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おちんぽケースを売っていたら自分も買われてしまってお嫁さんケースになった話
その③
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「──ん、……ぅ……」
「目ぇ覚めた?カグラちゃん。気絶させちゃってごめんねぇ。でも治癒したから痛くないでしょ?」
「にゃ……?」
「にゃーだって。かっわい~♡ちゅーしちゃお♡」
ぷちゅり、と塞がれた唇から、甘く美味しい味がじんわりと伝わってくる。クチュクチュと絡む蜜が痺れるほど堪らなく、もっと欲しいとばかりに舌を絡ませてしまう。
ぼんやりとした意識のまま深い口付けを受けていたカグラだが、次第に思考がクリアになっていき、唐突に、バチリと覚醒した。
「ぷあっ!にゃ、にゃに゛……っ♡ひっ♡え、あ゛っ、ど、どうして……っ!?」
「おはよ、カグラちゃん。オレ専用のちんぽケースになった気分はどう?」
「お゛ぁッッ♡♡ま゛……ッ、で♡♡なん、でっ、お前が……ドールがいるん、だ……っ♡♡」
「うんうん、最高だよね。ビンボウ猫のカグラちゃん。いつまで経ってもオレのとこに来ないから迎えに来てあげたよ。嬉しい?」
「ひぎっ♡♡う、うれじく、にゃ……っん゛ああああぁっっ♡♡♡」
豪勢な部屋の中、無駄に広いベッドの上。一糸纏わぬ姿にされたカグラは、太くて長いペニスをぐっぽりと咥えさせられていた。
対面座位でうっとりとカグラにキスをするのは、学園時代に同室だった竜族のドールである。何を隠そう、カグラのことを貧乏猫だと揶揄してきた魔族だ。
そんな彼から腹が破れそうな程の剛直を埋められているというのに、何故か快楽しか感じない。その上、ひっきりなしにアナルから愛液が漏れていく感覚がする。カグラは、この状況に覚えがあった。『そう』なるように魔法を組み込んだのは自分なのだから。
「い゛、淫紋……ッ、俺に、つけやがっだな……!?」
「もちろん♡カグラちゃんが作ったエロエロ淫紋、いーっぱいつけてあげたよ♡付ける場所によって効果が変わるんだっけ?ね、カグラちゃんの口から教えてよ」
「っ、う゛るさい……っ♡ふ、お゛っ♡ち、ちんぽ抜け……っ♡♡」
「ん~、ちゃーんと説明してくれたら抜いてあげてもいいけど?」
とちゅとちゅと奥を突きながら、ドールは甘く微笑んだ。その笑みに、カグラの胸がドキリと高鳴る。
地味な自分と違って、輝かんばかりの美形で誰にでも優しい彼のことを、少なからず慕ってはいたのだ。何故か自分は小馬鹿にされてばかりだったが、それでも心の奥底ではほんのりと淡い恋心が芽吹いていた。
今更思い出したところで、と思いながらも、気がつけばカグラの唇は釣られるように開いていた。
「ど、……どこに、つけたんだよ……」
「まずはね、カグラちゃんの可愛い舌♡」
「舌は……、だ、唾液が美味しく感じるようになって、ん゛♡毎日ちゅーしてもらわないと満足できなくなる……っん♡ぢゅ♡♡」
「っは……♡言われなくてもするつもりだったけど、毎日らぶらぶちゅーしようね♡それじゃあ、ここは?カグラちゃんの乳首♡」
「ふお゛ッ♡♡つ、つねる゛なぁっ♡♡ち、乳首はっ、ずっと弄られてると、母乳が出るようになる゛……ぅっ♡♡」
「へぇ……♡カグラちゃんのミルク、飲むの楽しみ~♡あ、そうだ、おでこにもつけたんだった。これは?」
「ん……っ♡そこ、は……、こ、言葉や声だけで、イけるようになっぢゃ、ぅ……♡♡」
「何それ。えー、カグラちゃんって名前呼ぶ度に雑魚アクメさせてあげたいなぁ♡」
「ん゛っ♡ふ、……ぁ、ま、待て、ドール……っ、い、淫紋、一体何個つけて……」
「全部だけど?」
「ぇ……」
「20回分、ぜーんぶカグラちゃんに使ったよ。他のケースはオレに仕えてる奴等が可愛がってるけど、オプションはオレが全部使うに決まってるじゃん♡」
舌、両乳首、おでこ。
これだけでまだ4つ。それなのに、あと16個も、俺に……?
「──ん、……ぅ……」
「目ぇ覚めた?カグラちゃん。気絶させちゃってごめんねぇ。でも治癒したから痛くないでしょ?」
「にゃ……?」
「にゃーだって。かっわい~♡ちゅーしちゃお♡」
ぷちゅり、と塞がれた唇から、甘く美味しい味がじんわりと伝わってくる。クチュクチュと絡む蜜が痺れるほど堪らなく、もっと欲しいとばかりに舌を絡ませてしまう。
ぼんやりとした意識のまま深い口付けを受けていたカグラだが、次第に思考がクリアになっていき、唐突に、バチリと覚醒した。
「ぷあっ!にゃ、にゃに゛……っ♡ひっ♡え、あ゛っ、ど、どうして……っ!?」
「おはよ、カグラちゃん。オレ専用のちんぽケースになった気分はどう?」
「お゛ぁッッ♡♡ま゛……ッ、で♡♡なん、でっ、お前が……ドールがいるん、だ……っ♡♡」
「うんうん、最高だよね。ビンボウ猫のカグラちゃん。いつまで経ってもオレのとこに来ないから迎えに来てあげたよ。嬉しい?」
「ひぎっ♡♡う、うれじく、にゃ……っん゛ああああぁっっ♡♡♡」
豪勢な部屋の中、無駄に広いベッドの上。一糸纏わぬ姿にされたカグラは、太くて長いペニスをぐっぽりと咥えさせられていた。
対面座位でうっとりとカグラにキスをするのは、学園時代に同室だった竜族のドールである。何を隠そう、カグラのことを貧乏猫だと揶揄してきた魔族だ。
そんな彼から腹が破れそうな程の剛直を埋められているというのに、何故か快楽しか感じない。その上、ひっきりなしにアナルから愛液が漏れていく感覚がする。カグラは、この状況に覚えがあった。『そう』なるように魔法を組み込んだのは自分なのだから。
「い゛、淫紋……ッ、俺に、つけやがっだな……!?」
「もちろん♡カグラちゃんが作ったエロエロ淫紋、いーっぱいつけてあげたよ♡付ける場所によって効果が変わるんだっけ?ね、カグラちゃんの口から教えてよ」
「っ、う゛るさい……っ♡ふ、お゛っ♡ち、ちんぽ抜け……っ♡♡」
「ん~、ちゃーんと説明してくれたら抜いてあげてもいいけど?」
とちゅとちゅと奥を突きながら、ドールは甘く微笑んだ。その笑みに、カグラの胸がドキリと高鳴る。
地味な自分と違って、輝かんばかりの美形で誰にでも優しい彼のことを、少なからず慕ってはいたのだ。何故か自分は小馬鹿にされてばかりだったが、それでも心の奥底ではほんのりと淡い恋心が芽吹いていた。
今更思い出したところで、と思いながらも、気がつけばカグラの唇は釣られるように開いていた。
「ど、……どこに、つけたんだよ……」
「まずはね、カグラちゃんの可愛い舌♡」
「舌は……、だ、唾液が美味しく感じるようになって、ん゛♡毎日ちゅーしてもらわないと満足できなくなる……っん♡ぢゅ♡♡」
「っは……♡言われなくてもするつもりだったけど、毎日らぶらぶちゅーしようね♡それじゃあ、ここは?カグラちゃんの乳首♡」
「ふお゛ッ♡♡つ、つねる゛なぁっ♡♡ち、乳首はっ、ずっと弄られてると、母乳が出るようになる゛……ぅっ♡♡」
「へぇ……♡カグラちゃんのミルク、飲むの楽しみ~♡あ、そうだ、おでこにもつけたんだった。これは?」
「ん……っ♡そこ、は……、こ、言葉や声だけで、イけるようになっぢゃ、ぅ……♡♡」
「何それ。えー、カグラちゃんって名前呼ぶ度に雑魚アクメさせてあげたいなぁ♡」
「ん゛っ♡ふ、……ぁ、ま、待て、ドール……っ、い、淫紋、一体何個つけて……」
「全部だけど?」
「ぇ……」
「20回分、ぜーんぶカグラちゃんに使ったよ。他のケースはオレに仕えてる奴等が可愛がってるけど、オプションはオレが全部使うに決まってるじゃん♡」
舌、両乳首、おでこ。
これだけでまだ4つ。それなのに、あと16個も、俺に……?
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