私が居なくなってもあなたをずっと愛してる

手遅れマッキー(旧 来栖祐翔)

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まぁ、そんなやりとりの上、今の関係────要するに “ 裂の家に来て結ちゃんとお話しする ” というのが成り立っている。

とはいえ、さっきも言ってたけど、そんなに堂々と話ができるかと言えば、そんな事はない。裂からすれば、俺の独り言になっちゃうからね。俺まだ変人になったつもりは無いよ!!(元から変人ですからね   by裂)

だからこそ、たまに思うんだ。



(・・・なんで結ちゃんを見えるのが俺なんだろ)



それが嫌だ、とか、怖いとかではない。あの子の生前では面識もあったわけだし、俺に害が及ぶわけでもないし。

“ 幽霊である ” という点を除けば、結ちゃんは、普通の元気な一女の子であるわけで。

・・・・・・ただ、見てるのが辛いんだよね。



「結、また中山さん来たよ」

「うん知ってるー。私的には大歓迎!」

「時間帯的に夕食考えないとか・・・・・・あ、お前の本、使ってみようかな」

「お、ついに?それなら19ページのかぼちゃの煮付けがオススメかな、おいしいし・・・・・・あ、でも篠原が食べたいのにしなよ?」

「そうだな・・・・・・中山さんリクエストあります?」

「・・・・・・」

「・・・中山さん?」

「えっ!?あ、ごめん」



そう、ただ見るのが辛いだけ。

返事が無いことくらい、とっくに理解してんだろうに、その上で無い返事を待つ裂と

聞こえないのを理解した上で、辛いはずなのに頑張って笑顔で返事をしている結ちゃん。

そして、そんな2人のやりとりを見るのは辛い。当事者2人からすれば、一方的な話なのに、俺からすれば会話成り立ってんだもん。

……ていうか、文句言いながらも夕食食べさしてくれるんだね、裂。うーん、いい後輩を持ったもんだ。これで今晩の食費が浮く!!



「・・・・・・じゃあ、かぼちゃの煮付け食いたい!」

「かぼちゃの煮付け?」

「・・・えへへ、優しいなぁ、中山さん」



俺がそう言うと

裂は不思議そうに首を傾げたけど

結ちゃんは、少し嬉しそうに笑った。


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