわりとした甘い匂いが鼻孔を擽った。憎たらしいはずの端正な顔に、何故だかドキドキが止まらない。
「好きだ。ずっと好きだった。エイク」
「ふ、ぇ……」
ちょん、と子供のようなキスを一つ。
至近距離で真面目な告白を受けたエイクの脳内は混乱一色だったが、身体の方は素直だった。
ブルッ♡と全身が震えた後、ビチャビチャと音を立てて、うれションが始まってしまったのだ。
「あ、ああ……、ちが、う……、これは、違うぅ……」
「……可愛い、エイク。小便で返事されるなんて思わなかったけど」
「ちがっ……、僕様は、貴様のことなど……っ」
嫌い。嫌いだ。
自分にしか素を見せずに横暴なところも。
小馬鹿にしてくる癖にこっそり手助けしてくるところも。
自分を馬鹿にしてきた相手を勝手に粛清してしまうところも。
たまに見せてくる子供のような笑顔も。
全部、ぜんぶ。
「だいっっきらいだ……!!」
「知ってる。エイクの『嫌い』は『好き』だもんな?」
塞がれた唇に、エイクの反論は全て飲み込まれていった。
*****
「へぇ……、ほんとに下だけ女になってるんだな」
「くひっ、当然だろう!僕様の魔法薬が失敗などするものか。今回は貴様の魔法によって結果が変わってしまったが、普通に飲めば女になるはずだったのだ」
「…………エイクさぁ」
「何だ、ロードくん」
「素っ裸で俺におまんこ見せてるのに、恥ずかしくねぇの?」
「ふんっ、所詮紛い物のおまんこだ。恥ずかしいなど思うわけがないだろう」
「ふーん?さっきからずっとトロトロ愛液零してるのに?」
「生理現象だ」
「俺のちんこチラチラ見ては軽く潮噴いてんのに?」
「生理現象だ!」
ロードと共に裸になったエイクは、今現在、研究室に併設されたバスルームにて、ガニ股になりながら自らの指でおまんこを広げていた。
これが魔法薬の効果なら恥ずかしくない、と。そう自分に暗示をかけているだけで。内心は、のたうち回るくらいの羞恥に襲われていた。
「(恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい……!!だが、ここでそんな素振りを見せたら馬鹿にされる!我慢、我慢だエイク!それにしても、ロードくんが、僕様のことを好きだなんて……っ♡信じない♡嬉しい♡ちがう、信じたらだめだ……♡ああ、おまんこが疼く♡ロードくんのおちんぽが欲しいってずっと言ってる♡恥ずかしい……っ♡)」
ロードに釣られて淫語を口にしていることに、エイクは気がついていない。逆にロードは、エイクが性に疎いことに気付いていた。湧き出る唾液を飲み込み、晒されたおまんこに顔を寄せる。
「なあ、エイク。おまんこにもちんぽがあるって知ってるか?」
「……っ、も、もちろん、知っているとも」
「だったら、剥いてやらないとな。包茎クリちんぽのままなんて嫌だろ」
「お゛ッッ♡♡」
おまんこの上で存在を主張する肉粒をこねると、プショッ♡と潮が飛び出してロードの身体を濡らした。包皮ごとむにむにくりくりと弄られ、エイクの身体はビクビク震えて止まらない。ひくつく尿道口から、何度も潮が溢れてしまう。
「だ、だめ、だっ♡そご、ぉっ♡ク、クリちんぽっ♡♡ぎもちい……♡♡」
「すげぇ敏感……。潮も噴きまくりだし、皮剥いたらどうなるんだろうな」
「はー、はぅ……っ♡んあぁっ♡」
止める暇もなく、ロードの指が包皮を剥いてしまう。ぷりんっ、と現れたクリトリスはつやつやと丸みを帯びていて、かなりの大きさだった。それこそクリちんぽと呼んでも遜色ないくらいだ。
「美味そ……。エイク、舐めていいか?」
「な、め……っ!?……っ、そ、それなら、僕様も舐める!貴様のクリちんぽも道連れだ!」
「いや、俺のはクリじゃねぇ……、って、は?エイクが?俺のちんこを……?」
「いいからさっさと横になれ!」
ヒクヒク呼吸する媚肉は、愛液と潮ですっかり濡れそぼっている。早くおちんぽが欲しいと訴えてくるばかりに、エイクは強行的な手段に出ることにした。魔法薬の副作用か何なのか、おちんぽを挿れてほしいという考えばかりが浮かんでしまう。
「う、わ……♡」
いざ横になってロードのおちんぽと対面すると、あまりの長大さに涎が溢れてきた。待ちきれずに大口を開けてあむりと頬張る。口の中に広がるのは、しょっぱいような苦いような、決して美味しくはない味。だが、今のエイクにとってはたまらなく美味なものだった。
「んぢゅっ♡じゅるっ♡んうぅ、ん゛っ♡んお゛おぉっっ♡♡」
「は……っ、がっつきすぎ、だっての、っん」
クリちんぽが温かな粘液に包まれ、しゃぶられる感覚。あまりの気持ちよさに、足をピンッと伸ばしながらイってしまった。
「(おちんぽっ♡おちんぽ美味しい……♡♡クリちんぽ溶ける、とけちゃう♡♡ロードくん♡あっ♡おまんこも舐められ……っ♡♡舌、はいってきたぁ……♡♡)」
頭の中が茹だって正常な思考が溶けていく。おちんぽから顔を離したエイクは、蕩けきった表情で懇願していた。
「ロードくんのおちんぽっ、おまんこにほしい……っっ♡♡しゃぶるだけじゃ足りないっ♡おまんこがいいっっ♡♡お願いだ、挿れてくれ♡僕様の初モノおまんこ、ロードくんに味わってほしいから……♡」
「……んだ、そのエロい我儘……。はーーー……、絶対記憶なくすなよ、お前」
シックスナインから正常位へと体位を変えた二人は、ぬるついた性器をピトリと合わせた。触れ合わせただけで、エイクのおまんこは早くおちんぽが欲しいとばかりに吸い付いてくる。
「あ゛っ、あ、ああぁ……♡♡ゆっ、くり、きでるぅ……♡♡」
「きっつ……、……痛くねぇか、エイク」
「うん……っ♡いたく、ない♡気持ちいい……♡ロードくんのおちんぽ、あったかい……♡♡」
ズプ、ジュプ、と、長大なおちんぽが出来たておまんこに収まっていく。痛みがなく快感だけ拾うのは、偽物おまんこだからだろうか。そんなことを考える余裕もないまま、エイクはうっとりとしながらロードを抱きしめた。腕と足をしっかり回して、もう離さないとでもいうように。
「っ……、全部、挿入った……。……可愛い、エイク……」
「んう♡くひっ……、ロードくん……♡」
見つめあった後、どちらからともなく唇を寄せて柔らかさを堪能する。キスは甘く、挿入後のピストンも緩やかに。時折エイクから漏れる潮や尿は、チョロチョロと排水口に流れていく。
甘ったるい程に長く続いたキスハメは、「ロードくん大好き♡」というエイクの告白からの大量中出しで、ひとまず終わりを告げたのだが。
「足りない……♡やだ、抜かないで、ロードくん♡まだおまんこして♡」
「ああ……、お前が満足するまで、ヤってやるよ……!」
「は、あ゛あぁっ♡♡やっ♡♡クリちんぽ、一緒にしゃれたらっ♡♡ん゛ぉっ♡おじっこ、漏れ゛、りゅ~~ッッ♡♡」
プシャアアアァッ♡♡♡
パンッ♡パンッ♡パンッ♡ドチュドチュドチュッッ♡♡
スローセックスから一転、尻たぶがぐにゅりと揺れる程の激しいピストンが始まってしまった。
バスルームに立ち込める性のニオイは増すばかり。体位を変え、何度も愛を伝え合い、繋がっている間はキスを続け、精液と潮と尿で互いの身体がマーキングされていき──、ロードから体内に放尿されたのを最後に、エイクの意識はぷつんと途切れてしまった。
*****
「──ロードくん。これは一日分の記憶をなくす魔法薬だ。滅多に作れない物だが、特別に貴様に与えてやろう」
「………………は?」
「僕様は反省出来る人間なのだ。これを飲んで昨日のことは綺麗さっぱり忘れてしまえ」
「いや、何言ってんだ?俺、お前が好きだって言ったよな?」
昨日、気絶したエイクを介抱している内に、気付けば男の姿に戻っていた。丁寧に後処理をして、ベッドに寝かせた彼に何度もキスをしてしまったことはロード本人しか知らない。
エイクが目覚めた時、怒るなり泣くなり詰るなり、どんな感情をぶつけられようと受け止める覚悟はしていた。原因は魔法薬と言えど、手を出してしまって最後まで……それはもうしっぽりとヤってしまったのは自分だ。一発や二発殴られても仕方ないと思っていたのだが、そんな予想に反して、朝目覚めた時エイクの姿は既になかった。
これは徹底的に避けられるパターンかと思った予想すら跳ね除けて、日が落ちきった夜中に彼はやって来た。怒りも泣きも詰りもしないまま、記憶をなくすという魔法薬を手に持って。
「だから、その感情がおかしいと言っているんだ。貴様が僕様を好き?冗談だとしても有り得ない」
「……俺の言葉が嘘だって言いたいのかよ」
「ああ、そうだ。だからこれを飲んでさっさと忘れて……」
「だったら何度でも言ってやるよ。エイク、お前が好きだ」
「は……」
「キスしたいし、抱きたい。可愛がりたい、愛でたい。変な一人称も、強がりなとこも、おどおどしてんのも、隠れたとこで努力してすげぇ魔法薬作れんのも、全部好きだ」
「い、いや、そんなこと、聞いてない……っ」
「俺のことライバル視してずっと見てくんのもやばかったし、小動物みてぇに震えんのも可愛くて、囲って抱きしめて誰にも見せたくない。俺が口悪いこと知っても吹聴しねぇし、無自覚で煽ってきやがるし、あーーー……、ほんと、マジで好き」
「う、うぁ、や……っ、やめろ……」
眼鏡の奥の金色が、淡く揺れて右に左に泳ぎ出す。耳まで赤くなった顔は、怒りではなく羞恥からくるものだ。
「おっ、おかしくなってないと、困るのに……!そうじゃないと、僕様も、本当に……貴様が好きで好きで堪らないことになってしまうじゃないか……っ!」
「はぁ?それでいいじゃねぇか」
「よくない!今の僕様にはもうおまんこがないんだ!ロードくんが好きだと言うのはおまんこがあった僕様だろう?だからもう、早くこれを飲んで……」
「ったく……、勝手に突っ走って変なとこに着地すんな。いいか?俺は、お前とここで出会った時から好きなんだよ。まんこがあろうがなかろうが関係ねぇ。エイクが好きだって言ってんだ」
「ぇ……。で、出会った時、って、す、数年前の話だぞ……?」
「はぁ……。へタレって言われたくねぇから黙ってたけど、俺はずーっとお前に片想いしてたんだよ。二人きりになると押し倒しそうになるから、だいぶ天邪鬼なことばかり言っちまったけど」
嘘だ、と言い返すことは出来なかった。紫の瞳は真剣で、どこか照れくさそうに、バツが悪そうに告げてくるロードの姿からは、からかいや冗談の一欠片も感じない。
そんな彼を見て、言葉を受け止めて、『嬉しい』と思ってしまったのが、エイクの答えだった。
「ロードくん……。な、なら、今すぐ押し倒してはどうだ?二人きりではないか。僕様は無防備だぞ。おまんこはなくなってしまったが、触りっこくらいは出来るだろう」
「あ゛?……へぇ、ならお言葉に甘えてそうさせてもらうわ。なぁ、エイク。男同士でも色々出来るってこと、教えてやるよ」
「……くひっ、望むところだ。僕様とてヤられてばかりではないのだからな!」
そんな強がりが崩れるまで、そう時間はかからず。
お尻をおまんこに変えられたエイクは、性豪なロードから毎日のように愛されることになるのであった。
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