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キングオブコント2018 優勝予想
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それでは早速、各出場者の解説に移りたいと思う。
出場者の優勝期待値は◎、〇、△、×の四つ。
◎が優勝の大本命、×は天地がひっくり返っても優勝はまず有り得ない評価となる。
前回の考察では決勝進出者がわからないため、優勝者を予想することが困難と書いたが、どうもネット上ではシルエットから以下の10組が有力視されているようなので、筆者もそれに倣って、以下の10組に絞って優勝を予想していきたいと思う。
まずはザ・ギースから。
①【ザ・ギース】△
とても作り込まれたネタに定評のある、実力派中堅コンビ。
ネタの秀逸な切り口、構成、演技力、テンポ、間、いずれをとっても高水準でまとまっており、運や出番順に左右されない確かな実力を有している。
ただ、だからと言って優勝を狙えるほどのレベルかと言うと、それには一歩、いや、控え目に言っても二歩分は足りないと思う。
ザ・ギースのコントは安定して笑えるレベルには至っているが、優勝に絶対不可欠な『笑いの爆発力』に、決定的に欠けているのである。
そこを今回の大会でクリア出来ていれば、優勝の可能性は僅かながらにあるが、これまで長年に渡りザ・ギースを観てきた筆者からすると、最早そこまでのポテンシャルは残っていないだろうという印象だ。
どう贔屓目に見てもザ・ギースが優勝できる絵が見えないため、評価は△。優勝の可能性は僅かながらにあるが、限りなく優勝の可能性は低い。
決勝五組に残るだけの実力はあるため、期待したい。
②【さらば青春の光】〇
最早キングオブコント常連といった印象の強いコンビ。
既に顔も名前もネタの傾向も見極められているため、今年で優勝出来なければ、今後はM-1での笑い飯のように、苦しい戦いを強いられることになるだろう。
漫才はクソだが、そのコントの力量に疑いの余地はなく、後述のチョコレートプラネットが万が一こけるような事態が起これば、優勝の可能性が見えてくる。
逆に言えば、そこで初めて優勝の可能性が見えてくるコンビであり、2017年のかまいたちのように、独力で他を圧倒して勝てるほどの実力は身についていない。
ネタ作りのセンスが高いため、大コケすることはまずないだろうが、以前芸術家のコントで大スベリしたように、油断は出来ない。
実力的には優勝候補の3番手。
え?じゃあ1番手はチョコレートプラネットとして、2番手は?と思ったそこの貴方。ご安心下さい。この後筆者も驚いた凄いのが出てきます。
③【GAG】×
前年のGAG少年楽団の改名後の姿。
意味もなく長すぎたので改名したのだろうが、残念ながら実力が伴っていないため、ブレイクは100%ないと言い切れる。
前年の採点でも書いたが、最早上がり目のないトリオであり、前年に引き続き何故このトリオが選出されたのか、全くもって理解に苦しむ(勿論まだ有力視されているというだけで、選出が決まった訳ではないのだが)。
テレビ局主催の大会によくありがちな傾向として、まぐれでも何でもいいから一度決勝に出てしまいさえすれば、その後他の大会も合わせて決勝に出やすくなるといった悪い風潮がある。
有名な例では、M-1優勝後NON STYLE石田が知名度だけでR-1決勝に出てダダスベリした黒歴史があるが、このように実力もないのに顔と名前だけで決勝に残るような、視聴率先行の糞審査は大嫌いである。
勿論、M-1とR-1両方面白かったチュートリアル徳井のような例は大歓迎だが、準決勝の審査方法の抜本的な見直しを求めたい(まあ余程数字が落ちない限り、どれだけ言っても変える気はないだろうが)。
まあ石田の話はさておき、このトリオは『何をネタの題材にするか』という、根本の部分で既にセンスが感じられないため、何をどうあがいても無駄、センスだけは努力では超えられないという厚い壁を、決勝でも見せつけてくれることだろう。
はっきりと断言してしまうが、優勝することは絶対に不可能である。
よく、世の中に絶対はないと言うが、残念ながらお笑いに関してだけは、絶対と言い切れてしまうのだ。
というか、GAGが選出という時点で、ネット上のシルエット解析に誤りがあるんじゃないかと、思わず疑ってしまうほどの低い実力、中位から下位争いは間違いない。
④【だーりんず】×
局的には年齢も似通った『バイきんぐの再来』を狙っての選出だろうが、バイきんぐとは比較するのも失礼なくらい、あまりに実力が違いすぎる。
年齢は共に40を越え、既に中堅とは呼べない年齢に差し掛かってきているが、ネタの切り口があまりに凡庸であり、こういった賞レースで優勝を狙えるネタになっていない。
賞レースで優勝を狙うには、面白さもさることながら、何よりそのコンビならではの『個性』『特異性』『インパクト』が必要であり、残念ながらだーりんずにはそのどれも感じられない。
実力的には中位クラスだが、余程ネタにテコ入れしないと、優勝は難しいだろう。
⑤【チョコレートプラネット】◎
今大会の優勝候補大本命。
R-1の評価で筆者が長田のネタを1位に推したように、そのセンスは折り紙付き。
『なんかありそうでなさそうで、わかりそうでよくわからないもの』を作らせたら右に出るものはなく、キングオブコント全出場者の中でも、ネタ作りのセンスは突出していると言えるだろう。
長田が38歳、松尾が36歳と、年齢的にも油が乗っており、まるでチョコレートプラネットの優勝が予めお膳立てされているように感じるほど、優勝を狙うには充分過ぎるほど状況が整っている。
全方面から見て死角なし。
間違いなく優勝の大本命である。
⑥【ハナコ】〇
ヤバイ!!面白い!!
今回の事前調査で一番驚いたトリオ。
前述の解説で2番手は誰かと書いたが、その2番手こそ、何を隠そうこの『ハナコ』である。
YouTubeの『ハナコオフィシャルチャンネル』でネタを観させて頂いたのだが、ボケ、ツッコミ、間、テンポ、発想、構成、演技力、全てに於いてレベルが高く、むしろ何故こんな力のあるトリオがこれほど知名度がないのかと、別の意味で驚いてしまった(筆者がネタを観た時は再生数も少なく、登録者数も800人に満たなかった)。
ハナコのコントは全てに於いてセンスに満ち溢れているのだが、特に素晴らしいのが、ボケやツッコミの一言一言のフレーズ。
そのシチュエーションシチュエーションで、最も笑いを取れる最高のフレーズを常に選択しており、図抜けた言葉選びのセンスを感じる。
これはもう実際に観て頂くしかないのだが、まだご存知ない方は、決勝を観て本当に衝撃を受けると思う。
幸いにも、前述した通りYouTubeにオフィシャルチャンネルがあるので、決勝を観る前にハナコのヤバさを事前にチェックして頂くのも良いと思う。
間違いなくチョコレートプラネットの優勝を阻む、今大会の台風の目である。
まだ若手にも関わらず、この突出した実力は一体……?と思っていたら、秋山26歳、岡部29歳はまだしも、予想通り菊田は既に31歳……。まあ、お笑いの世界では30代で売れない芸人は腐るほどいるため、菊田も苦労してきたのだろう。
あとはキングオブコント決勝という大舞台に緊張……するなという方が無理だろうが、いい緊張感の中で本来の実力を出しきれるかが優勝の鍵となる。
というか、前年のゾフィーやにゃんこスター等のクソ芸人より圧倒的に実力があるため、何故前年決勝に進めなかったのか、本当に不思議でならない。
これほど面白いのに何故認知度が低いのかというと、筆者は『ハナコ』という非常にサブいトリオ名にも、理由の一端はあると思う。
『ジャンポケ』であるとか『パンサー』であるとか、ちょっとお洒落でスタイリッシュな感じを出さなければ、昨今の若い層は喰いついてはくれないだろう。
ネタのセンスは非常に高いのに、名前付けのセンスはないのが非常に勿体ないと思っていたら、ネットの情報では響きが良く覚えてもらいやすく、お年寄りにも愛されるようにこの名前を選んだとあった。
これは申し訳ないが、完全に対象にする層を間違っているとしか言いようがない。
あの若き日のダウンタウンですら、老人層ばかりがいる劇場でまったくウケずに苦しんでいたというのに、新しい笑いに否定的なその層を取り込もうとして、一体どうしようというのか。
ハナコが狙うべきは20~50代くらいの新しい笑いに餓えた層であって、それらの層にはこの名前は、ネタを見る前からサブそうな奴らに思えてしまうのである(筆者も人のことを言えた義理ではないが)。
これは大いなる機会の損失であるから、もし今回のキングオブコントでブレイクできなければ、さまぁ~ずやくりぃむしちゅーのように改名を考えてもいい時期に差し掛かっていると思う。
いずれにしても、ネクストブレイク最有力株。
実力的には◎でも何ら問題ないが、決勝初舞台の緊張を考慮して、評価は控え目の〇とした。
ハナコのコントが決勝の舞台で炸裂する日は、もうそこまで迫っている。
⑦【マヂカルラブリー】×
M-1での大惨事から、個人的には大ファンになってしまったコンビ。
確かに、個人的には好きだ。個人的には大好きなのだが、では彼らが優勝を狙えるのかと問われれば、答えはハッキリとNOだと断言できる。
だって優勝などしてしまったら、マヂカルラブリーの良さがなくなってしまうじゃあないかッ!!
マヂカルラブリーは大会のマスコット的キャラクターでいてくれれば、別に優勝などしなくて良いのである。
絶対に優勝できないネタにも関わらず、何を血迷ったか本気で優勝を目指して決勝でネタを披露し、その結果ダダスベリしてしまうところに、彼らの真の面白さはあるのだ。
本番では、ある意味優勝者のネタ以上に筆者も笑ってしまうと思う。
そんな愛すべきマヂカルラブリーのネタは、どうかあまり期待せず、肩の力を抜いて観てやって下さい。
⑧【やさしいズ】×
まるでダメ夫。
チャラいヤンキーキャラを売りにしたいのは分かるが、肝心のネタの面白さが全くついて来ていない。
個人的にはこういう即席キャラ頼りのクソコントは嫌いであるため、あまり語ることもないのだが、笑いのハードルが低い若い層にはウケるかもしれないね、良かったねとしか言いようがない。
中位から下位争いが妥当である。
⑨【ロビンフット】×
ロビンフットのコントは、かなり昔の『オンバト』のネタしか観たことがないが、現在のネタも所詮高が知れており、あまり期待できるものではないだろう。
何故なら、このコンビに優勝を狙えるようなセンスがあるのであれば、R-1の採点で筆者がおぐのネタをボロクソに酷評したように、決勝でパロディーの二本仕立て(しかもパロディーを一旦横に置いたとしても見るべきところはない)のようなことには、絶対にならないからである。
何故このコンビが決勝に進めたのか(まだ確証はないが)、本当に不思議でならない。
一応R-1に二回出場しているというおぐの実績を買われての選考なのかもしれないが、こんなセンスのないコンビを選出しているようでは、準決勝審査員のレベルが窺い知れるというものである。
あと、おぐじゃない方の奴の顔が、映り方や角度によって、一瞬『郷ひろみ』に見える時があるが、別にそれでロビンフットの評価が上がることはないし、むしろ減点になる可能性すらあるため、本番ではあまり似過ぎないようにくれぐれも注意して頂きたいものだ。(?)
バイきんぐと同期であり、芸歴20年のキャリアがあるにも関わらず、全く成長の跡が見えないのはあまりに厳しすぎる。
コンビのネタなら多少なりともマシになることを期待したとしても、実力はせいぜい中位争いが関の山。
リカルドマルチネスではないが、彼らには何も期待しない方がいい。
⑩【わらふぢなるお】△
2017年のネタがイマイチだったことから、筆者はこのコンビの実力を見誤っていたようだが、改めて別のネタを観て驚いた。
わらふぢなるおは、充分に優勝を狙える実力のあるコンビである。
『メンズエステ』や『歯医者』のコントがかなり面白かったため、こんなに面白いネタがあるのに、2017年のイマイチなネタは何だったのだろうと、本当に不思議でしょうがない。
2017年は初めての決勝進出ということもあってか、安牌を狙いネタを置きに行きすぎており、ネタが窮屈に縮こまってしまっていた。
もっと自由に伸び伸びと、本来の自分達のネタを決勝の舞台で表現できれば、優勝の可能性も0ではない。
実力的には充分に上位クラスであり、決勝五組に残るだけの力を持っている。
〇ではやや期待値を上げすぎなため△となったが、優勝候補4番手評価が妥当だろう。
では最後に、各出場者を上から優勝期待値順に並べてみたいと思う。
①【チョコレートプラネット】◎
②【ハナコ】〇
③【さらば青春の光】〇
④【わらふぢなるお】△
⑤【ザ・ギース】△
⑥【だーりんず】×
⑦【マヂカルラブリー】×
⑧【GAG】×
⑨【やさしいズ】×
⑩【ロビンフット】×
実力通りに行けば、①~③は高い確率で優勝の可能性があり、④と⑤は大穴、⑥~⑩は順位の入れ替えこそあれど、優勝はほぼ確実にないと断言できる。
ネット上のシルエット予想が外れていなければ上記の評価で間違いないが、いずれにしてもチョコレートプラネット、ハナコ、さらば青春の光の三つ巴の争いになる可能性は非常に高い。
解説としてはこのようなところだが、いかがだったろうか。
読む価値のあるランキングを書けるように精進していきますので、今後とも宜しくお願い致します。
出場者の優勝期待値は◎、〇、△、×の四つ。
◎が優勝の大本命、×は天地がひっくり返っても優勝はまず有り得ない評価となる。
前回の考察では決勝進出者がわからないため、優勝者を予想することが困難と書いたが、どうもネット上ではシルエットから以下の10組が有力視されているようなので、筆者もそれに倣って、以下の10組に絞って優勝を予想していきたいと思う。
まずはザ・ギースから。
①【ザ・ギース】△
とても作り込まれたネタに定評のある、実力派中堅コンビ。
ネタの秀逸な切り口、構成、演技力、テンポ、間、いずれをとっても高水準でまとまっており、運や出番順に左右されない確かな実力を有している。
ただ、だからと言って優勝を狙えるほどのレベルかと言うと、それには一歩、いや、控え目に言っても二歩分は足りないと思う。
ザ・ギースのコントは安定して笑えるレベルには至っているが、優勝に絶対不可欠な『笑いの爆発力』に、決定的に欠けているのである。
そこを今回の大会でクリア出来ていれば、優勝の可能性は僅かながらにあるが、これまで長年に渡りザ・ギースを観てきた筆者からすると、最早そこまでのポテンシャルは残っていないだろうという印象だ。
どう贔屓目に見てもザ・ギースが優勝できる絵が見えないため、評価は△。優勝の可能性は僅かながらにあるが、限りなく優勝の可能性は低い。
決勝五組に残るだけの実力はあるため、期待したい。
②【さらば青春の光】〇
最早キングオブコント常連といった印象の強いコンビ。
既に顔も名前もネタの傾向も見極められているため、今年で優勝出来なければ、今後はM-1での笑い飯のように、苦しい戦いを強いられることになるだろう。
漫才はクソだが、そのコントの力量に疑いの余地はなく、後述のチョコレートプラネットが万が一こけるような事態が起これば、優勝の可能性が見えてくる。
逆に言えば、そこで初めて優勝の可能性が見えてくるコンビであり、2017年のかまいたちのように、独力で他を圧倒して勝てるほどの実力は身についていない。
ネタ作りのセンスが高いため、大コケすることはまずないだろうが、以前芸術家のコントで大スベリしたように、油断は出来ない。
実力的には優勝候補の3番手。
え?じゃあ1番手はチョコレートプラネットとして、2番手は?と思ったそこの貴方。ご安心下さい。この後筆者も驚いた凄いのが出てきます。
③【GAG】×
前年のGAG少年楽団の改名後の姿。
意味もなく長すぎたので改名したのだろうが、残念ながら実力が伴っていないため、ブレイクは100%ないと言い切れる。
前年の採点でも書いたが、最早上がり目のないトリオであり、前年に引き続き何故このトリオが選出されたのか、全くもって理解に苦しむ(勿論まだ有力視されているというだけで、選出が決まった訳ではないのだが)。
テレビ局主催の大会によくありがちな傾向として、まぐれでも何でもいいから一度決勝に出てしまいさえすれば、その後他の大会も合わせて決勝に出やすくなるといった悪い風潮がある。
有名な例では、M-1優勝後NON STYLE石田が知名度だけでR-1決勝に出てダダスベリした黒歴史があるが、このように実力もないのに顔と名前だけで決勝に残るような、視聴率先行の糞審査は大嫌いである。
勿論、M-1とR-1両方面白かったチュートリアル徳井のような例は大歓迎だが、準決勝の審査方法の抜本的な見直しを求めたい(まあ余程数字が落ちない限り、どれだけ言っても変える気はないだろうが)。
まあ石田の話はさておき、このトリオは『何をネタの題材にするか』という、根本の部分で既にセンスが感じられないため、何をどうあがいても無駄、センスだけは努力では超えられないという厚い壁を、決勝でも見せつけてくれることだろう。
はっきりと断言してしまうが、優勝することは絶対に不可能である。
よく、世の中に絶対はないと言うが、残念ながらお笑いに関してだけは、絶対と言い切れてしまうのだ。
というか、GAGが選出という時点で、ネット上のシルエット解析に誤りがあるんじゃないかと、思わず疑ってしまうほどの低い実力、中位から下位争いは間違いない。
④【だーりんず】×
局的には年齢も似通った『バイきんぐの再来』を狙っての選出だろうが、バイきんぐとは比較するのも失礼なくらい、あまりに実力が違いすぎる。
年齢は共に40を越え、既に中堅とは呼べない年齢に差し掛かってきているが、ネタの切り口があまりに凡庸であり、こういった賞レースで優勝を狙えるネタになっていない。
賞レースで優勝を狙うには、面白さもさることながら、何よりそのコンビならではの『個性』『特異性』『インパクト』が必要であり、残念ながらだーりんずにはそのどれも感じられない。
実力的には中位クラスだが、余程ネタにテコ入れしないと、優勝は難しいだろう。
⑤【チョコレートプラネット】◎
今大会の優勝候補大本命。
R-1の評価で筆者が長田のネタを1位に推したように、そのセンスは折り紙付き。
『なんかありそうでなさそうで、わかりそうでよくわからないもの』を作らせたら右に出るものはなく、キングオブコント全出場者の中でも、ネタ作りのセンスは突出していると言えるだろう。
長田が38歳、松尾が36歳と、年齢的にも油が乗っており、まるでチョコレートプラネットの優勝が予めお膳立てされているように感じるほど、優勝を狙うには充分過ぎるほど状況が整っている。
全方面から見て死角なし。
間違いなく優勝の大本命である。
⑥【ハナコ】〇
ヤバイ!!面白い!!
今回の事前調査で一番驚いたトリオ。
前述の解説で2番手は誰かと書いたが、その2番手こそ、何を隠そうこの『ハナコ』である。
YouTubeの『ハナコオフィシャルチャンネル』でネタを観させて頂いたのだが、ボケ、ツッコミ、間、テンポ、発想、構成、演技力、全てに於いてレベルが高く、むしろ何故こんな力のあるトリオがこれほど知名度がないのかと、別の意味で驚いてしまった(筆者がネタを観た時は再生数も少なく、登録者数も800人に満たなかった)。
ハナコのコントは全てに於いてセンスに満ち溢れているのだが、特に素晴らしいのが、ボケやツッコミの一言一言のフレーズ。
そのシチュエーションシチュエーションで、最も笑いを取れる最高のフレーズを常に選択しており、図抜けた言葉選びのセンスを感じる。
これはもう実際に観て頂くしかないのだが、まだご存知ない方は、決勝を観て本当に衝撃を受けると思う。
幸いにも、前述した通りYouTubeにオフィシャルチャンネルがあるので、決勝を観る前にハナコのヤバさを事前にチェックして頂くのも良いと思う。
間違いなくチョコレートプラネットの優勝を阻む、今大会の台風の目である。
まだ若手にも関わらず、この突出した実力は一体……?と思っていたら、秋山26歳、岡部29歳はまだしも、予想通り菊田は既に31歳……。まあ、お笑いの世界では30代で売れない芸人は腐るほどいるため、菊田も苦労してきたのだろう。
あとはキングオブコント決勝という大舞台に緊張……するなという方が無理だろうが、いい緊張感の中で本来の実力を出しきれるかが優勝の鍵となる。
というか、前年のゾフィーやにゃんこスター等のクソ芸人より圧倒的に実力があるため、何故前年決勝に進めなかったのか、本当に不思議でならない。
これほど面白いのに何故認知度が低いのかというと、筆者は『ハナコ』という非常にサブいトリオ名にも、理由の一端はあると思う。
『ジャンポケ』であるとか『パンサー』であるとか、ちょっとお洒落でスタイリッシュな感じを出さなければ、昨今の若い層は喰いついてはくれないだろう。
ネタのセンスは非常に高いのに、名前付けのセンスはないのが非常に勿体ないと思っていたら、ネットの情報では響きが良く覚えてもらいやすく、お年寄りにも愛されるようにこの名前を選んだとあった。
これは申し訳ないが、完全に対象にする層を間違っているとしか言いようがない。
あの若き日のダウンタウンですら、老人層ばかりがいる劇場でまったくウケずに苦しんでいたというのに、新しい笑いに否定的なその層を取り込もうとして、一体どうしようというのか。
ハナコが狙うべきは20~50代くらいの新しい笑いに餓えた層であって、それらの層にはこの名前は、ネタを見る前からサブそうな奴らに思えてしまうのである(筆者も人のことを言えた義理ではないが)。
これは大いなる機会の損失であるから、もし今回のキングオブコントでブレイクできなければ、さまぁ~ずやくりぃむしちゅーのように改名を考えてもいい時期に差し掛かっていると思う。
いずれにしても、ネクストブレイク最有力株。
実力的には◎でも何ら問題ないが、決勝初舞台の緊張を考慮して、評価は控え目の〇とした。
ハナコのコントが決勝の舞台で炸裂する日は、もうそこまで迫っている。
⑦【マヂカルラブリー】×
M-1での大惨事から、個人的には大ファンになってしまったコンビ。
確かに、個人的には好きだ。個人的には大好きなのだが、では彼らが優勝を狙えるのかと問われれば、答えはハッキリとNOだと断言できる。
だって優勝などしてしまったら、マヂカルラブリーの良さがなくなってしまうじゃあないかッ!!
マヂカルラブリーは大会のマスコット的キャラクターでいてくれれば、別に優勝などしなくて良いのである。
絶対に優勝できないネタにも関わらず、何を血迷ったか本気で優勝を目指して決勝でネタを披露し、その結果ダダスベリしてしまうところに、彼らの真の面白さはあるのだ。
本番では、ある意味優勝者のネタ以上に筆者も笑ってしまうと思う。
そんな愛すべきマヂカルラブリーのネタは、どうかあまり期待せず、肩の力を抜いて観てやって下さい。
⑧【やさしいズ】×
まるでダメ夫。
チャラいヤンキーキャラを売りにしたいのは分かるが、肝心のネタの面白さが全くついて来ていない。
個人的にはこういう即席キャラ頼りのクソコントは嫌いであるため、あまり語ることもないのだが、笑いのハードルが低い若い層にはウケるかもしれないね、良かったねとしか言いようがない。
中位から下位争いが妥当である。
⑨【ロビンフット】×
ロビンフットのコントは、かなり昔の『オンバト』のネタしか観たことがないが、現在のネタも所詮高が知れており、あまり期待できるものではないだろう。
何故なら、このコンビに優勝を狙えるようなセンスがあるのであれば、R-1の採点で筆者がおぐのネタをボロクソに酷評したように、決勝でパロディーの二本仕立て(しかもパロディーを一旦横に置いたとしても見るべきところはない)のようなことには、絶対にならないからである。
何故このコンビが決勝に進めたのか(まだ確証はないが)、本当に不思議でならない。
一応R-1に二回出場しているというおぐの実績を買われての選考なのかもしれないが、こんなセンスのないコンビを選出しているようでは、準決勝審査員のレベルが窺い知れるというものである。
あと、おぐじゃない方の奴の顔が、映り方や角度によって、一瞬『郷ひろみ』に見える時があるが、別にそれでロビンフットの評価が上がることはないし、むしろ減点になる可能性すらあるため、本番ではあまり似過ぎないようにくれぐれも注意して頂きたいものだ。(?)
バイきんぐと同期であり、芸歴20年のキャリアがあるにも関わらず、全く成長の跡が見えないのはあまりに厳しすぎる。
コンビのネタなら多少なりともマシになることを期待したとしても、実力はせいぜい中位争いが関の山。
リカルドマルチネスではないが、彼らには何も期待しない方がいい。
⑩【わらふぢなるお】△
2017年のネタがイマイチだったことから、筆者はこのコンビの実力を見誤っていたようだが、改めて別のネタを観て驚いた。
わらふぢなるおは、充分に優勝を狙える実力のあるコンビである。
『メンズエステ』や『歯医者』のコントがかなり面白かったため、こんなに面白いネタがあるのに、2017年のイマイチなネタは何だったのだろうと、本当に不思議でしょうがない。
2017年は初めての決勝進出ということもあってか、安牌を狙いネタを置きに行きすぎており、ネタが窮屈に縮こまってしまっていた。
もっと自由に伸び伸びと、本来の自分達のネタを決勝の舞台で表現できれば、優勝の可能性も0ではない。
実力的には充分に上位クラスであり、決勝五組に残るだけの力を持っている。
〇ではやや期待値を上げすぎなため△となったが、優勝候補4番手評価が妥当だろう。
では最後に、各出場者を上から優勝期待値順に並べてみたいと思う。
①【チョコレートプラネット】◎
②【ハナコ】〇
③【さらば青春の光】〇
④【わらふぢなるお】△
⑤【ザ・ギース】△
⑥【だーりんず】×
⑦【マヂカルラブリー】×
⑧【GAG】×
⑨【やさしいズ】×
⑩【ロビンフット】×
実力通りに行けば、①~③は高い確率で優勝の可能性があり、④と⑤は大穴、⑥~⑩は順位の入れ替えこそあれど、優勝はほぼ確実にないと断言できる。
ネット上のシルエット予想が外れていなければ上記の評価で間違いないが、いずれにしてもチョコレートプラネット、ハナコ、さらば青春の光の三つ巴の争いになる可能性は非常に高い。
解説としてはこのようなところだが、いかがだったろうか。
読む価値のあるランキングを書けるように精進していきますので、今後とも宜しくお願い致します。
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