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大好きだった彼からセフレを切られたら、イケメンオーナーにドロドロになるまで甘やかされた話
前編
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複数のセフレ持ちだった美形男が健気な平凡君と結ばれた……その後の、切られてしまったセフレ君の話。
遊び人レイのセフレの一人、時影(ときかげ)。セフレなのに相手のことが好きになってしまった時影だが、その想いは実ることなく終わる。そんな彼を優しく見守ってきたバーのオーナー、和歌(わか)に連れて来られたのは、なんとラブホで──?
☆☆☆☆☆
『お前とのセフレ、やめるから』
「は?」
送られてきたメッセージが信じられなくて、……というより信じたくなくて、何度も何度も目を皿にして見返した。
それでも、その言葉は変わらない。
数年間続いたこの関係を、こんなにもあっさり、たった一言で切られるなんて。最近ずっと会えてないとは思ってたけど、どうして。
……いや、向こうはそれこそただのセフレとしか思ってないから、これが当たり前なのかもしれない。でも、俺は。いつしか本気で彼を……、レイのことを、好きになってしまっていた。もしこの気持ちを知られたら、セフレですらいられなくなると思って、ひた隠しにしてきた。
もしかすると、どこかでバレてしまったのかもしれない。震える指で、返信を打つ。
『理由を聞いてもいい?』
追い縋るような、面倒くさい奴と思われても構わない。ただ、理由を知りたい。はっきりと諦めることが出来る、理由が。
『恋人が出来たんだよ。だから、そいつ以外の奴との肉体関係はもうもたない』
そうして返ってきた文字の羅列に、喉がひりついた。恋人。俺じゃない誰かが、レイの、隣に。
爆発してしまいそうな感情をぶつける前に、俺は大好きだったレイから呆気なくブロックされた。
頭の中に思い浮かんだのは、優しく微笑んで話を聞いてくれる……『彼』の姿だった。
*****
「──馬鹿ねぇ、そんなに悔やむくらいなら、さっさと気持ちを伝えていればよかったのよ」
「それが出来たら、当の昔にそうしてる……ぅ」
「飲み過ぎて酔い潰れないでよ。ほら、お水」
「んぁ、ありがと……」
『彼』こと、行きつけのバーのオーナー、ワカさんからもらった水をぐいっと呷る。ひりついたままの喉は治らないけど、少しだけ気分が楽になった。俺より三つ年上のワカさんは、見た目はモデル並にかっこよくて、いつも甘酸っぱい良い香りがする。女性みたいな話し方をしているけど、心が女というわけではないらしい。この方が緊張感を解せるから、って教えてくれたのはいつだったっけ。
そんなワカさんに、俺はずっとレイとの関係をぼやいていた。愚痴めいたものだったり、ちょっとした惚気だったり、メンタルがへこんでしまったことだったり。一応客として酒は頼んでいるものの、嫌な顔一つせずに付き合ってくれたワカさんはすごく優しい人だ。まあ、これも仕事だろうから、もしかすると裏では迷惑客って思われてるかもしれないけど。
「レイの相手……、一目だけでも見たいな」
「やめておきなさい。そしたらまたへこんでお酒に逃げるでしょ」
「でも、そうでもしないと、踏ん切りがつきそうにないし。別にぶん取ろうとかそんなことは思ってないよ」
「私だって思ってないわよ。カゲくん、良い子だもの。私はカゲくんが自分から傷つきに行ってるのが嫌なのよ」
夜も遅く、客は俺一人。他のスタッフは奥に引っ込んでいるから、アルコールで饒舌になった口が止まらない。
「ワカさん。今優しくされたら惚れちゃいそう」
「うふふ、いいわよ。カゲくんのことがだーい好きな私に存分に惚れなさい」
茶目っ気たっぷりに片目を瞑るワカさんにへらりと笑い返しながら冷たい水をちびりと口にする。大好きな、なんて。冗談だとしてもワカさんに言われるとドキッとしちゃうな。
……最後に、一目だけ。
レイとその相手を直接この目で見て、そうしたらきっと……、この燻り続けた想いとも決別出来るはずだ。
連絡手段は断ち切られたけど、レイが行きそうな所に一つだけ当てがあった。デートなんて一度もしてないし、プライベートの話もほぼほぼなかったようなものだったけど。彼にはお気に入りのカフェがある。オシャレな内装と美味しい料理が人気で、親戚がそこを経営しているらしい。
店の名前を検索して、それっぽいカフェを見つけた後、俺はそこに何度か通ったことがある。ストーカーじみてることは自覚済みだ。……食事もコーヒーも美味しくて、これで席の向かいにレイが居たらなと虚しい気持ちにもなったのも覚えてる。
あのカフェに、レイは相手と一緒に現れるんじゃないかと、ただの想像だけどそう思う。
──そうと決まれば、早速行動だ。今が春休みでよかった。
翌日、ワカさんの心配そうな顔を思い出さないようにして、曇った寒空の中電車に揺られ、目的地に辿り着いた。そこまで人通りが多くない、簡素な場所だ。
念のために帽子とマスク、伊達眼鏡で簡単な変装をして、店の近くにある公園のベンチで張り込むことにした。ここからならカフェの入口がよく見える。ほんと、ストーカーじみてるというか……、そのものだよな、俺。
勿論、連絡をしてるわけじゃないからすぐに見つかることもなく、一日経っても、五日経ってもレイが現れることはなかった。そろそろ通報されてもおかしくないかもしれない。
寒い中、毎日コーヒー片手に座っているだけとはいえ、疲労が蓄積されていく。……そして、張り込むというより座り込みを始めてからちょうど一週間経った時だった。
レイが、俺が見たこともない笑顔を浮かべてカフェの前に現れた。その隣には、あまりぱっとしない冴えない男がいる。……もしかして、あれが?もさっとした黒髪に野暮ったい眼鏡の、あんな奴が、レイの恋人……?
どろりとした嫌な感情が喉元から出かかって慌てて飲み下す。この感情は駄目だ。こんなことをしてる俺が、一丁前に嫉妬だなんて。
うるさく鳴り響く心臓を押さえて、強張る顔を下に向けた。この期に及んで、もしかしたらレイが気付いてくれるかも、なんて馬鹿な期待をしてしまう。
……そんなこと、有り得るはずがないのに。
「お腹空いただろ、アキ。ここ、オレのおすすめ」
「わ、すごいお洒落なカフェ。ぼ、僕、場違いじゃない?」
「全然。それに、周りの目なんて気にしないでオレだけ見てればいいんだよ」
「そ、それはそれで緊張するかな……」
甘ったるい空気が肌を刺して、頭の中が冷えていく。俺の目の前で幸せそうに店内へと入っていく二人は、完全に彼等だけの世界だった。俺がその世界に入り込む隙なんて一つもない。
……分かってただろ、俺。だからもうすっぱり諦めて帰るんだ。美味いもん食べてたくさん寝たら、少しはこの感情が落ち着くはずだから。
「(頭では、そう思えているのに)」
鉛を飲み込んだみたいに、身体が重くて動かない。自分が今どんな表情をしているのかもわからなくて、目の前が霞んでいく。空っぽになった缶コーヒーが、手から滑り落ちた気がした。
遊び人レイのセフレの一人、時影(ときかげ)。セフレなのに相手のことが好きになってしまった時影だが、その想いは実ることなく終わる。そんな彼を優しく見守ってきたバーのオーナー、和歌(わか)に連れて来られたのは、なんとラブホで──?
☆☆☆☆☆
『お前とのセフレ、やめるから』
「は?」
送られてきたメッセージが信じられなくて、……というより信じたくなくて、何度も何度も目を皿にして見返した。
それでも、その言葉は変わらない。
数年間続いたこの関係を、こんなにもあっさり、たった一言で切られるなんて。最近ずっと会えてないとは思ってたけど、どうして。
……いや、向こうはそれこそただのセフレとしか思ってないから、これが当たり前なのかもしれない。でも、俺は。いつしか本気で彼を……、レイのことを、好きになってしまっていた。もしこの気持ちを知られたら、セフレですらいられなくなると思って、ひた隠しにしてきた。
もしかすると、どこかでバレてしまったのかもしれない。震える指で、返信を打つ。
『理由を聞いてもいい?』
追い縋るような、面倒くさい奴と思われても構わない。ただ、理由を知りたい。はっきりと諦めることが出来る、理由が。
『恋人が出来たんだよ。だから、そいつ以外の奴との肉体関係はもうもたない』
そうして返ってきた文字の羅列に、喉がひりついた。恋人。俺じゃない誰かが、レイの、隣に。
爆発してしまいそうな感情をぶつける前に、俺は大好きだったレイから呆気なくブロックされた。
頭の中に思い浮かんだのは、優しく微笑んで話を聞いてくれる……『彼』の姿だった。
*****
「──馬鹿ねぇ、そんなに悔やむくらいなら、さっさと気持ちを伝えていればよかったのよ」
「それが出来たら、当の昔にそうしてる……ぅ」
「飲み過ぎて酔い潰れないでよ。ほら、お水」
「んぁ、ありがと……」
『彼』こと、行きつけのバーのオーナー、ワカさんからもらった水をぐいっと呷る。ひりついたままの喉は治らないけど、少しだけ気分が楽になった。俺より三つ年上のワカさんは、見た目はモデル並にかっこよくて、いつも甘酸っぱい良い香りがする。女性みたいな話し方をしているけど、心が女というわけではないらしい。この方が緊張感を解せるから、って教えてくれたのはいつだったっけ。
そんなワカさんに、俺はずっとレイとの関係をぼやいていた。愚痴めいたものだったり、ちょっとした惚気だったり、メンタルがへこんでしまったことだったり。一応客として酒は頼んでいるものの、嫌な顔一つせずに付き合ってくれたワカさんはすごく優しい人だ。まあ、これも仕事だろうから、もしかすると裏では迷惑客って思われてるかもしれないけど。
「レイの相手……、一目だけでも見たいな」
「やめておきなさい。そしたらまたへこんでお酒に逃げるでしょ」
「でも、そうでもしないと、踏ん切りがつきそうにないし。別にぶん取ろうとかそんなことは思ってないよ」
「私だって思ってないわよ。カゲくん、良い子だもの。私はカゲくんが自分から傷つきに行ってるのが嫌なのよ」
夜も遅く、客は俺一人。他のスタッフは奥に引っ込んでいるから、アルコールで饒舌になった口が止まらない。
「ワカさん。今優しくされたら惚れちゃいそう」
「うふふ、いいわよ。カゲくんのことがだーい好きな私に存分に惚れなさい」
茶目っ気たっぷりに片目を瞑るワカさんにへらりと笑い返しながら冷たい水をちびりと口にする。大好きな、なんて。冗談だとしてもワカさんに言われるとドキッとしちゃうな。
……最後に、一目だけ。
レイとその相手を直接この目で見て、そうしたらきっと……、この燻り続けた想いとも決別出来るはずだ。
連絡手段は断ち切られたけど、レイが行きそうな所に一つだけ当てがあった。デートなんて一度もしてないし、プライベートの話もほぼほぼなかったようなものだったけど。彼にはお気に入りのカフェがある。オシャレな内装と美味しい料理が人気で、親戚がそこを経営しているらしい。
店の名前を検索して、それっぽいカフェを見つけた後、俺はそこに何度か通ったことがある。ストーカーじみてることは自覚済みだ。……食事もコーヒーも美味しくて、これで席の向かいにレイが居たらなと虚しい気持ちにもなったのも覚えてる。
あのカフェに、レイは相手と一緒に現れるんじゃないかと、ただの想像だけどそう思う。
──そうと決まれば、早速行動だ。今が春休みでよかった。
翌日、ワカさんの心配そうな顔を思い出さないようにして、曇った寒空の中電車に揺られ、目的地に辿り着いた。そこまで人通りが多くない、簡素な場所だ。
念のために帽子とマスク、伊達眼鏡で簡単な変装をして、店の近くにある公園のベンチで張り込むことにした。ここからならカフェの入口がよく見える。ほんと、ストーカーじみてるというか……、そのものだよな、俺。
勿論、連絡をしてるわけじゃないからすぐに見つかることもなく、一日経っても、五日経ってもレイが現れることはなかった。そろそろ通報されてもおかしくないかもしれない。
寒い中、毎日コーヒー片手に座っているだけとはいえ、疲労が蓄積されていく。……そして、張り込むというより座り込みを始めてからちょうど一週間経った時だった。
レイが、俺が見たこともない笑顔を浮かべてカフェの前に現れた。その隣には、あまりぱっとしない冴えない男がいる。……もしかして、あれが?もさっとした黒髪に野暮ったい眼鏡の、あんな奴が、レイの恋人……?
どろりとした嫌な感情が喉元から出かかって慌てて飲み下す。この感情は駄目だ。こんなことをしてる俺が、一丁前に嫉妬だなんて。
うるさく鳴り響く心臓を押さえて、強張る顔を下に向けた。この期に及んで、もしかしたらレイが気付いてくれるかも、なんて馬鹿な期待をしてしまう。
……そんなこと、有り得るはずがないのに。
「お腹空いただろ、アキ。ここ、オレのおすすめ」
「わ、すごいお洒落なカフェ。ぼ、僕、場違いじゃない?」
「全然。それに、周りの目なんて気にしないでオレだけ見てればいいんだよ」
「そ、それはそれで緊張するかな……」
甘ったるい空気が肌を刺して、頭の中が冷えていく。俺の目の前で幸せそうに店内へと入っていく二人は、完全に彼等だけの世界だった。俺がその世界に入り込む隙なんて一つもない。
……分かってただろ、俺。だからもうすっぱり諦めて帰るんだ。美味いもん食べてたくさん寝たら、少しはこの感情が落ち着くはずだから。
「(頭では、そう思えているのに)」
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