大好きな旦那様といちゃらぶしながらデートするおはなし

桜羽根ねね

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2♡えさやりタイムは濃厚に

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 次の展示室は、展示品に直接触れることが出来るようになっていた。
 壁からぷりんっと突き出された、綺麗なお尻おまんこや、萎えたり勃起したりしているおちんぽ。顔写真や性癖キャプションが添えられていて、お客さんは思い思いに触れ合いを楽しんでいる。

「すごいな、このまんこ。こんだけでけぇ玩具を咥えてやがる」
「ふーん……、叩くと反応がいいな。楽しめそうだ」

 自由に使っていい玩具を挿入したり、お尻を叩いたり、おちんぽを舐めたり。自分のおちんぽを挿入することだけは厳禁だけど、基本的に何でもヤっていいらしい。

「んー、やっぱり俺のヨルが一番だなぁ」
「っ、だ、旦那様……♡」
「見る分にはいいけど、俺が触りたいって思うのはヨルだけだから。そんな不安そうな顔しないで?」
「あ……」

 ちょっと不安になってたこと、バレてたんだ……。旦那様は僕だけが好き、ってちゃんと頭では分かってるのに。
 きゅんきゅん嬉しくなって、もっと強く抱きついてしまった。

 カランカランッ

「ただいまよりニンゲンへの餌やりを行ないます。お時間のある方はどうぞご覧ください」

 ベルの音と案内の声に釣られてそっちを見ると、奥の方がちょっとしたステージになっていた。ガラス張りになってるから、中のニンゲンに触れることは出来ないけれど。

 逆立った赤髪のニンゲンは、素っ裸に亀甲縛りをされて座っている。その傍に立っているのは、黒と白のしゅっとした狼獣人だ。彼等もここの職員なんだろう。

「くそっ、てめぇら……!さっさと解きやがれ!!」
「口の悪いこのニンゲンの個体名は、ポチといいます」
「誰がポチだ!!オレ様は……んぐっ!!」
「ポチはチンポが大好きなんだよね~。だから、チンポからとってポチって名付けたの。可愛いっしょ?」
「んぶ、ふ、う……っ♡ん゛んんっ♡♡ん、うぅ♡♡ちゅぶ♡っ♡♡」

 白狼の大きなおちんぽを咥えさせられて、ニンゲンの……ポチさんの顔がどんどん蕩けていく。おちんぽが好きなのは嘘じゃないみたいだ。

「ほら、もう出してあげるからっ、ポチのだ~いすきなチンポ汁、いっぱい飲んで……っ♡」
「ふぎゅっ♡ん゛、ごぉ、ん゛ぶ……ううぅっ♡♡♡」

 程なくして、大量の精液が注がれたみたいだけど、ポチさんはその全てをごくごくと飲み干していった。それはもう美味しそうに。
 黒狼は自分でおちんぽを扱いて、ポチさんの頭から精液をぶっかけていたんだけど……、勢いが凄すぎてガラスの方にまでべちょりと飛んできた。もったりねっとりした精液が、ゆっくりどろりと垂れていく。

「げぷっ♡ふ……、ぁ、ん……っ♡」

 すっかり蕩けてしまったポチさんは、全身ザーメン塗れのまま、ずりずりと膝立ちで寄ってきて……。
 見学している僕達に見せつけるかのように、ガラスに付着した精液を舐め取った。赤い舌とみだらな白のコントラストが、なんだかとてもえっちだ。

「ほう……、随分躾られているようですな。彼を買うことは出来るのですか?」
「申し訳ありません。ポチは彼等の番ですので、非売品となっております」

 近くから、客と職員さんのそんな会話が聞こえてくる。そっか、ポチさんは二人から愛されているんだね。

 グポンッッ♡♡♡

「ほお゛お゛おおぉっっ♡♡♡」
「……っふ、そんなに愛らしいことをされると、おかわりをあげたくなりますね……っ」
「もちろんボクもい~っぱい注いであげるからね。ポチはおまんこでチンポ汁飲むのも大好きだもんね♡」

 パンパンズチュズチュと始まった精液餌やりタイムは、これからまだまだ続きそうだ。

「そろそろ次に行こうか。ヨルもお腹空いたでしょ」
「っ、はい……♡」

 気持ちよさそうに響く喘ぎ声をBGMに、旦那様は休憩所へと向かってくれた
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