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お笑い大会ランキング R-1グランプリ2019 感想と評価
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そろそろR-1のランキングを書かないといけないなと、筆者がある種の強迫観念と戦っていたある日のこと。
深夜にピエール瀧逮捕の一報が飛び込んできて、あまりのショックにR-1がどこかに飛んでいってしまった次第である(知らねーよ!!)。
いつまでもピエールのオッサンの衝撃に浸っていてもいけないので、早速ランク付けに移りたいと思うが、今回のR-1は去年、一昨年に比べれば、ネタのクオリティとしては全体的にマシな部類だった。
とはいえ、これは元々の期待値が低すぎるからであり、けして褒められる内容の大会ではなかったし、ピエールのオッサンが逮捕された方がよっぽど衝撃だったという、大会に余計なディスりと前置きを加えた上で、早速採点に移ろう。
【決勝Aブロック】
【①チョコレートプラネット松尾 『IKKOさん』 75 Bランク】
事前予想ではIKKOで来るか他のキャラで来るか見物だと語ったが、本番では安定感を取ってか見慣れた(見飽きた)IKKOネタで勝負を挑んできた。
『一休さん』と『IKKOさん』をかけた発想自体は、字面で見るとおよそ考えうる限り最低な発想だが、実際にネタを見ると既に定評のあるキャラだけあり、ある一定以上には笑えるネタだったと言えるだろう。
近年のR-1のレベルから行けば、立派にトップバッターを務め、充分に大会を盛り上げたと言えるが、問題はやはり如何せんキャラに新鮮味がなさすぎたこと。
観客、審査員の深層心理内に、『ワンパターン』と記された墓標がそびえ立っており、いくら定評のあるネタと言えど、既に飽きられ始めているキャラでは優勝を狙うにはあまりに厳しすぎたように思う。
けして悪いネタではないが、まあAブロック敗退は順当な結果と言えるだろう。
感覚的には大体70~80点あたりのネタであり、トップバッターということもあり、基準点として75を付けさせて頂いた。
【②クロスバー直撃 前野悠介 『動体視力の検査』 55 Dランク】
事前予想では×に近い△と書き、そのセンスのなさを危惧していたが、やはりというか何というか、ネタというよりは、ただ単に小学生が夏休みの宿題で作ったようなレベルの低い工作を、こんな面白いもの作りましたよと紹介されただけのように思える。
『実印が入るようになっている』という箇所を魅力的に感じたのか、好んでネタを被せているが、こんなクソつまらん部分を面白がっているから筆者にセンスが感じられないと言われる羽目になる訳で、これではこの先も期待することは難しいだろう。
別に凄い工作とも思えないし、こういった工作系のネタはどう逆立ちしてもチョコプラ長田のセンスには敵わないため、これを観るぐらいなら長田のネタを観た方が余程建設的である。
というか、以前関西の番組でこのような工作をフリマに実際に出品している様子を観たことがあるため、個人的にはそれの焼き直しのようなネタだった。
本来は50点のネタとはいえ、オチのメルカリのコメントが少し面白かったため5点加点したが、これはあくまでコメントをした素人が面白いのであって、別に前野自身が面白いという訳ではないため、これをネタに含めるのは少しズルいやり方だということを自覚して頂きたい。
【③こがけん 『マジカルマイク』 20 Gランク】
何が面白いのか分からない。
『クソつまらん』ではなく、『何が面白いのか分からない』である。
いや、勿論何が面白いのか分からないのだから、個人的にはクソつまらんのだが、ネットの評判を見ると意外にも面白いという人も一定数おり、こういったネタがハマる人とハマらない人が存在するのだろう。
筆者は完全に後者であり、笑うどころかネタ中ずっと笑いどころを探す羽目になってしまった(そして結局最後まで笑いどころは見つからなかったという、完全に時間の無駄)。
みんなが知ってる名曲を、80年代の外国人風に歌いました!!面白いでしょ!?面白いですよね!!と言いたいのだろうが、残念ながら何が面白いのかさっぱり分からない。
歌も普通に下手であり、マイクのおかげで外国人歌手のように歌が上手くなりました!!と言われても、いや、相変わらず下手なままですけど!?としか言いようがない。
これが歌手なみの凄い歌唱力に突然変貌すれば筆者も笑えると思うのだが、ネタも歌唱力も中途半端では、何を面白がっていいのか本当に意味が分からなかった(一つ例を挙げるとすれば、冷し中華はじめましたで有名なAMEMIYAは、歌唱力は中途半端だが、ネタはきちんと笑える歌詞を作り込んである。このオッサンの場合は歌詞は英語のため当然意味不明、笑える点は歌唱力を含めた全体の雰囲気だけであるため、それが伝わらなければ笑おうにも笑えないことになる)。
応援しているエンケンの顔が普通に怖いため、筆者も出来れば同調して「遠藤さんの言う通り!!これはケッサク!!超面白い!!エンケンもこがけんも最高!!」と言いたいのだが、やはりどんなに恐ろしくても自分の気持ちに嘘はつけなかった(いや、エンケンはむしろ優しそうやろ。というか書いていて気付いたが、ひょっとしてエンケンとこがけんで同じ四文字のケンで響きが似ているから、エンケンはこがけんのことを好きなのだろうか?ていうか『四文字のケン』って何!?←ちょっと何言ってるか分からない)。
誰が何と言おうと、個人的にはこのネタはクソつまらない。
例えどんなに怖そうな人に面白いだろ?面白いと言えよ?と精神的圧力を掛けられたとしても、それで自分の意見を曲げるようでは、貴重な時間を使って本文に目を通して下さる読者の方に甚だ失礼だ。
誰が何と言おうとクソつまらんものはクソつまらん、そう断言することが、筆者のランクマスターとしての矜持であり、人間としての誇りである。(?)
あと、YouTubeのカラオケ音源は普通に違法だと思うのだが、ネタでそれをあたかも合法かのように見せてしまうのはどうなのだろうかと、別の意味で心配してしまった。
もし今大会のDVDが発売される場合、このネタは著作権上の理由で削除される可能性が高いと思うが、人のふんどしを借りてネタをやるというのは、個人的にはあまり評価していない。
【④セルライトスパ 大須賀 『小声漫談赤ん坊編』 78 Bランク】
子育てからネタを思いついたらしいが、発想は悪くない。
小声での漫談というのは、ありそうで実はなかったジャンル(筆者の知る限り)であり、なかなか面白いところに目を付けたなと思う。
人間の心理として、大声より小声でのひそひそ話の方がより集中して聞いてしまうという心理があり、自分の話に観客の注意を向けなければならない漫談では非常に効果的な手法である。
話の内容自体も悪くはなく、評価はR-1としては高めの78となった。
ただ、78のBランクに留まったのは、ネタの展開があまりに一本調子すぎたこと。
赤ん坊の人形を抱いて小声で話し出すというツカミは非常に良かったのだから、例えば話の途中でSEで赤ん坊が泣き出してそれをあやすなど、展開はいくらでも考えられるのにもったいなかった。
赤ん坊の人形をツカミだけではなく全体の流れで上手く使えていればもっと高評価だっただけに、非常に惜しかった印象だ。
【Aブロック勝者 セルライトスパ 大須賀】
筆者の採点でも大須賀に2票、松尾に1票であるため、大須賀の勝ち抜けは妥当な結果である。
ネタではなく図画工作の発表をした前野に一票も入らなかったのは、個人的に少し笑ってしまった。
M-1やキングオブコントと違い、審査員が軒並みゴ……ゲフンゲフン、まだあまり審査慣れしていない審査員もおり、評価は不毛な気がするため、今回も割愛とさせて頂きたい。
【決勝Bブロック】
【⑤おいでやす小田 『想像と違う金持ちの生活』 87 Aランク】
事前予想で語った通り、やはりそれなり芸人としてそれなりの実力があるため、今回のネタもそれなりに面白い。
個人的にはBブロック一番のネタ。
これだけそれなりのネタを披露しながらファイナルステージに進めないのは、最早おいでやすが背負った業なのか。
芸人としてあまりに華がなさすぎるのはともかく、ネタはそれなりに良かっただけに、今回の結果は残念でならない。
詳しくは後述のBブロック勝者にて述べたいと思う。
【⑥霜降り明星 粗品 『夢フリップ』 70 Bランク】
はっきり言おう。粗品にはがっかりである。
Aランクを付けた去年の方が、ネタがよく出来ていた。
去年から成長するどころか、むしろ劣化しており、安西先生に『何も成長していない』と思われてもしょうがない出来である。
コナン君のネタがなければCランクも充分に有り得ただけに、今回の結果は残念としか言いようがない。
粗品のセンスと実力は筆者もある程度は認めているのだが、M-1優勝で急に忙しくなったため、ネタを作り込む時間がなくなってしまったのだろう。
冒頭のVで(ピン芸を)舐めてはないですと語っていたが、去年と全く同じテイスト(ネタ自体も以前の使い回し)では、舐めていると取られてもしょうがない。
ああいった発言が出るのは、粗品自身の心の中に、『本当は新ネタで勝負したいけど、時間もないし今年は昔のネタで行くしかないな~。でも使い回しのネタで大丈夫かな?周りに舐めていると思われるんじゃないかな?』という不安があるため、そこを突かれる前に自らそれを否定したい心理的防衛欲求のためだと思われる(別に誰も何も言っていないのに)。
別に粗品のことは嫌いではないし、以前からの読者の方はご存知の通り、M-1では霜降り明星を応援していたのだが、今回のピン芸に対する姿勢だけは擁護する訳にはいかない。
ネタバレになってしまうが(まあ結果を知らずにこのランキングを見る方もいないと思うが)、あの徳井ですら成し得なかった連覇という偉業を、このような使い回しのネタで成し遂げさせてしまっては、周りにとっても本人にとっても不幸なことなのだ。
まあ、後でまた書きたいと思うので、ここではこの辺にしておきたいと思うが、このネタをファイナルステージに通した審査員は、本当に猛省してほしいと切に願う。
【⑦ルシファー吉岡 『春からの男女共学』 59 Dランク】
毎回毎回クソみたいなネタ(褒め言葉)を、伝統あるR-1の決勝に持ってくるルシファーだが、今回のネタもご多分に漏れず、クソ中のクソ、クソオブザイヤー、キングオブクソのようなネタ(褒め言葉)だったため、別の意味で笑ってしまった。
このルシファーが近年、毎回決勝に選出されるというのが本当に意味が分からないのだが、最早R-1スタッフの間では、『ルシファー』と書いて『春の風物詩』と読む的な、ある種『クソネタのレジェンド』的な存在になっているのだろう。
ある意味スタッフも分かった上で、敢えてふざけて悪ノリしている感もあり、その期待を一切裏切ることなく今年もクソネタをぶっこんできた訳だから、筆者や悪ノリスタッフのようなごく一部の好事家にとっては、非常に得がたい存在としか言いようがない。
ネット界隈のクソネタ愛好家の方々からも非常に信頼は厚く、来年もR-1に出るのであれば、是非今のポリシーを崩すことなく、何度も見たような流れで同じように決勝で敗退して頂きたいと思う。
個人的にはルシファーのことをけして嫌いではなく、出る度に愛着が増していく印象だ。
【⑧マツモトクラブ 『真実を見抜く犬』 85 Aランク】
これはいい。
去年の採点ではボロクソに言ったが、今回のネタは非常に良く出来ていた。
ネタに以前の面白さが戻ってきており(というかネタ選びを失敗していただけだったのか)、このネタであれば敗者復活も納得である。
特に目立つ減点要素はなく、全てが高水準でまとまっているのだが、欲を言えば発想があくまで平凡の域を出ていないのがもったいないところか。
マツモトクラブのネタは元々爆笑を期待するようなものではなく、万人が安定してクスッと笑えるコントチックな方向性を目指しているため、あまりに発想をシュール寄りに持っていきすぎると、途端にネタの舵取りが難しくなってしまうのは理解できる。
理想は普遍的でありながら誰も考えつかないような発想だろうが、現在はその丁度良い方向性を模索している最中だろう。
今回のネタの評価は非常に高く、Bブロックではおいでやすに続き第2位の評価となった。
【Bブロック勝者 霜降り明星 粗品】
……はあ?(摩邪ばりのはあ?)
あまりに信じられない結果に思わず録画を何度も見直してしまった筆者めあるが、どうやらこれがピエール瀧逮捕同様、けして動かせない現実というものらしい。
……ふざけんなよ!!
ルシファーはともかく、粗品はどう考えてもBブロック3位だったろ!!
ルシファーは置いておくとしても、おいでやすが1位、マツモトクラブが2位、粗品が3位だろ!!
ルシファーのことは一旦忘れるにしても、それぐらい明確な審査だったぞ!!
あと、ルシファーに1票ずつ入れた友近とリーダーは何を考えてるんだ!!
悪ノリスタッフを含めみんなが0票を期待してるのに、これじゃルシファー潰しだろ!!
微妙な結果すぎてルシファーもリアクション取りづらいわ!!
まあ、ルシファーいじりはこの辺にしておいて採点についてだが、結果はおいでやすが6票、粗品が6票、マツモトクラブが4票で、審査員の数が多い方が勝ち抜けという意味不明なルールにより、同数ながら粗品が勝ち抜けとなった。
さすがの筆者も、ルシファーとは違いこれでおいでやすをいじるのはあまりに気の毒であり、これではおいでやすがかわいそすぎである。
何度も何度も言いたいが、筆者の中では1位はおいでやす(2票)、2位はマツモトクラブ(1票)、そして3位が粗品(0票)であり、これは疑問の余地なく明確な順位だったと思っている(ルシファー吉岡-1万票)。
百歩譲ってマツモトクラブが勝ち抜けであれば理解出来るが、使い回しのネタの粗品が勝ち抜けというのは、どう考えても看過出来るものではない。
また、一万歩譲ってもルシファー吉岡の勝ち抜けは理解出来ないが、ルシファーと比較すれば使い回しのネタの粗品の勝ち抜けも、どう考えても看過出来る。(??)
訳の分からんクソルールによりファイナルステージ進出の夢を断たれたおいでやす小田には、合掌して黙祷の意を表するしかない。
現実を知った後のおいでやすの表情、そうして放った「ファイナルステージ行きたい!!」の魂の叫びが、ある意味今回のR-1で一番笑ったところと言えなくもない。
あと、クソルールで落としておいて、もっとこの理不尽な出来事を主張したかったおいでやすのコメントを、「巻き」の一言でスッパリと叩き斬るスタッフの非情さ。
理不尽に落とされておきながら、その結果についてコメントすることすら許されないとは、あまりにおいでやすが不憫すぎる。
これはもう、他人事ながらおいでやすに同情を禁じ得ない。
あと、R-1のアマチュア動画グランプリに輝いたミスターデンジャーさんが、本人を含め誰も得しない出演で少し笑ってしまった。
時間が足りず前述のおいでやすのコメントを切るのであれば、何故この誰も得しないデンジャーさんのコーナーを設けたのか、謎は深まるばかりである。
頑張れおいでやす!!
驚くほど華はないものの、Bブロックの真の一番は誰だったのか、分かる人は分かってるぞ!!
【決勝Cブロック】
【⑨だーりんず 松本りんす 『カツラ芸』 79 Bランク】
始まる前は全く期待していなかったのだが、悪くない。それどころか、むしろいい方の部類に入る。
あまりにくだらなすぎるものの、けして嫌いではない。
同事務所のアキラ100%のネタをヅラに落とし込んだようなネタで、もし優勝して朝の情報番組で紹介でもされていれば、その後の小倉さんの天達を呼ぶ声がなんか変な感じになっていたかもしれない。
こういったくたびれたオッサンの、くだらない系のネタが大好物である関根の笑い方が尋常ではなく、関根の中では今大会一番のネタだったのではと思う。
以前アキラのネタを忘年会レベルと評した筆者であるが、このネタに関しては何故かそれほど退屈することもなく楽しく観ることが出来た。
この違いはおそらく、アキラのネタが極めて単純な『具が出るかどうか』に終始しているのに対し、『ヅラのアタッチメント音による右折モノマネ』や、『タケコプターを着けるとしたら額』など、タケコプターの着いたヅラだけが空中に飛んでいって、それをハゲのりんすが必死で追いかけている絵を、観客に想像させるような笑いも織り交ぜているなど、笑いのバリエーションに富んでいることから来ているものと思う。
少なくともCブロックの中では一番完成度も高かったし、筆者も童心に返って(?)楽しく観ることが出来た。
先に王者となった同事務所の裸芸人は既に『飽キラ100%』となっているため、今回松本りんすがその系譜を継ぐものと勝手に思っていたが、一度傾向を覚えられると辛いネタであるため、来年は決勝に残ることすら厳しいかもしれない。
良く出来たネタであり何ら注文はないのだが、欲を言えば最後お辞儀した時にわざとヅラを落とした方が面白かったのに、手で抑えてしまって本当にもったいないと思ってしまった。
そう考えて、或いは二本目に取っておいたのかな?とも考えたが、結局二本目でもヅラを落とすことはなく、初めからヅラを落とす予定はなかったことが判明した。
二本目を考えると一本目でヅラを落とすことは出来ないが、二本目のオチでは絶対にヅラを落とすべきであり、最後にヅラを落としてハゲ頭で落ちたヅラを追いかけてスタジオを駆け回っていれば優勝も充分有り得ただけに、本当にもったいなかったと思う。
【⑩河邑ミク 『大阪への引っ越し』 10 Gランク+】
去年と何も変わらず、決勝に残れたこと自体が奇跡的なレベル。
石出奈々子、紺野ぶるま等もそうだが、どうもR-1は女芸人を毎年必ず一人か二人は選出しなければならないものと決まっているらしい。
所謂『女芸人枠』であり、出たところで優勝も出来ないのにどうしてそのような枠を作らなければならないのか理解に苦しむ。
解説は不要。
点数が全てとしか言いようがない。
【⑪三浦マイルド 『広島弁漢字ドリル』 30 Fランク】
クソつまらん。
R-1チャンピオンがやるようなレベルのネタではない。
世間が三浦マイルドに期待しているのは、こんなクソつまらん小手先の地元ネタではなく、ハゲ散らかした小汚いオッサンによる現実の哀愁や悲哀、全てが小汚い、小汚さの神髄を極めたネタなのだ。
世間というものは、このような小さくまとまったクソネタより、まとまりはなくとも大きく逸脱したクソネタを観たいものなのである。
これだけの芸歴を重ねて、自分に求められている役割すら分からないと言うのでは、この先何一つ進歩はないだろう(役割を分かっているという点では、ルシファーの方が余程優秀だと言える)。
ネットの評判では意外に面白かったという声もあり、まあ感じ方は人それぞれなので自由なのだが、このネタで売れるというのは不可能であり、決勝での結果が全てとしか言いようがない。
三浦マイルドに言いたいことはただ一つ。
身なりを小綺麗にしてどうすんねん!!
小汚いのがお前の芸人としての武器やろ!!
実力もないくせにファッショナブルにまとめようとすな!!
何を今更普通のオッサンに落ち着こうとしとんねん!!
小さくまとまるのが一番仕事なくなるぞ!!
……と、ただ一つと言いながら一つじゃなかったような気もするが、筆者の熱い想いは十二分に伝わったことと思う。
まあ、すぐにでも小汚いオッサンに戻って、頑張れマイルド!!
【⑫岡野陽一 『鶏肉を空に飛ばすオジサン』 69 Cランク】
ネタの発想が嫌いではない。むしろ好きな部類に入るかもしれない。
兎に角ネタが良い意味で気持ち悪く、観客席から悲鳴も上がっており、こういった攻めたネタを高く評価する筆者としても、若干引いてしまうぐらいには気持ち悪かった。
が、別にこの69という点数は気持ち悪さから減点されたものではなく、純粋にネタ自体の構成を評価したもの。
発想は奇想天外でいいのだが、その発想を活かす展開が一本調子であり、とにかく鶏肉を飛ばせればそれで良いといった感じで、飛ばす以外のことは何も考えていなかった印象を受ける。
優勝するためには発想の面白さだけで突っ切るのではなく、もっと全体の構成、演出を丁寧に考えていく必要があるため(例えば空に飛んだ鶏肉が、同じように空に飛ばされていた親鶏肉と再会するなど)、評価はギリギリCランクの69となった。
とはいえ、これは非常に見込みのあるダメパターンであり、ネタのセンス自体は高いため、三浦マイルドと違い今後に大いに期待が持てる(一言余計)。
しかし、このような尖ったネタが敗者普通から勝ち上がってくるというのは、敗者復活のお客さんは相当目が肥えていたのだろう。
こういう尖ったネタがR-1に増えてくることは個人的には喜ばしいことだし、尖りすぎてまだ日の目を見ていない芸人にスポットライトが当たるきっかけに、今回のネタがなればいいと思う。
【Cブロック勝者 だーりんず 松本りんす】
河邑、三浦マイルドという、関羽張飛なみの両雄の存在により、レベル的には一番低かったと言っても過言ではないCブロックだったが、結果は松本りんす勝ち抜けで非常に順当な結果。
Bブロック以外は審査に何の疑問もなく、ていうかなんでブロック制なの?別に総当たりでいんじゃね?という疑問は残るが、まあ今回はそういうルールと決まっているのだから、落とされた芸人には涙を飲んで頂くしかない。
あと、関羽張飛なみの両雄は、この際手と手を取り合ってフュージョンして『河邑マイルド』になれば、少しは芸人としての面白さも上がるかなと思うはずもなく、何故こんなことを書いたのか自分でもよく分からないのだが、執筆時間が長すぎて既に深夜に達しているため、多少の茶目っ気はご勘弁頂ければと思う。
【決勝二本目】
【①セルライトスパ 大須賀 二本目 『小声漫談猛獣編』 78 Bランク】
一本目は赤ちゃんで、二本目も赤ちゃんで来るのかと思いきや、今度は猛獣に囲まれているという設定で、目先を変えてきた点の評価は高い。
これが『分かっていない』芸人であれば二本目も赤ん坊で来るだけに、ああ、その辺の感覚はきちんと『分かっている』芸人なんだなと、筆者の中で大須賀の評価が上がってしまった。
ネタのクオリティ自体は一本目と変わらず、もう少し漫談の内容が面白ければ優勝も有り得ただけに、内容がイマイチ芯を食っていなかったのが残念である。
あと、宮迫の言う通り虎の顔の位置が非常にいい位置にあり、ここだけで数倍は面白くなっているのだから、優秀な美術さんに感謝しなければならないだろう。
【②霜降り明星 粗品 二本目 『夢フリップ2』 60 Cランク】
これはもう、いよいよもって本格的にダメである。
ネタ自体が使い回しの上、そのクオリティも格段に落ちており、どう贔屓目に見ても(見るつもりもないが)ギリギリCランクで逆に幸運だと思うしかない。
結婚式のめでたい3文字も結局は『ちんぽ』という、あのルシファーですらボツにするであろう、およそ考えうる限り最低のものであり、何故このフリップをゴールデンの決勝ファイナルステージという極めて大事な舞台に持ってきたのか、本当に意味が分からない。
こんなフリップはすぐにでも火にくべて、岡野の鶏肉で美味しい焼き鳥でも作るべきだが、これが粗品自らが計画した敗退行為であったとしたら合点が行く。
つまり、使い回しのためファイナルステージでのネタに自信がなかった粗品は、敢えてネタに『ちんぽ』のフリップを加えることで、自らR-1の優勝を辞退しようとしたのである。
まあ、それはタチの悪いアメリカンジョークとしても、おそらく自分でも無理だと思っていたにも関わらず、『ちんぽ』で優勝させられてしまったというのは優秀な粗品にとってある意味屈辱のはずであり、『ちんぽで優勝した男』として、今後栄光を掴めば掴むほど脳裏をよぎる苦い記憶となるだろう。
仕事のふとした時にR-1優勝を引き合いに出され、その度に『ちんぽ』の3文字が脳裏をよぎっていくのである。
これは常人であれば到底耐えられない程の辱めであり、使い回しのネタを使ってしまった粗品に、笑いの神が与えた『罪と罰』だと言えるかもしれない。
忙しくてネタを作り込む時間がなかったのであれば、そもそも出ないという選択肢もあったにも関わらず、R-1にも色気を出して使い回しのネタを使ってしまうとは、プロとしてお粗末にも程がある。
こんな志の低い芸人とは筆者も思っておらず、はっきり言って幻滅してしまった。
二兎を追う者は一兎をも得ずと言うが、二兎を追って二兎とも得てしまったのだから、逆に粗品の将来が心配である。
ここは本人のためにも絶対に敗退させて、また来年新ネタで勝負させるべきだった。
筆者が審査員であればそうするし、それが人の人生を左右する決定権を持つ者としての責務であるはずだ。
あの徳井のヨギータでも成し得なかった連覇の栄光を、使い回しの舐めきったネタに与えてしまった、審査員の罪は重い。
【③だーりんず 松本りんす 『カツラ芸』 86 Aランク】
面白い。
くだらなすぎて一本目より笑ってしまったかもしれない。
こういった大会のネタ見せで、一本目より二本目の方が面白いというのは珍しく、優勝も充分に狙える出来だっただけに、優勝出来なかったのは本当に残念だった。
まず、ツカミの布で顔の表情が分からないのが面白い上に、その後のまっくろくろすけが上下のリズミカルな動きと相まって、非常にいい味を出している。
観客の反応もとても好意的なもので、人を明るい気持ちにさせる、見ていてとても楽しいネタだった。
随所にさりげなく挟まれるコメントや、ネタ終わりで見せる満面の笑みの作り方も良く、全体的な完成度は高い。
ただ、ネタ中に噛んでしまったことや、一本目の解説で語った通りオチでヅラを落とさなかったのが、非常にもったいなかった点だ。
個人的には優勝はこの松本りんすであり、次点で大須賀、ダントツのビリが粗品だったのだが、この後勝負は波乱の展開を迎える(と言っても、ここに到るまでに既に散々結果を言ってしまっているが)。
【優勝 霜降り明星 粗品】
投票では大須賀に7票、粗品に7票、松本りんすに4票が集まり、おいでやすの場合と同じく、同数ではあるものの票を入れた審査員の数が多かった粗品が大須賀を降し、栄えある平成最後のR-1チャンピオンとなった(なんじゃそら)。
この結果には粗品自身もあまり納得は行っていないようで(当たり前だが)、M-1の時とは違いその嬉しがり方も微妙だった。
結果が全ての世界であり、出てしまったものはしょうがないが、審査方法がクソだっただけで実力でも何でもないため、粗品にはこの結果に驕ることなく、これからも真面目に研鑚に励んでほしい。
では最後にこれまで通り筆者の採点をまとめて、今回のランキングを締めたいと思う。
【一本目】
1位 おいでやす小田 87 Aランク
2位 マツモトクラブ 85 Aランク
3位 だーりんず 松本りんす 79 Bランク
4位 セルライトスパ 大須賀 78 Bランク
5位 チョコレートプラネット松尾 75 Bランク
6位 霜降り明星 粗品 70 Bランク
7位 岡野陽一 69 Cランク
8位 ルシファー吉岡 59 Dランク
9位 クロスバー直撃 前野悠介 55 Dランク
10位 三浦マイルド 30 Fランク
11位 こがけん 20 Gランク
12位 河邑ミク 10 Gランク+
【二本目】
1位 松本りんす 86 Aランク
2位 セルライトスパ 大須賀 78 Bランク
3位 霜降り明星 粗品 60 Cランク
今回もまとめに相当時間が掛かりましたが、なんとかまとめることが出来ました。
長文にお付き合い頂き、本当にありがとうございましたo(^-^)o
深夜にピエール瀧逮捕の一報が飛び込んできて、あまりのショックにR-1がどこかに飛んでいってしまった次第である(知らねーよ!!)。
いつまでもピエールのオッサンの衝撃に浸っていてもいけないので、早速ランク付けに移りたいと思うが、今回のR-1は去年、一昨年に比べれば、ネタのクオリティとしては全体的にマシな部類だった。
とはいえ、これは元々の期待値が低すぎるからであり、けして褒められる内容の大会ではなかったし、ピエールのオッサンが逮捕された方がよっぽど衝撃だったという、大会に余計なディスりと前置きを加えた上で、早速採点に移ろう。
【決勝Aブロック】
【①チョコレートプラネット松尾 『IKKOさん』 75 Bランク】
事前予想ではIKKOで来るか他のキャラで来るか見物だと語ったが、本番では安定感を取ってか見慣れた(見飽きた)IKKOネタで勝負を挑んできた。
『一休さん』と『IKKOさん』をかけた発想自体は、字面で見るとおよそ考えうる限り最低な発想だが、実際にネタを見ると既に定評のあるキャラだけあり、ある一定以上には笑えるネタだったと言えるだろう。
近年のR-1のレベルから行けば、立派にトップバッターを務め、充分に大会を盛り上げたと言えるが、問題はやはり如何せんキャラに新鮮味がなさすぎたこと。
観客、審査員の深層心理内に、『ワンパターン』と記された墓標がそびえ立っており、いくら定評のあるネタと言えど、既に飽きられ始めているキャラでは優勝を狙うにはあまりに厳しすぎたように思う。
けして悪いネタではないが、まあAブロック敗退は順当な結果と言えるだろう。
感覚的には大体70~80点あたりのネタであり、トップバッターということもあり、基準点として75を付けさせて頂いた。
【②クロスバー直撃 前野悠介 『動体視力の検査』 55 Dランク】
事前予想では×に近い△と書き、そのセンスのなさを危惧していたが、やはりというか何というか、ネタというよりは、ただ単に小学生が夏休みの宿題で作ったようなレベルの低い工作を、こんな面白いもの作りましたよと紹介されただけのように思える。
『実印が入るようになっている』という箇所を魅力的に感じたのか、好んでネタを被せているが、こんなクソつまらん部分を面白がっているから筆者にセンスが感じられないと言われる羽目になる訳で、これではこの先も期待することは難しいだろう。
別に凄い工作とも思えないし、こういった工作系のネタはどう逆立ちしてもチョコプラ長田のセンスには敵わないため、これを観るぐらいなら長田のネタを観た方が余程建設的である。
というか、以前関西の番組でこのような工作をフリマに実際に出品している様子を観たことがあるため、個人的にはそれの焼き直しのようなネタだった。
本来は50点のネタとはいえ、オチのメルカリのコメントが少し面白かったため5点加点したが、これはあくまでコメントをした素人が面白いのであって、別に前野自身が面白いという訳ではないため、これをネタに含めるのは少しズルいやり方だということを自覚して頂きたい。
【③こがけん 『マジカルマイク』 20 Gランク】
何が面白いのか分からない。
『クソつまらん』ではなく、『何が面白いのか分からない』である。
いや、勿論何が面白いのか分からないのだから、個人的にはクソつまらんのだが、ネットの評判を見ると意外にも面白いという人も一定数おり、こういったネタがハマる人とハマらない人が存在するのだろう。
筆者は完全に後者であり、笑うどころかネタ中ずっと笑いどころを探す羽目になってしまった(そして結局最後まで笑いどころは見つからなかったという、完全に時間の無駄)。
みんなが知ってる名曲を、80年代の外国人風に歌いました!!面白いでしょ!?面白いですよね!!と言いたいのだろうが、残念ながら何が面白いのかさっぱり分からない。
歌も普通に下手であり、マイクのおかげで外国人歌手のように歌が上手くなりました!!と言われても、いや、相変わらず下手なままですけど!?としか言いようがない。
これが歌手なみの凄い歌唱力に突然変貌すれば筆者も笑えると思うのだが、ネタも歌唱力も中途半端では、何を面白がっていいのか本当に意味が分からなかった(一つ例を挙げるとすれば、冷し中華はじめましたで有名なAMEMIYAは、歌唱力は中途半端だが、ネタはきちんと笑える歌詞を作り込んである。このオッサンの場合は歌詞は英語のため当然意味不明、笑える点は歌唱力を含めた全体の雰囲気だけであるため、それが伝わらなければ笑おうにも笑えないことになる)。
応援しているエンケンの顔が普通に怖いため、筆者も出来れば同調して「遠藤さんの言う通り!!これはケッサク!!超面白い!!エンケンもこがけんも最高!!」と言いたいのだが、やはりどんなに恐ろしくても自分の気持ちに嘘はつけなかった(いや、エンケンはむしろ優しそうやろ。というか書いていて気付いたが、ひょっとしてエンケンとこがけんで同じ四文字のケンで響きが似ているから、エンケンはこがけんのことを好きなのだろうか?ていうか『四文字のケン』って何!?←ちょっと何言ってるか分からない)。
誰が何と言おうと、個人的にはこのネタはクソつまらない。
例えどんなに怖そうな人に面白いだろ?面白いと言えよ?と精神的圧力を掛けられたとしても、それで自分の意見を曲げるようでは、貴重な時間を使って本文に目を通して下さる読者の方に甚だ失礼だ。
誰が何と言おうとクソつまらんものはクソつまらん、そう断言することが、筆者のランクマスターとしての矜持であり、人間としての誇りである。(?)
あと、YouTubeのカラオケ音源は普通に違法だと思うのだが、ネタでそれをあたかも合法かのように見せてしまうのはどうなのだろうかと、別の意味で心配してしまった。
もし今大会のDVDが発売される場合、このネタは著作権上の理由で削除される可能性が高いと思うが、人のふんどしを借りてネタをやるというのは、個人的にはあまり評価していない。
【④セルライトスパ 大須賀 『小声漫談赤ん坊編』 78 Bランク】
子育てからネタを思いついたらしいが、発想は悪くない。
小声での漫談というのは、ありそうで実はなかったジャンル(筆者の知る限り)であり、なかなか面白いところに目を付けたなと思う。
人間の心理として、大声より小声でのひそひそ話の方がより集中して聞いてしまうという心理があり、自分の話に観客の注意を向けなければならない漫談では非常に効果的な手法である。
話の内容自体も悪くはなく、評価はR-1としては高めの78となった。
ただ、78のBランクに留まったのは、ネタの展開があまりに一本調子すぎたこと。
赤ん坊の人形を抱いて小声で話し出すというツカミは非常に良かったのだから、例えば話の途中でSEで赤ん坊が泣き出してそれをあやすなど、展開はいくらでも考えられるのにもったいなかった。
赤ん坊の人形をツカミだけではなく全体の流れで上手く使えていればもっと高評価だっただけに、非常に惜しかった印象だ。
【Aブロック勝者 セルライトスパ 大須賀】
筆者の採点でも大須賀に2票、松尾に1票であるため、大須賀の勝ち抜けは妥当な結果である。
ネタではなく図画工作の発表をした前野に一票も入らなかったのは、個人的に少し笑ってしまった。
M-1やキングオブコントと違い、審査員が軒並みゴ……ゲフンゲフン、まだあまり審査慣れしていない審査員もおり、評価は不毛な気がするため、今回も割愛とさせて頂きたい。
【決勝Bブロック】
【⑤おいでやす小田 『想像と違う金持ちの生活』 87 Aランク】
事前予想で語った通り、やはりそれなり芸人としてそれなりの実力があるため、今回のネタもそれなりに面白い。
個人的にはBブロック一番のネタ。
これだけそれなりのネタを披露しながらファイナルステージに進めないのは、最早おいでやすが背負った業なのか。
芸人としてあまりに華がなさすぎるのはともかく、ネタはそれなりに良かっただけに、今回の結果は残念でならない。
詳しくは後述のBブロック勝者にて述べたいと思う。
【⑥霜降り明星 粗品 『夢フリップ』 70 Bランク】
はっきり言おう。粗品にはがっかりである。
Aランクを付けた去年の方が、ネタがよく出来ていた。
去年から成長するどころか、むしろ劣化しており、安西先生に『何も成長していない』と思われてもしょうがない出来である。
コナン君のネタがなければCランクも充分に有り得ただけに、今回の結果は残念としか言いようがない。
粗品のセンスと実力は筆者もある程度は認めているのだが、M-1優勝で急に忙しくなったため、ネタを作り込む時間がなくなってしまったのだろう。
冒頭のVで(ピン芸を)舐めてはないですと語っていたが、去年と全く同じテイスト(ネタ自体も以前の使い回し)では、舐めていると取られてもしょうがない。
ああいった発言が出るのは、粗品自身の心の中に、『本当は新ネタで勝負したいけど、時間もないし今年は昔のネタで行くしかないな~。でも使い回しのネタで大丈夫かな?周りに舐めていると思われるんじゃないかな?』という不安があるため、そこを突かれる前に自らそれを否定したい心理的防衛欲求のためだと思われる(別に誰も何も言っていないのに)。
別に粗品のことは嫌いではないし、以前からの読者の方はご存知の通り、M-1では霜降り明星を応援していたのだが、今回のピン芸に対する姿勢だけは擁護する訳にはいかない。
ネタバレになってしまうが(まあ結果を知らずにこのランキングを見る方もいないと思うが)、あの徳井ですら成し得なかった連覇という偉業を、このような使い回しのネタで成し遂げさせてしまっては、周りにとっても本人にとっても不幸なことなのだ。
まあ、後でまた書きたいと思うので、ここではこの辺にしておきたいと思うが、このネタをファイナルステージに通した審査員は、本当に猛省してほしいと切に願う。
【⑦ルシファー吉岡 『春からの男女共学』 59 Dランク】
毎回毎回クソみたいなネタ(褒め言葉)を、伝統あるR-1の決勝に持ってくるルシファーだが、今回のネタもご多分に漏れず、クソ中のクソ、クソオブザイヤー、キングオブクソのようなネタ(褒め言葉)だったため、別の意味で笑ってしまった。
このルシファーが近年、毎回決勝に選出されるというのが本当に意味が分からないのだが、最早R-1スタッフの間では、『ルシファー』と書いて『春の風物詩』と読む的な、ある種『クソネタのレジェンド』的な存在になっているのだろう。
ある意味スタッフも分かった上で、敢えてふざけて悪ノリしている感もあり、その期待を一切裏切ることなく今年もクソネタをぶっこんできた訳だから、筆者や悪ノリスタッフのようなごく一部の好事家にとっては、非常に得がたい存在としか言いようがない。
ネット界隈のクソネタ愛好家の方々からも非常に信頼は厚く、来年もR-1に出るのであれば、是非今のポリシーを崩すことなく、何度も見たような流れで同じように決勝で敗退して頂きたいと思う。
個人的にはルシファーのことをけして嫌いではなく、出る度に愛着が増していく印象だ。
【⑧マツモトクラブ 『真実を見抜く犬』 85 Aランク】
これはいい。
去年の採点ではボロクソに言ったが、今回のネタは非常に良く出来ていた。
ネタに以前の面白さが戻ってきており(というかネタ選びを失敗していただけだったのか)、このネタであれば敗者復活も納得である。
特に目立つ減点要素はなく、全てが高水準でまとまっているのだが、欲を言えば発想があくまで平凡の域を出ていないのがもったいないところか。
マツモトクラブのネタは元々爆笑を期待するようなものではなく、万人が安定してクスッと笑えるコントチックな方向性を目指しているため、あまりに発想をシュール寄りに持っていきすぎると、途端にネタの舵取りが難しくなってしまうのは理解できる。
理想は普遍的でありながら誰も考えつかないような発想だろうが、現在はその丁度良い方向性を模索している最中だろう。
今回のネタの評価は非常に高く、Bブロックではおいでやすに続き第2位の評価となった。
【Bブロック勝者 霜降り明星 粗品】
……はあ?(摩邪ばりのはあ?)
あまりに信じられない結果に思わず録画を何度も見直してしまった筆者めあるが、どうやらこれがピエール瀧逮捕同様、けして動かせない現実というものらしい。
……ふざけんなよ!!
ルシファーはともかく、粗品はどう考えてもBブロック3位だったろ!!
ルシファーは置いておくとしても、おいでやすが1位、マツモトクラブが2位、粗品が3位だろ!!
ルシファーのことは一旦忘れるにしても、それぐらい明確な審査だったぞ!!
あと、ルシファーに1票ずつ入れた友近とリーダーは何を考えてるんだ!!
悪ノリスタッフを含めみんなが0票を期待してるのに、これじゃルシファー潰しだろ!!
微妙な結果すぎてルシファーもリアクション取りづらいわ!!
まあ、ルシファーいじりはこの辺にしておいて採点についてだが、結果はおいでやすが6票、粗品が6票、マツモトクラブが4票で、審査員の数が多い方が勝ち抜けという意味不明なルールにより、同数ながら粗品が勝ち抜けとなった。
さすがの筆者も、ルシファーとは違いこれでおいでやすをいじるのはあまりに気の毒であり、これではおいでやすがかわいそすぎである。
何度も何度も言いたいが、筆者の中では1位はおいでやす(2票)、2位はマツモトクラブ(1票)、そして3位が粗品(0票)であり、これは疑問の余地なく明確な順位だったと思っている(ルシファー吉岡-1万票)。
百歩譲ってマツモトクラブが勝ち抜けであれば理解出来るが、使い回しのネタの粗品が勝ち抜けというのは、どう考えても看過出来るものではない。
また、一万歩譲ってもルシファー吉岡の勝ち抜けは理解出来ないが、ルシファーと比較すれば使い回しのネタの粗品の勝ち抜けも、どう考えても看過出来る。(??)
訳の分からんクソルールによりファイナルステージ進出の夢を断たれたおいでやす小田には、合掌して黙祷の意を表するしかない。
現実を知った後のおいでやすの表情、そうして放った「ファイナルステージ行きたい!!」の魂の叫びが、ある意味今回のR-1で一番笑ったところと言えなくもない。
あと、クソルールで落としておいて、もっとこの理不尽な出来事を主張したかったおいでやすのコメントを、「巻き」の一言でスッパリと叩き斬るスタッフの非情さ。
理不尽に落とされておきながら、その結果についてコメントすることすら許されないとは、あまりにおいでやすが不憫すぎる。
これはもう、他人事ながらおいでやすに同情を禁じ得ない。
あと、R-1のアマチュア動画グランプリに輝いたミスターデンジャーさんが、本人を含め誰も得しない出演で少し笑ってしまった。
時間が足りず前述のおいでやすのコメントを切るのであれば、何故この誰も得しないデンジャーさんのコーナーを設けたのか、謎は深まるばかりである。
頑張れおいでやす!!
驚くほど華はないものの、Bブロックの真の一番は誰だったのか、分かる人は分かってるぞ!!
【決勝Cブロック】
【⑨だーりんず 松本りんす 『カツラ芸』 79 Bランク】
始まる前は全く期待していなかったのだが、悪くない。それどころか、むしろいい方の部類に入る。
あまりにくだらなすぎるものの、けして嫌いではない。
同事務所のアキラ100%のネタをヅラに落とし込んだようなネタで、もし優勝して朝の情報番組で紹介でもされていれば、その後の小倉さんの天達を呼ぶ声がなんか変な感じになっていたかもしれない。
こういったくたびれたオッサンの、くだらない系のネタが大好物である関根の笑い方が尋常ではなく、関根の中では今大会一番のネタだったのではと思う。
以前アキラのネタを忘年会レベルと評した筆者であるが、このネタに関しては何故かそれほど退屈することもなく楽しく観ることが出来た。
この違いはおそらく、アキラのネタが極めて単純な『具が出るかどうか』に終始しているのに対し、『ヅラのアタッチメント音による右折モノマネ』や、『タケコプターを着けるとしたら額』など、タケコプターの着いたヅラだけが空中に飛んでいって、それをハゲのりんすが必死で追いかけている絵を、観客に想像させるような笑いも織り交ぜているなど、笑いのバリエーションに富んでいることから来ているものと思う。
少なくともCブロックの中では一番完成度も高かったし、筆者も童心に返って(?)楽しく観ることが出来た。
先に王者となった同事務所の裸芸人は既に『飽キラ100%』となっているため、今回松本りんすがその系譜を継ぐものと勝手に思っていたが、一度傾向を覚えられると辛いネタであるため、来年は決勝に残ることすら厳しいかもしれない。
良く出来たネタであり何ら注文はないのだが、欲を言えば最後お辞儀した時にわざとヅラを落とした方が面白かったのに、手で抑えてしまって本当にもったいないと思ってしまった。
そう考えて、或いは二本目に取っておいたのかな?とも考えたが、結局二本目でもヅラを落とすことはなく、初めからヅラを落とす予定はなかったことが判明した。
二本目を考えると一本目でヅラを落とすことは出来ないが、二本目のオチでは絶対にヅラを落とすべきであり、最後にヅラを落としてハゲ頭で落ちたヅラを追いかけてスタジオを駆け回っていれば優勝も充分有り得ただけに、本当にもったいなかったと思う。
【⑩河邑ミク 『大阪への引っ越し』 10 Gランク+】
去年と何も変わらず、決勝に残れたこと自体が奇跡的なレベル。
石出奈々子、紺野ぶるま等もそうだが、どうもR-1は女芸人を毎年必ず一人か二人は選出しなければならないものと決まっているらしい。
所謂『女芸人枠』であり、出たところで優勝も出来ないのにどうしてそのような枠を作らなければならないのか理解に苦しむ。
解説は不要。
点数が全てとしか言いようがない。
【⑪三浦マイルド 『広島弁漢字ドリル』 30 Fランク】
クソつまらん。
R-1チャンピオンがやるようなレベルのネタではない。
世間が三浦マイルドに期待しているのは、こんなクソつまらん小手先の地元ネタではなく、ハゲ散らかした小汚いオッサンによる現実の哀愁や悲哀、全てが小汚い、小汚さの神髄を極めたネタなのだ。
世間というものは、このような小さくまとまったクソネタより、まとまりはなくとも大きく逸脱したクソネタを観たいものなのである。
これだけの芸歴を重ねて、自分に求められている役割すら分からないと言うのでは、この先何一つ進歩はないだろう(役割を分かっているという点では、ルシファーの方が余程優秀だと言える)。
ネットの評判では意外に面白かったという声もあり、まあ感じ方は人それぞれなので自由なのだが、このネタで売れるというのは不可能であり、決勝での結果が全てとしか言いようがない。
三浦マイルドに言いたいことはただ一つ。
身なりを小綺麗にしてどうすんねん!!
小汚いのがお前の芸人としての武器やろ!!
実力もないくせにファッショナブルにまとめようとすな!!
何を今更普通のオッサンに落ち着こうとしとんねん!!
小さくまとまるのが一番仕事なくなるぞ!!
……と、ただ一つと言いながら一つじゃなかったような気もするが、筆者の熱い想いは十二分に伝わったことと思う。
まあ、すぐにでも小汚いオッサンに戻って、頑張れマイルド!!
【⑫岡野陽一 『鶏肉を空に飛ばすオジサン』 69 Cランク】
ネタの発想が嫌いではない。むしろ好きな部類に入るかもしれない。
兎に角ネタが良い意味で気持ち悪く、観客席から悲鳴も上がっており、こういった攻めたネタを高く評価する筆者としても、若干引いてしまうぐらいには気持ち悪かった。
が、別にこの69という点数は気持ち悪さから減点されたものではなく、純粋にネタ自体の構成を評価したもの。
発想は奇想天外でいいのだが、その発想を活かす展開が一本調子であり、とにかく鶏肉を飛ばせればそれで良いといった感じで、飛ばす以外のことは何も考えていなかった印象を受ける。
優勝するためには発想の面白さだけで突っ切るのではなく、もっと全体の構成、演出を丁寧に考えていく必要があるため(例えば空に飛んだ鶏肉が、同じように空に飛ばされていた親鶏肉と再会するなど)、評価はギリギリCランクの69となった。
とはいえ、これは非常に見込みのあるダメパターンであり、ネタのセンス自体は高いため、三浦マイルドと違い今後に大いに期待が持てる(一言余計)。
しかし、このような尖ったネタが敗者普通から勝ち上がってくるというのは、敗者復活のお客さんは相当目が肥えていたのだろう。
こういう尖ったネタがR-1に増えてくることは個人的には喜ばしいことだし、尖りすぎてまだ日の目を見ていない芸人にスポットライトが当たるきっかけに、今回のネタがなればいいと思う。
【Cブロック勝者 だーりんず 松本りんす】
河邑、三浦マイルドという、関羽張飛なみの両雄の存在により、レベル的には一番低かったと言っても過言ではないCブロックだったが、結果は松本りんす勝ち抜けで非常に順当な結果。
Bブロック以外は審査に何の疑問もなく、ていうかなんでブロック制なの?別に総当たりでいんじゃね?という疑問は残るが、まあ今回はそういうルールと決まっているのだから、落とされた芸人には涙を飲んで頂くしかない。
あと、関羽張飛なみの両雄は、この際手と手を取り合ってフュージョンして『河邑マイルド』になれば、少しは芸人としての面白さも上がるかなと思うはずもなく、何故こんなことを書いたのか自分でもよく分からないのだが、執筆時間が長すぎて既に深夜に達しているため、多少の茶目っ気はご勘弁頂ければと思う。
【決勝二本目】
【①セルライトスパ 大須賀 二本目 『小声漫談猛獣編』 78 Bランク】
一本目は赤ちゃんで、二本目も赤ちゃんで来るのかと思いきや、今度は猛獣に囲まれているという設定で、目先を変えてきた点の評価は高い。
これが『分かっていない』芸人であれば二本目も赤ん坊で来るだけに、ああ、その辺の感覚はきちんと『分かっている』芸人なんだなと、筆者の中で大須賀の評価が上がってしまった。
ネタのクオリティ自体は一本目と変わらず、もう少し漫談の内容が面白ければ優勝も有り得ただけに、内容がイマイチ芯を食っていなかったのが残念である。
あと、宮迫の言う通り虎の顔の位置が非常にいい位置にあり、ここだけで数倍は面白くなっているのだから、優秀な美術さんに感謝しなければならないだろう。
【②霜降り明星 粗品 二本目 『夢フリップ2』 60 Cランク】
これはもう、いよいよもって本格的にダメである。
ネタ自体が使い回しの上、そのクオリティも格段に落ちており、どう贔屓目に見ても(見るつもりもないが)ギリギリCランクで逆に幸運だと思うしかない。
結婚式のめでたい3文字も結局は『ちんぽ』という、あのルシファーですらボツにするであろう、およそ考えうる限り最低のものであり、何故このフリップをゴールデンの決勝ファイナルステージという極めて大事な舞台に持ってきたのか、本当に意味が分からない。
こんなフリップはすぐにでも火にくべて、岡野の鶏肉で美味しい焼き鳥でも作るべきだが、これが粗品自らが計画した敗退行為であったとしたら合点が行く。
つまり、使い回しのためファイナルステージでのネタに自信がなかった粗品は、敢えてネタに『ちんぽ』のフリップを加えることで、自らR-1の優勝を辞退しようとしたのである。
まあ、それはタチの悪いアメリカンジョークとしても、おそらく自分でも無理だと思っていたにも関わらず、『ちんぽ』で優勝させられてしまったというのは優秀な粗品にとってある意味屈辱のはずであり、『ちんぽで優勝した男』として、今後栄光を掴めば掴むほど脳裏をよぎる苦い記憶となるだろう。
仕事のふとした時にR-1優勝を引き合いに出され、その度に『ちんぽ』の3文字が脳裏をよぎっていくのである。
これは常人であれば到底耐えられない程の辱めであり、使い回しのネタを使ってしまった粗品に、笑いの神が与えた『罪と罰』だと言えるかもしれない。
忙しくてネタを作り込む時間がなかったのであれば、そもそも出ないという選択肢もあったにも関わらず、R-1にも色気を出して使い回しのネタを使ってしまうとは、プロとしてお粗末にも程がある。
こんな志の低い芸人とは筆者も思っておらず、はっきり言って幻滅してしまった。
二兎を追う者は一兎をも得ずと言うが、二兎を追って二兎とも得てしまったのだから、逆に粗品の将来が心配である。
ここは本人のためにも絶対に敗退させて、また来年新ネタで勝負させるべきだった。
筆者が審査員であればそうするし、それが人の人生を左右する決定権を持つ者としての責務であるはずだ。
あの徳井のヨギータでも成し得なかった連覇の栄光を、使い回しの舐めきったネタに与えてしまった、審査員の罪は重い。
【③だーりんず 松本りんす 『カツラ芸』 86 Aランク】
面白い。
くだらなすぎて一本目より笑ってしまったかもしれない。
こういった大会のネタ見せで、一本目より二本目の方が面白いというのは珍しく、優勝も充分に狙える出来だっただけに、優勝出来なかったのは本当に残念だった。
まず、ツカミの布で顔の表情が分からないのが面白い上に、その後のまっくろくろすけが上下のリズミカルな動きと相まって、非常にいい味を出している。
観客の反応もとても好意的なもので、人を明るい気持ちにさせる、見ていてとても楽しいネタだった。
随所にさりげなく挟まれるコメントや、ネタ終わりで見せる満面の笑みの作り方も良く、全体的な完成度は高い。
ただ、ネタ中に噛んでしまったことや、一本目の解説で語った通りオチでヅラを落とさなかったのが、非常にもったいなかった点だ。
個人的には優勝はこの松本りんすであり、次点で大須賀、ダントツのビリが粗品だったのだが、この後勝負は波乱の展開を迎える(と言っても、ここに到るまでに既に散々結果を言ってしまっているが)。
【優勝 霜降り明星 粗品】
投票では大須賀に7票、粗品に7票、松本りんすに4票が集まり、おいでやすの場合と同じく、同数ではあるものの票を入れた審査員の数が多かった粗品が大須賀を降し、栄えある平成最後のR-1チャンピオンとなった(なんじゃそら)。
この結果には粗品自身もあまり納得は行っていないようで(当たり前だが)、M-1の時とは違いその嬉しがり方も微妙だった。
結果が全ての世界であり、出てしまったものはしょうがないが、審査方法がクソだっただけで実力でも何でもないため、粗品にはこの結果に驕ることなく、これからも真面目に研鑚に励んでほしい。
では最後にこれまで通り筆者の採点をまとめて、今回のランキングを締めたいと思う。
【一本目】
1位 おいでやす小田 87 Aランク
2位 マツモトクラブ 85 Aランク
3位 だーりんず 松本りんす 79 Bランク
4位 セルライトスパ 大須賀 78 Bランク
5位 チョコレートプラネット松尾 75 Bランク
6位 霜降り明星 粗品 70 Bランク
7位 岡野陽一 69 Cランク
8位 ルシファー吉岡 59 Dランク
9位 クロスバー直撃 前野悠介 55 Dランク
10位 三浦マイルド 30 Fランク
11位 こがけん 20 Gランク
12位 河邑ミク 10 Gランク+
【二本目】
1位 松本りんす 86 Aランク
2位 セルライトスパ 大須賀 78 Bランク
3位 霜降り明星 粗品 60 Cランク
今回もまとめに相当時間が掛かりましたが、なんとかまとめることが出来ました。
長文にお付き合い頂き、本当にありがとうございましたo(^-^)o
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