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第一章
―Multiple Indications.7―
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「それで、どうしよっか」
菜奈花が漸くおちついてルニと話をしたのは、実に八時過ぎである。
叔母さんの帰りが遅く、料理をしながら幾つか話し合ってはいるものの、あまりいい案は出なかった。
そうして食事を終えた後、菜奈花はお風呂に入り、今に至るわけである。
菜奈花は自室でドライヤーをかけ追え、白のクッションに腰掛けていた。
「って言っても、行ってみないことにはなんとも……」
「だよねぇ」
こんなやりとりはもう何回かやっている。
菜奈花はまた手持ちカバンの中から国語のプリントを取り出し、筆箱からシャープペンシルを取り出した。そうして指でクルリと器用に回し始めた。
「あ、そうだ」と何かを閃いた菜奈花は、「あの小アルカナ使うのは?」と提案した。
手持ちの小アルカナは、五枚。何れも『ソード』列の『エース』、『ペイジ』、『ナイト』、『クイーン』、『キング』。
菜奈花はそれらの具体的な効果は知らないらしく、ルニは「無理」と言い切った。
「どうして?」
「厳密には無理じゃないかもしれないよ?」とルニ、「けど『正義』を使ったほうがよっぽど効果的だもん」
そう言われると菜奈花は「そっか」と肩をすくめるが、「じゃあさ」と切り出した。
「せめて、効果くらい教えてよ、ね?」
ルニは「それもそっか」と納得したらしく、『正義』を浮かせ、そうして輝きだしたそれから五枚の小アルカナを出して見せた。
「まず、『ソード』の『エース』。これは、突風」
そうしてそのまま、『ソード』の『エース』をルニの顔の前まで動かした。
「突風?」
菜奈花が聞き返すと、ルニは頷いて、続けた。
「そ、突風を作り出すの」
そう言うとルニは、続いて『ソード』の『ペイジ』を同じようにして動かした。
「で、これは監視」
そう言われると菜奈花は怪訝な顔をして、「何に使うの?それ」と訪ねた。
聞かれるとルニは手を横にやって、極めて涼しい顔で言った。
「さあ、気になるあの子の覗き……とか?」
「ストーキングじゃない、それ!」
しかしルニは平然とした様子で、同じように『ソード』の『ナイト』を動き呼び寄せた。
「これは暴風」
「突風と何が違うのよ」
するとルニは「ふふん」、と得意げになって腕を組んだ。
ルニは現在、菜奈花の勉強机の上に、足を組んで腰掛けている様である。
「暴風っていうくらいだからね」とルニ、「風が拳になって襲いかかるわけ!」
しかし菜奈花は、「あっそ……」と嘆息し、続きを促した。
「むぅ、冷たいなぁ、もう」
ぼやくルニだが、仕方なく、次の『ソード』の『クイーン』を呼び寄せた。
「これは簡単、鎌鼬ね」
「って、妖怪の?」
ルニもまた嘆息すると、「どうして、そういう知識はやたらと豊富なのかな……」と呟きながら、
「切りつける風、ってとこ」
「うん、まあ知ってた」
平然とルニを手玉に取る菜奈花に、ルニは眉をピクリと動かすと、怒りの色を示しながら説明をぶっきらぼうに続けた。
「最後、『キング』」
呼び寄せたそれを見せながら、ルニは説明を続けた。
「これは鷲を呼び出すの」
「呼び出してどうするの」
しかしルニはそっぽを向いて、
「んなもん知るかっての」
と言い放った。
「なぁんで、ルニは怒ってるわけ?」
「人をからかうからでしょ」
「説明だけ聞いててもつまんないもん」
ルニは、「だから実践でやらせたんじゃん」とぼやいた。
菜奈花は苦笑いを浮かべると、「ごめんごめん」とルニに続きを促した。
そうされるとルニは嘆息し、「仕方ない……」と呟いてから、改めて説明を加えた。
「ただの鷲じゃないよ。風を操る鷲」
菜奈花は「へぇ」、と相槌をうった。
「案外、ていうかめちゃくちゃ使いやすそうね」
「けど今だと生身でしか使えないからね、どちらにしても『正義』を使ったほうが確実でしょう」
そう言われると同意を示すしかなく、菜奈花は「それもそっか」と諦めたようにその話を切り上げた。
「てことはやっぱり『正義』でどうにかするしか無いのかな」
「それが一番無難だとは思うけど、後は臨機応変に、でしょうね」
そう言われると、菜奈花は改めて嘆息し、「結局はまたノープランかぁ……」と嘆いた。
「仕方ないでしょ、取れる選択肢がないんだから」
ルニがそう言うと、菜奈花は目の前の国語のプリントをスラスラととき始めた。
これから大仕事、というのに呑気に構える菜奈花を見て、ルニは何度目かの溜息をついた。
「菜奈花って、順応だけは早いよね」
「そう?」
視線をプリントから外すことなく帰る菜奈花に、ルニは呆れた様に続けた。
「普通は、もっと慌てるものだと思うんだけど」
けれど菜奈花は、極めて平然と、「いや?」と続けた。
「単に諦めただけよ?ほら、もう何かどうしようもなさそうだし」
「肝が据わっていて大変宜しい事……」
「それに、魔法少女なんでしょ?」と菜奈花、「だったら、多少のお仕事くらいはね」
そう答える菜奈花に、ルニはもう何も返す言葉は無かった。
精々ただ、「それもそっか」と呟くくらいしか、ルニにはできなかった。
菜奈花が漸くおちついてルニと話をしたのは、実に八時過ぎである。
叔母さんの帰りが遅く、料理をしながら幾つか話し合ってはいるものの、あまりいい案は出なかった。
そうして食事を終えた後、菜奈花はお風呂に入り、今に至るわけである。
菜奈花は自室でドライヤーをかけ追え、白のクッションに腰掛けていた。
「って言っても、行ってみないことにはなんとも……」
「だよねぇ」
こんなやりとりはもう何回かやっている。
菜奈花はまた手持ちカバンの中から国語のプリントを取り出し、筆箱からシャープペンシルを取り出した。そうして指でクルリと器用に回し始めた。
「あ、そうだ」と何かを閃いた菜奈花は、「あの小アルカナ使うのは?」と提案した。
手持ちの小アルカナは、五枚。何れも『ソード』列の『エース』、『ペイジ』、『ナイト』、『クイーン』、『キング』。
菜奈花はそれらの具体的な効果は知らないらしく、ルニは「無理」と言い切った。
「どうして?」
「厳密には無理じゃないかもしれないよ?」とルニ、「けど『正義』を使ったほうがよっぽど効果的だもん」
そう言われると菜奈花は「そっか」と肩をすくめるが、「じゃあさ」と切り出した。
「せめて、効果くらい教えてよ、ね?」
ルニは「それもそっか」と納得したらしく、『正義』を浮かせ、そうして輝きだしたそれから五枚の小アルカナを出して見せた。
「まず、『ソード』の『エース』。これは、突風」
そうしてそのまま、『ソード』の『エース』をルニの顔の前まで動かした。
「突風?」
菜奈花が聞き返すと、ルニは頷いて、続けた。
「そ、突風を作り出すの」
そう言うとルニは、続いて『ソード』の『ペイジ』を同じようにして動かした。
「で、これは監視」
そう言われると菜奈花は怪訝な顔をして、「何に使うの?それ」と訪ねた。
聞かれるとルニは手を横にやって、極めて涼しい顔で言った。
「さあ、気になるあの子の覗き……とか?」
「ストーキングじゃない、それ!」
しかしルニは平然とした様子で、同じように『ソード』の『ナイト』を動き呼び寄せた。
「これは暴風」
「突風と何が違うのよ」
するとルニは「ふふん」、と得意げになって腕を組んだ。
ルニは現在、菜奈花の勉強机の上に、足を組んで腰掛けている様である。
「暴風っていうくらいだからね」とルニ、「風が拳になって襲いかかるわけ!」
しかし菜奈花は、「あっそ……」と嘆息し、続きを促した。
「むぅ、冷たいなぁ、もう」
ぼやくルニだが、仕方なく、次の『ソード』の『クイーン』を呼び寄せた。
「これは簡単、鎌鼬ね」
「って、妖怪の?」
ルニもまた嘆息すると、「どうして、そういう知識はやたらと豊富なのかな……」と呟きながら、
「切りつける風、ってとこ」
「うん、まあ知ってた」
平然とルニを手玉に取る菜奈花に、ルニは眉をピクリと動かすと、怒りの色を示しながら説明をぶっきらぼうに続けた。
「最後、『キング』」
呼び寄せたそれを見せながら、ルニは説明を続けた。
「これは鷲を呼び出すの」
「呼び出してどうするの」
しかしルニはそっぽを向いて、
「んなもん知るかっての」
と言い放った。
「なぁんで、ルニは怒ってるわけ?」
「人をからかうからでしょ」
「説明だけ聞いててもつまんないもん」
ルニは、「だから実践でやらせたんじゃん」とぼやいた。
菜奈花は苦笑いを浮かべると、「ごめんごめん」とルニに続きを促した。
そうされるとルニは嘆息し、「仕方ない……」と呟いてから、改めて説明を加えた。
「ただの鷲じゃないよ。風を操る鷲」
菜奈花は「へぇ」、と相槌をうった。
「案外、ていうかめちゃくちゃ使いやすそうね」
「けど今だと生身でしか使えないからね、どちらにしても『正義』を使ったほうが確実でしょう」
そう言われると同意を示すしかなく、菜奈花は「それもそっか」と諦めたようにその話を切り上げた。
「てことはやっぱり『正義』でどうにかするしか無いのかな」
「それが一番無難だとは思うけど、後は臨機応変に、でしょうね」
そう言われると、菜奈花は改めて嘆息し、「結局はまたノープランかぁ……」と嘆いた。
「仕方ないでしょ、取れる選択肢がないんだから」
ルニがそう言うと、菜奈花は目の前の国語のプリントをスラスラととき始めた。
これから大仕事、というのに呑気に構える菜奈花を見て、ルニは何度目かの溜息をついた。
「菜奈花って、順応だけは早いよね」
「そう?」
視線をプリントから外すことなく帰る菜奈花に、ルニは呆れた様に続けた。
「普通は、もっと慌てるものだと思うんだけど」
けれど菜奈花は、極めて平然と、「いや?」と続けた。
「単に諦めただけよ?ほら、もう何かどうしようもなさそうだし」
「肝が据わっていて大変宜しい事……」
「それに、魔法少女なんでしょ?」と菜奈花、「だったら、多少のお仕事くらいはね」
そう答える菜奈花に、ルニはもう何も返す言葉は無かった。
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